中国中原の旅(4日目)-秦始皇帝陵と兵馬俑@西安

西安4日目の朝です。

今回「中原の旅」といいつつ、ここ西安はまだ中原ではないです。

中華文明発祥以来、黄河下流域の中原の方がだいたい中華の中心だったけれど、西の辺境国だった秦が中華を統一したことで、その後しばらく首都が中原より西のこのあたりになったという流れがあります。

秦の首都だった咸阳(咸陽)は西安のすぐ隣で、同じ地下鉄エリア内。今回着いた西安空港も咸阳市内にあります。そして始皇帝のお墓(秦始皇帝陵)があるのは西安市内。咸阳とは反対側の東のはずれの方やけど。

せっかくなので兵馬俑とか見ておきたいけど、土日は混みそうやしなあ・・・ということで、金曜日の昨日がんばって行ってきました。

秦始皇帝陵への行き方

西安市街地の観光地エリア(回民街周辺)でも兵馬俑行きの直通カーを出しているツーリストオフィスをいくつか見かけたので、そういうのを利用してもいいかもしれません。看板では9.9元(約200円)と出ていました。

でも公共の交通機関を乗り継いでいく方が町を庭化してる感があるので、今回も地下鉄とバスで行ってみました。

経路は高德地图の検索結果頼みです。

まずは地下鉄で华清池站へ。

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東側の改札を出て目の前に兵馬俑直通カーの待合室があるけど、これはスルー。

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C出口から地上に出るとすぐ前にバス停があって、そこから兵马俑(兵馬俑)直通の613番のバスが出ています。

一般的な市バスとちがって、AlipayのQRコード切符は使えません。ドア横外の車体に印字されているQRコードをAlipayやWeChatで読み取って、値段を手入力して支払いをします。5元。

移動時間は15分ぐらいなんですが、乗務員さんが何やら解説をしています。

自分の中国語力では何を言っているかわからないので、とりあえず今回初導入のHiDock P1で録音。宿に帰って文字起こしをしてもらいました。この使い方めっちゃ実用的やなあ。

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バスが着いたところにある建物の中に、切符を買うためのQRコードがあったので、ぽちぽち入力をしつつ入口に歩いていきます。

万里の長城とちがって、ちゃんと外国人でもオンラインで切符が買えました。120元(約2400円)。

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入口。10:31からの入場の回の切符を買ったんですが、それよりちょっと前でも特に止められずに入れました。スマホでQRコードを表示するのではなく、パスポートスキャンだけでOK。

ちなみにこの入口の先はちょっとした庭園になっていて、本当の秦始皇帝陵エリアの手前でもう1回パスポートスキャンの改札があります。

秦始皇帝陵

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中国中原の旅(5日目)-ハンバーガーぺったんこ問題@西安

西安5日目の朝です。これから洛阳(洛陽)に移動します。

ハンバーガーぺったんこ問題

最近アメリカに行った知人が、ハンバーガーが高かった上にぺったんこだったと嘆いていました。

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そういえば、2月に温州の高鉄駅で食べたマクドナルドのハンバーガーもぺったんこでした。

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商品写真に偽りあり的なのって、中国の飲食店では意外とないんですが、9月に哈尔滨の高鉄駅で食べた中華ブランドの华莱士のハンバーガーは商品写真とちがってぺったんこでした。

ハンバーガーは古今東西重力に弱いなあ。

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でも前から気になっていたのが、ひそかに推しチェーン店だった阿香米线のハンバーガー。本業は米线(米粉の麺)のお店で、バーガーがメニューにある店舗は限られるんですが、西安でひさびさに見かけたので今回トライしてみました。

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やっぱりちゃんとしてるわー!バンズもふんわりしてるし、チキンもさくさく。15元(約300円)の価値あり。

中国中原の旅(6日目)-デジャブ@洛阳

昨日西安から洛阳(洛陽)に移動してきました。河南省に入りました。

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誰にもわかってもらえないと思うけれど、

町の第一印象が大同そっくり。

どちらも省都じゃないという町の位置づけもあるだろうし、旧市街地から離れた新しい高鉄駅近くのニュータウン的なところという町の中の位置もあるだろうし。個人的にはこういうところの方が落ち着きます。

大同はかつてモンゴル系遊牧民族の都(北魏平城)だったけど、その後ここ洛阳に都が移されてきたということで、北魏の首都つながりでもあります。

今回の宿

今回の宿にチェックインしようとしたところ、「泊まるかどうかは実際部屋を見てから決めたほうがいいです」と言われました。

部屋自体はふつうにいい感じだったんですが、

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建物が改装中で日中は騒音がするとのこと。

朝晩うるさくないなら別にいいかということで、予定通り泊まることに。

この選択がこのあと何かドラマを生んだりするかな?

中国中原の旅(7日目)-平安京第2のモデル@洛阳

洛阳(洛陽)3日目の朝です。

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洛阳は路面のいい2輪車専用車線が広域で確保されていて、サイクリングが気持ちいい町でした。地下鉄にもバスにも乗れる町ですが、まだどっちも使わずにすんでいます。

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でも惜しいのが川ぞいの遊歩道。めっちゃサイクリング向きに見えるんですが、

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自転車が乗り入れ禁止になっています。

自転車がだめでインラインスケートがOKというのは太原の逆パターンです。なんで禁止にしてるんやろ?

平安京第2のモデル

平城京と平安京のモデルは隋唐時代の長安(今の西安)でしたが、平安京は洛阳もモデルにしているそうです。京都で「洛南」とか「洛外」とか洛のつく用語が使われているのもその名残。

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隋唐時代、洛阳はサブ首都みたいな位置づけだったようで、今でも隋唐がらみのあれこれがたくさん残っています。

古都なのに、旧市街地(?)周辺まで道路がきれいに整備されているのも大同っぽいです。西安は道路がちゃんとメンテされてないようなところもちらほらあったけど。

シェアサイクル事情

洛阳のシェアサイクル事情はちょっと特殊で、黄(美团)・緑(滴滴)がなくて哈罗オンリーです。

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ちなみに黄・緑はスクーターのみ。

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哈罗はふつうの青もあるんですが、哈罗牡丹车というスマホホルダーつきのピンク色の車両もあります。
(洛阳は牡丹で有名な町のようで、牡丹園もあります。)

チャイルドシートつき(亲子车)や学生用(哈罗校园)の車両とちがって、牡丹车はシステム上ふつうの青と同じ扱いで、单车の乗り放題権の対象に含まれています。

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ただ、スクーターメインの土地柄だからか、シェアサイクルは若干見つけにくいです。アプリのマップで探さないといけないほどではないけれど。

中国中原の旅(8日目)-取捨選択@洛阳

洛阳(洛陽)4日目の朝です。これから次の町に移動します。

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洛阳散歩楽しかったです。

洛阳のショッピングモールって、どこも個人的に推している飲食チェーンが必ずいくつも入っていてびっくり。食文化的に、ここの人と趣味が合うのかも。

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しかも広東省以外ではまだ一度しか見たことのなかった竹升面もありました。

お店はここ。

行かないことにしたところ

中国のどこかにあることはわかっているけれど、具体的にどのあたりにあるのかよく知らない筆頭が、少林寺。

調べてみると、洛阳から東に50kmほど行ったところにあるようです。

簡単に行けるのなら行ってみようと思ったんですが、路線バスを乗り継いで片道4時間ほどで、途中1日数本しかない系統を使う必要あり。しかも同じルートを戻るのが最短なので、

これは福建土楼と同じぐらいの情熱がないと無理やなあ・・・

ということで、少林寺行きは断念しました。

この先のルート検討

今回30日間で河南省・山東省・湖北省を訪れるのが大目的で、すでにここ洛阳が河南省です。

緯度的には山東省が最北になるので、気候的に12月に近づく前の早い段階で訪れておきたい。ということで、今日さっそく山東省省都の济南に向かいます。

路線図的には、あと武昌(湖北省省都の武漢市の駅)に行けば大目的は達成で、最後に帰国便に乗るために上海に移動する必要があるというのが最低条件です。

济南の次は、キングダムに出てきた防御力高い町の邯郸(河北省)に行こうと思ったんですが、济南-邯郸が見た目近そうなのに路線的に高鉄での移動がスムーズにいかない。

それならということで、まったく予定になかった劉備ゆかりの徐州(江蘇省)に向かうことにしました。

今のところ決めているのはここまでです。

ビザ免除措置の延長

そして昨日こんなニュースが。今年の末までだと言われていたビザ免除措置が、来年末まで延びました!

例によって、中国大使館のサイトにはまだ出ていません。

もう日がないからと12月末までに詰め込もうとしていたけど、12月分どうしようかな・・・

中国中原の旅(9日目)-再開発の遅れた町@济南

昨日洛阳(洛陽)から济南(済南)に移動してきて翌朝です。

济南は山東省省都なんですが、なんともいえず奇妙な町です。

济南の地下鉄路線図はこんな感じ。9号線+2系統までできる予定のところ、今のところ3号線までしかありません。

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今回高鉄で着いた济南西站あたりは新しく開発されているエリアだと思うんですが、あまり車が走っていないのに片側5車線ぐらいあったりします。

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対して济南站周辺がもともとの中心地あたりだと思うけれど、なかなかに薄汚れたごちゃつき感があります。

長らく再開発をほっとかれていて、やっと着手されたという感じみたいです。

中国中原の旅(10日目)-そうめんは拉面である@济南

济南(済南)3日目の朝です。

华山

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水辺を求めてふらふらしていると、遠くにめっちゃ三角の山が見えました。

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あれ?あの山、公園の中にある?

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おおー。お寺になってるんかー。

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やっほー。

そうめんは拉面である

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拉面(拉麺)の「拉」は引くという意味です。引っぱって細くする麺。

うどんとかそばは包丁で切って細くするので拉面じゃないけど、そうめんは拉面に分類できるんじゃないかな?と思っていました。

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昨日入ってみた敦煌拉面のお店では、典型的な兰州拉面のお店と同じように麺の太さが選べました。敦煌は、兰州が省都になってる甘粛省の町やから系統が近いんかな?

細麺好きなので、一番細い「毛細」を注文。

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これまで兰州拉面で「毛細」を頼むと博多ラーメンのような麺で出てくる印象だったんですが、これは細さだけでなく麺質もほぼそうめんでした。これも拉面なんやなあ。

アースノーマット的なもの

西安では、11月になってもアースノーマット的なものがあちこちで売られていて、もういらへんのになあと思っていました。気候は日本とほぼ同じです。

ところが、ここ济南の宿には蚊がいて眠りを妨げてきます。めっちゃかゆい。

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济南では西安とちがって殺虫剤系が全然売ってなくて、10軒ほど回ってようやく見つけたのがここ。この季節に買うことになるとは思わなかったです。ブランドは枪手。

本体はラオスのぞうさん印とまったく同じに見えます。ボトルはちがうけど。

中国中原の旅(11日目)-黄河沿岸最下流の都市@济南

济南(済南)4日目の朝です。

長江の河口には上海という都市がありますが、黄河の河口に都市はありません。

重庆や宜宾でも見たように、長江は川とすぐ隣接する形で市街地が形成されることも多いのですが、

黄河は上流部の兰州を除いて市街地から距離をおいて流れています。

たとえば洛阳は、一応黄河ぞいの町とされているんですが、市街地から25kmぐらい離れていて市バスとかでは黄河まで行けません。

黄土をめっちゃ堆積させるので、流路が安定せず暴れるから近くに住みづらいという事情があるようです。

で、黄河沿岸の最下流部に位置すると言えそうな都市がここ济南。宿のある济南站周辺からでも6kmぐらいで比較的アクセスしやすそうだったので、見に行ってみることにしました。

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ここは黄河の堤防が公園になってるんやねー。切符売り場はあるけれど、無料化されていて今は使われていません。お財布にやさしい中国あるある。

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やっぱり黄河は赤いなあ。でも川幅が意外とせまくて、荒川の方が広いぐらいかも。黄河ほどの大河が最下流域でこんなことって自然体ではありえないので、これは途中のダムがめっちゃがんばってるんやろなあ。

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黄河ではスーパー堤防的なものが標準化されているようです。

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いつどこまで水が来たかが線で引かれていて、一番の上の線は2000年の34.54m。ぎりぎりやん・・・

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ゆるキャラが川ににらみをきかせています。黄河神獣?

中国中原の旅(12日目)-湧き水とともにある町@济南

济南(済南)5日目の朝です。これから徐州に移動します。

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ごみごみした济南の中心街に、不自然なほどきれいな水が流れているところがありました。

赤レンガをけずってココアにしたような黄河とは対照的です。

中華AIのQwen Chatに聞いてみると、济南は古代から「泉城」と称されるほど湧き水で有名な町で、南の泰山という山で降った雨水や雪解け水がこのあたりで湧いてくるような地質になっているそうです。北側が黄河のせいで地下が常に水しみしみ状態になっていて、南から流れてきた地下水の逃げ場がなくてここで地上に噴き出すみたいな構造なんだとか。

さらにつっこんで掘り下げてみると、济南で2019年以降になるまで地下鉄の建設が始められなかったのは、このきれいな湧き水を守るためだったそうです。

なるほど、そうつながるのかー。

それで凍結工法・密封シールド・リアルタイム地下水モニタリング網などの技術革新やインフラ整備が積み上げられて、ようやく湧き水を守りつつ工事を始められるようになったというわけ。

日本でも、明石海峡大橋の建設で土木スキルがめっちゃ上がったみたいな話があった気がするけど、中国も広い国土にあるいろんな特殊環境で鍛えられてきたんかなあ。

中国中原の旅(13日目)-孔子の気配@徐州

昨日济南(済南)から徐州に移動してきて翌朝です。

孔子の気配

济南に孔子の像があったので、そういえば孔子ってどこの人だったっけ?と調べてみると、

济南と徐州のちょうど真ん中あたりの曲阜の人でした。魯の国ってこのへんかー。

・・・と、高鉄で通り過ぎながら思っていました。

シェアサイクル事情

哈罗には、自分がサービスエリア内にいるときに限り、マップをほかの町まで無理やりスクロールさせることで、その町での自転車の位置も見えるという裏技(?)があります。それで徐州ではシェアサイクルが使えそうだと事前に確認していました。

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お?

徐州では「单车」(ふつうの自転車)と「助力车」(電動アシストのペダルつきスクーター)の切り替えタブがなくて、よく見たらアイコンが全部スクーターです(>_<)

ほかの町から見たら「单车」モードでもアイコンが表示されたので、てっきり「单车」があるのかと思ってしまってました。

青(哈罗)以外では、黄色(美团)はなくて緑(滴滴)もスクーターだけです。

中国中原の旅(14日目)-大暴れする黄河@徐州

徐州3日目の朝です。

黄河故道

徐州の中心部を流れている川は、地図では「黄河故道」だと書かれています。

黄河って、ここから250km以上北の济南あたりを流れている川やし、

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水も全然黄河色じゃないです。

長江と黄河をつないだ京杭大運河のことかな?とも思ったんですが、

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「京杭運河」は町の北の方に別の河川として存在していました。

大暴れする黄河

じゃあこの黄河故道って何?ということで、中華AIのQwen Chatに聞いてみました。

1194年〜1855年の間、暴れた黄河が流路をこっち側に変えていたのだそうです。そんなことあるんや・・・(>_<)

そして淮河に合流。黄河の運ぶ膨大な黄土で河床が上がったせいで、淮河の上流の水が下流方向に流れられなくなって淮河は出口を失います。黄河は淮河の河道を乗っ取ってここでも大暴れ。

1855年に今の北の流路に移ってからも、淮河の元の河口は使えないままで、淮河には人工的な流路が作られて海に出られるようになったそうです。

黄河暴力的すぎるなあ・・・

黄河が南側に来たことで、このあたりの京杭大運河は機能停止。西に迂回路が作られます。そして黄河が北に移ったことで、今度は運河の北部分が機能停止。これでもうこの運河は事実上使われなくなって、物流は海運・鉄道に移行することになったそうです。

中国中原の旅(15日目)-三国志前半の山場@徐州

徐州4日目の朝です。これから郑州(鄭州)に移動します。

徐州といえば、三国志前半の山場となる場所。曹操に攻められそうになったり、劉備が太守(県知事みたいな?)になったり、いろいろあって最後呂布が処刑されたりしたところ。

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劉備が最初に迎え入れられた徐州城があったのは、今の彭城广场あたり。めっちゃお買い物エリアです。

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刘备泉(劉備泉)。日本語の解説文にもあるけど、劉備あんまり関係ないです。

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刘家大院(劉家大院)。あ、これ劉備関連の何かや!と思って調べてみたら、全然関係なかったです。

董卓のいた洛陽・長安との距離感もなかなかのものやけど、劉備たちここから蜀(今の四川)まで行くの遠いわ!

中国中原の旅(16日目)-再びの河南省@郑州

昨日徐州から郑州(鄭州)に移動してきて翌朝です。先日訪れた洛阳(洛陽)のある河南省の省都です。

中原エリアはこの町で最後。でもここが中原のまん中。殷王朝の首都だったところです。

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今回は高鉄の郑州东站(つまり新駅?)の近くに宿を取っていて、まだこのあたりしか見ていないんですが、よく整った大都会です。

方角つきの高鉄駅の近くって、まだ町がちゃんと形成されていないことも多いんですが、ここはしっかり都市化されています。

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徐州とちがってシェアサイクルが使えるし、道もきれいなので暮らしやすそうかなーと思ったら、ネット回線が夕方になる前から重い(>_<)

宿のWi-Fiだけでなく、中国物理SIMの通信も重いのはめずらしいケースです。

サブスマホのLinkeSIMがいい感じなのが救いです。

中国中原の旅(17日目)-水属性@郑州

郑州(鄭州)3日目の朝です。

予約はまだですが、予定としては最終日まで行程を決めました。

ここ郑州までが黄河中下流域の旅で、このあと長江を中流域から河口の上海までたどっていくことになります。水属性強めです。

近寄りがたい黄河

黄河は長江とちがって近寄りがたい川なので、市街地から気軽に見に行けるところはなかなかないんですが、地図で見ると郑州からも比較的アクセスしやすそうだったので、ここでもまた見に行ってみることにしました。

このだいだい色の縦の地下鉄7号线でぎりぎりまで近づけそうやなーと思っていたんですが、実際行ってみると北の端まで完成してなくて、东赵が終点でした。

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东赵からバスで行こうと思ってバス停で待っていたんですが、そこで郑州ではAlipayのバス用QRコード切符が取れないということに気づきました(>_<)
たまにある人民IDが必要なパターン。

哈罗のシェアサイクルの営業エリアは东赵あたりが北端。歩くと往復12kmぐらい。

行けなくはないけど、そこまでして見に行くものではないかなということでここで撤退!

お気に入りの町

前回の満洲の旅は、长春という町の存在を知れたということが大きな収穫だったけれど、今回近いポジションになりそうなのがここ郑州。時間がないので3泊で次に行くけれど、あと2泊ぐらいしたかったなあ。

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中国の公園って、自転車乗り入れ禁止になっていることが多いんですが、ここは水辺の公園でもサイクリングができます。

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デイキャンプをする人も。

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水辺以外もなかなか気持ちがいいです。

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あと微妙に便利なのが、地下鉄駅は改札の外にもトイレがあること。今まで出入りした駅全部にあったと思います。

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今回泊まっている宿は、1泊1000円台なのに朝食ビュッフェがついてました。日本とちがって、開始時刻に行ってもほかのお客さんがいないのは中国あるある。あんなに客室あるのに?

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小学校が福建土楼風なのは何やろか?客家リスペクト?

中国中原の旅(18日目)-3600年の都@郑州

郑州(鄭州)4日目の朝です。これから武汉(武漢)に移動します。

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郑州站のすぐ東の旧市街地っぽいあたりに殷王朝の都の史跡があります。

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周囲には堤(?)も。

3600年ぐらい前に都だった町が今もしっかり都会なのは、ざっくり言えば場所として使い勝手がいいからってことなんやろなあ。空き地にしておくのはもったいないので、ほっとかれなかったというような。

西安や洛阳(洛陽)を京都や奈良にたとえると、殷王朝の都って飛鳥みたいなところだとも言えると思うけど、飛鳥は今は田園風景の村です。こちらも個人的にけっこう好きな場所やけど。

交通の要衝でもない不便な場所に都を置いた、当時の日本の事情を想像するのもなかなかおもしろいです。

中国中原の旅(19日目)-ここから長江流域@武汉

昨日黄河にほど近い郑州(鄭州)から、長江沿岸の武汉(武漢)に移動してきて翌朝です。

ここでは長江は、武汉の町のまん中を流れています。この「人が寄り添ってる感」は中下流域の黄河にはなかったところです。

気候

今回真南に500kmほど移動してきたせいか、ちょっと暖かくなった気がしていたんですが、

予報によると明日から急に気温が下がります。

明日は北からの風も強く吹いて、北の方では雪になるところもあるようです。

日系感

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宿の最寄りのスーパーがイオンでした。中国で初めて見たかも。

もしかしたら中国のことをよくわかってなかった最初のころに見てたかもしれないけれど、イオンぐらいあるやろとスルーしてしまってた可能性はあるかも。

中ではバトル系アニソン風の日本語の曲が流れていました。

地下鉄のトイレがTOTOなのもひさびさです。

ここ日本人けっこう来てはるんかな?と思ったんですが、宿ではひさびさに「日本人って今ビザいらないんですか?」というやりとりがありました。

中国中原の旅(20日目)-町のきれいさ@武汉

武汉(武漢)3日目の朝です。

中国の省都は、都市名そのままの高鉄駅の近くは古めかしくて、そうでない名前の高鉄駅の近くは新しく開発されている傾向があります。

今回は都市名そのままの武汉站に着いて、その近くに宿を取っているので、ほこりっぽいごみごみした町の印象はその立地だけのせいかもと判断保留にしていました。

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やっぱり高鉄の武昌站のある武昌エリアのショッピングモールはきれいやなあ。

と思っていたら、そのすぐ近くに

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香港の裏通りみたいな建物が。

ちょっと九龍城を思い出しました。

今の中国のこういうエリアにこういう建物が残っていたことにびっくり。都市名そのまま駅の近くでも見たことないです。

長江と人との距離感

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河口から1000kmぐらいでこんな感じ。川ぞいはめっちゃおしゃれゾーンになってます。

削ってきた土砂の運搬量のちがいが生んだ黄河とのちがいもおもしろいけど、長江だって無害なわけはないのだから、もっと下流でどうなってるかも気になります。

中国中原の旅(21日目)-新型コロナ始まりの地@武汉

武汉(武漢)4日目の朝です。これから宜昌に移動します。

武汉といえば、新型コロナ(COVID-19)始まりの地。

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初期感染の中心地と言われている华南海鲜批发市场(華南海鮮卸売市場)に来てみました。

1本の道の両側に建物があって、どちらも1階が青い壁で封鎖されています。
(西区側の2階の眼鏡市場はやってるっぽいです。)

2024年の記事に、1年前に移転したと書かれているので、コロナ禍でもおととしまでは使われてたってことかな?

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移転先はここみたいです。武汉市黄陂区四季丰华食品城という大きな敷地の中の1区画です。

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中に人はいるのですが、電気がついていなくて暗いです。

これ朝の10時ごろなんですが、もっと早朝に来てたらせりとかやってたんかな?2年前に移転してきたにしては、移転元より年季が入っている気がします。居抜きかな?

ウイルス研究所も気になったんですが、地下鉄路線から離れていて、シェアサイクルもサービス圏外。バスで行くにも昼間は3時間に1本とかのへんぴなところだったので断念。

新型コロナウイルスはこの研究所から流出したんじゃないかという話も聞いたことがあるけど、华南海鲜批发市场とは町の反対側やし、こんなへんぴなところから流出ってうっかりがすぎるよなあ。

Consensusに聞いてみると、

研究所流出説は主に意見論文や仮説レベルにとどまり、実証的な証拠は示されていません。

とのことでした。

中国中原の旅(22日目)-今回の行けるかな枠@宜昌

昨日武汉(武漢)から宜昌に移動してきて翌朝です。昨日の話です。

本文中に「今日」とあれば昨日のことで、「明日」は今日のことです。

今回の旅のゴールの河口(上海)とは逆方向の上流側に来たのは、中流域で長江をせき止めている三峡ダムを見たかったから。原発20基分という世界一の発電能力で、下流域の治水の鍵もにぎっています。

経路検索をすると、高鉄の宜昌东站からバスで1時間半ぐらいみたいなんですが、料金が17元(約370円)と出ています。料金2桁って、ふつうの市バスとは思えないです。乗車のバス停名も「宜昌汽车客运中心站 」なので、長距離バス扱いっぽいなあ。

ややこしいやつや(>_<)

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長距離バスターミナル(宜昌汽车客运中心站)の券売窓口は1つだけで、ずっと人が何人か並んでいるので、ここに頼るのはほかで情報を集めきってから。

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まずは券売機にアタック。

人民IDカードの読み取り機がついているので、例のごとく外国人は使えないっぽいけど、出発時刻がわかったりするので、写真を撮っておけば窓口で買うときに説明がしやすいです。

が、行き先の選択肢に「三峡大坝换乘中心」がない。

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バス会社のWeChatのミニアプリがあるみたいだったので、こちらのQRコードを読んでみると、行き先の選択肢に「三峡大坝换乘中心公交站」がありました。乗車日指定はあったけど、出発時刻を指定するところがなかったので、その日のどの便でも乗れるタイプの切符ってことかな。

アプリ内での購入にはやっぱり人民IDが必要だったので、このスクリーンショットとパスポートを持って窓口に突撃。

明日発のこの切符(スクリーンショットを指さしつつ)を買いたいです!

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ということで無事切符をゲットしました。

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バスの案内板を見ていると、出発時刻を表す「时间」欄が、「三峡大坝」行きのバスでは「流水」となっていました。

なるほど、市バスみたいにどんどん出てる便は「流れで」ってことやね。

最初の経路検索で出た「秭归809路健康专线」という路線が今回の切符のと同じものかがよくわからないけど、運賃は一致するので、5:50〜18:30の間20分間隔ぐらいで出てると思ったらいいんかな。

さて、ちゃんと行って帰ってこられるかな?

中国中原の旅(23日目)-山峡ダム@宜昌

宜昌3日目の朝です。これから合肥に移動します。

昨日の話です。文中に「昨日」とあればおとといのことです。

三峡大坝换乘中心までのバス

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昨日チケットを買ったバスは、宜昌汽车客运中心站を出発して59分で三峡大坝换乘中心に到着しました。
(写真ではほかのボードに隠れているけど、路線名は「809-2」と書かれてあったと思います。路線検索で出てくる「秭归809-2路」のことかな?)

到着のバス停名に「なんとか中心」とつくからには、ターミナルっぽい建物に入るのかと思いきや、道端の屋根つき停留所でした。そして終点は10kmほど先です。

あ、これちょっと危険なパターンかも。

・・・という予感はあとでちゃんと当たります。

無料で見える限度

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バスを降りてすぐのところに三峡ダムのツーリストセンターがあります。入場券とかが買えるみたいなんですが、買わずに行ける範囲でどこまで見えるもんかな?

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あー、遠くにぎりぎり小さく見えるぐらいやなあ。

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歩いて近づいてみようとしたんですが、ここから先に行けなくなっていました。

入場券とシャトルバス

ということで、おとなしくツーリストセンターに戻ります。

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券売機でも美团のQRコードでも、シャトルバスつき入場券の購入には人民IDが必要になっていました。

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日本人でも買えますかー!とパスポートを持って窓口に押しかけて購入。WeChat Payで払えました。35元(約770円)。

最終的にわかることなんですが、シャトルバスは

ツーリストセンター→A地区→B地区→ツーリストセンター

ざっくりこんな感じで運行しています。出発は15分間隔ぐらい?
(A地区・B地区という呼び名は仮称。)

A地区にバスが着く場所とA地区からバスが出発する場所は別になっていて、その間は基本的に歩いて移動することになります。それはB地区も同じです。

A地区(坛子岭风景区?)

ダムの左岸(北岸)真横あたりのエリアです。

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丘のふもとからスタート。エスカレーターで上がっていけます。

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ダム越しに船を113m上げ下げする閘門も。このダムができる前、上流部は浅くて大型船が進めなかったんですが、今は500kmほど上流の重庆(重慶)あたりまで上がれるのだそうです。

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最後はぎりぎりダムの真横まで近づけます。B地区に行くシャトルバスもこのあたりから。

B地区(三峡工程博物馆あたり)

ダムの右岸(南岸)やや下流側あたりのエリアです。

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ダムで沈む流域の100万人以上を移住させ、遺跡も重要なものは移転させ。ある程度強権を発動できる体制の国でないとできひんことやなあ。

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町への戻り

行きに乗ってきた系統のバス(秭归809/809-2路)は、経路が環状になっていて帰りはこのあたりを通りません。これはこちらに着いてから気がつきました。

無理やり同じ系統で帰ろうとすると、終点までの10kmと終点から目的地までの2回17元を払うことになるみたいやし、遠回りになります。しかも最初の乗り場にターミナルの建物がないので、切符を買うところがないし。

宿のある宜昌东站周辺まで経路検索をすると、帰りは最初に十三小区のバス停から216番のバスに乗って、途中2回乗り換えをするような経路が出ます。

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ほとんどの人は観光バスかマイカーで来ているようでしたが、216番バスについては案内板も出ていたので、やっぱりこれがスタンダードな戻り方なんやろなあ。

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十三小区のバス停。216番バスは高德地图でも現在位置がわからないし、運行が何分間隔かの情報もありません。

20分待っても来なかったので、中国で初めて配車サービスを使ってみるか・・・ということで、滴滴と哈罗を比べて値段が安く出た哈罗で車を呼んでみます。

しばらくすると、アプリ内のテキストチャットで「近くまで来ましたが、今どこにいますか?」と聞かれたので「十三小区のバス停です」と回答すると、「わかりました」と。小さいバス停だし、まわりに誰もいないので、ピックアップで迷うことはないはず。

すぐ来るかと思いきやなかなか来ません。

電話がかかってきて出たんですが、自分の中国語力では何を言っているかわかりません。

テキストチャットで「まだ十三小区のバス停にいます」と送ってみたんですが、音沙汰なし。

このまま待っていたら次のアクションが取れないので、しばらく待ってキャンセルしました。悪意あるドライバーさんだとは思えなかったけど、何が起こってたんやろ?

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結局14:26に待ち始めて、15:15に216番のミニバスが来ました。乗務員さんの提示するQRコードをスキャンして、値段を手打ちして払うタイプでした。

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その後の乗り換えは、ホームの改札をAlipayのQRコードのバス切符で通れるタイプのBRTで、迷うところはなかったです。バスもすぐ来たし。

中国中原の旅(24日目)-合成肥料にあらず@合肥

昨日宜昌から合肥に移動してきて翌朝です。

安徽省は以前黄山を訪れたことはあったんですが、今回省都の合肥もちゃんと押さえておくことにしました。

「合肥」ってまさか合成肥料のことじゃないとは思ったけど、どういういわれの地名なのか調べてみると、南淝河と北淝河の交わるところという意味だそうです。土ではなく水属性。
(今この2つの川は、いろいろないきさつがあって別々になっています。)

このあたりは、降った雨がいずれ長江に流れ込むという意味では長江流域ですが、山峡ダムからの水が来る長江本流からは少し離れた町です。

合肥ファーストインプレッション

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合肥南站は、地下鉄の改札内にお店がありました。すごい!

記憶の中では、中国では唯一上海虹桥站にあっただけで、北京とかにもなかったような気がします。

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地下鉄ホームの雰囲気もなんだかポップです。

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シェアサイクル系はスクーター率高め。自転車は青(哈罗)がほとんど見あたらなくて、だいたい黄色(美团)でした。ということで、思い切って黄色の7日間合肥乗り放題券を買ってしまいました。ここには3泊4日しかいないけど、200円ぐらいなので奮発。

追記 2025-11-22
青(哈罗)がほとんどないのは合肥南站の南側の話で、北側にはふつうにありました。

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宿の近くには、ひさびさにお茶が無料提供されているスーパーがありました。

あの文化(?)は黄河上流域だけのものじゃなかったんやなあ。

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そして1日で600kmほど東に進んできたせいか、17時台がだいぶ暗いです。写真では明るめに写っているけれど。

中国中原の旅(25日目)-帰国便が欠航になったら@合肥

合肥3日目の朝です。

AI生成教材の実践

合肥は三国志的には魏の領土で、呉との国境地帯でした。呉からめっちゃ攻められたけどなんとか守りきったというところみたいなんですが、

吉川英治の三国志には出てきません。本を丸ごとNotebookLMに情報源として入れて、質問して確認しました。

実は今回の旅行ではNotebookLMで生成したポッドキャストを毎日聞いていて、たとえば情報源としては、OER(Open Educational Resources)と呼ばれているフリーで公開されている教科書を使ったりしています。むずかしい英語のものでも、NotebookLMが日本語で噛み砕いて音声コンテンツにしてくれるのでめっちゃ便利!

これで世界地理の教科書をPDFでまるごと読み込ませて「中国について教えてください」みたいにテーマを絞ってポッドキャスト生成してもらったら、たまたま山峡ダムのことが出てきてびっくり。実際に行く少し前です。

「原発20基分という世界一の発電能力」というのもこれで知りました。

で、「山峡ダムについて教えてください」とさらに絞ったテーマで生成して、それを当日ガイドにしたりも。

これは教育のあり方が劇的に変わりそうやなあ・・・

ちなみにもともとは語学教材にしようともくろんでいましたが、NotebookLMのポッドキャストは漢字の読みをそれなりの頻度でまちがうので、現時点では中国語教材には向かなそうです。日本語文中に出てくる中国語の漢字を日本語として読んでしまうとかあるし。

帰国便が欠航になったら

中国からの日本便が減便しているという件で、すでに予約してある便が欠航になるケースもあるみたいやけど、実際どうなるかな?

ご搭乗日が2025年11月15日から12月31日までの期間で、2025年11月15日までにご購入いただいた成田発着の国際線航空券について、➀手数料なしで全額払い戻し(※)、または、➁空席のある当社便への変更(同一区間に限る)の変更手数料免除(手数料の免除は1回限り)をお選びいただけます。なお、2026年3月28日までの当社販売便が対象となります。

今回の帰国便も無料での払い戻しの対象になっているようなので、キャンセルで乗る人がほとんどいなくなったりしたら欠航もありえるのかも?

欠航がある程度事前にわかっているようだったら、台湾経由の便とかを取り直して帰ろうかと思います。でも今回はノービザ限度ぎりぎりの30日間滞在なので、出発直前に欠航だと言われたらややこしいことになりそう。

中国中原の旅(26日目)-町のつくりは省が決める?@合肥

合肥3日目の朝です。これから南京に移動します。

省都以外の町の印象がよかった省は、省都の印象もいいという傾向がある気がしています。
(逆は成り立たないかも?)

今回だと洛阳(洛陽)からの郑州(鄭州)とか。河南省。

黄山の印象がよかった安徽省の省都合肥はどうかなーと思ったけど、やっぱりよかったです。

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合肥南站の南側の新市街地(?)はきれいなだけでなく、緑豊か。

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合肥站に近い旧市街地もだいぶ整ってます。

しかも今回宿の人がめっちゃいい人。これは運な気はするけれど。

省の権限がどのぐらい町のつくりに影響するものかは前から気になっていたところです。

たとえばショッピングモールの飲食店って、地下1Fにお手ごろ価格のがあって、上層階に高級店とお手ごろ価格の両方があるというのが中国のスタンダードだと思っています。

でもこの前の湖北省では、武汉(武漢)・宜昌どちらでも上層階にお手ごろ価格のがなくて高級店ばかり。

その傾向は、前の前の河南省にもここ安徽省にもないので、湖北省の中で閉じていそう。

コンビニチェーンも省境界で変わっている気がするので、省には商業のわりと細かいところまで口を出す権限がありそうな気がするなあ。

中国中原の旅(27日目)-実質最後の町@南京

昨日合肥から南京に移動してきて翌朝です。ここで3泊します。

江苏省(江蘇省)は、最初の下見のときの苏州(蘇州)と今回の徐州で訪問済みですが、省都の南京も押さえておくことにしました。

南京は、LCCであるSPRING JAPANで成田から直行便が出ている限られた町のひとつでもあるので、できることなら庭化しておきたいと思っていました。

反日感情が強そうなイメージはあるけど、

満洲事変のあった沈阳(瀋陽)の例もあるので、実際どんな空気感かな・・・

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中国中原の旅(28日目)-長江と江豚@南京

南京3日目の朝です。

今回は中原というより、黄河・長江という2大大河の中下流域をたどる旅になっています。

ここ南京では、長江は町の中を流れています。もうだいぶ下流域ですが、ここから下だけで日本一長い信濃川と同じぐらいあります。河口まで400km弱。

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長江ぞいは公園になっているところもあって、自転車の乗り入れができる高架の遊歩道も作られています。

武汉(武漢)ほどおしゃれゾーンにはなってないけれど。

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おや。なにやらゲートのようなものが。「江豚觀賞地」?

ええっと、イルカは海豚で河豚はフグで・・・江豚ってなんやろ?イルカみたいな像がゲートの上についてるけど・・・

中華人民共和国(中国)では江豚(Jiangtun、「河の豚」の意)と呼ばれている。長江(揚子江)に棲息するスナメリ(下記参照)は中国国家一級重点保護野生動物に指定されている[5]。

なるほど、スナメリ。

山峡ダムの建設などが原因で絶滅したと言われているヨウスコウカワイルカ(白鱀豚)とはまた別の種やけど、江豚も絶滅が危惧されているようです。

中国中原の旅(29日目)-積み重ねと新陳代謝@南京

南京4日目の朝です。これから上海に移動して明日帰国します。

南京は、三国志の呉や宋・明・中華民国でも首都だったところです。

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呉の首都(建業)だったころ、当時のお城はこのあたりにあったそう。今でも町の中心部で、城壁に囲まれています。

高鉄で1時間かからない合肥が魏だったってことは、当時もがっちり城壁で囲んでたんやろなあ。呉としては、確かに合肥を取っておきたくなりそう。

首都が国境に近すぎます。

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そして20世紀。南京大虐殺の博物館。

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設備のメンテナンスで11/10-12/13の期間閉館していました。

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そして21世紀。長江中洲の江心洲が新しく開発中でした。おしゃれひろびろエリア。

今回の旅行で回ったところは、どこも紀元前からの歴史が同じ場所に積み重なってきた場所やったんやろなあ。

その間に、古いものをしっかり壊すという新陳代謝の作業が思った以上に行われているように感じました。「敵」として壊されたこともあれば、非効率なものが足を引っぱらないように、自分で壊してきたこともありそう。

中国中原の旅(30日目)-経験値をためて戻る上海@上海

昨日南京から上海に移動してきて翌朝です。これから帰国します。

この1年では、中国旅行はこれが6回目です。

最後に上海に来たのは2回目の最後(3月)なので、意外とひさびさです。

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上海の地下鉄ってこんなに複雑やったんやなあ。北京とここは別格。

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満洲の哈尔滨(ハルビン)発祥の喜家德は上海にもあったんやねー。

お鍋が安くておいしいところ。

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中国では、食料品は零食やさんで買うと安いと知ったのは3回目の四川のときなので、上海で零食やさんに来るのは初めて。今回は、あちこちでお世話になっている好想来へ。

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朝食セットを物色。全体的に物価高めの上海ですが、零食やさんだとほかの町とほぼ変わりません。

竹升面情報

個人的にお気に入りなのに、広東省以外でほぼ見かけない竹升面を上海で見つけました。

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肥佬哥香港车仔面という香港料理のチェーン店です。

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広東省では竹升面が使われることが多い鮮虾云吞面(えびワンタン麺)がメニューにありました。香港は広東省のすぐ隣なので、イギリスの租借地になる前は同じ文化圏だったのでしょう。

看板メニューの车仔面をためしに選んでみると、麺の選択肢に广东竹升面がありました。鮮虾云吞面には麺の選択肢なし。竹升面かどうかわからないけど、えびワンタン麺食べたいなあ・・・と思ってだめもとで注文してみると、

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やっぱり竹升面で出てきました!しかも輪ゴムっぽさの再現度も高いです。

今年最後の旅行のチケット

昨日無事上海から帰ってきました。

帰国早々あわただしいのですが、もう次の旅行の話です。

▼行き

2025.12.01(月) 15:30 成田T1発 MF810
2025.12.01(月) 18:50 福州(福建省省都)着
2025.12.04(木) 13:50 福州発 MF8795
2025.12.04(木) 16:15 海口(海南省省都)T1着
2025.12.07(日) 13:00 海口T2発 CZ6721
2025.12.07(日) 15:05 昆明(雲南省省都)着

▼帰り

2025.12.27(土) 11:20 昆明発 MU9715 (昭通経由 0時間45分)
2025.12.27(土) 15:45 上海浦東T1着
2025.12.27(土) 18:00 上海浦東T1発 MU729
2025.12.27(土) 21:00 関空T1着

福州は福建省省都なのに空港泊(2回)しかしたことがなかったので、今回ついでにちゃんと見ておくことにしました。福州の空港にはこれまで地下鉄が通ってなかったんですが、知らないうち(9月)に開通していたので、庭化する意義も高まっていたし。

帰りの便ちゃんと飛ぶかな?

金盾越えVPN構成2025年11月末版

個人的金盾越え用VPN主力のSoftEtherは、直近では

実家サーバ側:OpenWrt上で動くSoftEther Server
旅先ルータ側:Linux Mint上で動くSoftEther Client

という構成で使っていましたが、今回

実家サーバ側:Zorin OS上で動くSoftEther Server
旅先ルータ側:Zorin OS上で動くSoftEther Client

という構成に刷新。

・・・と出発前に書いていましたが、これで通信が安定化したことが現地でも確認できました。ひと晩放置してもセッションがちゃんとつながったままです。

今回の旅行では、各地域の金盾(?)と各VPNプロトコルとの相性は

序盤:SoftEther有利
中盤:OpenConnect有利
終盤:ZeroTier有利

ざっくりこんな感じだったので、それぞれに活躍の場があったんですが、SoftEtherだけでなくOpenConnectやZeroTierもOpenWrtに頼らない構成にすれば安定化するんじゃない?と思ったので、旅先でせっせとサーバ構築していました。

▼OpenConnect

実家サーバ側:OpenWrt上で動くOpenConnect Server
旅先ルータ側:Zorin OS上で動くOpenConnect Client

実家サーバ側:Zorin OS上で動くOpenConnect Server
旅先ルータ側:Linux Mint上で動くOpenConnect Client

▼ZeroTier

実家サーバ側:OpenWrt上で動くZeroTier
旅先ルータ側:OpenWrt上で動くZeroTier

実家サーバ側:OpenWrt上で動くZeroTier
旅先ルータ側:Linux Mint上で動くZeroTier

こんな感じに。

OpenConnectは、スマホアプリでDisconnect操作が効かなくなるという症状がたまに出て不便だったんですが、この構成にしてからまったくなくなりました。
(ちなみに旅先環境で一部Zorin OSからLinux Mintに戻したのは、Zorin OSはソフトウェアアップデートの通信が金盾にブロックされて不便だったからです。)

このVPNの脱OpenWrt化でサーバOSが増えると、その分ソフトウェアアップデートに時間がかかるようになって維持が大変になってきたので、GUIのない軽いOSに置き換えたいなあ。

ということで、帰国してからCUI版のDebianで再構築。

▼SoftEther

実家サーバ側:Zorin OS上で動くSoftEther Server
旅先ルータ側:Zorin OS上で動くSoftEther Client

実家サーバ側:Zorin OS上で動くSoftEther Server
旅先ルータ側:Debian上で動くSoftEther Client

▼OpenConnect

実家サーバ側:Zorin OS上で動くOpenConnect Server
旅先ルータ側:Linux Mint上で動くOpenConnect Client

実家サーバ側:Debian上で動くOpenConnect Server
旅先ルータ側:Debian上で動くOpenConnect Client

▼ZeroTier

実家サーバ側:OpenWrt上で動くZeroTier
旅先ルータ側:Linux Mint上で動くZeroTier

実家サーバ側:Debian上で動くZeroTier
旅先ルータ側:Debian上で動くZeroTier

とりあえずこんな構成に。

SoftEther Clientの状態をGUIで監視できなくなるのはちょっと痛いけど、そこは軽さと引き換え。Proxmox VE環境だと、Debianは電源ONの状態のままでもバックアップが取れるのも便利です。

追記 2025-11-30
SoftEther ServerもDebian化しました。GUI設定は別OSからやる構成に。
追記 2026-01-12
SoftEther ClientはOSがDebianだとなぜか金盾を越えられなかったので、Zorin OSに戻しました。

中国の入国カードのオンライン入力

11/20から、中国の入国カードがオンラインで入力できるようになったそうなので、Alipayの「移民局12367」ミニアプリを使って事前にやってみました。

紙の申請とのちがい

紙の入国カードより、書く項目が少ないです。

税関申告的なものがまるっとないのと、過去2年間の渡航国を書く欄もないです。
(最初の方の旅行では、せまい欄に中南米の国を毎回いっぱい書かないといけなくて大変でした。)

入力項目の注意点としては、入国場所として今回は「福州」と申告する必要があったんですが、これが選択式。

英語モードにしていると

Fujian > Fuzhou
(つまり「福建省 > 福州」)

のように階層をたどって選択する必要があるので、省の英語名まで知らないと迷いそうです。

最後はQRコードがダウンロードできるんですが、これってイミグレで出す必要あるんかな?オンライン申請だから、向こうは申請内容を知った状態でこちらを迎えることになるからいらない?

紙より項目が足りない分は、何か向こうで聞かれたりするんかな?

そのあたりは明日さっそく判明します。

追記 2025-12-02

QRコードはイミグレでスキャンされず、ほかに何も聞かれませんでした。