すぐ出し入れできる折りたたみ傘の収納のしかた

IMG20250512153946

前々回の旅行のときに贵阳で買ったNaturehikeのサブザックですが、つくりがよくてずっと重宝しています。

IMG20250516090523

前回の旅行では、そのサブザックのショルダーストラップに折りたたみ傘を固定する運用をしていました。これ、必要なときにすぐ傘の出し入れができて便利なんですが、傘をしまうと左腕を動かすじゃまになるので、もうちょっといい収納のしかたはないものかと思っていました。

ショルダーストラップの途中にカラビナを引っかけるループでもあればなんとかなりそうなのに・・・

IMG_20250901_142149

と思っていたら、ちゃんとループあるやん!縦方向だったのでずっと気づいてなかったです。ちょっとしたデイジーチェーン。

これで下の方のカラビナに傘のループをひっかけて、サブザックの底のゴムバンドに傘本体を通せば、ぶらぶらせずに固定できました。左腕のじゃまにもならないし。

それにしても、ショルダーストラップに何か所かループつけてあるのもぬかりない感じやし、この底のゴムバンド本来何用!?山用だったらピッケルを固定するところやけど、これ町用のサブザックやし・・・Naturehikeおそるべし。

ちなみにカラビナはこれ。百均のは心もとないし、クライミング用のはオーバースペックすぎるしということで、いい感じの中間タイプを見つけました。開け閉め部分の動かし心地がクライミング用のに近くて使いやすいです。

Eufy SmartTrack Linkと充電式コイン電池その後

先月導入したばかりの忘れ物防止タグのEufy SmartTrack Linkですが、満充電で入れた充電式コイン電池が4日で切れてしまいました。それで満充電にした別の充電池に入れ替えたところ、今度はその6日後に電池切れに。それであきらめてふつうのコイン電池に戻して今に至ります。

Find Hubで見えなくなる症状

1回目の電池切れのあと、Eufyアプリでは認識するのにFind Hubでは認識しなくなるという謎の状況におちいりました。EufyというAndroidアプリで認識してるんだから、Androidの一機能であるFind Hubでも当然認識するもんじゃないの??

いろいろ調べていると、Find Hubと連携するためのタグ内の鍵情報が壊れているのではという話に。

結局本体のリセット(初期化)をして、アプリ上で連携を解除して再連携をすると直りました。

電池切れのしかたがよくなかったんやろか?

電池寿命

電池寿命 最大1年間 (電池交換可能:ボタン型電池 CR2032)

Eufy SmartTrack Linkはカタログ上、ふつうのコイン電池(CR2032)で1年持つとされています。

このカタログスペックの電池寿命はGarmin Tempeと変わりません。なのにGarmin Tempeは同じ充電式コイン電池でも、満充電で1か月は問題なく使えています。
(月1で電池を交換する運用にしているのでそれ以上は不明。)

どちらの機器も近距離のBluetooth通信が主な仕事だと思うし、なんでこんなに持ちに差が出るんやろ?

民族がわかれば中国がわかる

少し前に教えてもらった本に、これまでの中国旅行で疑問を持ったり仮説を立てていたことの答え合わせになるところがいろいろあったのでメモ。

日本の漢字の音読みはなぜ中国の普通話より南の方の言葉に近いか?

もしかしたら日本の漢字の音読みって、福建省あたりの方言がルーツなんかも?

と思っていましたが、

かつて中華の中心だった中原エリアで生まれた古い中国語が、南の方や日本に伝わる。
その後北方民族の影響などで、北京を含む北の方の言葉が変化した。

という流れみたいです。福建省あたりの方言も日本語の漢字の音読みも、共通のルーツである古い中国語からあまり変わらなかったから似てるという話のようです。

広東の竹升面が飛び地のように西宁や兰州にあるわけ

本の中には、西北地域の回族の人たちがアラビア語通訳として貿易都市の広州にたくさん出稼ぎに出ているという話がありました。

あ、西北地域と広東省がつながった!

広東省以外ではまったく見かけなかった竹升面を西北地域の西宁や兰州で飛び地のように見かけたのは、出稼ぎ先で食べた味を地元でも再現したかったということがあったからかも!

この説には中華AIのQwen Chatも賛成してくれました。シルクロード地域の人たちは麺料理に対する意識が高いので、広東で見かけたこの麺も見逃さなかったんじゃないかと。

あと、兰州ラーメンはイスラム文化だという話もあったんですが、あれだけ中国各地で見かけるのも出稼ぎの人たちの力なのかも。

蒙古(モンゴル)族のポジション

7〜8月の避暑の旅では内モンゴル自治区も訪れていましたが、蒙古族はほかの民族より明らかに扱いがいい印象を受けました。

IMG_20250803_093110

IMG_20250806_103716
遠慮なく自民族のアイデンティティを主張させてもらってるような。

かつて中国を統一していたこともある民族だということで、中国国家側も気をつかっているところがあるというのは本でも書かれていました。

★チンギスカンの英雄視

内モンゴル自治区省都の呼和浩特(フフホト)では、ある意味敵ともいえる成吉思汗(チンギスカン)の名を冠したあれこれがあってびっくりしましたが、中国としておおっぴらに讃えるようになったのは日本軍の侵攻がきっかけにあったようです。

チンギスカンを「中華民族の英雄」とすることで、国内の意識の統一をはかったわけです。

ただ、習近平さんは民族がそれぞれの色を持つことをよしとしていないようで、最近雲行きが変わりつつあるそうです。

マイナ免許証にすべきか否か

マイナンバーカードと免許証の一体化はいったん保留にしています。

カード更新時の免許証データ引き継ぎの謎

マイナンバーカードと運転免許証が一体化した「マイナ免許証」について、9月1日からマイナンバーカードを更新した際に免許証のデータも自動で引き継がれる運用が新たに始まります。

この前こんなニュースが出ていたけれど、ちょっと調べてみるとよくわからないことが。

​更新後のマイナンバーカードに免許情報を引き継ぐための手続き

【注意点】

  • 令和7年9月1日以降にオンラインで更新申請した方が対象です。

9/1から自動引き継ぎになったのに、引き継ぐのに手続きがいるってどういうこと?千葉県警。

更新日:2025年9月2日

現行のシステムでは、マイナンバーカードを更新しても運転免許の情報は引き継がれません。

警視庁(つまり東京都)はこんな感じ。何がどうなってる?

一体化をした方がいいかどうか

マイナンバーカードは最近更新したばかりなので、更新時の免許証データの引き継ぎについては近い話ではないんですが、それはさておき一体化した方がいいかどうかは整理しておこうかな。

一体化させるのは近くの管轄警察署で無料でやってくれるみたいです。即日交付。

一体化のメリットとしては、ざっくり住所変更手続きとか更新手続きとかが楽になって、更新手数料が安くなるということ。

デメリットとしては、海外で運転できなくなることがあるということ。国外運転免許証だけあれば運転できるところも多いけれど、国内のと両方ないとというところもあるようなので。

あと、マイナンバーカードは再発行に時間がかかるので、一体化して紛失するとしばらく身分証明する手段がなくなってしまうということもあります。povo2.0のeSIM再発行とかができなくなったりしそう。

うーん、悩ましいけど一体化しとこうかな。

旅じたくと実験

夏の終わりまであと2日。

日本もそろそろ夏の底力が弱ってきはじめているので、昨日ひさびさにインラインスケートに出かけてきたんですが、運動不足すぎてめっちゃ筋肉痛に(>_<)

満洲に渡ってしまえば、もうTシャツでは肌寒い季節です。

異種eSIMアダプタへの書き込み実験

eSIMを物理化できるアダプタを3種類持っています。

管理ツールは基本的にほかのと互換性がないんですが、唯一このJMP SIM Managerからは9eSIM V3 esim adapterの中が見えました。書き込みとかもできるかも?

ということで、JMP SIM Managerを使って9eSIM V3 esim adapterにeSIMがインストールできるか実験してみました。

今回の航空券もTrip.comで取っているので、24時間 500MBの無料eSIMがついています。このeSIMならインストールに失敗して使えなくなっても痛くないです。

実際やってみたところ、何の問題もなくeSIMをインストールできて通信確認までできました。もちろんこのeSIM、9eSIMアプリからもちゃんと見えました。

PingweのeSIMをダウンロードしてみる

これまでの中国旅行でNomad eSIMが担当していたところを今回はPingweでやってみようという話ですが、今日実際買ってみました。

10GB 30Daysで$5.49(今日のレートで821円)。支払いにはRevolutの使い捨てカードが使えました。

購入後すぐにメールが届きます。“Activate Now” “Or scan the QR code"ということやけど、QRコードスキャンとは別になってるActivateってどういうこと?と思ってクリック。

結局ここでも同じQRコードが出てきました。“Activate Before"欄の日時からすると、お金を払ったタイミングからちょうど180日(180×24時間)後までにアクティベーションしないといけないみたいです。

カバーエリアは中国本土(China mainland)で、主要キャリア(China Unicom・China Mobile・China Telecom)は3つとも使えるようです。

このQRコードをスキャンすることでeSIMのインストールができました。

★使用量チェック

さっきのページの一番下にあった"Check Usage"ボタンをクリックすると、

こんなふうに残りの通信量が見えます。専用アプリはないけど、ちゃんと表示する機能はあるんやなあ。

よくわからないのが、“Remaining Validity”。30日のSIMなのに179日?アクティベーション期限のこと?

実際の期限の切れ目がどうなっているかは、30日後の旅行最終日にだいたいわかりそうです。

追記 2025-09-10

中国到着翌日の今日時点で

Remaining Validity: 29Days
Expires: Oct 9, 2025

となっていました。有効期限は初回通信から30日後までのようです。早めにインストールしておいたからといって早く切れたりはしないみたいです。

追記 2025-10-09
初回通信から24×30時間後に期限切れとなりました。
期限切れまで24時間を切ると、Remaining Validityの単位がDaysからHoursになります。

★日本での挙動

このeSIM、中国のプランなのに、ダウンロードすると日本でもSoftBankのアンテナに5Gでつながってびっくり。

アンテナピクトだけ見るとそのまま使えそうな勢いなんですが、それでもさすがにだめでした。ここまで行って使えないパターンは初めてかも。

キャリアからは"10.“で始まる30ビットマスクのローカルIPアドレスがふられるんですが、どことも通信ができません。トレースルートを打っても何の応答もないし、デフォルトゲートウェイもPINGを返しません。

ちなみにPingweって、日本eSIMが3GB 30Daysで$2.7(約400円)なので、日本人がふつうに日常使いしてもいい値段です。

でもPingweには、利用中のeSIMを期限延長をする機能がないっぽいので、毎月新規ダウンロードするしかなさそうなのがちょっとめんどそうではあるけれど。

もし中国のと同じく、複数キャリア接続できるものなら山とかでめっちゃ心強いし、SoftBankだけだったとしても今の楽天モバイル・au(povo2.0)・DoCoMo(HISモバイル)の3キャリア体制にSoftBankが加わるのは個人的にだいぶありがたいです。

帰ってきてからテストしてみようかな。

追記 2025-10-12

中国満洲の旅(0日目)-出発@千葉

これから満洲に出かけてきます。戦後80年というタイミングはたまたまです。

ここ1年の中国旅行としては、

中華圏おためし放浪大陸編
中国南部おためし放浪
中国中部おためし放浪
中国避暑地探しの旅

に続く5回目になります。

ちなみに「まんしゅう」の表記は「満州」でなく、Wikipediaと同じ「満洲」で統一します。「中国東北部」でもよかったんですが、「満洲」の方がどのあたりかを思い起こしやすいかなと思いました。

日記の件名フォーマット

今回もここ最近の旅行記に引き続き、

中国満洲の旅(書いた時点の旅行日カウント)-タイトル@書いた時点の現在地

というフォーマットでいきます。日や場所は「いつどこであったできごとか」ではなくて、「いつどこで書いたか」なので今回も注意。

今日は成田で前泊するだけなので0日目。カプセルホテルやし、明日は朝早いのでさっそく1日目を欠番にするかも?

行き帰りのフライト

▼行き

2025.09.09(火) 07:15 成田T3発 IJ213
2025.09.09(火) 10:15 哈尔滨(ハルビン:黒龍江省省都)T3着

▼帰り

2025.10.07(火) 10:45 北京首都T3発 IJ018
2025.10.07(火) 15:30 成田T3着

これまでの準備など

中国満洲の旅(2日目)-伊藤博文の足跡@哈尔滨

哈尔滨(ハルビン)到着翌日の朝です。

緯度は北海道最北端の宗谷岬よりちょっとだけ北です。夏に引導を渡しました。

空港から町まで

哈尔滨の空港には地下鉄が来ていません。

IMG_20250909_112408

税関を抜けて"Bus Ticket"の案内板に従って歩くと、シャトルバスの券売機がありました。

中国のバスの券売機って、これまで100%人民IDカードが必要で、使えたことが一度もなかったんですが、ここではふつうにQRコード決済だけで買えました。決済用のQRコードはなぜか途中と最後で2回読ませる必要がありました。

その前に行き先を選択する必要があるんですが、選択肢がいっぱいあってどれが宿の最寄りかわからない。なのでとりあえず一番無難そうな哈尔滨火车站(方角なしの古い高鉄駅?)を選択。そこまで行けば地下鉄も通ってるし。

印刷されたQRコード切符には「检票口:1号线发车位」(改札:1号線発車場所?)とあって、その1号线のバスは自販機まん前の出口のすぐ左側に止まっていました。

乗って4分で満員になったので出発。

IMG_20250909_121843

出発から45分で哈尔滨火车站近くのこのあたりに到着しました。駅横づけとかではなくてまあまあ離れてます。

IMG_20250909_121941

その近くで空港行きのバスチケットが買えるようになっていました。今回はもう哈尔滨の空港には戻らないけど、日本からSPRING JAPANの直行便が出ている貴重な町なので、何かの機会に乗ることがあるかも。

哈尔滨火车站

IMG_20250909_125810

哈尔滨火车站は、日本語にするとハルビン駅。

IMG_20250909_125619

安重根义士纪念馆(安重根義士紀念館)。

そっか、伊藤博文が暗殺された「ハルビン駅」ってここなのか。

2009年に伊藤博文の生家に行って、

2013年に伊藤博文のお墓も見て、そして2025年に最期の地にもやってきました。3か所ともねらって行ったわけじゃなくて、たまたま近くにいて引き寄せられた感じです。

宮本武蔵現象!

中国満洲の旅(3日目)-意外と旧ソ連っぽさのない町@哈尔滨

哈尔滨(ハルビン)3日目の朝です。

ロシアと接するここ黒龍江省の町には、モンゴルや中央アジアのスタン系の国のような旧ソ連っぽさがあるんじゃないかと想像しながらいろいろ見ていました。

IMG_20250909_122102

IMG_20250910_125349
IMG_20250910_120335

哈尔滨の町には、中国のほかの町にはない欧風テイストがあります。

IMG_20250910_124947

地下通路の入口もちょっとおしゃれ。手すりの柱とか。確かに欧風ではあるんですが旧ソ連っぽくはないです。旧ソ連の地下通路はもっと無機質なイメージ。

これはいったいどういうことなんやろ?と思って調べてみると、もともとこの欧風の町並みを作ったのは帝政ロシアでした。そうか、そっちかー。社会主義になる前のロシアがこの極東の地に保存されてるっていうことなんやね。

地下鉄も中国の平均的なつくりで、やたらと深い核シェルター兼用みたいなのではないです。これは単に時代が新しいからかな。

中国満洲の旅(4日目)-生活環境系@哈尔滨

哈尔滨(ハルビン)4日目の朝です。

物価

宿は、バストイレつきのシングルルームで1泊1000円台のところが取れました。

IMG_20250911_140046

ほかの物価もいい感じです。最安クラスかも。

牛乳やパンはスーパーの方が安くて、ほかは零食のお店でそろえるという呼和浩特(フフホト)と同じようなハイブリッドスタイルで。

シェアサイクル

IMG_20250909_132629

哈尔滨にはシェアサイクルがありました。なんとなくの台数比率は、黄色(美团)7割・青(哈罗)2割・緑(滴滴)1割ぐらいです。

あるところにはたくさんあるけど、地下鉄駅前とか公園入口とかのほしいところに意外となかったりという微妙な配置になっています。

これまでは台数が少なかろうが乗り放題券のある青をずっとメインで乗ってたんですが、黄色にもそういうのないんかな?と思っていたら、

今回は「单车7天畅骑卡」という60分以内なら7日間哈尔滨で何度でも乗り放題になる券が売っていました!6.2元(約130円)。これまで黄色は回数券みたいなのしかなかったのに。青のように全国で有効な券はないみたいやけど、これはありがたいです。

IMG_20250909_151935

XENOMIXのスマホホルダーは当然黄色にも対応。

アースノーマット的なもの

まだ蚊は目撃してないんですが、宿で寝ている間にふとんから出ている部分に虫刺されのようなものができていました。

IMG_20250910_153632

IMG_20250910_153831

ということで、このショッピングモール地下のスーパーでまたアースノーマット的なものを買いました。今回はたまたますぐ見つかったけど、その後ほかのところでは見かけてないです。

ちなみにこれを使い始めてからは宿では刺されていません。

中国満洲の旅(5日目)-民族・文化圏@哈尔滨

哈尔滨(ハルビン)5日目の朝です。明日移動日です。

中国の地下鉄で見かける若い人って、オタクというかインドア派っぽい人ばかりという印象だったんですが、それが崩れたのが内モンゴル自治区の呼和浩特(フフホト)でした。スポーツマンな感じの人が多いです。

そのスポーティな雰囲気をさらに推し進めた印象なのがここ哈尔滨。

蒙古族と同じく満洲族の人たちも騎馬民族だからということなのか、極寒のウインタースポーツで何か鍛えられているからなのか。哈尔滨ってあちこち大学だらけで、地図からの印象だとインテリな町だったりはします。

あと背が高い人が多い気がします。平均身長が高いという感じではなくて、あの人2m近くあるんじゃない!?っていう人を見かける頻度が高いです。

ヒジャブやイスラム帽の人はまだ見てないけれど、

兰州あたりと同じく「清真」と掲げられたハラル対応のごはんやさんがたまにあります。モスクもあるようです。

中国満洲の旅(6日目)-拾いもれたあれこれ@哈尔滨

哈尔滨(ハルビン)6日目の朝です。これから次の町に移動します

日本料理でない蕎麦

IMG_20250913_105354

IMG_20250913_105157
今回日本以外の国の料理としてたぶん初めて蕎麦(荞麦)を見かけました。日本の蕎麦とちがって表面がざらざらしてなくて、麺単体では博多ラーメンとかに近いかも。

植物としての原産地は雲南省あたりのよう。雲南省って、日本からだいぶ離れているのに味噌や納豆みたいなものもあるらしいし、めっちゃ気になる場所です。

サイクリングにいい場所

IMG_20250911_095505

哈尔滨には、2輪車専用の車線がほとんどないので、自転車は車道の路肩か歩道を走ることになります。

IMG_20250913_112442

しかもどちらも路面があまりよくないことが多くて、中国にしてはそんなにサイクリング向きの町ではない気がします。

そんな哈尔滨の中で唯一(?)よさげだったのが、安阳河园〜哈尔滨西站の川(何家沟)の西岸ぞいの遊歩道。

IMG_20250912_120021

IMG_20250912_120757
哈尔滨緑道の中の何家沟緑道という道っていうことかな。

IMG_20250912_120450

車道の橋とは全部くぐるタイプの交差になっていてユーザーフレンドリー。

自転車だけでなくスケート禁止の看板も見あたらなかったので、インラインスケートもありかも?

哈尔滨のモスク

地下鉄にその名もずばり「清真寺」(モスクのこと)という駅があったので、見に行ってみました。

IMG_20250913_135005

めっちゃモスクです。駅のすぐ横にあります。

IMG_20250714_075039

前に西宁で見たモスクは中華化が進んでいたけど、哈尔滨のはだいぶ原型をとどめています。その代わり(?)、ヒジャブやイスラム帽の人を周りでまったく見かけませんでした。この周りだけでなく、哈尔滨に来てから一度も見ていません。

中華AIのDeepSeekに聞いてみると、このモスクを作ったイスラム教徒は、帝政ロシアによる中東鉄道(シベリア鉄道の支線)の建設で動員されてきたクリミアあたりのタタール人たちで、西北地方の回族の人たちとは別なのだそう。

その後中華人民共和国の成立で、西洋的な顔立ちのタタール人たちは国外に出ていってしまったので、今ではほとんど見かけなくなってしまったということのようです。

中国満洲の旅(7日目)-満洲国の首都@长春

昨日哈尔滨から长春に移動してきて翌朝です。

IMG_20250914_144824

长春は吉林省の省都で、かつて満洲国の首都の新京だったところです。緯度は北海道の旭川ぐらい。

水辺や公園がいっぱいあって、地図だけからするとけっこう好みの町な気がしています。

高鉄

IMG_20250914_093630

今回哈尔滨西站から长春站まで高鉄に乗ったのですが、长春站は出口の自動改札をパスポートスキャンで通れました。このタイプは上海とか成都とかごく限られた町にしかないです。
(哈尔滨西站の方は、人のいる改札の機械でスキャンしたらうまくいかなくて手作業で対応してもらいました。あるある。)

ネット環境

长春では宿をちょっと安い窓なしの部屋にしたんですが、そこでこまったことが。

ここのネット環境は午後やたらと重くて、こういうときはモバイル回線でかわすに限るんですが、窓なしの建物内部の部屋なので携帯の電波がめっちゃ弱い(>_<)

試行錯誤の結果、サブスマホ(OPPO Reno7 A)にさしていたPingweのeSIMをメインスマホ(Xiaomi POCO X7 Pro)に移して使うことで、電波弱いながら安定した通信が実現できました。

この柔軟な対応ができるのはeSIMアダプタさまさま。

弱い電波もしっかりつかめるのはPOCOさまさま。

中国満洲の旅(8日目)-一番お気に入りの町@长春

长春3日目の朝です。

长春は地図で見てけっこう好みの町じゃないかと思っていたんですが、想像以上でした。

IMG_20250915_115820

IMG_20250915_120735
IMG_20250915_121041

水辺がめっちゃいい!ここは伊通河緑道。治水的にどうかわからないけれど、護岸されてないのが景観的に落ちつきます。サイクリングも気持ちよかったけど、インラインスケートもよさそうです。

IMG_20250915_094803~2

水辺じゃないところもいいです。

IMG_20250915_112731

IMG_20250915_110724
公園でお昼に。スーパーで買ったお弁当で。

これまで中国の町をいろいろ見てきたけれど、ここは断トツでお気に入りになりました。

ごみごみしてない系の町としては贵阳や西宁や大同も好きだったけど、シェアサイクルがあって地下鉄・バスも使えるという移動系完備なところはここだけ。

でも冬は寒そうなので、今の季節だからというのはあるかも。

ちなみにごみごみしてる系の町としては、中国では重庆が断トツでお気に入りです。

中国満洲の旅(9日目)-反日と親日@长春

长春4日目の朝です。明日次の町に移動します。

満洲族の人たちは、中国の中でも特に反日の意識が強い民族だといいます。

IMG_20250916_150506

戦後80年となる今年の満洲事変の日(9/18)に731という映画が公開されます。つまり明日。

ちなみに満洲事変(柳条湖事件)が起こった場所は沈阳(瀋陽)です。今回初めて知りました。

ここ长春は満洲国の首都だったところということで、反日一辺倒のところかというとそういうわけでもなさそうです。

IMG_20250917_163115

地下鉄1号線のトイレはTOTOやし、ひらがなの入った中国製の商品や店名もほかの町と同じく見かけます。

初日に宿の近所のショッピングモールの舞台みたいなところで、日本語のアニソン(?)をバックにコスプレした人たちが踊っていたりもしました。

IMG_20250915_162114

中国満洲の旅(10日目)-拾いもれたあれこれ@长春

长春5日目の朝です。これから丹东(丹東)に移動します。

今回もたびレジに登録しているので、昨日在瀋陽日本国総領事館から改めてメールがありました。

9月18日に関する中国東北3省(遼寧省、吉林省、黒竜江省)での注意事項

中国政府は「中国人民抗日戦争及び世界反ファシズム戦争勝利80周年」の年としており、9月18日の柳条湖事件(満州事変)の日には(1)瀋陽市他での防空サイレンの実施、(2)瀋陽市「九・一八歴史博物館」での記念式典開催、(3)映画「731」の上映開始を含め別途の注意喚起のとおり、関連の映画の放映が予定されております 。過去の日中間の歴史にかかわる日においては、反日感情の高まりに特に注意する必要があるため、外出時には周囲の状況を常に注意し、可能な限りの安全対策に努めてください。

今日沈阳(瀋陽)を飛ばして丹东まで行くのは、訪問順と1日の移動距離を調整した結果のたまたまなんですが、移動日は高鉄の改札や宿のチェックインのときにパスポートを出すことになるので、もう2日ぐらい长春にいてもよかったかも。

ということで、长春についていろいろメモ。

シェアサイクル

IMG_20250917_114838

シェアサイクルは青(哈罗)と黄色(美团)が半々ぐらいであります。ここでは緑(滴滴)は見てないかも。

今回も青の全国30日間乗り放題券を買ってあるんですが、乗りたいときに哈尔滨のように黄色しかない場面がちょくちょくあるようなら、长春限定の7日間黄色乗り放題券も買うつもりでした。
(黄色の乗り放題券には全国版がなくて、最低期間も7日間から。)

が、今回は幸い青だけでなんとかなりました。

ところがちょっとややこしいのが、哈罗のマップで青でなく緑のアイコンで示されているタイプの自転車。ほかで見たことないです。

IMG_20250914_160133

現物はこういう水色の車体で、哈罗校园(Hello Campus)と書かれています。そういえば大学の近くでよく見かけるかな。

学生さん専用で一般の人には使えへんやつかな?と思って避けていたんですが、駅前にこれしかなかったことがあったので、だめもとでQRコードを読ませてみると、

やっぱりだめでした。「別の車両にして」と。

公園での活動

IMG_20250917_101449

哈尔滨もそうだったけど、长春でのシニアの方々の公園での活動は、太極拳より集団で踊る系が盛んで、この傾向は前回の黄河流域エリアと共通している気がします。

あと、ムチの破裂音もときどき聞こえてくるんですが、贵阳(貴陽)とちがってコマを回すのではなくただ木とかを打っているだけ。騎馬とか酪農とかが起源のアクティビティだったりするんかな?

IMG_20250917_101446

そして中国で初めて見たのがローラーホッケー。

このへんは冬場川とかが完全凍結するらしくて、川面でアイススケートができるという話がありました。岸が護岸されてないから下りやすそうやしなあ。

民族

スーパーでヒジャブの女性を見かけました。物腰が旅行者ではなく在住の方っぽかったです。

純粋な東洋系の顔立ちではなく、ぱっと思い浮かんだのはホラン千秋。

鉄道建設でロシアから動員されてきたというタタール人ってこういう人たちなんかな?

あと、在住の方っぽいイスラム系ではないヨーロッパ系の人も見かけたんですが、話している言葉が全然わからなかったのでロシアの人かな?

伪满皇宫

IMG_20250917_115141

昨日川ぞいのサイクリングのゴール地点にした駅で、伪满皇宫站(Puppet Regime Palace Museum)という隣の駅名が目に入りました。

长春ってそうか・・・英語でわかってしまったけれど、ラストエンペラーの溥儀が満洲国皇帝時代に暮らしていた宮殿のことか・・・

気候も環境もいいので、サイクリングに明け暮れてしまったけれど、わざわざ観光でこの町を目指して来る人はここは押さえとくべきところなんやろなあ。せっかくなので行ってみようかと思ったけれど、予約が必要で、それはスマホでさくっとできるやろけど、もしかしたらパスポートの提示を求められるかもしれないので今回はやめときました。

中国満洲の旅(11日目)-中朝国境の町@丹东

昨日长春から丹东(丹東)に移動してきて翌朝です。

丹东は15年前に列車で通りがかって出国手続きをしたところなんですが、当時は駅から出られなかったので、外がどんな町なのか見てみたくて今回ちょっと寄ってみることにしました。ここには2泊だけします。

IMG_20250918_135737

ひさびさの丹东站!向こうに国境の川(鸭绿江)を越える橋が見えます。当時は左のはしのホームに入ったので、今緑の列車が止まってるところかな?ちなみに緑色のは沈阳(瀋陽)行きでした。

ここの緯度は秋田と同じぐらい。长春では、昼間でもウインドブレーカーを羽織らないと肌寒いぐらいだったんですが、ここはちょっと夏が戻ってきた感じです。

IMG_20250918_140247

当たり前やけど、外の世界ってちゃんと存在したんや・・・

IMG_20250918_143952

鸭绿江の向こうに北朝鮮の新義州が見えます。

IMG_20250918_144036

あれ?緑色のバスが越えていってる。

中華AI(Qwen Chat)に聞いてみると、2024年時点では民間のバスや鉄道は新型コロナ以降運行をとりやめてまだ再開されていないそうです。

IMG_20250918_145045

IMG_20250918_145437
丹东は意外とふつうに中国の地方都市やってます。

IMG_20250918_152951

IMG_20250918_153305
でもやっぱりハングルもよく見かけます。

IMG_20250918_161936

ちょっと暑さが戻ってきて、また冷麺がおいしい季節になりました。

やっぱりここのは平壌冷麺に近い気がするなあ。

中国満洲の旅(12日目)-鸭绿江スイマー@丹东

丹东(丹東)3日目の朝です。これから大连(大連)に移動します。

IMG_20250919_090807

昨日自転車に乗っていると、段差の衝撃でXENOMIXのスマホホルダーが壊れてしまいました(>_<)

けれどケブラーストラップのおかげで、そのときスマホを落とさずにすみました。あぶなー。

このスマホホルダー、もう手に入らない品なので何か代わりの方法を考えないと・・・

鸭绿江スイマー

IMG_20250919_125922

昨日はくもりで肌寒かったんですが、川で泳ぐシニアの人たちがいました。元気やなあ。

IMG_20250919_125715

预防溺水
禁止野游
珍爱生命
游戏不规范
禁止野游
亲人两行泪

ふざけた水遊びはしないように書かれてあるんですが、

IMG_20250919_125606

泳ぐ人用に着替えルームがあります。本格的に泳ぐならOKってことかな。

IMG_20250919_125630

対岸までは一番せまいところで400mぐらい。北朝鮮側に人はいるけど、監視をしている人というわけではなさそうで、監視塔みたいなのもぱっと見ないです。

泳いでいる人がいても、それがどっち側の人かわからないので、それなりに泳げる人なら脱北ってそこまでむずかしいことではないのかも?少なくとも、泳いでいる人が銃で狙われるみたいな雰囲気はないです。

もしかしたら泳いでいた人の中に脱北者がいたかもしれないし、脱北者をまぎれさせるために中国側からたくさん泳ぎに出ているとかあったりして?

国境の近くには延边などの朝鮮族の自治エリアがいくつかあるので、泳ぎきったあとはこういうところでかくまってもらうとかすればいいんかな。ハングルの看板のお店がたくさんあるところを見ると、丹东にも朝鮮族コミュニティはありそうやし。

市内の移動

そんな感じで北朝鮮の雰囲気を肌で感じられる丹东の町ですが、大きさとしてはざっくり川ぞいに10km×幅2kmぐらいなので、まる1日あればひととおり見て回れます。

IMG_20250918_150833

天気がよければシェアサイクルだけで十分。青(哈罗)と黄色(美团)が半々ぐらいで、緑(滴滴)は見かけてないです。

IMG_20250918_145918

地下鉄はないけどバスはたくさん走っていて、AlipayアプリでQRコード切符が取れます。

切符の名前に「丹东」という文字列が入ってないのでちょっとわかりにくいですが、「鸭绿江电子公交卡」で市バスに乗れました。

IMG_20250919_090032

ちなみに昨日の朝も北朝鮮側から緑色のバスがたくさん橋を越えてきていたので、定期路線があるのかと思ってターミナルをチェックしてみたんですが、北朝鮮の地名が行き先になった路線は見あたりませんでした。ツアーのバスかな?

中国満洲の旅(13日目)-国境駅丹东のつくり@大连

昨日丹东(丹東)から大连(大連)に移動してきて翌朝です。

国境駅丹东のつくり

丹东站は国境の駅になるけれど、イミグレとかがどう配置されているのかがよくわからなかったので、チェックしてみました。

まず、中国でよくある「都市名+方角」という名前のモダンな駅(成都东站など)だと、フロア構成は

3階:待合スペース・乗車改札群
2階:プラットホーム群
1階:出口改札

だいたいこんな感じになっています。

対して丹东站の構成は

2階:プラットホーム群
1階:待合スペース・乗車改札|出口改札

基本的にはこんな感じ。

IMG_20250920_055155

これが1階の待合スペースで、正面が2番ホーム以降の共通の乗車改札なんですが、手前の左右に2階に上がる階段とエスカレータがあります。

IMG_20250920_055133

右側が1番ホーム国内線の待合スペース行き。

IMG_20250920_055113

そして左側が1番ホーム国際線(つまり北朝鮮行き)の待合スペース行きで、こちら側にイミグレや税関といった国境施設があるようです。

なるほど、あのとき丹东站で見た国境施設はこの左とつながってるんやね。

駅はイミグレ(出入国審査)のゲートを通らないと出られないつくりになっています。こっち側に免税店もあり。丹東で下りる人はどこから出て行きはったんやろ?

と2010年に疑問に思っていたけど、

IMG_20250920_073901

1番ホームにはイミグレ側とは別に「国内线路出站口」という専用の出口があるみたいなので、北京-丹东など国内移動だけする人はここから出ていくようになっていたみたいです。

中国満洲の旅(14日目)-203高地は今@大连

大连(大連)3日目の朝です。

大连とのつながり

会社員時代、大连にある会社に業務を外注していたので、職場の人がよく大连に出張に行っていました。

以前エチオピアに行ったときに、大连の空港で乗り換えになったことがあるんですが、そのときに出張中の職場の人と偶然空港内で出会ったということもありました。

そんなわけで、今回辽宁省(遼寧省)の町には3つも寄ることになるけれど、それでも大连は短時間でも寄って庭化しておきたい町でした。

旅順の203高地へ

长春ではAmazonプライムビデオでラストエンペラーを見て、丹东あたりからはコテンラジオの日露戦争編を再聴しています。

以前はたとえば戦況の話の中で哈尔滨(ハルビン)という地名を聞いても、「遠いどこかの地点」というだけの印象だったんですが、今は「哈尔滨まで撤退」がどのぐらいの距離感かわかるし、そこがどういう町かも知っています。

これはぜいたくな道楽。

そういえば職場の人も出張のついでに203高地を見に行ったってゆうてはったし、自分も見に行ってみることにしました。

IMG_20250921_134253

地下鉄の最寄り駅は旅順站。大连の中心街から1時間半ぐらいかかりました。

中国にしてはめずらしく、駅前のタクシーの客引きが積極的。インドみたいです。

IMG_20250921_123042

タクシーもそんなに高くないみたいやけど、バスと歩きでなんとか到着。建物の真後ろの一番高いわけではない盛り上がりが203高地かな?

IMG_20250921_123323

IMG_20250921_123246
史跡というより、今はすっかり桜の名所になっていました。

中国満洲の旅(15日目)-開けている(?)町@大连

大连(大連)4日目の朝です。これから沈阳(瀋陽)に移動します。

開けている(?)町

大连って、ちょっとほかの町と雰囲気というか勝手がちがいます。

IMG_20250922_102914

IMG_20250922_134227
まず洋風の建物がちらほら。洋風の建物自体は哈尔滨や长春にもあったので、これは帝政ロシアから人が来た名残かな?

IMG_20250921_152216

そしてバス停の路線ごとの停留所リストの片面が英語になっています。裏は中国語。こういうのはほかの町では見たことがないです。

昨日夕食で入ったお店で、埋まっていた8テーブルのうち4テーブルが白人さんグループでした。在住の方か旅行者の方かは判別つかず。中国でこんな密度で外国の人を見かけたのは初めてです。経済特区の厦门(アモイ)や深圳でもこんなことはなかったです。

自分が元いた会社も大连の会社とつながりがあったし、この町が外国に対して開けた政策をとっているということはあるのかも。

IMG_20250921_152449

ただちょっと気になったのは、ハラル(清真)のお店のアラビア文字が塗りつぶされていたこと。何かがあったんかな。

親日(?)の町

IMG_20250922_164812

大连の人は親日だという話をかつて職場の人から聞いたことがあったけど、確かにそうなのかなと思うことはありました。

ここではわりと気軽に「日本人ですか?」って聞かれます。ゆうても満洲エリア内やし、うかつに日本人だと明かすのはまずいんじゃないかと一瞬構えてしまうけれど、相手のリアクションからするとあまり心配はなさそう。

これから向かう沈阳(瀋陽)はどうなんかな?

中国満洲の旅(16日目)-日本との距離感@沈阳

昨日大连(大連)から沈阳(瀋陽)に移動してきて翌朝です。

沈阳は辽宁省(遼寧省)の省都で、緯度は函館と同じぐらい。かつて奉天と呼ばれていた町で、満洲事変の起こった場所でもあります。

9月18日に関する中国東北3省(遼寧省、吉林省、黒竜江省)での注意事項

中国政府は「中国人民抗日戦争及び世界反ファシズム戦争勝利80周年」の年としており、9月18日の柳条湖事件(満州事変)の日には(1)瀋陽市他での防空サイレンの実施、(2)瀋陽市「九・一八歴史博物館」での記念式典開催、(3)映画「731」の上映開始を含め別途の注意喚起のとおり、関連の映画の放映が予定されております 。過去の日中間の歴史にかかわる日においては、反日感情の高まりに特に注意する必要があるため、外出時には周囲の状況を常に注意し、可能な限りの安全対策に努めてください。

と在瀋陽日本国総領事館から以前注意喚起のメールがありました。

日本との距離感

バス停に英語の案内のあった国際都市(?)大连でも、宿の人は中国語だったんですが、ここ沈阳では宿の人がいきなり英語で、零食やさんのレジの人もちょっと英語でした。

ほかの町よりも、こちらが中国人ではないことを敏感に察知されている感じです。それで差別しようとかいうわけではなく、気をつかわれているような気がします。ほかの町だと、地元の人からめっちゃ中国語で「写真撮ってよ」とか「それ辛いの?」とか話しかけられるのに。

IMG_20250923_142951

スーパーには日式料理のコーナーがありました。

IMG_20250923_143625

ほかの町ではなかなか見かけないぷっちょも。日系メーカーもの自体が中国ではわりとめずらしいです。

IMG_20250923_143631

日系メーカーではないと思うけど、日本語ネーミングの商品も。

IMG_20250923_145516

の。

少なくとも「日本的なものは存在させるべからず」みたいな雰囲気は感じません。中国のほかの町と同じか、むしろちょっと日本色濃いめぐらいにも感じます。

中国満洲の旅(17日目)-社会科の復習@沈阳

沈阳(瀋陽)3日目の朝です。

IMG_20250924_131020

今回の宿は沈阳故宫の近くでした。清朝の首都が北京に移る前の王宮。

IMG_20250924_130902

清朝は漢民族でなく女真族(満洲族)の王朝だからか、漢字以外に縦書きの文字も書かれています。

これ、呼和浩特(フフホト)で見たのと同じモンゴル文字かと思ったんですが、こっちは満洲文字だそう。コテンラジオのヌルハチ編で出てきたなあ。もともと満洲族は文字を持っていなかったけど、統治に必要だったので、モンゴル文字をベースに独自の文字を作ったとかだったかな。

IMG_20250923_125349

IMG_20250923_130059
そしてこの故宫の近くのエリアは、建物や道路がくたびれていてほこりっぽいです。

重工業とかで早くに発展したけれど、その後産業構造が変わってメンテが十分にされていないみたいな事情かな?と思いつつ、天気の確認のためになにげなくWindyの地図を眺めていたら、

鞍山(アンシャン)と撫順(抚顺:フーシュン)という地名をここ瀋陽(沈阳)のすぐ近くで見つけました。

アンシャン鉄山とかフーシュン炭田とか社会で習った!このへんか!で、沈阳は社会ではシェンヤンとして習った町かー。重工業都市。

そして大慶(大庆:ターチン)油田は黒竜江省で哈尔滨(ハルビン)の北西にあると。なるほど位置関係把握。

中国満洲の旅(18日目)-ここにもサイクリングロード@沈阳

沈阳(瀋陽)4日目の朝です。明日次の町に移動します。

长春ほどサイクリングにいい町にはもう出会えないだろうと思っていたんですが、沈阳にもいいサイクリングロードがありました。大きく2エリア。

IMG_20250925_102301

IMG_20250925_095940
ひとつは浑河滨水慢道。浑河という大きな川の両岸。こちらはインラインスケートで滑っている人も見かけました。路面もいいです。

IMG_20250924_121523

IMG_20250925_131745
もうひとつは浑北环城水系慢道。浑河の支流(?)の小さな川の周辺。

IMG_20250925_101723

浑河滨水慢道ぞいにちょくちょくトイレはあるんですが、水際の自転車道は哈罗の駐輪可能エリアに入っていないので、トイレに入るときに自転車がロックできないので注意。

これ、ロックせず離れたすきに乗っていかれたらどうなるんやろ・・・?

IMG_20250923_125248

宿のある沈阳故宫周辺エリアがごみごみしてて自転車で走りにくい道だったので、町の道は全部いまいちなのかと思っていたんですが、

IMG_20250925_093818

離れるとめっちゃいい感じに。

IMG_20250923_125412

ちなみにシェアサイクルは、台数比率的には黄色(美团)4割・青(哈罗)4割・緑(滴滴)2割ぐらい?

IMG_20250924_085538

ここでは青の10台に1台ぐらいにゴム式のスマホホルダーがついているので、

IMG_20250924_085614

壊れてしまったマイスマホホルダーの下半分のケブラーストラップを命綱にしつつ利用させてもらっています。地下鉄の駅前にはだいたい自転車がぎっしり止まっているので、何台かはスマホホルダーつきのが見つかります。

中国満洲の旅(19日目)-満洲エリアの終わり@沈阳

沈阳(瀋陽)5日目の朝です。これから山海关(山海関)に移動します。

山海关はぎりぎり河北省で、これで満洲エリア(黒龍江省・吉林省・遼寧省)を出ることになるので、満洲で拾いもれた話を。

中国語の地域差

今回の旅行で気になったのが、こちらの人がピンインのzをはっきり濁って発音するということ。

たとえばスプーンとかれんげのことを勺子(Sháozǐ)というけれど、Super ChineseとかGoogleとかの機械音声に発音してもらうと「しゃおつ」のように聞こえます。最後の「つ」は「づ」っぽい雰囲気もちょっとありつつ。

でもこっちの人ははっきり「しゃおず」に聞こえる発音をしています。

駅のことを站(zhàn)というけれど、機械音声だと「ぢゃん」と「ちゃん」の間ぐらいに聞こえます。これが、地下鉄の駅名アナウンスでもはっきり「じゃん」に聞こえる読み方をしています。

これは東北地方特有の話なのか、もしかしたら北京あたりまでそうなのかは個人的注目点です。

宿のデポジット

中国では、宿に泊まるときにデポジット(あとで返してもらえる一時金)を払う必要があるという話を聞いたことがあったんですが、これまで一度もそういう宿にあたったことがありませんでした。

ところが今回丹东の宿で初めてデポジットを要求されました。100元(約2000円)。

QRコード決済にも対応していたのでWeChat Payで払ったんですが、チェックアウトのときには現金で返ってきました。

しまった。それなら現金で払うんだった(>_<)

このときにATMでおためしで下ろした現金が未使用のまま残っていて、そこに今回100元が積み増しされた形に。

鱼你在一起の代わり

中国の飲食チェーンで一番のお気に入りが鱼你在一起なんですが、最初の哈尔滨の宿の近くで見かけて油断していたら、その後の町ではぱったりなくなりました。

しかたがないので、手に入りやすいジェネリック鱼你在一起を探すことに。

IMG_20250912_161537

李先生の老坛酸菜鱼と大米饭。

酸菜鱼もごはんも本家(?)には劣るけど、李先生は満洲ではあちこちにあって安いので、これはこれでありがたいです。ごはんのおかわりは無料ではできません。

IMG_20250926_162206

喜家德の鱼片鲜蔬锅套餐。

酸菜鱼ではないけど、魚と野菜がとれる鍋料理。こっちはこっちで完成度が高いです。ごはんは鱼你在一起の方がおいしいけど、喜家德もわりとたくさん見かけて安いので、これもブックマーク対象に。

ごはんはつけてもつけなくても同料金だけど、おかわりは無料ではできないかも?

中国満洲の旅(20日目)-関東軍と関東煮@山海关

昨日沈阳(瀋陽)から山海关(山海関)に移動してきて翌朝です。明日もう次の町に移動します。

国慶節

長距離鉄道も宿ももう最終日の分まで予約してルート確定したんですが、この山海关以降の鉄道の席がだいぶ取りづらくなっていました。山海关の宿も空きがほとんどなかったです。

なんでかな?と思ったら、

もうすぐ来る10/1が国慶節だからみたいです。連休としては10/1から始まるけれど、その混雑を避けるために前の週から移動する人もいるとのこと。

それはノーマークやったわー。

関東軍と関東煮

かつて関東軍という大日本帝国の陸軍部隊が中国に攻め入っていたけれど、あの「関東」って何のことやろ?

と思って調べてみたことがあるんですが、山海関より東のエリア(つまり満洲)という意味でした。東京とか千葉のことじゃないんやね。

IMG_20250927_162339

ところで今回満洲では、关东煮(関東煮)という食べ物をちょくちょく見かけました。めっちゃおでんぽいなあ。

IMG_20250925_113322

と思っていたら、「关东煮おでん」なるものが。やっぱり关东煮=おでんってこと??

どっちがルーツなのか調べてみると、

こんな記事が。え、関東煮の関東は東京とか千葉の関東なん!?ていうか、関西でもおでんはおでんやで。

そのおでんが満洲に伝わって、現地料理化したものが关东煮ということみたいです。つまり名前としては、関西での呼び名がルーツだと。

IMG_20250927_162339

ちなみにさっきのこの写真は山海关のもの。山海关を越えても关西煮にならないのは、このルーツからすると当然ってことやね。

中国満洲の旅(21日目)-万里の長城の東端@山海关

山海关(山海関)3日目の朝です。これから天津に移動します。

山海关より東が関東(満洲)だということは、ここが騎馬民族エリアとそうでない中華エリアの境目だということ。

つまりここには万里の長城を築く動機があって、しかも海に面する東端。

山海关の高鉄駅から5kmほどの海岸に何かあるので、ここが万里の長城の東のはしっこかもしれません。

海岸への行き方

山海关のある秦皇岛市には、地下鉄は通っていないんですが市バスは走っています。でもAlipayのQRコード切符を取得するには人民IDが必要になってて、外国人ではだめというよくあるパターンでした。

IMG_20250927_133836

ということでシェアサイクルで。でも台数がめっちゃ限られます。

アプリのマップで探さないとなかなか見つけられないのは银川なみ。

老龙头(老龍頭)

IMG_20250928_092745

IMG_20250928_092741
自転車だと、海岸あたりまでは高鉄駅の近くからでも30分ぐらいで来られます。长城国家文化公园ということは、やっぱりここは万里の長城やったんやね。

IMG_20250928_093159

どうやら万里の長城のはしっこは、チケットを買わないと入れないこの向こう側にあるみたいです。

それで看板に出ているQRコードをスキャンして買おうとしたんですが、市バスと同じく人民IDを求められて買えません(>_<)

改札のところにいた係の方に「外国人でも入れるんですか?」と聞いてみると、改札から振り返って後ろの方にある建物でならチケット買えるよと教えてもらいました。

ところがその窓口で買おうとすると、WeChat PayでもAlipayでもひもついているカードがだめだということで支払いができません。

これは黄山北站のフードコートと同じパターンやなあ・・・

IMG_20250928_095441

ということで、中国で初めて現金払いをしました。使えるんや!

丹东の宿のデポジット返金で財布に入ってきた100元札をここで活用。

IMG_20250928_100155

IMG_20250928_100438
IMG_20250928_100620

万里の長城のはしっこってこんなふうになってたんや・・・左が騎馬民族エリアの関東(満洲)で右がそうでない中華エリア。

IMG_20250928_100649

先端の海側はわりと浅いので、がんばったら回り込めそうです。

IMG_20250928_104619

関東側から見るとこんな感じ。このアングルでよければ課金エリア外からでも見えます。

万里の長城を訪れることは人生ToDoに入っていて、これまで遠くからも見たことがなかったんですが、この位置を訪れることはまったく想定していませんでした。存在も知らなかったし。

IMG_20250928_123615

ちなみにこの山海关、静かな古都というようなおもむきではあるんですが、昼間は戦闘機がばんばん飛んでて全然静かじゃないです。騎馬民族の襲来に備えてる?

中国満洲の旅(22日目)-+1号車@天津

昨日山海关(山海関)から天津に移動してきて翌朝です。

天津は、上海や重庆(重慶)と同じくどの省にも属さない政府直轄市で、緯度は仙台と盛岡の間ぐらい。

ここにはひさびさの夏が残っていました。蚊にも刺されました。

+1号車

国慶節と関係しているのか、山海关から天津への移動で高鉄(新幹線みたいな)のチケットが取れなかったので、今回は快速列車に乗りました。高鉄なら所要1時間半ほどのところ、快速列車だと4時間ほど。

それで取れた座席が「硬座: +1車、席番66」でした。何この「+」って?1号車とはちがうんかな?

ホームで駅員さんに聞いてみると、「入ってくる列車を見るとわかるので待ってて」とのこと。

IMG_20250929_083617

まず先頭から1〜14号車が連なって入ってきて、その後ろに「加1」という列車が続いていました。

「これだよ。」

なるほど!1号車と+1号車の間には13両あるので、これまちがったら車内移動が大変そうやわー。

ちなみに「加1」の後ろには「加」シリーズが7まで連結されていました。国慶節前の大移動に対応するために臨時増設された車両なんかな?

実はこの列車で隣になった中国人の大学生さんから話しかけられて、いろいろおもしろかったんですが、この話は帰国後振り返りに。

天津の宿

IMG_20250929_154217

宿はまあまあ町はずれに取ることになったんですが、それでもお高い3000円超え。
(これは宿の写真ではなく近辺。)

エレベーターはないし、部屋の照明はつかないものもあるし、ほかの町の1000円台のよりも部屋のランクは落ちる感じです。もともと天津が高いのか、国慶節のせいなのか。

でも宿の人がめっちゃ面倒見よさそうで好印象。

高鉄で30分ほどの北京の宿も高いんですが、天津もそんなに変わらないので、宿の高い上海から杭州に逃れるみたいな使い方はできなそうです。

ちなみに今の宿、シェアサイクルのエリア的には青(哈罗)圏外で黄色(美团)が圏内だったので、黄色の天津7日間乗り放題券を買いました。3泊しかしないけれど。