徳島のワークキャンプ(4)-花の植え込み

この続きです。

徳島駅前を中心に、徳島市の道ぞいの植え込みには花が植えられています。

今回のボランティア期間では一度だけ、このお手入れのワークがありました。中長期メンバーさんや地域のボランティアさんたちを含めてだいたい毎朝やっている作業なのだそうです。

共催さんからこの花のワークの始まりの話を聞いたのですが、これがけっこう興味深い。

もともとは市の管理するただの植え込みだったけれど、だんだん枯れてきて歯抜けになってきていたので、この空いたところに何の許可も得ずにゲリラ的に花を植えていったそうです。逆ビッグモーター!

するとあとからこの活動が市から公認されて、花の植えられている土地に看板を立てたりする権限が共催さんのNPO団体に与えられました。なので、これからここに企業の広告を誘致してその収入でボランティア活動の財源にしようと考えられているそうです。

特に駅前の道路脇って広告としては一等地だと思うので、ドル箱なんちゃうかなあ。これがうまくいくようなら、ほかの地域のNPO団体にも展開できそうな事例になるかも。

共催さんは徳島移住後に、児童館とこの花の活動で地域に名が知れていくことになります。

徳島のワークキャンプ(3)-児童館訪問

この続きです。

児童館とは

そもそも児童館というものをよく知らなかったのですが、月額料金を払って子供を放課後も預かってくれるのが学童で、ざっくりその無料版のようなものが児童館だということのようです。食事が出たりしないし、いつ来ていつ帰ってもOK。

そんな児童館が徳島市には20あるそうです。そのうちのいくつかに、共催さんがふだんから中長期の外国人ボランティアさんを送り込んで、子供たちと遊んでもらっているようでした。

短期ボランティア側の都合

ワークキャンプのリーダー研修でも聞いた話なのですが、友達同士で参加しているメンバーというのは要注意なのだそう。コミュニケーションがその中で閉じがちで、実際今回の3人にもその傾向がありました。

そういう場合には、チーム分けでばらしてしまうのが常套手段みたいなんですが、今回はメンバーがこの3人しかいなくてチーム自体が作れないので、それもできず。

でもふつうのワークだと分けられないんですが、児童館訪問はふだん1館に中長期メンバーさん2人ペアで行かれているので、このペアを短期メンバーひとりずつと組んでもらう形でやってみようということになりました。

これが3人の実質初ワークになりました。

児童館訪問

まず3人に、誰とペアを組むのかを事前に決めてもらいます。

そして食事の時間にペアの中長期メンバーさんと引き合わせて初対面。それで、何時にどこで待ち合わせて、児童館でどんな作業があるかをそれぞれでやり取りしてもらいました。
(自分は3人より2日早く徳島入りしていたので、中長期メンバーさんとはすでに顔見知りになっていました。)

児童館訪問の時間帯は自分には別にやることがあったということもあって、引き合わせ以降はノータッチで3人それぞれにおまかせです。通訳もしません。このワークキャンプは自主的に動いてもらうものだという動機づけも兼ねて。

そういうわけで、児童館で何があったのかは見ていないのですが、この訪問が児童館の子供たちや職員さんに大評判だったそうで、後日アンコール訪問も実現しました。

3人は子供たちと年齢が近いので、ふつうにいっしょにドッジボールを楽しんだりしたようでした。

徳島のワークキャンプ(2)-登場人物

この続きです。

今回のワークキャンプでは、たくさんの方と関わらせていただきました。

短期ボランティアメンバーのみなさん

まずは自分がリーダーを務めたチームのメンバーから。

★スキーくん

埼玉県の中高一貫校に通う高校1年生。今回中学からの友人2人を誘った発起人。部活でアルペンスキーをやっていて、キックボクシングやドッジボールを習っていた経験もあり。そして料理が上手。

もともと海外のワークキャンプに参加しようとしていたが、タイミングが直近すぎたため国内のに申し込みをしたとのこと。

★サッカーくん

スキーくんと同じ学校に通う高校1年生。サッカー部員。日本人なら誰もが知るあの製品の会社の社長の息子さん。

主体的に動けてアイデアも出せるので、スキーくんでなくサッカーくんが3人のリーダー役になっていてもおかしくなさそう。

★ゲームくん

2人と同じ学校に通う高校1年生。今は部活は無所属だが、小中では野球とバスケをやっていた。部活を聞かれて無所属だと話が広がらないので、今回誰かに聞かれれば「野球」か「バスケ」で答えることにしていた。ゲームが趣味だが、長身で力持ち。ニュージーランドに留学経験あり。

3人ともおうちが裕福なので、15歳にして10か国ほどの海外経験があるそうでした。

★ナイスさん

ワークキャンプを斡旋しているボランティア団体の職員さん。今回メンバーが少なくて労働力が足りないからか、一部期間だけ手伝いに来てくれることに。

外大出身で英語が堪能なので、全編英語のラジオ番組出演の際にはホスト役を担当していただいた。

地域のみなさん

★共催さん

今回のボランティアの受け入れ団体となるNPO代表の40代男性。こてこての大阪人で、ぐいぐい人を引っぱっていく親方タイプ。移住組ではあるが、徳島での数々の実績をベースに地域の有力者のポジションに登り詰めている。

ほかにも、お祭の実行委員長やNPOのみなさん、地域ボランティアのみなさんともごいっしょさせていただきました。

中長期ボランティアのみなさん

共催さんのNPO団体では、うちらのような短期ボランティアだけでなく、海外から中長期ボランティアの受け入れもされていて、いっしょに生活することになりました。

★イレズミさん

高校生3人とアパートで同室になったメキシコ人。気のいいおにいさん。来日は2回目で、最近来たばかり。1回目では日本人の友達が作れなかったので、今回はじっくり地域の人と関われるワークキャンプに参加することにした。アニメやゲーム好きだが、ガタイがいい。英語の勉強もゲームきっかけで始めた。

★ケサディーリャさん

自分とアパートで同室になったメキシコ人。少しシャイめのおにいさん。小岩(!)あたりで日本語学校に通っていたこともあって、日本語がある程度話せる。徳島にはすでに半年ほど滞在していて、うちらのワークキャンプ期間中に帰国することとなる。最初の夕食で、ケサディーリャ(チーズ入りタコス?)を振る舞ってくれた。徳島ではランゲージカフェの主催もしていた。

児童館訪問では、ゲームくんとペアになる。

★サヘルさん

サヘルローズさん的な雰囲気のあるモロッコ系フランス人。いつも気さくに話しかけてくれる面倒見のよいおねえさん。イスラム教徒なので本国ではレイシストから迫害を受けており、外国で働くことを考えている。そのため母語のフランス語・アラビア語以外に、英語・スペイン語・中国語を勉強していて、日本語も少しずつ話せるようになってきていて発音もいい。ベジタリアン。

児童館訪問では、スキーくんとペアになる。

★イギリスさん

少しつんとした雰囲気のイギリス人のおねえさん。あまりお話ができなかったので、情報が少ない。

児童館訪問では、サッカーくんとペアになる。

ほかにも中長期メンバーとしては、フランスやドイツの方があと数人いらっしゃいました。

徳島のワークキャンプ(1)-散らかったアウトライン

7月末の1週間、徳島のワークキャンプにリーダーとして参加してきました。

あまりにいろいろありすぎて、何からどう書いていけばいいのか頭が回らないです。

ワークとしては

  • お祭の準備と運営と後始末
  • 植え込みの花の手入れ
  • 児童館訪問
  • 全編英語のコミュニティラジオの番組に出演
  • こども食堂の手伝い

などなどありました。

受け入れ団体の方のこと。
メンバーの高校生さん3人のこと。
中長期ボランティアの外国人メンバーさんのこと。
イレギュラーな住環境のこと。
災害級の猛暑とどう向き合ったかのこと。

そのあたりのことを残しておいた方がいいかな。

帰宅

無事にワークキャンプが終わって、昨日奈良の実家に帰ってきました。

疲れすぎてて、1日たってもまだ体力が回復しきらない(>_<)

いろんなことがあって、書けること書けないことがあるけれど、明日から何かしら記録に残していこうと思います。