4月にやっていたこと

4月はほぼほぼ、Proxmox環境でのサーバ構築で過ぎてしまいました。

Linuxって特に専門分野ではなかったけれど、最近の技術がおもしろすぎてのめりこんでしまいました。リスキリングってこういうことなんかな?これが今後の何かにつながるかはわからないけれど。

それで自分は「しくみを使って何をやるか」よりも「どうやればしくみを安定稼働させられるか」に意識が向いているんだとつくづく実感。

これといっしょの話やね。

そして今回身につけたスキルを使えば、会社員時代の最後あたりにやっていた仕事はもっとうまく処理できていたかもしれへんなあ・・・

サーバ構築の方針

今回のサーバ環境の構築で気にしていたのが以下。

(1) サーバに物理的な障害があっても、代わりを買ってくればすぐ元に戻せるようにすること。
(2) 別環境にも簡単に引っ越せるようにすること。
(3) セキュリティはできるだけ強固にすること。

4月の前半は(1)を主にやっていました。

LinuxでUSBメモリをどうやって認識させるのかがわからないという状態からのスタートだったんですが、とりあえずここ千葉の環境と奈良の実家の環境を自動でUSBメモリにバックアップが取れるようにできました。サーバが壊れても、USBメモリのデータからシステムが復元できます。

そのあとやっていたのが(2)。

そもそもProxmoxではOSが仮想化されているので、システムの復元と似た要領で、OS単位での引っ越しはできそうです。でもDockerとかのコンテナ技術を使えば、OSをあまり意識せずその上のサービスが持ち運びできるみたいです。ということで、コンテナ環境の構築をしていました。

(3)のセキュリティについてはずっと意識していることです。ちゃんとできているかはわからないけれど。

Dockerは専門外の自分でも名前を聞いたことがあったデファクトスタンダードなコンテナ技術やけど、それをセキュリティ的に強化しているのがPodmanだと知って、こちらの実行環境を作っています。

コンテナの追加手順を標準化したり、セキュリティアップデートを自動で行われるようにしたり。OS自体の乗り換えが必要になったら、それはコンテナの引っ越しで対応すればいいわけで。

AIの協力

今回の構築でお世話になったのが各種AIさんたち。ふだんよく使っているPerplexityやClaudより、今回はChatGPTが一番頼りになりました。

改めて思ったけど、AIってほかの分野よりも圧倒的にIT関連の知識が豊富です。特にオープンソースソフトウェア関連に関しては、ソースコード全文にアクセスできるからか、やりとりをしていても知識に不確かさがない空気を感じました。

コマンドを打ってエラーがあっても、その実行結果をそのままAIにペーストすれば改善案を答えてくれるし、「こういうシステムを構築して」と依頼するだけでやってくれる未来も近そうです。というか、すでにどこかにあるかも。

2つの中国番号の心配

出発まで1週間を切りました。ちょっと今回心配ごとが。

12月に上海浦東空港の游伴伴というお店で現地SIMを買っていましたが、4か月30GBのプランだったのでもう有効期限が切れているはず。切れたあとでも52元払うと復活させられると聞いていたんですが、このやり方がわかりません。

中国电信の公式アプリで見てみると、

まだ使えそうにも見えます。剩余通用流量(残りデータ通信量?)と剩余语音(残り通話時間?)は毎月1日に60.00GB・500分钟にリセットされてるみたいなんやけど、このSIMほんまに4か月30GBのプランなんやろか?账户余额(アカウント残高?)は月をまたいでも回復してないけど、これがなくなったらどうなるん?

公式サイトにもこのSIMの情報がないし、中国のAIに聞いても一般論を返すだけでよくわかりません。

最初の空港が上海だったら游伴伴のカウンターで聞けばいいんですが、今回の入国は福州。

どうしようもなければ別のを買えばいいのかもしれないけれど、Baiduアカウントとかがこの物理SIMの電話番号にひもついているので、変わるといろいろややこしいことになりそうです。

そしてeSenderの中国番号も旅行中の6/1に期限が切れます。

現地物理SIMは日本でSMS受信ができないので、日本で中国番号宛のSMSが受信できるのはこのeSenderのだけ。これがないと日本で高德地图のログインができないので、こちらは素直に延長することになるかな。

もし初日に物理SIMの延長ができなければ、宿とか長距離バスとかで伝える中国の電話番号としてはeSenderのを使えばいいのかな?

クラウドに頼らない方向にも

8年前(!)にメインPCをWindowsからChromebookにした流れも含め、いろんなものをクラウド頼みにしてやってきていました。自分の生活スタイルだと、だいたいそれでもなんとかなっています。

で、最近実家に置いてきたミニPCをサーバにして、金盾越え以外に何かいいことがあるのか?ということで象徴的だと思ったのが

このPDFのオンライン編集ツール。これでもかというぐらい多機能。しかもオープンソースで、自分のサーバで動かせるんです。

似たような無料のオンラインツールはあるけれど、個人情報満載のPDFとかだとこわくてアップロードできなかったんですが、自分のサーバで動かすんだったら安心です。
(Podmanコンテナの起動パラメータから、OS再起動とかでログデータすら残らない作りになってることもわかるし。)

さらにいろいろ策を講じて、自分しかアクセスできないようにもしてあって、ここに関して言えば自前化を果たしました。

似たような系列でいえば、写真以外でブログに貼る画像の整形とかも。

編集するたびに劣化する宿命を持ったJPEGという形式が嫌いなので、基本画像はPNGでそろえているんですが、自分がスマホで見ることもあるので、通信容量節約のためにファイルサイズは極力小さくしたいです。

ということで、このへんのオンラインツールに長らくお世話になっていたんですが、こちらはLinuxのスクリプトで対応することにしました。convertコマンドとかpngquantコマンドとかを組み合わせて。

ブログで公開する画像なので、秘密にすることはないんですが、通信環境のよくない旅先とかだとオンラインツールが重くなることもあったりしたし。

中国国境の町でGoogleマップのずれはどうなるか?

Googleマップの地図は、中国では座標がずれています。

で、今日重庆あたりをGoogleマップで見ていて気づいたんですが、そもそも地図と航空写真がずれてるんです。この前調べたのと同じ「南東に500mほど」というずれからすると、たぶん航空写真は正しい座標になっていそうです。

じゃあ中国国境の町ってどうなってるんやろ?

これ、ぱっと見だとよくわからないけど、川の南のベトナム側の道は正しく描かれていて、川の北の中国側の道は南東に500mほどずれてベトナム側にはみ出しています。つまり、川の南では両方の国の道がダブって描かれています。

たとえばこの赤線でなぞったHedi Rd、ベトナム内に描かれているんですが、航空写真ではこの位置に道は写っていません。でも形を見ると、国境の川とシンクロしているので、中国側の川ぞいの道っぽいです。

正しく描こうと思えばできるのに、Googleはわざとずらしてる気がするなあ・・・

2021年のこんな記事を見つけたけれど、この状態とも今はちがうように見えます。ずれはランダムでなく場所によらず一定っぽいので。

Map2Geoの代替アプリGeo Share

Googleマップ上の位置を別の地図アプリに共有できたりするMap2Geoというアプリがあったんですが、2023年に公開が終了してしまっていました。

その代替アプリを求めている方たちのアクセスが今でも

このページにちょくちょくあるので、「APKPureでダウンロードできるものがバイナリ的に本家とまったく同じだった」という情報を1年ほど前に追記していました。

そんな感じの状況だったんですが、シェア元はGoogleマップに限定されるものの、やっとまともな代替アプリを見つけました。

今日(2025.05.06)時点の最終更新日が4日前で、今もちゃんと現役でメンテされているアプリみたいです。

F-Droidからこのアプリをインストールすると、Googleマップからのシェア先としてGeo Share Copy geo:Geo Share Share geo:の2つのアイコンが追加されます。ここでGeo Share Share geo:を選ぶとMap2Geoと同じような挙動になりました。
(F-Droidのインストールのしかたなどについては、別のサイトをご参照ください。)

これでGoogleマップからYahoo!カーナビへの共有もできました。

荷づくり

明日出発なので、今日は荷づくりをしていました。

洗濯グッズ

前回洗濯ひもとかハンガーを引っかけるところが全然ない宿がちらほらあってこまったので、

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ドア上用フックとでっぱり用クランプを百均で買って持っていってみることにしました。使い物になるかな?

Wiseの両替手数料

Wiseの日本円→中国元の両替手数料は、前回の出発直前(2025.02)は1.1%だったんですが、最近安くなって0.62%になっていました。

1%を切ったので、平日はRevolutで土日はWiseという使い分けをするのがよさそうです。AlipayとWeChat Payのひもつけカードの切り替えを。

貴州の気候

今回のスタート地点の贵阳(貴陽)は貴州省の省都です。

到着日の5/10は雨で風が強そう。

贵阳の宿は4泊取ってあるんですが、宿泊する場所とチェックイン手続きをする場所が別らしくて、そのチェックイン場所がちゃんと特定できていないという不安もあります。

今回のコンセプトとしては「最初からちゃんとゆっくり」と思ってたんですが、

こういう話もあるし、スタートはらくらくとはいかなそうです。

中国中部おためし放浪(1日目)-出発@千葉

これから四川あたりに出かけてきます。三国志でいうところの蜀。

最近の旅行では毎日朝に日記を投稿しているんですが、今日は経由地でカプセルホテル泊して翌朝の出発も早いので、2日目はさっそく欠番になるかも?

日記の件名フォーマット

今回もここ最近の旅行記に引き続き、

中国中部おためし放浪(書いた時点の旅行日カウント)-タイトル@書いた時点の現在地

というフォーマットでいきます。日や場所は「いつどこであったできごとか」ではなくて、「いつどこで書いたか」なので今回も注意。

行き帰りのフライト

▼行き

2025.05.09(金) 15:30 成田T1発 MF810
2025.05.09(金) 18:30 福州着
2025.05.10(土) 07:35 福州発 MF8439
2025.05.10(土) 10:05 贵阳(貴陽)T3着

▼帰り

2025.06.04(水) 11:35 贵阳T3発 ZH9958
2025.06.04(水) 13:35 深圳T3着
2025.06.05(木) 12:25 深圳T3発 ZH651
2025.06.05(木) 18:00 成田T1着

これまでの準備など

中国中部おためし放浪(3日目)-経由地としての福州@贵阳

昨日贵阳に着いて翌朝です。

福州はうっすら蒸し暑かったけど、贵阳は肌寒いです。とりあえず宿がめっちゃいいところでよかったです。

以下初日(おととい)と2日目(昨日)の話です。

「4か月30GB」SIMその後

12月に上海空港のお店で「4か月30GB」として買ったSIMですが、チャージとか何もしなくても福州に着陸した機内からふつうに使えました。データ通信もSMS受信も。

中国电信の公式アプリで見えるこの状態が、現状そのものを表しているみたいです。

実は前回(2月)上海空港のお店にまた寄って、その「4か月」の終わりがいつなのか聞いてみたんですが、「買った日から4か月後」ではなく、「12月の途中で使い始めたのなら12月・1月・2月・3月が有効期間なので3/31が終わりの日だ」という話でした。

5月に入っても使えているので、結局それ自体は正しい情報ではなかったんですが、公式アプリで見える数字からしても、月単位に切れ目があるというところは合ってそうに思います。

もしかしたら、1月・4月は日本にいて使ってないので、12月・2月・3月・5月の4か月で切れるとかかも?

経由地としての福州

福州乗り換えは今後もあるかもしれないので、どんな感じだったかメモしておきます。

事前に空港内のこのカプセルホテルを予約していたんですが、

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税関を抜けてすぐ右手にありました。探すのに手こずるかと思ってたので助かる!

下駄箱に靴を入れて、中はサンダルで歩くようになっているんですが、この下駄箱には鍵がかかりません。

そして日本のとちがって各カプセルの入口に扉がついていて、カードキーでロック解除するしくみになっているので、ロッカーがなくても荷物管理は楽です。もし靴が心配なら、袋に入れてカプセルに持ち込むとかもありかも。

設備としては、シャワールームが2つと個室のトイレが1つだけあって、トイレは詰まるからと大が禁止になっています。空港のフロアに出ればトイレはたくさんあるので、そこは特にこまらないです。

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カプセル内には、ふつうのUSB(タイプA)とUSB-Cの口が1つずつ。

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ちなみに税関を出て正面には中国聯通(China Unicom)のお店があって、SIMが買えそうです。

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カプセルホテルのフロアの1つ上は、国内・国際両方の出発フロアになっています。国内の方のチェックインカウンターは英語があまり通じなそうでした。

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保安検査場の向こうのエリアにもごはんやさんがあるんですが、1食400〜500円ぐらいで良心的です。朝6時ぐらいから開いてました。

追記 2025-07-12

1泊して午後の飛行機に乗る場合のケースです。

中国中部おためし放浪(4日目)-森に飲まれそうな町@贵阳

贵阳3日目の朝です。

まだ移動日の疲れもあるだろうから、昨日はのんびりしようかと思っていたんですが、天気もよくて結局3万歩ぐらい歩いていました。

贵阳の基本情報

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贵阳は全体的に緑豊かで、地形も起伏に富んでいます。植物の発育がよさそうなので、人類が絶滅したら3年ぐらいで森に飲み込まれてしまいそう。

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そしてバイク専用道がなくて、バイクは車道を走っています。

ここまでの感じは南宁っぽいです。

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贵阳は車社会なのか、大通りを横切る横断歩道があまりなくて、交差点には地下通道があることが多いです。

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地下鉄ひと駅分ずっとつながっているような地下街もあったりします。

ここの交通機関でちょっとややこしいのが、AlipayのQRコード切符が地下鉄用もバス用もエラーで取れないこと。南宁みたいにAlipayじゃない地下鉄用のローカルアプリはあるんですが、切符としての利用には中国の人民IDが必要になっていました。外国人に厳しいです。

ちなみに地下鉄はあまり混んでいなくて、乗るとだいたい座れます。

そして「し」を「す」のように発音する方言はこちらでも聞かれました。

変わったもの

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小黄狗智能垃圾分类回收机。AIで自動分別してくれるごみ箱すごい!って思ったんですが、投入口がいろいろ分かれていて、これって人が分別するふつうのごみ箱と何がちがうんやろ?分別をまちがえたら吐き出されるとか?

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朝の公園で爆竹みたいな破裂音が聞こえたので見に行ってみると、ムチでコマみたいなのを回していました。地方によっていろんな朝活があるなあ。

太極拳で青竜刀を使って舞うタイプのがあるけど、武器系の別バージョン?

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インラインスケートっ子もいました。

中国中部おためし放浪(5日目)-お買い物日和@贵阳

贵阳4日目の朝です。

おとといは町の中心地とおぼしきあたりを回っていたんですが、昨日は北西のはずれあたりを見に行っていました。

住みよさそうな町

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悦然时光公园、この学研都市的な(?)雰囲気めっちゃ好き!

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お気に入りチェーン店の鱼你在一起の老坛酸菜鱼、安定のおいしさ!

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观山湖公园、ひろびろしていてきれい!

贵阳は今回スタート兼ゴールの町です。もしこのあと環境のよくない町があったとしても、最後またここに戻ってこられると思うと励みになりそう。標高が高くて、あとの町よりたぶん涼しいし。

お買い物日和

初日成田からの厦門航空には、席と席の間のひざ下ぐらいの高さにコンセントがついていて、そこに

Ankerの30WのUSB-Cアダプタを挿してスマホの充電をしていました。自分は通路側の席だったんですが、窓側の人がトイレに出るときに足が当たったのか

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いつの間にかプラグが折れてしまっていました。これは横着して挿しっぱなしにしていた自分がよくなかったです(>_<)

それでこのアダプタの代わりをずっと探していたんですが、意外と電器やさんやスマホショップでいいのが見つかりません。とはいえ充電環境は

どれかひとつが使えなくなっても致命的にはならないようにしつつ

という構成にしてあるので、最悪最後Anker本社もある深圳で買えばいいかなと思っていたんですが、

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Luckin Coffeeでゆっくりしていたら目の前にありました。希尚という初めて見るメーカーの33WのPD充電器です。タイプA・タイプCの2口。約1600円。

プラグ部分は折りたためないけど、壊れたのと同型の折りたためるのが家にあるので、帰ったらそれと入れ替えたらいいかな。

そしてもうひとつ。

今回サブザックとして、マウンテンハードウェアのウルトラライトのを持ってきていました。

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買ってそろそろ3年になるけど、内側の防水コーティング(?)がシュレッダーくずのようにはがれ始めてこまっていました。

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そしたらちょうどNaturehikeのお店でよさげなのを発見!これ初めて見るなあと思ったら、

やっぱり日本のサイトでは扱ってない製品でした。

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ウルトラライトのサブザックって、ショルダーストラップがぺらぺらなのが多いけど、これはけっこうしっかりしていて、チェストストラップ(胸あたりで横につなぐベルト)とヒップストラップ(腰あたりで横につなぐベルト)もついています。背面パッドもわりとちゃんとしてるし。

軽量化をちょっと犠牲にしてるんやろけど、個人的にはこういうのがほしかったのでいい買い物ができました。約4000円。マウンテンハードウェアの半値ぐらいかな。

中国中部おためし放浪(6日目)-贵州省地质博物馆@贵阳

贵阳5日目の朝です。これから重庆に移動します。

贵州省地质博物馆

今の贵阳の宿にチェックインするとき、WeChatの宿アカウントを友達登録していました。すると受付のおねえさんがあとで「彼氏に描いてもらった贵阳観光案内図」を送ってくれて、今回あちこち回る際の参考にさせてもらっていました。

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地质博物馆の存在を知ったのもその彼氏マップから。

入場無料ですが、事前にスマホで入場登録が必要です。敷地の入口脇の柵のところにQRコードが出ているので、それを読ませてパスポート番号なんかを入力します。

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圧巻。あれって中国語だとこう書くんやっていう発見もあっておもしろいです。

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たとえばアノマロカリスは「奇虾」(変なエビ?)になってました。

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それにしても、毛筆の漢字と化石って意外と合うなあ。

中国で化石のメッカになっている場所は、これから向かう四川なのだそうです。

中国中部おためし放浪(7日目)-民宿@重庆

重庆(重慶)の名前は学生時代から知っていたし、もし中国語ができるようになったら行ってみたかった町の筆頭でもありました。ほんまに来たわー。

ということで、贵阳から重庆に移動してきた昨日の話です。

民宿の宿命

重庆では民宿に5泊することにしました。

海外で「アパートメント」というスタイルの宿がたまにあるけれど、

看板も出てないし、チェックインカウンターもないしで、場所がわからず苦労したことが何度かあったので、最近は予約サイトでそれっぽい雰囲気を察知すると積極的に避けるようにしていました。

でもこの民宿、Trip.comの情報からするとめっちゃアパートメントっぽかったんですが、ビル名とフロアが明記されていて「フロントデスク(24時間)」とあったので、それなら大丈夫かなと思って決断。

そして重庆に到着して、そのビルのそのフロアに上がってみると、何の看板も出ていないただのマンションのようでした。やっぱり迷った(>_<)

チェックイン

でも以前のケースとはちがって、今回はビルが特定できています。

1Fに戻って、守衛さんみたいな方に「この民宿ってどこですか?」と聞いてみると、「人を呼んでくるから待ってて」と。

しばらくすると民宿の方らしきおねえさんが下りてきて、宿泊する部屋に直接案内してくれました。

そしてチェックイン手続きを部屋でやったのですが、おねえさんがスマホでこちらの個人情報をいろいろ入力しています。でもシステムでエラーが出てチェックインができません。

その後あれこれ試行錯誤をして、最後は本部みたいなところと電話でやりとりして手動対応(?)で無事完了。

どうも外国の人の受け入れをあまりやったことがないんじゃないかという感じに見えました。

今回暮らす部屋

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キッチンに冷蔵庫・洗濯機つきで、5泊で8647円。1か月いても今の千葉の家賃より安いです。しかもネット・水道光熱費込みやし。

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冷蔵庫があるので、1.5リットルぐらいの謎の植物乳を買って冷やしておきます。

思い切って飲んでみると、キッコーマンの黒ごま豆乳をふつうの豆乳で割ったような味でした。

こんな感じで、重庆ライフは始まりました。

中国中部おためし放浪(8日目)-超高低差都市@重庆

重庆3日目の朝です。

重庆といえば超高低差都市。とはいえ、具体的にどのあたりがどんな感じなのかということはよくわかっていませんでした。

今回最初にその超高低差っぷりを実感したのが

地下鉄10号線に乗って七星岗站から出てきたとき。まずエスカレーターがめっちゃ深いんです。

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この見えてる部分だけでもけっこうな高低差に見えるんですが、改札階から外に出るまでにこのユニットが5回繰り返されるんです。

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ようやくたどりついた外は、ビルの上とかでなくふつうに地上でした。

それだけだと、ただ地下の深いところを線路が通ってるというだけの話に聞こえるんですが、

地下鉄10号線は七星岗站のすぐ南で川を越えてるんです。

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それも地下ではなく、この左に見えている橋で川面のはるか上を。

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そして北の方にある川岸はこんな感じ。こっちもすごいなー!

個人的に一番好きな町の立地が断崖の高台なんですが、重庆はリマを超えていきなりの殿堂入りです。

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そんなわけで、バリアフリーとは無縁のバリアフルな町なので、たとえば車椅子の方はまったく出歩けないかもしれません。足腰が立つうちに来られてよかったです。

中国中部おためし放浪(9日目)-四川料理は辛い料理と言っていいか?@重庆

重庆4日目の朝です。

雨の日対策

昨日は朝から雨でした。

前回の中国南部旅行のとき、日程の半分以上ぐずついた天気でしたが、折りたたみ傘をさしたりたたんだりしまったりがめっちゃめんどくさかったです。

今回は5〜6月ということで、どこかで雨季にかかるかもということもあったので、この雨のめんどくささ対策を講じていました。

まず、傘はワンタッチ開閉できてかつ形状安定なものに。軽量であればなおよし。

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そして傘は、サブザックのショルダーストラップに収納できるように。

これでお店の出入りとかがだいぶ楽になりました。

四川料理は辛い料理と言っていいか?

四川料理は辛い料理だという印象を持っていました。

それは一面では正しいのかもしれないけれど、これまで中国南部から重庆まで見てきて、それって切り取り方の話なんじゃないかなとも思うようになりました。

まず、麻(山椒のような舌がしびれる味)辣(唐辛子のような味)は別に四川の専売特許ではないということ。どの地域のローカル料理にも麻辣なものがそれなりにありました。

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たとえば直近だと贵阳に香肠怪噜饭というローカル料理があったんですが、これめっちゃ麻辣でした。

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そして昔ながらの重庆料理を出すお店のメニューを見ると、特に辣な味つけじゃないものもいろいろあったりします。このあたりの塩梅はほかの地域とそんなに変わらないように見えます。

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ただ、重庆名物の重庆小面という料理はどの地域の町でも見かけていて、これが辣なんです。この印象に引っ張られすぎているのかも?

たとえば博多では辛子明太子が名物になっているけど、それで博多料理を激辛料理群だと認識してしまうみたいな?

とはいえ重庆は四川盆地の東のはしっこで、ここだけを見て四川料理を語ってはいけないのかもしれません。結論はこのあと行く予定の四川省省都の成都に持ち越します。

中国中部おためし放浪(10日目)-気になったものグラフィティ@重庆

重庆5日目の朝です。ここの滞在もあと1泊。早いなあ(>_<)

重庆で気になったものグラフィティ

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重庆は三国志の時代は江州と呼ばれていて、諸葛孔明がいろいろと整備した町なのだそうです。でも物語にはあまり出てこないみたい。

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個人的に物価のバロメーターにしている伊利の纯牛奶(牛乳)が2.7元(約55円)でありました。観測範囲だと、だいたいの町で底値は3.5元で、

一度だけ南昌で3元というのを見たことがあったけど、最安値更新です。

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中国では食べ物は残すのが礼儀だと昔聞いたことがあったけれど、今では「残さず食べよう」って言われてるみたいです。

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24時間営業の飲食店。中国では初めて見たかも。

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地下鉄駅で図書館の自販機的なもの(?)をちょくちょく見かけました。

人民IDがないと使えないっぽいんですが、これどういうしくみ?図書館サイトで借りたい本を予約すると、この機械まで持ってきてくれたりするんかな?返却ボタンはあったので、ここに返すことはできるみたいです。だいたいは改札の外にあるんですが、中にある駅もありました。

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ここは崖です。お気をつけてください。

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名前が気になって降りてしまった地下鉄駅、石油路。パイプライン?

A館からE館まであるショッピングモール群と地下でつながっている便利エリアでした。雨の日にもよさそう。

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金盾の実体がこんなところに。

金をKinと読んだり、

「し」を「す」のように発音する人もいてはったりして、ここも広東語文化圏なんかな?

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仇。

中国中部おためし放浪(11日目)-広くて平らなところを求めて@重庆

重庆6日目の朝です。これから成都に移動します。

成都の気候

重庆は到着日こそ最高気温31℃とかだったんですが、その後すっきり晴れた日がなかったので、昼間でも28℃ぐらいまででした。

ところが成都の当面の気温はこんな感じ。標高は成都の方が重庆よりちょっと高いみたいなんですが、めっちゃ暑いやん(>_<)

広くて平らなところを求めて

重庆は坂と段差だらけの町ですが、最終日の昨日はその中でも広くて平らそうなところを探しに行ってみました。非重庆的なところを。

ネット地図では高低差がよくわからないです。でも水辺のこのあたりが一番有力そうな気がしました。水面部分は必ず平らなので。

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なんとなく贵阳にあったこんな感じのさわやかパークをイメージしてたんですが、

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実際来てみると思いのほかうっそうとしています。全然平らじゃないなあ。

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だいぶ奥まで来てしまったけど、ビル群の手前に崖を上がるガラス張りのエレベーターが見えます。あそこから町に戻れそう。

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さすがは重庆。町はずれの湖のまわりにもこんな高低差があるなんて。

ここってインラインスケートに一番向いてない町なんじゃないかと思っていたら、

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宿の最寄り駅前のすき間スペースでインラインスケートの講習会(?)をやっていました。じたばたせずに置かれた場所で咲いているってことかな。

中国中部おためし放浪(12日目)-ひさびさの移動日@成都

昨日重庆から成都に移動してきて翌朝です。

前回の中国南部旅行は移動日が多くてくたびれたので、今回は意識して1つの町に長めに滞在するようにしています。でも移動日がなければ疲れないかというとそうでもないと実感。アップダウンの多い重庆はやっぱり最初の方にしててよかったです。

成都は予報通り暑かったです(>_<)
昨日は32℃ぐらいでしたが、湿度が50%ぐらいだったのでじめじめはしてないです。日陰がすずしく感じられるのはありがたいです。

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重庆は高鉄駅にも図書館マシーンが・・・と思ったけど、これは本の自動販売機かな?おしりたんてい(屁屁偵探)や名探偵コナン(名侦探柯南)がありました。重庆に空前の探偵ブームが。

重庆で個人的最安値を更新した伊利の250mlの纯牛奶(牛乳)ですが、

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成都の宿の近くで2.5元で売ってて再度最安値更新。

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重庆で安かったのは零食很忙というお店だったんですが、

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成都で安かったのはちょっと似た名前の零食有鸣。

DeepSeekはこの2つは無関係だと言っているんですが、Qwen Chatは同一グループの別ブランドだと主張。

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ちなみに中国には、周大福と

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周六福というそっくりな名前の貴金属店があるんですが、こちらに関してはDeepSeekとQwen Chatの見解は一致しています。周大福が老舗で、周六福は後発。

しかも周六福は周大福に「商標の類似性」で訴えられて負けたことがあるとDeepSeekは言っています。それなのに今でもふつうに営業してるのはどういうこと?

中国中部おためし放浪(13日目)-四川の本気を見る@成都

成都3日目の朝です。

三国志ゆかりの地

現在この成都は四川省の省都ですが、三国志の時代は蜀の首都でした。かつて諸葛孔明が整備した町です。

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地下鉄駅にも諸葛亮。

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三顧の礼とか知ってる知ってる。

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赤壁のあれとかね。

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劉備(刘备)や仲間たちの紹介も。

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英雄三國というテーマパーク的なところが。

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小喬になろう的な?

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これは孔明かな?

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そしてなぜか嵐を呼ぶ5歳児も。

三国志って、現在の政権の正当性を示す物語とかでは全然ないので、今の中国の人にとってどういう位置づけのものなのかがよくわからないんですが、

あの高鉄でのこともあったし、四川以外でも知られてはいそうです。

四川の本気を見る

昨日たまたま町の南の方の公園を散策していると、

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ありえない大きさの建造物が見えてきました。

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なにこれ!?

14年前に世界一のショッピングモールのドバイモールに行ったけれど、あれより断然でかいです。これってもしかして、人類が作った最大の容積の建造物とかなんじゃない??

宿に戻ってから調べてみると、容積最大ではないけれど、「床面積における世界最大の建造物」でした。やっぱり世界一ではあったんやね。

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北面にはいくつか入口があって、それぞれがオフィスビルみたいになっています。

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東面の入口は中のショッピングモールにつながっています。

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4Fまで一気に行くエスカレーターとか。

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プールというか、人工の海水浴場みたいな施設が。めっちゃ内陸の四川盆地にどえらいもん作ったなあ。

重庆もすごいところだと思ったけれど、あの超高低差というハンデをなくした本気の四川がここに表れているような気がしました。

中国中部おためし放浪(14日目)-一品天下@成都

成都4日目の朝です。

連日の歩きすぎで疲れが取れきってない気がしたので、昨日は心もち休息日にしてみました。歩数を15000歩ぐらいで抑えています。

一品天下

成都の地下鉄路線図で気になる駅名を見つけました。

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何かありそうな気がしたので、ごはんどきに来てみました。こってりラーメンあるかな?

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駅の柱に描かれているのは、諸葛亮とかでなく料理。

もしかしたらと思って天下一品を調べてみたら、一品天下というお店が出てきました。

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でもその場所に行ってみても、飲食店らしきものは何もないです。百度地图には載ってないので古い情報とかかも?

その代わり百度地图には一品天下美食街というのが出ていたので、そのへんで食べることにしました。
(こちらは逆に高德地图に載ってないです。)

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ところが一見よさげかもと思ったものの、夜向けの場所なのか開いてないお店が多いし、開いてても多人数向けだったりして入りづらいです。鍋料理とか。

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そんなこんなで結局、一品天下大街ぞいにひと駅行ったところにあるショッピングモールでやっとごはんにありつけました。この一醒手工面、初めて見るチェーン店やけど、野菜がしっかり取れてなかなかいいです。幅広の麺もおいしいし。

ちなみに重庆の地下鉄には二郎という駅もありました。

3色のシェアサイクル

今回贵阳にも重庆にもシェアサイクルは見あたらなかったんですが、成都ではめっちゃ見かけます。

以前杭州で書いたのと同じく、成都のシェアサイクルには黄色(美团)・緑(滴滴)・青(哈罗)の3種類があります。

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成都の町で見かける割合的には、この写真の通り黄色・緑が半々ぐらいで、たまーに青もあるという感じ。

ところがこまったことに、この大半を占める黄色と緑が使えないんです。

黄色(美团)は実名認証のためにパスポート(护照)撮影をすると、なぜかその1つ前の証明書選択画面に戻ってしまって無限ループに。めっちゃバグっぽいけど、3月に长沙でためして同じ状態になっているので、一時的なものではなさそう。

そして緑(滴滴)はパスポートを撮影して情報を登録すると「3時間以内に結果を通知します」といいつつ、1日たっても何の音沙汰もなくずっと「実名認証ができ次第使えます」と出るのみ。

結局杭州で実績のあるややレアな青(哈罗)を探して使うことに。また前みたいに「30分以内なら3日間何回でも乗り放題で4.5元(約90円)」というお得プランに加入したんですが、これやっぱりめちゃ便利!

ちなみにこの青、解錠時の音声が「ハロー、ハローだっちゃ!」に聞こえてラムちゃんぽいです。
(“Hello, 哈罗打车"かな?哈罗(ハロー)の配車サービス。)

中国中部おためし放浪(15日目)-帰国パンダの行方@成都

成都5日目の朝です。

GW直前に全和歌山を揺るがすニュースが報道されました。

和歌山生まれの自分としては、和歌山生まれのアドベンチャーワールドのパンダは同郷人です。ちょうどおいっ子めいっ子がGWに見にいっていて、このニュースのせいでか混んでてこまったそうです。

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今回成都に入ってから、やたらとパンダ的なものを目にする機会が増えました。そういえば、白浜のパンダたちの帰る「中国」ってどこのことなんやろ?

え、成都?

調べてみると、地下鉄と市バスでふつうに行けるところみたいです。パンダがこっちに来るのは来月みたいやけど、代わりに下見しておくことにしました。

入場するには事前に予約してチケットを買っておく必要があるようです。WeChatアプリで。

成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地

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今回は、昨日の午前入場のチケットを買っていきました。その際パスポート番号を入力していたので、パスポートだけで入場ができました。

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広大です。見えてる範囲全部が敷地で、これで全体の3分の1ぐらいかな?

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さっき見えてた円形の建物ごとに、1〜4頭ぐらいずつパンダがいます。

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あ、アドベンチャーワールド生まれのパンダ!

5歳でこっちに来て、もう15年ってことかー。今回みんな帰ったら、家族の再会になるんやね。

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パンダは暑さが苦手なので、暑い季節はみんな屋内にいるという説明書きがあったんですが、外にもいました。暑さに負けて洗濯物みたいになってます。

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ここはふつうの公園として散策も楽しめます。正門らしい南門より、今回入口にした西門近くの方がひろびろしてていいです。人も少ないし。

中国中部おためし放浪(16日目)-今回の「行けるかな枠」@成都

成都6日目の朝です。これから次の町に移動します。成都もいい町やったなあ。

今回の「行けるかな枠」

前回の南部旅行のときは、福建土楼が「行けるかな枠」でしたが、

今回は盐津县(塩津県)。切り立った峡谷の壁面に張りつくように(?)町が形成されている奇観のところです。福建土楼ははからずも世界遺産やったけど、盐津县は別に観光地ではないみたい?

確かここ1年ぐらいで知った場所で、マップに印をつけていたんですが、四川に行くなら寄れそうな位置なので、今回トライしてみようと思っていました。

ただ、福建土楼と同じく日本で調べた限りでは行き方がよくわかりませんでした。そして福建土楼とちがって、日本人が行ったというブログとかもまったく見つからないです。

謎の立地

中国の鉄道路線図で確認すると、その渓谷ぞいに南北に鉄道が走っていて

高德地图でもたとえば盐津站や盐津北站といった駅があるように見えます。

ところが高德地图で盐津站へのルート検索をすると、この鉄道は経路に出ず、東の方から最後100kmほどタクシーで移動するような経路が出ます。

そしていつも高鉄とかの切符を買っているTrip.comで調べてみても、盐津は行き先の選択肢に出ません。つまり列車が走っていてもネットでは切符が買えないということになります。

ちなみに鉄道路線図の時刻表情報によると、

2024年7月時点では盐津站を通る列車は片方向1日1本ずつのみ。南方向は

昭通站行きで、北方向は

内江站行きです。

成都での情報収集

中国人秘書(DeepSeekとQwen Chat)に聞いてみると、2人とも盐津へは成都から直通バスが出ているといいます。

こんな遠くからそんなマイナーなところに!?さすがにそれはハルシネーションじゃないかなと思ったんですが、成都东站西口のバスターミナルに行ってみると

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1日1本やけど本当にありました。10:30発。

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券売機でも出ます。140元(約3000円)。

でも遠い成都からずっとバスというのは(トイレ的にも)しんどいので、ある程度は高鉄で距離を詰めておきたいです。

そして盐津のバスターミナルは宿が近くにないので、可能なら最後は鉄道でアクセスしたい。

理想的なのは宿が近くにある盐津北站。

そういうわけで、高鉄で行けてかつ盐津北站につながる鉄道の通っている宜宾で今日から3泊することにしました。ここで聞き込みをして、身の振り方を決めます。

中国中部おためし放浪(17日目)-盐津行きのバス情報@宜宾

昨日成都から宜宾に移動してきて翌朝です。

盐津行きのバス情報

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高鉄の宜宾西站には長距離バスターミナルが併設されていました。

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やっぱりここからも盐津行きが出ていました。出発時刻は11:20・14:00と書かれてあるんですが、

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券売機だと11:30・14:30発になっています。片道51元(約1000円)。

アプリでの経路検索によると、車だと2時間ほどの距離みたいなので、1台のバスが2往復するわけではなさそうです。本命は鉄道なのでいったん保留。

そして盐津に行く列車はこの宜宾西站を通らなくて、

乗るとしたら翠屏站からにしようと思っています。でもちょっと離れているでそちらの情報収集は翌日(つまり今日)に回します。

宿のチェックイン時の提供情報

これまでの中国の宿だと、チェックイン時にまずパスポートを出します。そして7割ぐらいの確率で電話番号を聞かれて、それが提供情報のすべてでした。

でもここ宜宾の宿のチェックインには、これまでになかった書類2枚を記入する必要がありました。外国人専用フォームみたいな。

宿の方は日本人がビザなし入国できることをご存知なかったので、ここには日本人がほとんど来てないみたいです。

実は最初の贵阳の宿のチェックインのとき、滞在中の予定や次に行く町を聞かれたりしたんですが、外国人があまり来ない町だと重点警戒されるのかも?

宜宾のさわり

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宜宾はそれなりに大きい町ではあるんですが、地下鉄は走ってないし、高層ビルが林立するようなところではないです。

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宜宾燃面というのが名物みたいで、あちこちで出しているお店を見かけました。

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宜宾燃面はちょっとピリ辛の汁なし麺。麺はラグマンとか兰州拉面とか稲庭うどんのようなシルクロード系(?)で、個人的にめっちゃ好きなタイプ。

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そして個人的中国最安値スーパーの零食有鸣がこちらにもあったので、行きつけにすることに。成都にいるときにAlipayアプリでここの会員カード作ってたし。

中国中部おためし放浪(18日目)-鉄道の切符が買えないわけ@宜宾

宜宾3日目の朝です。

事前準備

盐津に行こうと思っているけれど、なぜかネットでは鉄道の切符が買えないので、駅に行って直接確認しようというのが前回までの話でした。

もし駅で切符が買えて、そのあと盐津の宿が取れなかった場合、鉄道のキャンセルをしないといけなくなってややこしそうです。

Trip.comだと、中国の宿はだいたいチェックイン当日の18時まで無料でキャンセルができるので、まず盐津の宿を仮押さえしてから駅に行くことにしました。

鉄道駅での情報収集

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昨日は朝から翠屏站に行ってみました。

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駅のオープン時間は11:00-13:20と15:00-16:40と。あ、そっか。この線、1日2本しか列車が通らないから、その前後しか駅員さん来てないんやね。

お昼ごはんを食べてから出直してくることにしました。

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それで11:20ごろに戻ってきたのですが、切符売り場が開いていません。

え、曜日的に今日は開いてないってこと?それともすでに廃線になってるとか?

切符売り場の前でこまっていると、近くを通りがかった職員さんが駅の入口を指さしています。お?

駅の入口はすぐ荷物チェックのゲートになっていたので、そこの職員さんに聞いてみました。

切符ってどこで買えますか?

「どこへ行きたいの?」

えっとですね・・・

ここで切符売り場で見せようと思っていたメモを出しました。

5/27 翠屏→盐津北

「はいはい、あさって盐津北ね。切符買わなくていいよ。」

え、それはどういう・・・?そのあとも何か説明してくれてるんですが聞き取れません。

すいません、書いてください!

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「上车再买票」なるほど!切符は列車に乗ってから買えるので、事前には買わなくていいと。そして発車時刻は12:59。

この時刻は路線図サイトの情報と同じです。

ところで切符っていくらですか?

「えっと、20いくら・・・だったかな。とにかく高くはないよ。」

ここの切符がネットで買えないのは、人民IDカードやパスポートを読み込んで「この人は切符を買っている」という情報を読み出す改札システムが乗車駅側か下車駅側(かその両方)にないからやろなあ。紙の切符は偽造されるからそういう運用はやってなくて、それならもう目の前で払ってくれと。

今後のシミュレーション

明日(5/27)翠屏站に行って、支払いがうまくいかないとか(?)で12:59発の列車に乗れなかった場合は

宜宾西站に移動して14:30発のバスをねらいます。もしこれにも乗れなければ、盐津の宿はキャンセルして宜宾に宿を取り直し。

盐津に行けた場合、宿は2泊取ってあるので、チェックアウトは5/29。

もともとはそのあと南の終点の昭通まで行って、そこから乗り換えて雲南省省都の昆明に出ようか・・・とか思ってたんですが、実際調べてみると昭通から先の連絡がめっちゃ悪い。

それならいったんこの宜宾に戻ってきた方がよさそうです。

6/4に贵阳発の飛行機に乗らないといけないので、意外ともう自由がきかないです。

中国中部おためし放浪(19日目)-長江の始まる町@宜宾

宜宾4日目の朝です。これから盐津に向かいます。

盐津という場所自体も気になるし、中国では1日1往復しか列車の通らないところでもスマホがちゃんと圏内になっててキャッシュレス決済が機能するのかどうかとかも気になります。

そもそもたどり着けるかな?

長江の始まる町

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宜宾は、大きな川が合流しているところに位置する町でした。

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そういえば、重庆の中心街もそういう立地でした。この南向きに撮った写真だと、左から右に長江が流れていて、真正面向こう側から嘉陵江が合流してきています。

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この南向きに撮った宜宾の写真だと、左向きに長江が流れていて、真正面向こう側と右側とどっちが長江かな?

と思ったら、真正面向こう側が金沙江で、右側が岷江。え?てことは、長江ってここで終わりなん?ていうか始まりか。

長江って荒川みたいに、最初の1滴がどこかみたいな始まり方をしてるのかとなんとなく思ってたんですが、

淀川のように、合流後のパートにつけられた名前やったんやね。

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そんなわけで、川の分かれ目のところに、河口の上海から宜宾までの長江の縮小模型が設置されていました。

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漢字がむつかしすぎてよくわかってなかったけど、宜宾の電柱(?)に描かれているこれは長江やったんやなあ。

さらに地図を追っていくと、金沙江は長江と同じぐらいの長さたどれて、チベット高原に端を発していました。またどこかで出会うことがあるかも。

中国中部おためし放浪(20日目)-雨季の始まり@宜宾

宜宾5日目の朝です。

以下昨日の話です。文中に「今日」とあれば昨日のことで、「明日」は今日です。

盐津行きの鉄道

お昼ごろに、列車で盐津に移動するために翠屏站に行ってみたところ、

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下見のときにはなかったこんな貼り紙が。

受四川省、云南省内六线部分地区强降雨影响,
5月27日昭通-内江5636次列车停运:
5月27日内江-昭通5635次列车停运。
购买了相关车次车票的旅客可通过12306客户端或前往车站售票窗口办理退票改签业务。
在此,铁路部门提醒旅客朋友们出行前关注天气变化,合理安排行程。

今日は大雨で1日1本ずつしかない南(昭通)行きも北(内江)行きも運休と。このへんはこんなに小雨やのに?

これって明日はどうなんですか?

「明日は明日の朝に発表があるのでまた見に来てください。」

鉄道で行けなければ宜宾西站に移動して14:30発のバスでと思っていたけど、バスが動いてたにしても、向こうで日暮れ近い時間帯(?)に鉄道が止まるほどの雨の中(?)を宿まで4kmほど歩かないといけないかもしれないと思うと、今日はやめといた方が身のためやなあ・・・

ということで、盐津の宿をキャンセルして、チェックアウトしたばかりの宿をもう1日延泊させてもらうことにしました。

このあとの計画

そろそろこちらも梅雨入り(?)なのか、スタート兼ゴールの町贵阳はここのところ最終日までずっと雨予報です。四川あたりもどんよりしてきました。

今回は「盐津に行けなかった」という話やけど、タイミングがちがえば「盐津から出られなくなった」という話になっていたかもしれません。

盐津に近づくのはもう危ないのかも?とも思ったのですが、

盐津の天気予報を確認してみると、明日から3日ぐらいは今日よりましに見えます。

明日また翠屏站に行ってみて、まただめだったら今回の盐津行きはあきらめようかな。もう日数があまり残っていないので。

でももし行ければ盐津で2泊。すると宜宾に戻ってくるのが5/30の夕方になるのでまたここで1泊。

最後贵阳には6/2には戻っておきたいので、

5/31:宜宾からの移動日
6/01:?
6/02:贵阳への移動日

こんな感じで宜宾のあとどこかにまる1日滞在できます。

でもこのあたりの日は広域的に天気がよくなそうなので、初めての小さい町に行ってもちゃんと回れなそう。それだったら、まだ全然回りきれてない成都や重庆にいったん戻るのも手かな?

中国中部おためし放浪(21日目)-撤退@成都

今日はうまくいけば盐津にいるはずだったんですが、

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受四川省、云南省内六线部分地区强降雨影响,
5月28日昭通-内江5636次列车停运:
5月28日内江-昭通5635次列车停运。
购买了相关车次车票的旅客可通过12306客户端或前往车站售票窗口办理退票改签业务。
在此,铁路部门提醒旅客朋友们出行前关注天气变化,合理安排行程。

昨日また翠屏站に行くと、2日連続で大雨を理由に列車が止まっていました。この宜宾では雨やんでるのに。

この路線、こんなに雨に弱い(?)のなら、もう1日待って行けたとしても向こうで閉じ込められる未来もありえそうなので、ここですごすごと引き下がることに(>_<)

盐津の宿はキャンセルするとして、これからどうしよう?

四川周辺では、最終日(6/4)までだいたい昼間雨の予報なんですが、奇跡的に成都は雨が昼間をだいぶ避ける予報になっています。

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それならということで、さくっと高鉄で宜宾から成都に戻ってきました。

5/28-6/02:成都
6/02-6/04:贵阳
6/04-6/05:深圳
6/05:帰国

これで帰国までの予定が確定しました。

中国中部おためし放浪(22日目)-中国の宿での蚊対策@成都

2回目の成都3日目の朝です。

先週の1回目の成都では宿に蚊がいてこまったので、

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アースノーマット的なものを買っていました。彩虹というブランドの。

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ところがこれが全然効かない。近くで焚いていても何度も刺されるし、ひと晩ずっとつけていても蚊がいなくなりません。しかもこっちの蚊って、アゲハチョウのように飛び方が不規則でなかなか物理的にやっつけられません。チョウのように舞い、ハチのように刺す?

次の宜宾の宿でも同じように蚊に悩まされていたんですが、

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たまたま入ったウォルマート(沃尔玛)で本物のアースノーマットを発見。90日分とか使い切れないけれど、追加購入しました。

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見慣れない豚さんデザインですが、信頼と実績の日系ブランド。これを使いだしてから全然刺されなくなったので、たぶんいつものように全滅させてくれたんかな?

今回はこれで贵阳まで安心やけど、アースノーマットは中国ではレアキャラなので、手に入りやすい現地ブランドでいいのあったら知っときたいなあ。

と思って中国人秘書(DeepSeekとQwen Chat)に聞いてみると、

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SC JohnsonのRaid(雷达)もいいけど、榄菊も老舗で品質に定評があるとのこと。彩虹は安いけど品質にばらつきがあると。

ふむふむ。榄菊覚えとこう。高温多湿で夏は蚊が多そうな広東省のメーカーらしいので、虫除け界のHUAWEIやAnkerみたいな感じだったりするんかな?

中国中部おためし放浪(23日目)-結局四川料理は辛いのか?@成都

2回目の成都4日目の朝です。

中国では、四川以外にも辛いローカル料理はたくさんあるし、四川料理にも辛くないものもいろいろあるので、「四川料理は辛い料理」って言えるんかな?

ということを重庆で思っていたけれど、そのあと四川省省都の成都や四川省南部の宜宾でもローカル料理を食べてみて結局どうなのか?という話です。

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四川料理には、ベースとして麻辣な味つけのものが確かに多いです。でも、「うわ、かっら!」みたいな味ではなく、ほんのり辛いぐらい。

「うわ、かっら!」な料理は、貴州省省都の贵阳や湖南省省都の长沙にはありましたが、四川ではまだ出会ってないです。

そういうことも踏まえて、四川料理って中国の人からみてどんな印象なのかをいつもの中国人秘書(DeepSeekとQwen Chat)に聞いてみました。

  • 四川料理は中国人にも辛い料理だという印象はある。
  • 四川料理は辛さと味のバランスのよさが魅力。
  • 四川=辛いというイメージに応えるため、観光客向けのお店ではわざと辛く作る傾向がある。

なるほどー。たぶん観光客向けのお店に全然行ってないので、今回四川に激辛のイメージがつかなかったってことかな。

個人的な結論としては、「四川料理は麻辣ベースで赤いことが多いおいしい料理」です。