初めてのワークキャンプ(2)-ワークの内容

この続きです。

メインのワーク

今回のワークキャンプの大きな目的は、陸奥湾のホタテの保全です。

近年陸奥湾では、

  • 水温が上がっている
  • 水中の養分が減ってきている

ということで、ホタテがたくさん死滅していっています。そこで、陸奥湾に流れ込む川の流域にブナの植林をすることでその対策をしようとしています。

なんでブナの植林がその対策になるのか?

日光が地面に当たると太陽エネルギーが熱に変わって水温上昇につながるけれど、ブナがあると光合成によって養分つまり化学エネルギーに変換されるので、水温上昇が緩和される。

陸奥湾周辺には、美観目的で松が植えられてきた歴史があるけれど、松は常緑樹であまり落葉しない。これを落葉樹のブナに置き換えることで、落ちた葉が地面の養分となって陸奥湾に流れ込む。

そういう考え方なのだそうです。なるほど〜。

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白神エリアでブナの苗を育てて、

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陸奥湾の方に植え替えます。

その他のワーク

大きな目的がホタテの保全とはいえ、実際の労働で主に時間をかけたのはその他の雑用ワークでした。

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今回の宿舎もブナの苗を育てているのも白神エリアの廃校の敷地なんですが、

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そこで生活用の薪を運んだり、

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水路のどろをさらったり、

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休憩所にするテントを設営したり、作業は多種多様。

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その合間に食事を作ったりしないといけないので、なかなかいそがしいです。

初めてのワークキャンプ(1)-メンバーさんたち

GWのワークキャンプの体験記です。

大変だったけど、本当に行ってよかったというのが最初の感想です。正直終わってさびしいと思うぐらい。

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受け入れの現地の方だけでなく、メンバーさんにも恵まれました。

リーダー

日本出身。各地でボランティアをしながらアフリカ・中南米を含めた世界一周をしたことがある気のいいおにいさん。

ワークキャンプを斡旋しているボランティア団体の職員さんで、職員さんがメンバーになることはあまりないことなのだそう。

メンバーの中では最年少だけどしっかりもの。

カメラさん

ベトナム出身。控えめだけど気配り上手でがんばりやさんな女の子。ぱっと見日本人だと言われてもわからない。

日本のホテルのフロントで1年半ほど働いていたことがあって、英語だけでなく日本語も上手。今はハノイ(ベトナム首都)の近辺で日本企業を相手にIT関係の仕事をしている。

いつも大きな一眼カメラを持っていて、絵も上手。

ワークキャンプは今回初参加。

メガネくん

台湾出身。長身のメガネイケメンなAIエンジニア。今回のワークキャンプのムードメーカー的な存在。

1年ほど前、YOASOBIの曲に衝撃を受けて日本語の勉強を始め、カメラさんほどではないけど日本語が話せる。

「コンビニスイーツだいすき」
「おいしくな~れ おいしくな~れ」
「泣くほどおいしいでした・・・おいし・・・かったです」
「つぎ日本くるときもっと日本語ぺらぺらになってるよ」

たどたどしい日本語で周りをほっこりさせたりもするけれど、英語レベルは高く、英語でしゃべると急にきりっとするギャップ萌えキャラ。虫が苦手。

ワークキャンプは過去にラトビア・タイなどで参加経験あり。

ハナザワさん

インドネシア出身。幼稚園と小学校の先生になる人を大学の教育学部で教えている「先生の先生」。日本に来たからには生魚も食べるし、温泉にも入るしと、新しいことにチャレンジしたい新世代ムスリム女子。
(インドネシアにも温泉はあるけど、人前で肌を出す習慣はないはず。)

初めのうちは控えめな雰囲気だったけど、後半はサザエさんの花沢さんみたいなキャラとして定着。

ワークキャンプは今回初参加。

ママ

インドネシア出身。ハナザワさんと同じ職場の同僚。中学・高校の英語の先生になる人を大学で教えている「先生の先生」で、英語のエキスパート。

大きなお子さんのいるお母さんで、今回のワークキャンプでも冷蔵庫の残りものでちゃちゃっと何か作ってくれたりするお母さん的な存在に。

敬虔なムスリムで、ハナザワさんがお祈りをしないときでもちゃんとお祈りをしているし、温泉にも入らない。生魚も食べない。

ワークキャンプは今回初参加。

ひげもじゃさん

日本出身。我々のワークキャンプとは別枠で島根から来られている独立系(?)のボランティアさん。

自称人嫌いだそうですが、いろいろとお世話になりました。

ふつうワークキャンプって、学生さんが大多数を占めて収集がつけられない状態になることも多いそうなんですが、今回のように全員社会人経験ありというのはリーダーさんとしても受け入れ側としても初めてのことなのだそうです。

帰宅

たっぷり青森を堪能して千葉に帰ってきました。

ずっとばたばたしていてゆっくりPCにふれる機会がなくて、あれこれと用事がたまってしまっているので、青森のことはまた明日から。

眠い(>_<)

青森と弘前

今日は青森に移動してきました。

青森県に来るのは2010年以来2回目。前回は八戸から十和田湖の方に行ったので、青森市は初めてです。

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青森駅前けっこう町やなあ。このアーケードの感じとか岩国駅前に似てる気がしました。

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駅のはしっこの方とか港の方は文字の看板がなくて、社会主義国っぽい雰囲気があります。

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もう運行していない青函連絡船が展示されていました。

津軽海峡冬景色の船ってこれか〜。なんとなく津軽半島の方の話だと思ってたけど、そういえば「青森駅は雪の中」ってゆうてはるからここのことやなあ。

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駅ビルにあった好日山荘は、東北地方初でなんと今日がオープン日。めっちゃたまたま。

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せっかくなので、電車に1時間ほどゆられて弘前にも足をのばしてみました。青森県の鉄道でSuicaが使えるのはこの青森-弘前間だけだそうです。

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なんとなく青森市よりも弘前市の方が大きな町だと思っていたけど、青森市の方が都会です。

弘前の町並みは関西だと奈良(近鉄駅より新大宮寄り)あたりに似てて、関東だと北柏あたりに似てるかも?人出のぐあいとか含め。

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弘前城は桜が見ごろ。満開時期のちがういろんな種類の桜が植えられていて、すでに散っているものもあれば、これからのものも。

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青森でメジャーなラーメンは煮干しだそうです。煮干しおいしい。

たぶん明日から5/5ぐらいまで音信不通になりそうな感じです。

ハラル自炊の準備

27日からのワークキャンプですが、青森市まではGW前の明日のうちに移動して前泊します。その後の宿泊施設にはWi-Fi環境がないそうなので、しばらく音信不通になるかも?

ワークキャンプでの食事

ワークキャンプでの食事は基本3食自炊でみんなで作ることになるのだそうですが、何を作るのかはホスト国の日本人メンバーが旗振りをすることになるようです。

責任重大!

今回インドネシアのムスリムの方がいらっしゃるので、ハラルも意識しないといけません。

イスラム教におけるハラルフードの具体例は以下の通りです。

野菜や果物
穀物(米、小麦など)
魚介類や海草類
豆類
牛乳、卵
厳格なルールによって屠畜・加工された動物の食肉


イスラム教における屠畜・食肉処理のルール
食肉処理者が成熟したイスラム教徒で、ハラル食肉処理の資格を受けていること。
屠畜・食肉処理する際、動物が生きているもしくは生きているとみなされること。
処理時は、「アッラー・アクバル(アッラーは偉大なり)」「ビスミッラー(アッラーの御名において)」など宗教的言辞を唱えなければいけない。
処理に使うのはナイフが原則で、動物が苦しむことがないよう一気に血管を切断し血を抜かなければならない。

ハラム(禁止されている)食品の具体例は以下の通りです。

豚肉
厳格なルールによって屠畜・加工されていない動物の食肉
アルコール飲料
アルコール添加物(味噌や醤油、みりんなど)
爬虫類
昆虫類
水陸で生きられる生物(カメ、カエル、カニなど)

なんとなくハラルって知ってる気でいたけど、実際自分で作る視点に立つと結構条件厳しい(>_<)

今回のインドネシアの方に確認してみたところ、成分として含んでいる系はOKらしいので、しょうゆは大丈夫なよう。コンソメに含まれる豚エキスとかも。国によって戒律の厳しさに濃淡があったりするもんなあ。でも牛や鶏はちゃんと処理したものでないとだめらしいです。

クックパッドを頼ってみる

クックパッドで「HALAL和食」というジャンルがあるようだったので、いろいろ見てみました。

そこで見かけたのが「鶏モモ肉(ハラール肉)」という材料。あー、ハラルフードのお店で買うってことか〜。

調べてみると、ハラルフードのお店は青森県に1店舗もないようなので、これは現地で入手無理(>_<)

「ハラール醤油」については今回はふつうのしょうゆで大丈夫そう。
「ハラールみりん風調味料」か・・・みりんはアルコール度数10%を超えてるけど、「みりん風調味料」だと1%未満なので、しょうゆがOKならこれもOKかな。

ちゃんと買うならこういうのもあるんやなあ。

なんかこういう魚の寄せ鍋でいい気がしてきました。