中華圏おためし放浪台湾編(14日+帰国後振り返り3)-生の中国語

今回の旅行では、中国語の現場感覚を確かめることが大きな目的のひとつでした。

話したり聞いたりについて

今回の旅行では、全体的に

「こちらの言っていることは通じていそうやけど、相手の言っていることはほとんどわからない。」

という感じでした。

たとえば早朝閉まっていたお店の前にいた警備員さんに「何時に開くんですか?」と聞いたことがあったんですが、返ってくる答えは知ってる時刻の表現のはずなので聞き取れるはず・・・と思ったのに、これがわからない。

お絵描きボードを出して書いてもらおうとすると、自分のスマホのアラーム機能で時刻を表示してくれました。なので言ったことは通じています。

コンビニでの「袋いりますか?」や「温めますか?」も何回聞いてもわからないです。こまっていると、ジェスチャーをしてくれるのでわかるんですが。

今勉強している中国語は標準漢語で、台湾の人の話す台湾華語とは少しちがうというのはあるかもしれないんですが、この程度のところで差が出るようには思えないです。

日本語だとトイレを便所とも化粧室とも呼ぶみたいな感じで、知らない別の表現で言われているんかな?

まだ勉強を始めて4〜5か月なので、受け止められる語彙が少ないのはしかたないとして、言われたことを録音してあとで復習するみたいなことは必要かも。

電車のアナウンスとかはわりとわかります。

読むことについて

今回の旅行で、中国語を話す必要にせまられる場面ってほとんどなかったです。

空港や宿では英語が通じてしまうし、食堂の注文はメニューに数字を書いて渡すだけだし、電車の切符はアプリや券売機で買えるし。

その代わりに圧倒的に必要だったのが読解力。今回特に鍛えられました。

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そもそもメニューに書いてあるものが何なのか?紙式の注文票をもらって帰ってきて、そこに登場する文字や読みを調べて記録していきました。

「脆」(cuì)はさくっと感。
「酥」(sū)は「脆」みたいな乾いたかたさじゃなくて、せいぜいカロリーメイトぐらいのしっとりとした食感のもの。

・・・みたいな、単体で意味を持つ文字を組み合わせてできている単語がほとんどなので、よく出てくる文字はしっかり押さえておきます。

ほかには、

巧克力 (qiǎokèlì):チョコレート
吐司 (tǔsī):トースト
三明治 (sānmíngzhì):サンドイッチ

みたいなあて字系もあって、文字の意味にとらわれすぎてもいけないパターンもありました。

アルファベットの読みがな?について

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地名の看板などには、アルファベットが併記されていることが多いです。これは(声調のない)ピンインそのもののこともあるんですが、基本的にはちがうものなのでちょっと注意。

英語圏の人にとって似た発音になるようなアルファベット配置をしてそうではあるんですが、

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この"Kaisyuan"みたいに、ヘボン式でないローマ字に寄せたような表記もあって、ルールはよくわからないです。

「金」は中国語ではjīn(ジン)と読む字だけど、地名の「金門」が"Kinmen"なのはいったいどこの言葉なんだろう・・・?そもそも「台北」もtáiběi(タイベイ)だけど、“Taipei"ってどこから来た読みなんだろう?

日本語のできる台湾の人

台湾のお年寄りは日本語ができるという話を聞いていたんですが、今回そういう人に出会うことはありませんでした。意外と人から話しかけられることは多かったんですが。

逆に、とあるお店で店員さんに中国語で何かを聞かれてこまっていたときに助けてくれたのが若いおねえさん。たぶん学校で日本語を勉強されたんだと思います。

日本語のできるお年寄りって、日本領だった時代を生きてこられた方だと思うけれど、それってもう80年近く前のことになるもんなあ。

中華圏おためし放浪台湾編(14日+帰国後振り返り4)-拾いもれたネタたち

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空港で新型コロナ検査キットを無料で配っていました。入国のときの税関を出たあとと、出国のときの保安検査の前で、それぞれ1人1つまで。

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台鉄の車両には自転車が積めるようになっています。日本では地方の私鉄で対応してるところはたまに見かけるけれど、JRに相当する台鉄がやっているというのが大きいです。持ち込みに追加料金はかかるけれど。

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Gogoroというメーカーのスマートスクーター用のバッテリーステーションをちらほら見かけました。

充電を待つ必要がなくて、充電し終わったものと交換すればいいだけなのは便利そう。

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電動スクーターは、ナンバーに電動車と書かれるようです。

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こんなタイプの電動車も。

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一方、電動キックボードは意外なぐらい見かけませんでした。

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台北のメトロ駅で見かけた傘サブスクシステムraingo。

これはそんなにお得ではないかな。

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プリペイド現地eSIMって初めて見ました。今回は楽天モバイルの海外ローミングの無料枠内ですませられたので、使う機会はなかったけれど。

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寒い季節もぽかぽか幸せに。

使い捨てカイロを使っている人も見かけたのですが、台中の宿のエアコンには暖房モードがありませんでした。

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スキーのトレーニング施設。ベルトコンベアの斜面で、下らず滑り続けることができるようです。

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コンビニで温めたお弁当を持ち運ぶ道具は袋ではありませんでした。工夫の末に生まれたものっぽい形をしてるけど、袋だと何かまずいんかな?

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斜面にある小屋のようなものはお墓。沖縄のもこんな感じだったような?

中華圏おためし放浪台湾編(14日+帰国後振り返り5)-意外と中国でなかった台湾

これで終わりです。

意外と中国でなかった台湾

台湾では、中国版UberというべきDiDiがサービス圏外になっていました。

日本人でも中国国内でなら使えるはずのWeChat PayやAlipayが対応店舗で使えなかったし、

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案外中国製品も見かけませんでした。

そして宿との連絡は中国のWeChatではなく、現Facebook傘下のWhatsAppでした。

台湾の輸出先を見ると(図表-3)、中国本土が全体の3割弱を占め、香港を含めると4割を超える。輸入元として見ても中国本土は(図表-4)、全体の2割強を占め、日本を上回り、米国の2倍超のシェアがある。

中国本土が台湾へ輸出しているモノを見ると、「電気機器・部品」が44.8%、「工業原料類」が21.9%、「機械・部品」が14.2%で、これらを合わせると8割を超える。残る2割は「生活用品類」、「食品類」などである。

データを見る限りでは、台湾ってもっと中国感があると思っていたんですが、現地の印象としてはそうでもなかったです。

中国本土と台湾では、使っている漢字がちがう(本土は簡体字で台湾は繁体字)けど、中国の会社が人口の少ない台湾のためにわざわざ繁体字で書いた製品を作るのは割に合わない気がします。なので、台湾が中国から輸入するのは製品ではなく、部品とか原料とかに留めているみたいなことがあるのかも。

敵としての中国

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台北。

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台中。

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高雄。

今回わりと町のあちこちで防空避難の誘導看板を見かけたので、そういう事態になることはそれなりに想定済みではあるようです。

外出先からソニーのHDDレコーダーの在宅限定機能を使う

うちにはテレビを見るためのチューナー機能をもった機器として、ソニーのHDDレコーダーがあります。

外からでもアプリを使ってインターネット経由で操作できて便利なんですが、家にいるときとちがってできる操作に制限があります。そして外から操作ができるのは、家で最後に連携操作をしてから90日という期限もあります。

有効期限の更新方法
ご注意

以下の操作は、外出先では行えません。
必ずご自宅のホームネットワーク環境で操作を行ってください。

去年の中南米放浪のとき、途中でサブスマホの方で連携が切れて少しこまったことになったので、家を離れる期間に関係なく旅先から使い続けられるようにできないかと思っていました。

家にいるふりをするしくみ

この前作った金盾越えのためのしくみで、Amazon Prime Videoについては家からのアクセスにうまいこと見せかけられたので、これをもう少し工夫すればこの問題に対応できそうです。

まず、今のしくみのままだとうまくいかないので、HDDレコーダーとスマホが同一サブネットにいないと「家にいる」という扱いにならないみたいです。

ルータをルータとして使うとそこにサブネット境界ができてしまうので、ルータのZeroTierインタフェースをLAN側とブリッジ接続するようにします。

これでスマホからZeroTierにアプリでつなぐと

[スマホ]-(VPN)-[ZeroTier]-(VPN)-[家のルータ(ブリッジ接続)]-(LAN)-[HDDレコーダー]

こんな構成になって確かに同じサブネットにはなりました。
(スマホからHDDレコーダーにtracerouteをすると中間ホップなし。)

でもスマホのVideo & TV SideViewアプリから見ると、VPN越しでの接続なのがばればれだからか、これでも家にいない扱いに。

ということで、旅先ルータでもWi-FiとZeroTierをブリッジ接続させて、

[スマホ]-(Wi-Fi)-[旅先ルータ(ブリッジ接続)]-(VPN)-[ZeroTier]-(VPN)-[家のルータ(ブリッジ接続)]-(LAN)-[HDDレコーダー]

こんな構成にすると、スマホもVPN経由の接続であることを感知できなくなって、家にいる扱いにできました。

追記 2024-08-03
旅先ルータを使わなくても、スマホ上でVideo & TV SideViewアプリを起動したあとにZeroTierアプリでVPN接続をする順番にすれば、VPN感知されずにすむようです。ちなみにこのやり方はnasne用のtorneアプリでは通用しないように見えます。

少しテクニカルな説明

具体的にどうやるの?というところですが、要点だけメモしておきます。

★機種

家のルータ:GL.iNet GL-A1300 / Slate Plus
旅先ルータ:GL.iNet GL-SFT1200 / Opal

★ルータのLAN側IPアドレス設定

そのまま2台をブリッジ接続して同じサブネットにするとIPアドレスがバッティングしてしまうので、うまいことIPアドレスをずらします。

各ルータで

Admin Panel (LuCIじゃないふつうの管理画面)> NETWORK > LAN > Private Network > Advanced

このあたりをいじって。

それぞれのDHCP配布レンジ(Start IP AddressとEnd IP Address)も調整してかぶらないようにします。

★ZeroTierサーバ側の設定

家のルータも旅先ルータも、ZeroTierサイトのNetworkの設定上で"Allow Ethernet Bridging"と"Do Not Auto-Assign IPs"にチェックをつけてAuthorizeします。

★ルータ側のブリッジ設定

▼家のルータ

LuCI > Network > Interfaces > [ZEROTIER]の[Edit]
[Device]をunspecifiedに変更。

LuCI > Network > Interfaces > [Devices]タブ > [br-lan]の[Configure]
[Bridge ports]にEthernet Adapter: “z*********"(ZeroTierのインタフェース名)を追加。

▼旅先ルータ

LuCI > Network > Interfaces > [LAN]の[Edit] > [Physical Settings]タブ
[Interface]にEthernet Adapter: “z*********"(ZeroTierのインタフェース名)を追加。

(家のルータとの操作のちがいは機種のちがいによるもので、やってることは同じです。)

これでスマホを旅先ルータにWi-Fi接続すると、家にいないとできないはずの「おでかけ転送」が出先でもできるようになりました。本来出先ではストリーミング再生しかできないんですが、ダウンロードもできるようになったということです。

外出先機能の有効期限も延ばせるんですが、いつでも家にいる扱いにできるので外出先機能自体があまり必要ないかも。

nasneでも

うちにはHDDレコーダーのほかにもnasneがあって、こちらも家にいないとスマホとのペアリング操作ができない仕様になっているんですが、このしくみを経由すれば出先からでもペアリングができました。

追記 2024-08-03
このnasne用のtorneアプリは、本当に家にいても家にいない扱いにされてしまうことがよくあって、挙動が不安定です。

さらに洗練された構成

今回の構成では、2つのルータのDHCPサービスが両方生きている状態でブリッジ接続されることになるので、旅先ルータに端末を接続したときに、家のルータのDHCPからIPアドレスが配布されてしまったり、その逆も起こりえます。

実際にはそれほど実害はないんですが、きれいにこの問題を回避しようとすると、

  • 旅先ルータではゲストWi-Fiの方にZeroTierをブリッジ接続する
  • 旅先のゲストWi-Fi側ではDHCPをOFFにする

という設定にするのがいいかと思います。
(実際やってみましたが、この場合、ゲストWi-Fi接続時のIPアドレスは家のルータのDHCPから配布されます。)

これだと家のネットワークに接続したくない場合は、ゲストでないふつうのWi-Fiの方につなげばいいので、切り替えにルータの設定変更がいらなくて楽です。

その代わり、本来のゲストWi-Fiの「ゲストにつないでもらうためのもの」という目的は果たせなくなってしまいますが。

追記 2024-04-14

GL-SFT1200(Opal)のZeroTierの挙動が不安定なので、旅先用ルータをGL-A1300(Slate Plus)にしました。

ちなみに今の家のルータは、BUFFALOのWXR-2533DHP2にOpenWrtを入れたものにしています。

追記 2025-02-07

旅先ルータ側で

LuCI > Network > Interfaces > LANEdit > DHCP Server > Advanced Settings > Force

のチェックをはずしておけば、同セグメントでDHCPサービスがバッティングした場合に旅先ルータ側が身を引いてくれます。

RevolutとWiseを併用するメリット

Wiseは、旅先用カードとしてはRevolutよりいまいちっぽいけど、バックアップにはいいんちゃうかな?

ということで、この前の台湾でおためししていたんですが、意外とWise使えるかも?

まずバックアップとして

Revolutは使えないけどWiseは使えたATMが実際にあったので、まずバックアップとしての存在意義はありそうです。

Wiseは両替手数料が事前にわからない

Wiseは「隠れたコストなし」といいつつ、

両替
手数料は通貨によって異なります 0.42%~

両替手数料がいくらなのかを事前に調べる方法が見あたりません。

ということで、台湾でWiseを使って最初に切符を買ってみたんですが、1149円の引き落としで、うち手数料は12円でした。1%で切り上げかな?切り上げなら、1.1%でも13円になります。

あとで知ったけれど、

台湾で10万円をカードで決済するとします。Wiseカードを使うと、1月3日時点で合計の手数料は1,117円(約1.13%)で済みます。

とあるので、手数料は日によって変動するようにも読めます。
(10万円で手数料1117円だったら、約1.13%でなくて約1.12%のまちがい?)

とりあえず、今回はいったん1.0%だとしておきます。

追記 2024-05-12

両替手数料はここで調べられることがわかりました。

ATM手数料軽減に

桃園のファミリーマートのATM(Cathey United Bank)で、RevolutとWiseで続けて100元ずつ下ろしてみました。

▼Revolutの明細
レート:1円=NT$0.2109
両替料金475円
手数料5円(週末両替)
合計480円

▼Wiseの明細
レート:1円=NT$0.211238
両替料金473円
当社の両替手数料5円
合計478円

まず目につくのは、チャージから減ったお金がWiseの方が少なかったこと。もう少し詳しく見ていきます。

まだサンプル数が少ないのでなんともいえないんですが、近いタイミングだとRevolut(VISA)よりWise(Mastercard)の方が0.2%ほど両替レートがいい傾向が見られました。いったん「ほぼ変わらない」と想定しておきます。

Revolutの方は、ATMでも支払いでも週末は1%の週末手数料が取られるんですが、Wiseだといつでも1%の両替手数料がかかります。
(Revolutは週末以外この手数料はかかりません。Wiseの両替手数料はさっきの通り通貨によって変わります。)

ちなみにこの「週末」の定義は次の通り。

週末(ニューヨーク時間の金曜日午後5時からニューヨーク時間の日曜日午後6時まで):1%の手数料が発生します。この手数料はご利用のプランにかかわらず適用されます。

日本時間だと以下の通り。

サマータイム(ニューヨーク時間の3月第2日曜午前2時〜11月第1日曜の午前2時)中
土曜6時〜月曜7時

サマータイム外
土曜7時〜月曜8時

追記 2024-07-02

GoogleカレンダーでRevolutの週末時間帯カレンダーを作ってみました。

iCal形式:
https://calendar.google.com/calendar/ical/a3229d12ab250687d40c5a75c746bb9d5e936bf6597d6a4c5790200cababced5%40group.calendar.google.com/public/basic.ics
(これをGoogleカレンダーやOutlookカレンダーなどにインポートすれば、自分のカレンダーに表示させることができます。)

ニューヨークのタイムゾーンで入れてあるので、サマータイムも自動調整されるようです。

これからすると、「週末はRevolutとWiseでほぼ差がなくなるけれど、週末以外はRevolutの方がお得」という感じなのですが、ATM手数料について逆転要素があります。

Revolutには「キャッシングで月25000円を超えた分に2%の手数料がかかる」(スタンダードプランの場合)というルールがあります。なのでこれをオーバーした場合、週末でなくともWiseの方がお得になります。

ただ、Wiseの方にも似たような制限があって、月引き出し2回まで、合計3万円以下まではATM手数料がかからないんですが、その先は、

3回目以降毎回70円、3万円を超えた分には1.75%のATM手数料がかかるので、こうなるとだいたいのケースでRevolutの勝ちになりそうです。

これはあくまで台湾でのケースです。

今後の使い方

とにかくWiseは通貨ごとの両替手数料がわからないので、今回のように最初に1000円分ほど使ってみて、%の小数第1位ぐらいまでの手数料率の概算をしておくのがよさそうです。

追記 2024-05-12

繰り返しになりますが、両替手数料はここで調べられます。

そしてRevolutの方は、通貨によって

1.0%希少通貨両替

タイバーツ(THB)とウクライナフリヴニャ(UAH)はあまり取引されておらず、入手困難なため、取引には1.0%手数料がかかります。

という希少通貨両替手数料が存在するので、これだけ気にしておきます。
(タイバーツを両替したときのアプリ上の明細に表示されるメッセージです。なぜか公式サイトにはこの手数料についての情報がありません。)

これで両カードの通貨にまつわる手数料率がわかるので、ATM手数料軽減に使えるのかどうかを判断します。

差は微々たるものかもしれないけれど、VISAとMastercardのレートの差が気になるなら、これで確認。

それにしても、ウクライナフリヴニャはともかく、タイバーツってそんなに希少なんかな・・・?ネパールルピーやラオスキープの方が取引量少なそうやけど、この手数料がかかってなかったので選定理由が謎です。

追記 2024-06-05

ちなみにマレーシア・インドネシアでは、週末はWise、週末以外はRevolutの方が両替手数料がお得という感じになりました。

SwitchBotの温湿度ロガーを時差のある環境で使うとどうなるか?

8月の末から、SwitchBotの温湿度ロガーで24時間情報を取り続けていて、毎月月初に前月のまとめ作業をしています。

で、この温湿度ロガーからエクスポートされたデータのタイムスタンプにはタイムゾーン情報がないんです。なので、時差のある環境に持っていくと何かおかしなことになるんじゃないかと心配していました。

時差のある移動日に、写真の撮影日時の並び順が入れ替わってしまうみたいに。

時差のある環境でのタイムスタンプの挙動

今回、日本より時計が1時間戻る台湾に温湿度ロガーを持って行って、その旅先でデータエクスポートしたときに中身がどうなっているか確かめてみました。

結論からいうと何も問題なし。

時計が1時間戻るからといって、1時間分同じタイムスタンプが繰り返されるみたいなことはなく、エクスポートしたときのスマホのタイムゾーンに従って、すべての時刻が出力されていました。
(初日に家を出発して気温が下がったタイミングが、ちょうど1時間ずれていました。)

おそらく内部的にはUTC(協定世界時)で記録されていて、エクスポートのときに現地時刻に変換して出力しているんだと思います。

SwitchBot ハブ2導入とその余波

2011年に買った部屋の温湿度計がこの前壊れて、電池を交換しても何も表示されなくなってしまいました。

ということで、この機に温湿度計のついたスマートリモコンに買い替えることに。

これまでGoogle Home連携の赤外線リモコン操作はNature Remoでやっていたけれど、これも置き換えてしまう形になります。

この置き換えの波及効果が思わぬところに広がっていきました。

モバイル温湿度ロガーのデータが消える

SwitchBot ハブ2を管理するアプリは、もともと持っていたモバイル温湿度ロガーのと共通です。

ハブ2の導入は1月末だったんですが、Google Homeとの連携ついでにモバイル温湿度ロガーもクラウドサービス設定をONにしてハブ2に接続していました。

その後2月の頭に、1月分の温湿度データのエクスポートをしてみると、ハブ2に接続する前のデータが消えています。台湾のデータが・・・(>_<)

その後、外に出かけていた間のデータもなぜか取れていなくて、出かける直前の数値が帰宅まで一定に続いていたかのように表示されます。

使い物にならなくなってるやん!

どうにかしなくてはと思って、モバイル温湿度ロガーのクラウドサービス設定をアプリ上でOFFに戻すと、1月のデータもその後の外出中のデータもちゃんと正しく表示されるようになりました。残ってたんや〜。

ハブにつなぐと、ハブにつながっているときの記録しか表示されなくなる仕様ってことみたいです。

IFTTT Proの解約

持っていたNature RemoにはGoogle Homeと直接連携する機能がなかったので、IFTTTを中継して、使いそうなエアコンの温度設定の数だけアプレットを作っていました。

ところがそのIFTTTとの連携機能が今年の6月で終了することに。

SwitchBot ハブ2だと直接Google Homeと連携ができるので、エアコン操作にIFTTTがいらなくなりました。

IFTTTには、ほかにも日記にタイムスタンプを刻むためのアプレットをいくつか作っていたんですが、

「おはよう」「おやすみ」なんかの時刻はGoogle Homeの履歴からもわかるので、わざわざ日記に書き出さなくてもいいかな。

ということで、アプレットの数を無料プランでまかなえる2つまで減らせたので、IFTTT Proを解約することにしました。
(プランをIFTTT Freeに戻す操作がわからなかったので、IFTTTへの支払い専用にしていたRevolutのバーチャルカードを凍結しました。)

BUFFALOの古いハイエンドルータでOpenWrtを動かす

12月ごろからGL.iNetのトラベルルータでいろいろ遊んでいましたが、これはOpenWrtというオープンソースのOSにGL.iNetが独自の改造を加えて製品化したものです。

これはこれで楽しいんですが、独自改造のせいなのか、入れられるアプリのバージョンが古くてアップデートできなかったり、できることに制限がかかっているようにも見受けられました。

フル機能のOpenWrt使ってみたいなあ・・・

ということで調べてみると、

BUFFALOのWXR-2533DHPというひと昔前のハイエンドルータにOpenWrtを入れるのがおすすめなのだそうです。

後継機のWXR-2533DHP2でもいいそうなので、メルカリで4000円ぐらいで手に入れて少し前からいろいろいじくっています。

そして家のメインルータをこれで置き換えました。

業務用にも使えそうな機能

「アメリカ向けに早期リリースされている特定のサービスへのアクセスはアメリカのVPNを経由させるけれど、それ以外は日本のVPNを通す。ただし、特定の端末からの通信にはVPNを使わない」みたいなこともできるポリシーベースルーティングとか、

デフォルトゲートウェイになるルータが壊れても自動的に別のルータがその代わりを引き継ぐVRRPとか、業務用だと軽く10万円を超えるような機械がいりそうな機能が数千円の家庭用のルータで使えてびっくり。

OSPFとかのルーティングプロトコルも動かせるとなれば、ふつうに24時間365日稼働の工場のネットワークもこれで組めてしまったりするかも・・・?通信速度も速いし、処理速度もそれなりにありそうやし。ハードウェアの耐久性が低かったとしても、安い量産型の同型機をたくさんそろえて予備機にできるのは強そう。

途上国とかでそういうニーズがあったら、フルOpenWrtやってみてもいいかも。

いなくなる貴族

昔はいろんな国に貴族という身分の人がいて権力を握っていたけれど、そういう特権階級の人はあまり見なくなりました。

技術の進歩で平民が農業に縛られすぎなくなったということがベースにあって、平民に権力を持たせた方が戦争になったときの動員数が増えて、国として生き残りやすかったということがあったようです。

つまり、以前は貴族に治められることが国としての勝ちパターンだったけれど、状況が変わってそうではなくなったということみたいです。

貴族の人はあまり見なくなったけど、先進国が貴族的な特権を持っている状況は今でも残っています。

でもここ最近のアジア・中南米旅行で思ったけれど、途上国が前ほど途上国っぽくなくなってきています。

たとえば識字率は、「収奪された大地」の原書の書かれた1971年と比べると、「字が読める人があまりいない」状況から「だいたいの人は読める」ようになってきていて、平民がただの農奴ではなくなくなっていく流れに似ているように思います。

たぶん、貴族はいつまでも貴族でいられないんじゃないかな。日本含め。

今世の中でいろいろなことが起こっているけど、そのうちのある程度の部分はこの「貴族が貴族でいられなくなる傾向」と関係があるような気がしています。表立ってはわからなくても、「全体的に土地が2°傾斜しているからなんとなくそっちに水が流れていく」みたいに。

金盾の疑似体験をしてみる

少し前にこんなニュースが出ていたのでOpenWrtで使えるかも!と思ったんですが、まだみたいでした(>_<)

それはそれとして。

FC2( https://fc2.com )もFC2ブログ( https://blog.fc2.com )もNGだけど、このブログ( https://kiam.blog.fc2.com )や管理ページ( https://admin.blog.fc2.com )はOK。なんか部分的に動かへんとか変な挙動になりそうやなあ・・・

そもそもGoogleにつながらない状態でChromebookがまともに使えるかがよくわからないので、短期のおためしはぜひともやっておきたいところです。

前に書いたこのあたりのことについては、

OpenWrtでPBRを使えば疑似体験できそうだったのでやってみました。
(Adblockのホワイトリストとブラックリストでもできるかも。PBRの方が、接続先グループごとにオフオンができてちょっと便利。)

FC2ブログの挙動

まず、FC2ブログの管理画面にログインして投稿して表示確認するまでの通信をキャプチャして、どこのドメインにアクセスしようとしているか洗い出します。

そしてChina Firewall Testツールを使って、それぞれのドメインが金盾でブロックされるかどうかチェックします。

許可:kiam.blog.fc2.com admin.blog.fc2.com secure.id.fc2.com static.fc2.com
禁止:fc2.com blog.fc2.com googleapis.com twitter.com

その結果こんな感じに。

そして「許可」を「禁止」よりも優先するポリシーをPBR上で作って有効化します。
(PBRにブロックという機能はないので、「禁止」はインターネットに出ていけないインタフェースに振り分けることで実現します。)

するとFC2ブログは、

  • ログアウトされた状態からのログインは不可
  • すでにログインをしていれば投稿も編集も可能

という挙動になりました。旅先でブログ投稿を続けるなら、ログアウト状態になってはいけないと。

まだBlueskyはブロックされていないようなので、FC2からログアウトされてしまっても、Blueskyを使って生存報告はできるかも?

Google関連の挙動

同じようにGoogleへのアクセスをブロックした状態でテストしてみます。

Chromebookへのログインは問題なくできました。宿の初日でWi-Fiにつながってない状態でもログインできるので、それはそうやなあという感じではあります。さすがに初利用のアカウントにログインするのはできないと思うけれど。

Google以外のサービスにGoogleアカウントでログインしている場合、ログアウト状態からログインすることはできなかったけれど、すでにログインされていれば引き続きログイン状態で利用することができました。

OpenGFWの情報から推測される金盾の挙動について

さっきのOpenGFWの記事の中にちょっと気になったことが。

この論文では、GFWが完全に暗号化されたトラフィックを検閲する新システムを分析している。研究者たちは、実験においてインターネットトラフィックの分析、GFW検出アルゴリズムのシミュレーションを行った。

 その結果、GFWが完全に暗号化されたトラフィックを検出するために使用しているのが、通信データの先頭部分に含まれる特徴(例えば、表示可能なASCII文字の割合、セットされたビットの割合、特定のプロトコルフィンガープリントなど)だと分かった。これらの特徴に当てはまらない通信は、Shadowsocks、VMess、obfs4などによって暗号化されたと見なされ、GFWによってブロックされていると分かった。

これだと通信相手関係なく、暗号化通信が広くブロックされることになりそうなので、

このZeroTierを使ったしくみもあかんかも?

少なくとも、WireGuardはねらいうちで解析する機能があるようなので、WireGuardプロトコルを使っているTailscaleは、ドメインとしてはブロックされていなくても使えないと思った方がいいんかな?

追記 2024-02-16

疑似環境でなく、本物の金盾でテストしてみました。

Amazon Prime Videoを海外から有料VPNや高機能ルータを使わず見る方法

Amazon Prime Videoの日本向けコンテンツには、日本からしか見られないよう制限がかかっているけれど、

家に高機能なルータを置いてうまいこと設定しておけば、追加のランニングコストなしで海外から動画再生することができました。

でも高機能ルータを導入しなくても、家に置いておけるスマホやPCが1台あれば、もう少しお手軽に似たような構成が組めるなあと思いついたので、一応やり方をシェアしておきます。

Amazon Prime Videoを海外から見る方法をネットで検索すると、有料VPNに誘導するようなブログばかり引っかかって、このやり方がヒットしなかったので、まだ誰にも気づかれてないのかも?

ちなみにAmazon Prime Video以外で日本からしか見られないTVerやNHK+とかだと、Proton VPNの無料プランで日本サーバ経由にするだけでいいので簡単です。地球の裏側の南米からでもスムーズに再生できました。
(「無料のVPNは個人情報が危ない!」みたいな話も散見されるけど、Protonはプライバシー保護で有名なスイスの老舗企業だし、そもそもアカウントの作成に個人情報が必要ないです。)

ざっくり構成

日本の家に置いたスマホやPCを経由してAmazon Prime Videoにアクセスします。
以上。

有料VPNを使っても、経由サーバをいくつか切り替えないと再生できなかったみたいな話を見かけるけれど、それはVPNサーバのIPアドレスがAmazon側のブラックリストに載ってしまって、いたちごっこをしているからだと思います。

でも今回の構成だと、Amazonから見ると、ふつうに日本の家からアクセスされたのと区別がつかないので、今後もブロックされようがないかと思います。

(今回の検証環境では、家に置くのはスマホにしたので以降の説明はスマホで。)

前提条件

(1) 家に置いたスマホで、旅行中ずっとアプリを稼働したままにできること。

アプリごとの省電力モードをオフにするなど、スマホによってやり方がいろいろちがいます。家に誰かいるなら、Amazon Prime Videoを見るときだけスマホを生かしてもらうみたいな方法もあるかも?

(2) 旅先でAmazon Prime Videoを見るのは、スマホアプリではなくPCのブラウザであること。

追記 2024-08-05

旅先用端末がスマホであっても、Amazon Prime Videoアプリを起動したあとでVPN接続をする順序にすれば、問題なく動画再生できることがわかりました。ただし、旅先用スマホのタイムゾーン設定を日本にしておく必要あり。この場合、この先の内容は「旅先用PC」を「旅先用スマホ」に読み替えてください。

記録のために以下の文は残しておきます。


Amazon Prime Videoアプリを動かしているスマホでVPN接続していると、サーバでなくアプリ側でVPN経由での接続だと感知してしまうっぽいので。スマホブラウザでもだめでした。

ここでの「スマホ」はAndroidのことなので、iOSだともしかしたら問題なかったりするかも?

ちなみに今回のやり方でなくVPN機能のある旅先用ルータを使う方法なら、スマホからはVPN経由での接続だと感知できなくできるので、スマホアプリでも見られるようになります。スマホのタイムゾーン設定を日本にしておく必要があるけれど。

ざっくりとしたやり方

旅先から日本の家に置いたスマホ経由で通信するために、TailscaleというVPNサービスを使います。手順としては以下のようになります。

(1) Tailscaleのアカウントを作る
(2) 日本の家に置くスマホでTailscaleに接続する
(3) 旅先用PCでTailscaleに接続する
(4) Tailscaleからのインターネット接続を家のスマホ経由で行うように設定する

それぞれの手順の補足

(1) Tailscaleのアカウントを作る

Tailscaleは単純にメールアドレスでのアカウント作成ができなくて、

  • Googleアカウント
  • Microsoftアカウント
  • GitHubアカウント
  • Appleアカウント
  • パスキー

のいずれかでのログインになります。プライバシーを気にする方は、GitHubで捨てアカウントを作るのがいいかも?メールアドレス以外に、姓名とか電話番号とかの登録がいらないので。

(2) 日本の家に置くスマホでTailscaleに接続する

スマホにTailscaleアプリを入れてログインして、

端末をActiveにします。

(3) 旅先用PCでTailscaleに接続する

アプリにはmacOS・iOS・Windows・Linux・Android版があるので、自分の環境に合うものを入れてログインします。そして端末をActiveに。
(今回の検証環境ではChromebookを使っているので、Android版を入れました。)

(4) Tailscaleからのインターネット接続を家のスマホ経由で行うように設定する

▼家に置くスマホ側の設定

Tailscaleアプリのメニューから”Run exit node”を選択します。

▼Tailscaleサイトでの設定

こちらの管理画面に接続端末一覧が表示されているので、このうち家に置くスマホの行で

“Edit route settings…“を選択し、

“Use as exit node"にチェックを入れて、“Save"をクリックします。

あと、必要であれば旅先用PCと家に置くスマホの両方で

“Disable key expiry"を選択しておきます。
(デフォルトでは各端末が180日で自動ログアウトされてしまうけれど、これで無期限にできます。)

▼旅先用PCでの設定

Tailscaleアプリのメニューで、“Use exit node…“から家に置くスマホを選択します。”Allow LAN access”にチェックをつける必要はありません。

これで旅先用PCのインターネットへの通信はすべて家のスマホ経由になります。

接続スピード

うちでこの構成を作って、旅先用PCでテストしたときの回線速度は

ダウンロード:18.18Mbps
アップロード:19.27Mbps
PING:12.90ms
JITTER:58.24ms

こんな感じになりました。

環境に左右される数値ではありますが、Tailscaleを経由するこの構成にボトルネックがあったとしても、この速度以下でないことはわかります。

ちなみに今回中継に使ったスマホは2018年発売のUnihertz Atomという極小機で、今の時代からすると特にハイスペックなものではないです。

IMG_20181127_182813.jpg

なつかしのアークティックグリップ

7年ほど前に、氷で滑らないアークティックグリップという新素材が一部で話題になりました。スタッドレスタイヤを靴にしたイメージかな?

実はあのあとアークティックグリップなブーツを買っていたんですが、靴ずれがひどくてあまり使う機会もなく手放してしまっていました。

最近青森の知人がしばらく千葉に来ていて、いっしょに山に行く機会があったんですが、そこでひさしぶりにアークティックグリップの名前を聞きました。雪国では今でもよく使われているのだそうです。

そしてアークティックグリップを靴に外づけするアイテムがあると教えてもらいました。

そう!アークティックグリップの正しい使い方ってそれだと思ってた!

凍ってないふつうの道を歩くと素材がすり減ってしまうそうなので、着脱式になってる方が理にかなっています。履き慣れた靴がそのまま使えるし。

近所のお店に在庫があるようだったので、実物を見に行ってみました。

【S】24〜25cm
【M】26〜27cm
【L】28〜29cm
【LL】30〜31cm

25.5cmだとSかMかどっちなんだろうと思ったんですが、どっちでもつけられました。分厚い靴下で履く冬靴は26cmのを持っているので、買うならMがいいかな。

「千葉では全然売れないので、これ2017年に入荷したものがそのまま残ってるんです。経年劣化するゴム製品で7年前のは危ないかもしれないですね。」

ああ、それで商品棚に並べずバックヤードにあったんですね・・・

青森ではちょくちょく品切れしてるそうなので、買うなら商品の回転の早い雪国のお店がよさそうです。

「暑い」と「熱い」の素朴な疑問

「暑い」は「寒い」の対義語で、「熱い」は「冷たい」の対義語です。
(「暖かい」も「寒い」の対義語で、「温かい」も「冷たい」の対義語ですが。)

気温の話なのか、その他の温度なのかのちがいです。

「暑い」と「熱い」の発音が同じということは、もともと日本での話し言葉では区別がなかったんだと思います。

そこに中国から漢字が輸入されてきて、文字としてだけ区別されるようになった・・・という流れなのかと思っていました。

でも中国語では、部屋が暑いのもお茶が熱いのも「热」(「熱」の簡体字)でした。
(ついでに言えば、部屋が寒いのもお茶が冷たいのも「冷」でした。)

え、この区別中国から来たんじゃないの!?

「寒い」と「冷たい」はなぜ読みもちがうのか?

イヌイットの言語では、雪を表す言葉が状態ごとにたくさんあるという話を聞きます。日本語でも、“rice"を「稲」「お米」「ごはん」などで訳し分けるように、暮らしと関わりの深いものを表す言葉は解像度が上がる傾向にあるようです。

それで「あつい」「さむい」「つめたい」の例を見てみると、日本の話し言葉は低温側の解像度が高そうです。

そういえば日本語って、アルタイ諸語というグループに含まれるみたいで、モンゴルとかシベリアとかの寒い地域がルーツっぽいので、その名残なんかな?

と思って調べてみたんですが、同じアルタイ諸語でも、モンゴル語では「寒い」「冷たい」に区別がなくて、韓国語では別の言葉でした。

えー、全然わからん(>_<)

さらに調べてみると、「暑い」「熱い」もモンゴル語だとどちらも同じ言葉で、韓国語だと別の言葉でした。

うーん、すっきりしないなあ・・・日本と朝鮮半島が周りからちょっと浮いてる状態ってこと?

大陸側はたくさんの民族がくんずほぐれつしてて「ずっと漢民族の王朝が続いていた」みたいなわかりやすい状態ではなかったようなので、「言葉の分布が荒らされてすっきりしなくなった」みたいなことはありそうやけど。

晴れの日に起こった「雨の日の謎現象」

雨の日にいつも見かける謎の自然現象があります。

中学のころからずっと気になってたんやけど、これまで科学の本とかで取り上げられてるのを一度も見たことがないです。

雨の日水面に模様というか境界線が出る現象について、15年ほど前に書いていましたが、

IMG20240214145535

これが天気のいい今日、川でくっきり出ていました。風のせいかな?

雨がない分、観察しやすいです。時間がたっても境界線の位置は動かないし、見る角度によって変わるものでもないです。

IMG20240214145645

ちょうど足元あたりに境界線が来ていたので、左右で何がちがうのか見てみました。
(写真ではわかりにくいかも。)

左側には波長の短い波が立っているけど、右側ではそれがないように見えます。つまり波立ち方のちがいが境界線として見えているということ。

で、この波が何かというと、単純に四方八方から来る波の合成波で、左右どちらかで何か特別なことが起こっているようには見えません。

そしてこの四方八方から来る波をたどると、川岸からの反射波だったりします。

ということは、やっぱり岸の形で波の足し合わせ加減が決まって、場所によって強め合ったり弱め合ったりして特定の模様を作ってるっぽいです。深さは波の速さに関係するので、これも模様に影響してきそう。

つまり、そこに存在する水の3次元的な形によって模様が決まるということかな。

ちなみにこの下流の方にも行ってみたんですが、そちらにははっきりとした境界線は見られませんでした。

呼吸器系の検査の結果

今日は12月に受けた検査の結果を聞きに行ってきました。

菌の培養に8週間かかるということでこのタイミングになったんですが、結局山口のときや4年前と同じく何も出てこず。

排菌しないのは症状がそんなに悪くないからということで、また様子見フェーズに。

もう11月のように動けなくなるような状態でもないので、何かを控えることはなしでやっていこうと思います。

日本から本物の金盾を体験する

このあたりの話の続きになります。

中国にあった公開VPNサーバ

ずっと前からスマホに入れていたVPN Gate Viewerのアプリをこの前たまたま開いていたら、公開サーバ一覧に1台だけ中国のサーバがあるのに気づきました。おお!

これにつなげられれば、中国にいるかのような状態でインターネット接続ができることになります。つまり、日本にいながらにして金盾のテストができるんじゃない!?

さっそくこのサーバにOpenVPNで接続してみると、Googleを開こうとしても開かない。

よしよし。

スマホだとVPNアプリを複数立ち上げて多段で通すということができないので、このままだとどこかのサイトにつながるかどうかは確認できても、特定のVPNが使えるかどうかのテストができません。

ということで、

Webからその中国サーバのOpenVPNの設定ファイルを取ってきて、GL.iNetのルータに読み込ませてみたのですが、うまくつながりません。

そしてまたスマホでもやってみようとしたのですが、こちらもつながらなくなってしまいました。

SoftEtherでつないでみる

その中国サーバには、OpenVPNだけでなくSoftEtherのサービスも動いているようだったので、こちらでつないでみることにしました。

Windows版の「SoftEther VPN Client + VPN Gate Client Plug-in」を使います。

一覧から「国・地域」が"China"になっている「58.246.148.250」を選択して接続。

するとEdgeのスタートページが中国版に。

診断くんでも、REMOTE_ADDR(診断くんサーバから見た接続元IPアドレス)が中国サーバのIPアドレス「58.246.148.250」になっていることがわかります。

中国環境でいろいろためしてみる

★traceroute

中国サーバからGoogleのDNSサーバ(8.8.8.8)までどんな経路をたどるのかtracerouteをしてみました。

8.8.8.8 へのルートをトレースしています。経由するホップ数は最大 30 です

1 72 ms 90 ms 70 ms 10.211.254.254
2 118 ms 109 ms 96 ms 192.168.101.1
3 107 ms 108 ms 115 ms 58.246.148.249
4 90 ms 117 ms 170 ms 112.64.250.202
5 * * * 要求がタイムアウトしました。
6 * * * 要求がタイムアウトしました。
7 * 279 ms 174 ms 219.158.7.58
8 498 ms 218 ms 264 ms 219.158.103.42
9 83 ms 78 ms 78 ms 219.158.96.209
10 330 ms 161 ms 107 ms 219.158.6.66
11 * * * 要求がタイムアウトしました。
12 155 ms 129 ms 128 ms 162.245.124.254
13 162 ms 723 ms 147 ms 168.143.191.98
14 * 164 ms 153 ms 129.250.5.38
15 * * * 要求がタイムアウトしました。
16 233 ms 147 ms 175 ms 203.131.250.82
17 175 ms 166 ms 166 ms 142.251.67.15
18 175 ms 255 ms 288 ms 142.251.64.175
19 172 ms 157 ms 114 ms 8.8.8.8

トレースを完了しました。

ホップのIPアドレスからそれぞれどこの国なのか調べてみると、

(ホップ1〜2:プライベートIPアドレス)
ホップ3〜10:中国
ホップ12:香港
ホップ13〜14:アメリカ
ホップ16:日本
ホップ17〜19:アメリカ

こんな感じに。中国のインターネット接続って、香港がゲートウェイになってるのか〜。

何度か繰り返すとホップ11が43.252.86.142という香港アドレスとして姿をあらわすことがあるので、中国ラストのホップ10(219.158.6.66)が金盾本体なのかな?

グレート・ファイアーウォール(中国語: 防火長城、英語: Great Firewall、GFW)とは、中華人民共和国本土(大陸地区、すなわち香港とマカオを除く国域)のインターネットを覆う大規模情報検閲システムとその関連行政機関(中国サイバースペース管理局(英語版))の通称である[1][2]。

香港にはまだ金盾が導入されていないようなので。

あと、8.8.8.8ってGoogleのIPアドレスなのに、金盾のブロック対象に入ってないんやね。

★China Firewall Testで接続可否を調べられなかったサイト

いろいろ試してみたんですが、“x.com"のように、セカンドレベルドメインが1文字のものは調べられません。“mastodon.social"のように、トップレベルドメインが5文字以上のものもだめでした。

以前調べられなかったx.comとmastodon.socialをブラウザで開いてみました。

結果、どちらからも応答がありませんでした。金盾のブロック対象になっているようです。

どういうしくみでつながらないのかWiresharkでキャプチャしてみたのですが、DNS問い合わせ(暗号化なし)には、DNSが8.8.8.8(Google)でも1.1.1.1(Cloudflare)でもちゃんと応答があって、その名前解決されたIPアドレスのTCP80番ポートへのSYNパケットに応答がないという挙動になっていました。

金盾では、DNSでブロックがかかると聞いたことがあった気がするんですが、素通しでびっくり。名前解決されたIPアドレスは、日本でやったものと同じだったので、改ざんもされてないです。

★Telegramの事例

ところが、ちょっと変わった挙動になったのがtelegram.orgへの接続。

ブラウザで開こうとすると、サーバ証明書のエラーが出ました。サーバ証明書のホスト名が"telegram.org"とは別ドメインの"ssl882170.cloudflaressl.com"で、しかも期限切れになっています。

にせサーバに誘導して、そこで1回暗号解除させて盗聴する典型的な手口かなと最初は思いました。

どこでにせサーバとすり替わったのかと思って、Wiresharkでキャプチャしながら再度接続してみたんですが、DNS問い合わせの応答がなんかおかしい。

CloudflareのDNS(1.1.1.1)への問い合わせに、通常なら「telegram.orgのIPアドレスは149.154.167.99ですよ」と1回応答があるだけなのに、その前に「telegram.orgのIPアドレスは107.181.166.244ですよ」「telegram.orgのIPアドレスは157.240.3.50ですよ」という余分な答えが2つくっついています。

この2つはどちらもアメリカのIPアドレスで、前者の持ち主は不明で、後者はTelegramとは無関係のFacebookのものでした。どちらもブラウザではつながりません。

DNSからの答えが複数ある場合、ブラウザは最初の方につなぎにいこうとするので、このときは証明書エラーも出ずに無応答となりました。

何回か繰り返してみたんですが、ダミーの2つは毎回変わるので、ランダムに適当なものを返しているような雰囲気です。それがたまたまサーバ証明書の配備された実在のSSLサーバにあたった場合には、最初のように証明書エラーが出てしまうということなのかも?だとすると盗聴しようとしているのではなさそう。

★ZeroTier通信は金盾を越えられるか?

この前ZeroTierを使った金盾越えのしくみを作っていましたが、ZeroTierで本当に越えられるのかためしてみました。

Windows版のZeroTierクライアントを入れて、これまで作ったしくみに組み込んでみます。
(ZeroTier側の設定については割愛。)

SoftEtherで中国サーバにつないだ状態で、ZeroTierに接続。

するとZeroTierサイト上で、WindowsパソコンのPhysical IPが「58.246.148.250」として表示されたので、ちゃんと中国からの接続になっているようです。

WindowsのZeroTierで"Allow Default Router Override"をオンにしてみると、Googleにもつながるようになりました。

つまり構成としては、

[Windowsパソコン(中国扱い)]-(金盾)-[ZeroTier]–[家のルータ]-(Proton VPN)-[インターネット]

こんな感じに。
(Proton VPNは金盾越えには関係ないです。)

念のため診断くんにつないでみましたが、REMOTE_HOSTがProton VPNの日本サーバのxtom.comドメインになっていました。

Windowsパソコンは家のルータ配下にいないので、うっかりZeroTierを経由せずにインターネットに出ていってしまったのなら、Proton VPNを経由するはずがないです。そしてZeroTier上では接続元がちゃんと中国のIPアドレスになっていることが確認できています。

なので、今回GL.iNetのルータは使っていないけれど、原理的にはこの前作ったしくみで中国からの金盾越えができそうなことが確認できました。現時点では。

追記 2024-12-27

ZeroTierを使った金盾越えのしくみは中国現地でも実用できました。現時点では。

人の話を聞くということ

最近、人の話を聞く会社の存在について知って気になったので、昨日さっそくそのオンライン説明会に参加していました。

参加者同士でお互いの話を聞き合う場があったりしておもしろかったんですが、それはそれとして。そのあと全然別件で、初めてお会いする方にいろいろ話をうかがう機会もあったりしておもしろかったんですが、それもそれとして。

人の話を聞くということについて、この機会に自分の中で整理をしてみます。

「聞き指数」仮説

自分は人と会ったときには、聞き役に回ることが多いです。

関西人には「ぼけ指数」というパラメータが存在していて、ふだんぼけ役を担当している人でも、より「ぼけ指数」の高い人の前ではつっこみ役になる傾向があると思っています。
(ダブルぼけになることもあるけれど。)

それと似たような感じで、人には「聞き指数」というパラメータがあって、話すのがあまり得意でなくてふだん聞き役になっている人でも、より「聞き指数」の高い人の前では話し役になる傾向があると思っています。

なので、これまでの聞き役になる頻度からすると、うまいへたとかでなく、自分の「聞き指数」はそれなりに高い方なんだろうなあとは思っていました。

自分の中での「聞く」ということ

自分はたぶんものごとの飲み込みがあまりよくない方で、肌感覚で納得いくところまで噛み砕かないと「わかった」と思えないところがあります。ちょっとしたところで引っかかりを覚えてしまうので。

それなのに、いわゆる「お勉強」が苦手にならずにすんだのは、噛み砕くことが苦手でなかったからだと思っています。

知りたいことを体に取り込むプロセスとしては、「お勉強」も人の話を聞くことも共通していて、人の話を聞くときにはその「噛んで飲み込む」作業を共同で実演しているような感じに。自分でそうしようと意識をしているわけではないんですが、結果そうなってしまうという。

それがいいことなのか悪いことなのかはわからないけれど。

傾聴技法について思うこと

世の中には傾聴技法と呼ばれるものがあるんですが、個人的にはそれってどうなんだろうと思うところがあります。「あいづちを打つ」とか「相手の言葉を繰り返す」とか。

最悪話を聞いてなくたってできることがたくさん含まれているので、こちらが「AはBだと思います!」と自称傾聴技法マスターさんに言ったとして、相手が「それわかります!」と返したとしても、こちらが「AはBではないと思います!」と反対のことを言っても同じ返しをするんじゃないかと勘ぐってしまいます。

そうなると、この人に言ってもしかたないかと話す気力がしぼんでしまうことが自分にはあるんです。

なので、自分が傾聴される立場だったら、

  • 噛んで飲み込むプロセスをちゃんとやって見せてほしい

が相手にやってほしいことです。正しい傾聴技法があるとするなら、これ1つだけじゃないかなと。

その中で「えっ、そうなの?」と思うことがあったら、無理にあいづちを打ったりせずに、「えっ、そうなの?」と言ってほしいです。

たぶんそういう「いわゆる傾聴技法」殺しが

ぼけ・つっこみの文化なんかなあ。

ChromeOSの個別の設定画面のURLを取得する方法

うちのChromebookでもようやくLacrosが使えるようになりました。

これまでChromeOSはChromeブラウザと一体化していたので、世間でChromeブラウザの緊急セキュリティアップデートとかが出ていても、ChromeOSのアップデートタイミング(月1ぐらい?)を待たないとブラウザのアップデートができませんでした。

Lacrosというのは、OSとは分離されたChromeブラウザ環境です。

メインPCをWindowsからChromebookに乗り換えた理由のひとつがセキュリティだったので、これでまたひとつ心配ごとが減りました。

Lacrosになってできなくなったこと

これまでOSアップデートにすぐ気づけるように、ブラウザ起動時に自動で開くページとして

chrome://os-settings/help

を指定していました。

これがLacrosだと自動では開かなくなってしまいました。ブックマークからだとふつうに開きます。

でもブックマークからでも開かなくなったのが、

chrome-extension://jkghodnilhceideoidjikpgommlajknk/mozc_option.html

この日本語入力の設定のページ。
(OS設定 > 詳細設定 > 言語と入力方法 > 入力とキーボード > 入力方法 > 日本語)

単語の辞書登録をするのにときどき使うけれど、設定の階層が深いのでブックマークに入れていたんですが、

「ブロックされています」なのでわざとできなくしてるっぽいです。URLからすると、日本語入力は拡張機能扱いになってて、それがブロックと関係してそうです。

それならひとつ手前の入力とキーボード設定をブックマークすればいいかな。

と思ったんですが、これどうやってURL取ればいいんやっけ・・・?

ChromeOSの個別の設定画面のURLを取得する方法

ネットで調べても見つからなくて、本家GoogleのGemini(旧Bard)に聞いても誤情報しか出てきませんでした。

いろいろ試行錯誤して見つけたのが、

URLを取得したいOSの設定画面で右クリック > 名前を付けて保存…

で拡張子".mhtml"で保存するという方法。これをテキストエディタで開くと、2行目に

Snapshot-Content-Location: chrome://os-settings/osLanguages/input

のようにURLが出ていました。これで無事にブックマーク登録ができました。

追記 2024-10-02
ChromeOS 129でLacrosは廃止になりました。

最近検討したものの保留したもの

スーパーカブ

最近「アウトドアとスーパーカブって相性いいですよ」という話を聞きました。

スーパーカブの燃費で交通費を計算してみたんですが、たとえばここ市川市から静岡市まで行って600円ほど。公共の交通機関だと新幹線や特急を使わなくても3000円以上かかるところです。これだと少々初期費用がかかってもすぐ元が取れてしまうかも・・・!

しかも公共の交通機関では行きにくいところへも行けてしまうし。

これは前向きに検討してみよう!と思って、うちのアパートの駐輪場に止めていいか管理会社に確認してみたんですが、いわゆる自動二輪だけでなく原付もだめだと。

近所でバイクが止められる駐輪場を探してみると、1か月6000円ほど。このあたりなにげに都心近いからなあ・・・こうなると、「持ってると交通費が浮くアイテム」という感じではなくなります。

ということでいったん保留に。

テントを持ってバイク旅とかめっちゃ気になってるんやけどなあ・・・

釣りの習得

姫路時代は、職場の釣り好きの方に案内してもらって何度か釣りに行ったことがあったんですが、山口に行ってからはすっかりその習慣がなくなりました。

昔はハイキングがそうだったけど、釣りは「人に連れて行ってもらわないとやらない」というアクティビティでした。誰かといっしょだからやるという。

でも釣りでの食料調達とかって、気合をいれなくても自然体でできるようになっておきたいスキルの筆頭なので、最近詳しい人にいろいろ聞いてたんですが、結局関東地方があまり釣り向きでないということでこれもいったん保留に。

どちらも「今ここに住んでいるから」という理由で保留になってしまったということになります。

旧江戸川右岸インラインスケート(篠崎-葛西)

ひさしぶりにいい天気になりました。

旧江戸川右岸の東部交通公園近くの堤防はずっと工事をしていたんですが、2月に入ってようやく完了したようだったので、ルートマップの線を引きに行ってきました。

IMG20240224125910

もともと工事で通行止めの看板がこのあたりにあったんですが、まっすぐ行けるようになっていました。

IMG20240224130029

申し分ない極上路面!河川敷にも下りられそうですが、下はブロック路面でした。

IMG20240224130225

極上パートは700mほどで終わりです。

IMG20240224130653

今井橋周辺の工事はまだ終わっていないので、ここは歩いて迂回します。

IMG20240224131604

新今井橋を渡って旧江戸川右岸の下流側にルートをつなぐのは初めて。なので今回橋を渡る線を引いておきます。

ここから先は、

このときのルートをたどって葛西臨海公園をゴールにしようと思っていたんですが、

IMG20240224132533

新川東樋門のすぐ下流側にいつの間にか「スケートボード、ローラースケート等禁止」という江戸川区の看板が。

荒川左岸にあったのとまったく同じものです。江戸川区で何か問題があったんかなあ。

ということで、ここで引き返しました。

路面:★★★★☆(極上区間もあるがいまいちな区間もあり)
妨害の少なさ:★★★☆☆(道がややせまく人ともよくすれちがう)
連続性:★★★★☆(今井橋の工事迂回含め1kmほどの徒歩区間あり)
脱出路:★★★★★(最悪ケースでも2kmないぐらい)
補給:★★★★★(市街地エリアでどうにでもなる)

参考:日記さん インラインコースの評価基準をまとめる

Revolutの出金可能残高についての不思議な挙動(継続確認中)

先月(2024.01.25)Revolutから「【重要なお知らせ】 国内送金の無料送金枠改定とデビットカードからチャージした資金の取り扱いについて」というメールが来ていました。

デビットカードでチャージした残高がATMで下ろせなくなるそうです。

デビットカードからチャージした資金の取り扱いに関する変更点
2024年2月26日 以降は、デビットカードからチャージされた資金は送金・ATM引き出しにご利用いただくことができなくなりますが、外貨両替やRevolutカード決済には、これまで通りお使いいただけます。

2024年2月26日より前にデビットカードからチャージされた資金は引き続き送金・ATM引き出しにご利用いただくことができます。

送金やATM引き出しをご利用されるお客様は、国内銀行からの銀行振込での資金のチャージをお願いいたします(なお、クレジットカードやプリペイドカードからチャージされた資金は現時点で送金やATM引き出しにはお使いいただけません)。

ということで、明日以降にチャージした分からです。大変やー。

これまで通りデビットカードからだと何回やってもチャージに手数料がかからないし、オートチャージはカードからしかできないので、今後は出金できる残高と出金できない残高が口座に混在した状態で使い続けることになりそうです。

そういう使い方を想像してみると、いろいろ心配なことが思い浮かんだので、Revolutのサポートチャットに問い合わせてみました。

現時点でわかったことを共有しておきます。

出金できる残高を見る方法

(1) アプリホーム画面の左上のアイコンをタップ
(2) 「スタンダード会員」などのご利用プランをタップ
(3) 「出金・送金可能な残高」をタップ
(最後のはタップする前から見えてるけど。)

追記 2026-03-19

現在は位置が変わっていて、

(1) アプリホーム画面の左上のアイコンをタップ
(2) 「セキュリティ」をタップ
(3) 「取引限度額」をタップ

こちらに「現金化(出金・送金)可能な残高」として出ています。

カード払いではどちらが使われるか?

出金できる残高と出金できない残高の両方が口座にあった場合、カード払いでは優先的に出金できない残高から使われます。

アプリ内で外貨両替をした場合の出金できる残高の挙動

出金できる残高は、あくまでも円表示で、アプリ内両替の影響をまったく受けません。

たとえば

  • 出金できる残高:1000円(銀行振込でチャージ)
  • 出金できない残高:1000円(デビットカードでチャージ)

という状況で、1000円を1ユーロ=100円のレートで10ユーロに両替したとします。

この場合、その10ユーロは出金できる残高なのかそうでないのかが気になったのですが、お金に何か印がついているわけでなくて、通貨に関係なくトータル1000円分出金できる状態に変わりはないそうです。

つまり、ATMで1000円を円残高から下ろすこともできるし、10ユーロをユーロ残高から下ろすこともできるということです。
(ATMで下ろすタイミングでのレートも1ユーロ=100円だった場合。)

ちょっとややこしいのが、これが1ユーロ=200円になったらどうなるのかというところ。

「全通貨トータルで1000円分出金できる」ということなので、10ユーロのうち5ユーロしか下ろせないんです。出金都度その時点の円換算で出金可能残高が引き算されていくしくみになっているというわけです。

つまり、全額振り込みでチャージしたからといって、いつまでも全額ATMで下ろせるとは限らないので注意が必要です。

ところが・・・

そういう話でなるほどなあと納得していたんですが、それだと為替レートが逆にふれたときに妙なことが起こることに気がつきました。

  • 日本円残高:1000円
  • 出金可能残高:1000円

があったときに、1000円を1ユーロ=100円のレートで10ユーロに両替したとします。すると、

  • ユーロ残高:10ユーロ
  • 出金可能残高:1000円

となります。そして1ユーロ=10円という超円高になったときに、その10ユーロ全額をATMで下ろします。すると、さっきの話からすると

  • ユーロ残高:0ユーロ
  • 出金可能残高:900円

という謎の状況が生まれることになってしまいます。残高は空っぽなのに、出金可能残高だけが残るってこと?だとすると、この状態でデビットカードで900円を追加チャージした場合、それは出金できてしまうことになるんやろか。出金不可と言われているけれど。

もし逆に出金できないとしたら、アプリ上

  • 日本円残高:900円
  • 出金可能残高:900円

としか見えてないはずなので、表示が鵜呑みにできないということになってしまいます。

このことを今朝から延々サポートチャットでやり取りすること数時間。

途中で担当の方がギブアップして別の方に替わって答えが二転三転しつつ、結局「調査して後日回答します」ということに。サポートの方が絶対的真理と見なしている「デビットカードチャージは出金できない」とかのサポートマニュアル的なものがどこかまちがってるから、論理破綻するんやろなあ。

また進展があったら続きを書きます。単なる仕様確認なので、しかるべきところに話がいけばすぐ解決しそうです。

追記 2024-02-29

サポートから回答がありました。その他細かいルールも追加で確認してまとめています。

e-Taxで確定申告をする

2021年分の確定申告は、マネーフォワードクラウドを使ってやっていたけれど、2023年分のはe-Taxを使ってやってみることにしました。

株の配当金が源泉徴収されていたので、それを還付してもらうためだけのささやかな申告です。練習の意味も込めて。

ChromebookではブラウザのUser-Agentを偽装してもマイナポータルが使えないので、Windowsに頼らないとするとスマホを使うしかありません。ということで、AndroidのChromeブラウザでe-Taxのサイトを開いて申告します。

医療費控除は、マイナポータルから情報を取り込みます。

株を入れているSBI証券の特定口座年間取引報告書は、マイナポータルとの連携がうまくいかなかったので、届いた紙に書いてある内容を手打ちしました。
(電子交付の設定にしてあったのになぜか紙で届いてしまって、紙で届くとマイナポータルとの連携がいつまでも成功せず「処理中」のままになるそうです。SBI証券のサポートに確認しました。)

あと必要な情報をこまごま入力。

これでさくっと申告できました。

マイナポータルに銀行口座を登録してあるのに、e-Taxではなぜかその情報を使ってくれないので、還付金の振り込み口座の情報は手打ち。ほかにも氏名のふりがなや住所を手打ちしないといけない箇所があったりして、マイナポータルとの連携がまだ甘い印象です。

追記 2025-01-18

口座情報含め、手打ちの必要がなくなっていました。

バイクを再検討する

バイクがあると交通費が浮きそうやけど、駐輪場代を考えるとそう単純な話ではなくなるということで保留していましたが、もう少し検討してみることにしました。

車種

バイクやさんで、

  • メンテナンスが面倒でない
  • アウトドア用途で荷物を積む
  • 燃費がいい

という条件で相談に乗ってもらったところ、

IMG20240224144310

クロスカブ110がいいと教えていただきました。

メンテナンスの簡単さで選ぶなら、スクーターがベスト。動力の伝達がチェーンでなくベルトで、25000kmに一度交換すればいいだけなので。でもスクーターだと荷物の積載に難あり。それでスクーターでないものを選ぶとなると、チェーンがカバーで覆われているものがチェーンが傷みにくくていい。

そして50ccの原付だと、30km/h制限もあるし、二段階右折しないといけなかったりしてうっとうしいので、110cc以上のものがおすすめ。

・・・という理由で。なるほど〜。

駐輪場問題

駐輪場もいくつかあたってみました。

うちの最寄りだと月8000円ぐらい。2kmぐらい離れててもいいのなら月3000円ほどでなんとかなりそう。

月3000円ならぎりぎりありかもと思ったんですが、2kmも離れていたら日常用途には使えない。遠出するにしても、首都圏を抜け出すまでの信号や車の多さがストレスになりそう。

だったらカーシェアのときのように、電車で首都圏を抜けたところで借りるのがいいのでは・・・?それだと仮に長期で日本を離れることになってもメンテナンスについて考えなくていいし、ランニングコストもかからないし。

HondaGO BIKE RENTAL

レンタルバイクについては以前少し調べたことがあったんですが、やっているお店が少なくて意外と安くなかったです。

でも改めて調べてみたら、いつの間にかホンダがバイクレンタルサービスを始めていました。店舗数が多くて価格もお手ごろ。クロスカブやハンターカブも借りられます。タイムズカーシェアとちがって固定の月会費とかもかからないし。

ということで、さっそく会員登録をしてみました。またどこかでおためししてみようかな。

バイクレンタルのお店の下見に行く

レンタルバイクサービスに会員登録してみたのはいいんですが、ヘルメットはどうしたらいいかな?

新型コロナウィルス感染拡大防止のため、一定期間「洋用品オプションの貸渡し」を自粛させていただいております。

ヘルメットは「洋用品オプション」に含まれていて、今貸し出しされていないみたいです。でもお店ごとのページを見ると、

オプション貸出 休止のお知らせ
現在、ヘルメットやウエアなどのオプション貸出を休止しております。
ご利用のお客様におかれましてはご迷惑をお掛けしますが、ご自身でヘルメットやウエアをご準備くださいますようお願い申し上げます。

と書かれてあるところとそうでないところの両方があります。

書き忘れなのかなんなのか。借りるにしてもサイズを指定しないといけないけれど、その自分のサイズもわからない。とはいえヘルメットは自前で持っておかないとバイクを借りられる店舗が限られてしまうことになるので、どっちにしても現物は見に行ってみようかな。

わりと近所のここが貸出休止と書かれていなかったので、いろいろ様子うかがい含め行ってみました。

モリヤホンダにて

グッズの貸し出しは本当にやっていました。書いてないお店は書き忘れじゃないのか〜。

ヘルメットのサイズも確認させてもらいました。

フリーサイズのこれと同じものがちょうどいい感じだったので、もうその場で買ってしまいました。レンタル6回分の値段だったら全然ありかな。125cc以下用。

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そしてハンターカブの荷台を確認。

フックつきのゴムとかがないと荷物が固定できなそう。バックパックを背負って乗ると疲れると聞いたけど、実際どんな感じなのか1回やってみないとイメージがわかへんなあ。

Revolutの出金可能残高についての不思議な挙動(解決編)

この続きです。

Revolutで保有している外貨のレートが円に対して下がったとき、出金可能残高が口座の残高を上回ってしまうことが起こりえるけれど、それはどういう挙動になるのか?

・・・という話がありましたが、そこについてRevolutのサポートから今日4日ぶりに回答がありました。

状況のおさらいと回答

  • 日本円残高:1000円
  • 出金可能残高:1000円

という状況から、1000円を1ユーロ=100円のレートで10ユーロに両替したとします。すると、

  • ユーロ残高:10ユーロ
  • 出金可能残高:1000円

となります。そして1ユーロ=10円という超円高になったときに、その10ユーロ全額をATMで下ろします。すると

  • ユーロ残高:0ユーロ
  • 出金可能残高:900円

という謎の状況になるのでは?と思ったのですが、それはその通りだそうです。

そしてここに、「出金できないチャージ手段」と言われているデビットカードで900円チャージすると、

  • 日本円残高:900円
  • 出金可能残高:900円

となるわけですが、この状態で900円をATMで出金するのは可能だそうです。

つまり、ATMでいくら出金できるかは、アプリ上で見えている各口座の残高と出金可能残高の値だけで決まって、それ以外に隠れたパラメータは一切ないという結論になりました。

「下ろせる残高があるつもりでいたけど実際には下ろせなかった」となるのは現地で致命的なので、システムが正常でありさえすればそういう状況にはならないとわかってすこし安心しました。

出金可能残高の挙動のまとめ

出勤可能残高関連ではほかにも質問をしていて、それも合わせてわかったことをまとめてみました。

  • アプリ上で「出金可能残高」と表記されているものは、実体のあるお金の「残高」などではなく「いくら出金する権利を持っているか」という枠でしかない。
    (つまり、口座に入っているお金そのものには、出金可能か出金不能かなどの印はついていない。)

  • 銀行振込でチャージすると、出金可能残高がその分増額されて、デビットカードやクレジットカードでチャージすると増額されない。
    (繰り返しになりますが、だからといって、カードでチャージした残高に出金不能という印がつくわけではなく、どんな形でチャージされたお金も出金可能残高の枠内で出金が可能。)

  • 出金可能残高は日本円で管理されていて、為替レートが上下しても変動しない。

  • ATMで出金した場合、そのタイミングの為替レートで出金額が円に換算されて、出金可能残高がその分減額される。

  • 全通貨の円換算総額から出金可能残高を引いた値以上の額をカード払いで使用した場合、出金可能残高がその超過分減額される。
    (「カード払いだと出金不能残高から優先的に使われる」つまり「出金不能残高を使い切ったらカード払いでも出金可能残高を消費する」ということのシステム上の実装がこうなっているということのようです。「出金不能残高」という独立したパラメータは存在しないので。)

  • 出金に関係する手数料は出金の内数となり、出金可能残高を消費する。
    (ただし、週末両替手数料は出金の内数となるが、希少通貨手数料は内数とならない。)

前回出てきた両替関係のややこしい話も含め、これで出金可能残高関連のルールがすべて網羅できてるかな?

Revolutのサポートについて

結局最後の担当の方の回答で全部解決できたわけですが、今日も担当の方が一度替わって、1人目の方はまちがった回答をされていました。

少し突っ込むとすぐ論理破綻する答えだったので、4日かけてそれか・・・とRevolutのサポート体制に不安を覚えました。
(お金そのものに「出金可能」と「出金不能」の区別があって、為替レートで出金可能残高が変動するという話でした。それだと「出金可能」と「出金不能」のお金が混ざった状態で半分両替したときに、どっちを両替したのかシステム内で管理されているということになって、でもアプリ上それは見えてないけど内訳どうなってるの?という話になります。)

最後の担当の方の答えについては、論理破綻しないので正解だろうと思っているんですが、「論理破綻してないけど不正解」の可能性ももしかしたらあるのかも・・・?