SwitchBot ハブ2導入とその余波

2011年に買った部屋の温湿度計がこの前壊れて、電池を交換しても何も表示されなくなってしまいました。

ということで、この機に温湿度計のついたスマートリモコンに買い替えることに。

これまでGoogle Home連携の赤外線リモコン操作はNature Remoでやっていたけれど、これも置き換えてしまう形になります。

この置き換えの波及効果が思わぬところに広がっていきました。

モバイル温湿度ロガーのデータが消える

SwitchBot ハブ2を管理するアプリは、もともと持っていたモバイル温湿度ロガーのと共通です。

ハブ2の導入は1月末だったんですが、Google Homeとの連携ついでにモバイル温湿度ロガーもクラウドサービス設定をONにしてハブ2に接続していました。

その後2月の頭に、1月分の温湿度データのエクスポートをしてみると、ハブ2に接続する前のデータが消えています。台湾のデータが・・・(>_<)

その後、外に出かけていた間のデータもなぜか取れていなくて、出かける直前の数値が帰宅まで一定に続いていたかのように表示されます。

使い物にならなくなってるやん!

どうにかしなくてはと思って、モバイル温湿度ロガーのクラウドサービス設定をアプリ上でOFFに戻すと、1月のデータもその後の外出中のデータもちゃんと正しく表示されるようになりました。残ってたんや〜。

ハブにつなぐと、ハブにつながっているときの記録しか表示されなくなる仕様ってことみたいです。

IFTTT Proの解約

持っていたNature RemoにはGoogle Homeと直接連携する機能がなかったので、IFTTTを中継して、使いそうなエアコンの温度設定の数だけアプレットを作っていました。

ところがそのIFTTTとの連携機能が今年の6月で終了することに。

SwitchBot ハブ2だと直接Google Homeと連携ができるので、エアコン操作にIFTTTがいらなくなりました。

IFTTTには、ほかにも日記にタイムスタンプを刻むためのアプレットをいくつか作っていたんですが、

「おはよう」「おやすみ」なんかの時刻はGoogle Homeの履歴からもわかるので、わざわざ日記に書き出さなくてもいいかな。

ということで、アプレットの数を無料プランでまかなえる2つまで減らせたので、IFTTT Proを解約することにしました。
(プランをIFTTT Freeに戻す操作がわからなかったので、IFTTTへの支払い専用にしていたRevolutのバーチャルカードを凍結しました。)

SwitchBotの温湿度ロガーを時差のある環境で使うとどうなるか?

8月の末から、SwitchBotの温湿度ロガーで24時間情報を取り続けていて、毎月月初に前月のまとめ作業をしています。

で、この温湿度ロガーからエクスポートされたデータのタイムスタンプにはタイムゾーン情報がないんです。なので、時差のある環境に持っていくと何かおかしなことになるんじゃないかと心配していました。

時差のある移動日に、写真の撮影日時の並び順が入れ替わってしまうみたいに。

時差のある環境でのタイムスタンプの挙動

今回、日本より時計が1時間戻る台湾に温湿度ロガーを持って行って、その旅先でデータエクスポートしたときに中身がどうなっているか確かめてみました。

結論からいうと何も問題なし。

時計が1時間戻るからといって、1時間分同じタイムスタンプが繰り返されるみたいなことはなく、エクスポートしたときのスマホのタイムゾーンに従って、すべての時刻が出力されていました。
(初日に家を出発して気温が下がったタイミングが、ちょうど1時間ずれていました。)

おそらく内部的にはUTC(協定世界時)で記録されていて、エクスポートのときに現地時刻に変換して出力しているんだと思います。

RevolutとWiseを併用するメリット

Wiseは、旅先用カードとしてはRevolutよりいまいちっぽいけど、バックアップにはいいんちゃうかな?

ということで、この前の台湾でおためししていたんですが、意外とWise使えるかも?

まずバックアップとして

Revolutは使えないけどWiseは使えたATMが実際にあったので、まずバックアップとしての存在意義はありそうです。

Wiseは両替手数料が事前にわからない

Wiseは「隠れたコストなし」といいつつ、

両替
手数料は通貨によって異なります 0.42%~

両替手数料がいくらなのかを事前に調べる方法が見あたりません。

ということで、台湾でWiseを使って最初に切符を買ってみたんですが、1149円の引き落としで、うち手数料は12円でした。1%で切り上げかな?切り上げなら、1.1%でも13円になります。

あとで知ったけれど、

台湾で10万円をカードで決済するとします。Wiseカードを使うと、1月3日時点で合計の手数料は1,117円(約1.13%)で済みます。

とあるので、手数料は日によって変動するようにも読めます。
(10万円で手数料1117円だったら、約1.13%でなくて約1.12%のまちがい?)

とりあえず、今回はいったん1.0%だとしておきます。

追記 2024-05-12

両替手数料はここで調べられることがわかりました。

ATM手数料軽減に

桃園のファミリーマートのATM(Cathey United Bank)で、RevolutとWiseで続けて100元ずつ下ろしてみました。

▼Revolutの明細
レート:1円=NT$0.2109
両替料金475円
手数料5円(週末両替)
合計480円

▼Wiseの明細
レート:1円=NT$0.211238
両替料金473円
当社の両替手数料5円
合計478円

まず目につくのは、チャージから減ったお金がWiseの方が少なかったこと。もう少し詳しく見ていきます。

まだサンプル数が少ないのでなんともいえないんですが、近いタイミングだとRevolut(VISA)よりWise(Mastercard)の方が0.2%ほど両替レートがいい傾向が見られました。いったん「ほぼ変わらない」と想定しておきます。

Revolutの方は、ATMでも支払いでも週末は1%の週末手数料が取られるんですが、Wiseだといつでも1%の両替手数料がかかります。
(Revolutは週末以外この手数料はかかりません。Wiseの両替手数料はさっきの通り通貨によって変わります。)

ちなみにこの「週末」の定義は次の通り。

週末(ニューヨーク時間の金曜日午後5時からニューヨーク時間の日曜日午後6時まで):1%の手数料が発生します。この手数料はご利用のプランにかかわらず適用されます。

日本時間だと以下の通り。

サマータイム(ニューヨーク時間の3月第2日曜午前2時〜11月第1日曜の午前2時)中
土曜6時〜月曜7時

サマータイム外
土曜7時〜月曜8時

追記 2024-07-02

GoogleカレンダーでRevolutの週末時間帯カレンダーを作ってみました。

iCal形式:
https://calendar.google.com/calendar/ical/a3229d12ab250687d40c5a75c746bb9d5e936bf6597d6a4c5790200cababced5%40group.calendar.google.com/public/basic.ics
(これをGoogleカレンダーやOutlookカレンダーなどにインポートすれば、自分のカレンダーに表示させることができます。)

ニューヨークのタイムゾーンで入れてあるので、サマータイムも自動調整されるようです。

これからすると、「週末はRevolutとWiseでほぼ差がなくなるけれど、週末以外はRevolutの方がお得」という感じなのですが、ATM手数料について逆転要素があります。

Revolutには「キャッシングで月25000円を超えた分に2%の手数料がかかる」(スタンダードプランの場合)というルールがあります。なのでこれをオーバーした場合、週末でなくともWiseの方がお得になります。

ただ、Wiseの方にも似たような制限があって、月引き出し2回まで、合計3万円以下まではATM手数料がかからないんですが、その先は、

3回目以降毎回70円、3万円を超えた分には1.75%のATM手数料がかかるので、こうなるとだいたいのケースでRevolutの勝ちになりそうです。

これはあくまで台湾でのケースです。

今後の使い方

とにかくWiseは通貨ごとの両替手数料がわからないので、今回のように最初に1000円分ほど使ってみて、%の小数第1位ぐらいまでの手数料率の概算をしておくのがよさそうです。

追記 2024-05-12

繰り返しになりますが、両替手数料はここで調べられます。

そしてRevolutの方は、通貨によって

1.0%希少通貨両替

タイバーツ(THB)とウクライナフリヴニャ(UAH)はあまり取引されておらず、入手困難なため、取引には1.0%手数料がかかります。

という希少通貨両替手数料が存在するので、これだけ気にしておきます。
(タイバーツを両替したときのアプリ上の明細に表示されるメッセージです。なぜか公式サイトにはこの手数料についての情報がありません。)

これで両カードの通貨にまつわる手数料率がわかるので、ATM手数料軽減に使えるのかどうかを判断します。

差は微々たるものかもしれないけれど、VISAとMastercardのレートの差が気になるなら、これで確認。

それにしても、ウクライナフリヴニャはともかく、タイバーツってそんなに希少なんかな・・・?ネパールルピーやラオスキープの方が取引量少なそうやけど、この手数料がかかってなかったので選定理由が謎です。

追記 2024-06-05

ちなみにマレーシア・インドネシアでは、週末はWise、週末以外はRevolutの方が両替手数料がお得という感じになりました。

外出先からソニーのHDDレコーダーの在宅限定機能を使う

うちにはテレビを見るためのチューナー機能をもった機器として、ソニーのHDDレコーダーがあります。

外からでもアプリを使ってインターネット経由で操作できて便利なんですが、家にいるときとちがってできる操作に制限があります。そして外から操作ができるのは、家で最後に連携操作をしてから90日という期限もあります。

有効期限の更新方法
ご注意

以下の操作は、外出先では行えません。
必ずご自宅のホームネットワーク環境で操作を行ってください。

去年の中南米放浪のとき、途中でサブスマホの方で連携が切れて少しこまったことになったので、家を離れる期間に関係なく旅先から使い続けられるようにできないかと思っていました。

家にいるふりをするしくみ

この前作った金盾越えのためのしくみで、Amazon Prime Videoについては家からのアクセスにうまいこと見せかけられたので、これをもう少し工夫すればこの問題に対応できそうです。

まず、今のしくみのままだとうまくいかないので、HDDレコーダーとスマホが同一サブネットにいないと「家にいる」という扱いにならないみたいです。

ルータをルータとして使うとそこにサブネット境界ができてしまうので、ルータのZeroTierインタフェースをLAN側とブリッジ接続するようにします。

これでスマホからZeroTierにアプリでつなぐと

[スマホ]-(VPN)-[ZeroTier]-(VPN)-[家のルータ(ブリッジ接続)]-(LAN)-[HDDレコーダー]

こんな構成になって確かに同じサブネットにはなりました。
(スマホからHDDレコーダーにtracerouteをすると中間ホップなし。)

でもスマホのVideo & TV SideViewアプリから見ると、VPN越しでの接続なのがばればれだからか、これでも家にいない扱いに。

ということで、旅先ルータでもWi-FiとZeroTierをブリッジ接続させて、

[スマホ]-(Wi-Fi)-[旅先ルータ(ブリッジ接続)]-(VPN)-[ZeroTier]-(VPN)-[家のルータ(ブリッジ接続)]-(LAN)-[HDDレコーダー]

こんな構成にすると、スマホもVPN経由の接続であることを感知できなくなって、家にいる扱いにできました。

追記 2024-08-03
旅先ルータを使わなくても、スマホ上でVideo & TV SideViewアプリを起動したあとにZeroTierアプリでVPN接続をする順番にすれば、VPN感知されずにすむようです。ちなみにこのやり方はnasne用のtorneアプリでは通用しないように見えます。

少しテクニカルな説明

具体的にどうやるの?というところですが、要点だけメモしておきます。

★機種

家のルータ:GL.iNet GL-A1300 / Slate Plus
旅先ルータ:GL.iNet GL-SFT1200 / Opal

★ルータのLAN側IPアドレス設定

そのまま2台をブリッジ接続して同じサブネットにするとIPアドレスがバッティングしてしまうので、うまいことIPアドレスをずらします。

各ルータで

Admin Panel (LuCIじゃないふつうの管理画面)> NETWORK > LAN > Private Network > Advanced

このあたりをいじって。

それぞれのDHCP配布レンジ(Start IP AddressとEnd IP Address)も調整してかぶらないようにします。

★ZeroTierサーバ側の設定

家のルータも旅先ルータも、ZeroTierサイトのNetworkの設定上で"Allow Ethernet Bridging"と"Do Not Auto-Assign IPs"にチェックをつけてAuthorizeします。

★ルータ側のブリッジ設定

▼家のルータ

LuCI > Network > Interfaces > [ZEROTIER]の[Edit]
[Device]をunspecifiedに変更。

LuCI > Network > Interfaces > [Devices]タブ > [br-lan]の[Configure]
[Bridge ports]にEthernet Adapter: “z*********"(ZeroTierのインタフェース名)を追加。

▼旅先ルータ

LuCI > Network > Interfaces > [LAN]の[Edit] > [Physical Settings]タブ
[Interface]にEthernet Adapter: “z*********"(ZeroTierのインタフェース名)を追加。

(家のルータとの操作のちがいは機種のちがいによるもので、やってることは同じです。)

これでスマホを旅先ルータにWi-Fi接続すると、家にいないとできないはずの「おでかけ転送」が出先でもできるようになりました。本来出先ではストリーミング再生しかできないんですが、ダウンロードもできるようになったということです。

外出先機能の有効期限も延ばせるんですが、いつでも家にいる扱いにできるので外出先機能自体があまり必要ないかも。

nasneでも

うちにはHDDレコーダーのほかにもnasneがあって、こちらも家にいないとスマホとのペアリング操作ができない仕様になっているんですが、このしくみを経由すれば出先からでもペアリングができました。

追記 2024-08-03
このnasne用のtorneアプリは、本当に家にいても家にいない扱いにされてしまうことがよくあって、挙動が不安定です。

さらに洗練された構成

今回の構成では、2つのルータのDHCPサービスが両方生きている状態でブリッジ接続されることになるので、旅先ルータに端末を接続したときに、家のルータのDHCPからIPアドレスが配布されてしまったり、その逆も起こりえます。

実際にはそれほど実害はないんですが、きれいにこの問題を回避しようとすると、

  • 旅先ルータではゲストWi-Fiの方にZeroTierをブリッジ接続する
  • 旅先のゲストWi-Fi側ではDHCPをOFFにする

という設定にするのがいいかと思います。
(実際やってみましたが、この場合、ゲストWi-Fi接続時のIPアドレスは家のルータのDHCPから配布されます。)

これだと家のネットワークに接続したくない場合は、ゲストでないふつうのWi-Fiの方につなげばいいので、切り替えにルータの設定変更がいらなくて楽です。

その代わり、本来のゲストWi-Fiの「ゲストにつないでもらうためのもの」という目的は果たせなくなってしまいますが。

追記 2024-04-14

GL-SFT1200(Opal)のZeroTierの挙動が不安定なので、旅先用ルータをGL-A1300(Slate Plus)にしました。

ちなみに今の家のルータは、BUFFALOのWXR-2533DHP2にOpenWrtを入れたものにしています。

追記 2025-02-07

旅先ルータ側で

LuCI > Network > Interfaces > LANEdit > DHCP Server > Advanced Settings > Force

のチェックをはずしておけば、同セグメントでDHCPサービスがバッティングした場合に旅先ルータ側が身を引いてくれます。

中華圏おためし放浪台湾編(14日+帰国後振り返り5)-意外と中国でなかった台湾

これで終わりです。

意外と中国でなかった台湾

台湾では、中国版UberというべきDiDiがサービス圏外になっていました。

日本人でも中国国内でなら使えるはずのWeChat PayやAlipayが対応店舗で使えなかったし、

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案外中国製品も見かけませんでした。

そして宿との連絡は中国のWeChatではなく、現Facebook傘下のWhatsAppでした。

台湾の輸出先を見ると(図表-3)、中国本土が全体の3割弱を占め、香港を含めると4割を超える。輸入元として見ても中国本土は(図表-4)、全体の2割強を占め、日本を上回り、米国の2倍超のシェアがある。

中国本土が台湾へ輸出しているモノを見ると、「電気機器・部品」が44.8%、「工業原料類」が21.9%、「機械・部品」が14.2%で、これらを合わせると8割を超える。残る2割は「生活用品類」、「食品類」などである。

データを見る限りでは、台湾ってもっと中国感があると思っていたんですが、現地の印象としてはそうでもなかったです。

中国本土と台湾では、使っている漢字がちがう(本土は簡体字で台湾は繁体字)けど、中国の会社が人口の少ない台湾のためにわざわざ繁体字で書いた製品を作るのは割に合わない気がします。なので、台湾が中国から輸入するのは製品ではなく、部品とか原料とかに留めているみたいなことがあるのかも。

敵としての中国

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台北。

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台中。

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高雄。

今回わりと町のあちこちで防空避難の誘導看板を見かけたので、そういう事態になることはそれなりに想定済みではあるようです。