中国雲南の旅(23日目)-Trip.comなきその後@大理

大理5日目の朝です。これから最後の町の昆明に戻ります。

これで今回の旅行での宿と鉄道の予約は全部完了したわけですが、

Trip.comが使えなくなってから、その後どういうやり方に落ち着いたか?

鉄道の予約

まず、鉄道に関しては中国铁路12306で予約するのが結局最終形。Trip.comで予約するより安いし、WeChat PayやAlipayで決済しても国際手数料が取られないし。

なのでTrip.comがまた使えるようになったとしても中国铁路12306を使い続けると思います。

宿の予約

宿の予約は携程旅行(ctrip.com)に落ち着きました。Trip.comの中国版というか、むしろTrip.comが携程旅行のインターナショナル版というか。

Trip.comは言語設定に簡体中文(中国本土の中国語)がないのですが、携程旅行は逆に簡体中文しかないので、宿の現地名がそのまま載ってて便利。
(Trip.comを使ってるときは、いったん繁体中文(台湾や香港の中国語)で表示させてそれを高德地图で検索して現地名を取得していました。)

ただ、1点気をつけないといけないことが。

たとえばこの宿、

政策 > 接待提示 > 可接待人群

とたどると

仅接待持有中国内地签发的有效居民身份证的客人

(DeepL訳:中国本土で発行された有効な住民身分証を所持しているお客様のみご対応いたします)

となっていて、外国人には宿泊ができないことがわかります。逆にいうと、わざわざこうやってたどらない限りわからない。

Trip.comだと、外国人の泊まれない宿はそもそも一覧に表示されないので、まちがいようがないんです。

なので、どこの宿に泊まるかはTrip.comで探して決めて、その繁体中文の宿名を携程旅行でコピペ検索して予約するという方法を採りました。データベースが共通だからか、Trip.comにある宿は必ず携程旅行にもあるようです。

そして携程旅行での支払いには、中国国外発行のクレジットカードやデビットカードも登録できるので、サイト側での国際手数料はかからず払うことができました。WeChat PayやAlipayで払うと3%かかります。

でももしTrip.comがまた使えるようになったら、Trip.comを使うことになると思います。

なぜかというと、携程旅行はログインに中国物理SIMのSMS認証が必要だから。
(eSenderの番号では登録ができませんでした。)

つまり、中国物理SIMのSMS受信ができない日本では新規ログインができないんです。

中国铁路12306はメールアドレスとパスワードでのログインができるので、外国からでも予約ができそうなんですが。

さらにバックアップ

さらに携程旅行が使えなくなったときのバックアップとして

こちらのアカウントも準備しておきました。

应用宝でのアプリダウンロード数は、旅行分野では携程旅行がトップの3億なんですが、この同程旅行は2億。さらにドメイン名が"ly.com"と短くて本気を感じます。旅游(Lǚyóu)でlyかな?

中国雲南の旅(22日目)-大理古城@大理

大理4日目の朝です。

大理古城

丽江(麗江)はトンパ(東巴)文字でおなじみ(?)のナシ(納西)族の町で、香格里拉はチベット族の町でした。そしてここ大理は白族の町です。

丽江と香格里拉には、旧市街地の「古城」というエリアがあったけれど、大理にもありました。

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大理站からバスで1時間ぐらい。

丽江や香格里拉では、古城が今でも中心街的な役割を果たしているように見えたんですが、ここはそんな感じではないです。古城が弱いというより、古城に頼らない現代的な町がしっかり別に形成されているということかな。

移動手段

香格里拉に引き続いて大理にもシェアサイクルがないです。

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哈罗の助力车はあるんですが、なぜかペダルがはずされているので電動アシストでなくただの電動スクーターです。

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そしてこの町には地下鉄がないので、メインの足はバスになります。

ちょっとびっくりしたのが、ここではバス料金のスマホ決済で手間取る人が意外と多いこと。乗っているのがみんな地元の人のように見えて、観光でよそから来てる人も多いってことかな?

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高德地图でバス位置も運行間隔も見えないのは香格里拉といっしょ。その代わりにここでは车来了というアプリでバス位置が見えるようになっています。

バスが1時間に1本あるかないかの香格里拉とちがって、ここでは運行間隔が10分ぐらいなので、位置が見えなくてもそんなにこまらなそうではあります。

中国雲南の旅(21日目)-大理のポジション@大理

大理3日目の朝です。

大理石のある地質

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大理石の大理とはここのことです。

大理石は、石灰岩がマグマの熱で変成した岩石です。なので、もともとは海底のサンゴ礁だったりします。

ユーラシアプレートにインドプレートがぶつかってヒマラヤ山脈ができたけれど、もともとその2つの陸地の間にあった海(テチス海)のサンゴ礁がエベレスト山頂の石灰岩にもなったと言われています。

ここはヒマラヤ山脈ではないけれど、このへんの大理石もテチス海のサンゴ礁由来なんやろなあ・・・と思って念のため調べてみたらやっぱりそうみたいです。

人間世界の大理

雲南を日本にたとえると、今の東京にあたるのが昆明です。そうすると大理は京都だといってよさそう。かつて雲南の中心的な町だったところということで。

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洱海が琵琶湖に見えてきました。

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中国雲南の旅(20日目)-香格里拉の町から高鉄駅までの移動@大理

昨日香格里拉(標高約3300m)から大理(標高約2000m)に移動してきて翌朝です。

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だいぶ暖かくなって、酸素も濃くなりました。

香格里拉の町から高鉄駅までの移動

★市バス10路にはご用心

高鉄駅(香格里拉站)と旧市街地(独克宗古城)を結ぶ10路という市バスがあります。今回高鉄駅に戻るのに使おうかと思ったんですが、これけっこう要注意です。

まず、高德地图で出る香格里拉10路は経路がぜんぜんまちがってます。かすりもしていません。

掌上公交のミニアプリで見えるこちらの方が実際に近いです。

10路はミニアプリ上で始発・終点とも「火车站」(つまり高鉄駅)となっていて、

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バス停の案内でもそうなっているんですが、これが誤解を生むというかまちがいだと言ってしまって差し支えないと思います。

実態としては、

(1) 火车站→古城商业街
(2) 古城商业街→火车站

の2方向があって、(1)は古城エリアではおそらく下車専用。

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古城商业街に向かう側のバス停には10路の案内がないので。

そして古城商业街のあとは緑線の通りに火车站に戻ることなく、線からはずれて車庫に入っているのか、そのうちマップからバスアイコンが消えてしまいます。何本か見ていましたが、朝夕関係なくこの動きをしています。

(2)はマップ上、突然古城商业街から現れるように見えます。(1)でマップから消えたバスが折り返してきているのかも?だとしてもすぐ戻ってきているわけではないです。

とにかくどっち方向でも10路をつかまえてしまえば高鉄駅に行けるかというとそうではないということです。

★市バス16路にもご用心

もともと目をつけていた16路ですが、毎日アプリで監視していたところ、8時から10時の間に2本来るというぐらいは決まっているようですが、それがいつになるかは日によってまちまちです。その日1本目のバスですら出現の時間がちゃんと定まっていないので、道路事情の話とかではないです。

昨日は8時台に20分間隔で2本来て、その後ずっと来ないというパターンになりました。

9時すぎにもう1本来るならそれに乗ろうと思ったのですが、宿を9時に出てその気配がなかったので高鉄駅まで歩くことにしました。

★徒歩移動

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香格里拉站へは、高德地图のナビ通りの道を歩くとたどりつけました。この間、温湿度ロガーで記録されている最低気温は-3.3℃。

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高鉄の線路をくぐるところもナビ通りでした。

バスルートより2kmほど近道になるので、本当にこの経路が存在するのか不安でしたが、ちゃんとあってよかったです。百度地图のストリートビューでは、高鉄開通(2023年11月)以前の今は存在しない道しかなかったので。

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もうひとつ心配だったのが、2時間待つ駅の建物内が寒くないか。歩いて大丈夫な気温でも、座って待つのは耐えられなかったりするので。

入口の気密性が高くないので、ほぼ外気温みたいな状態も覚悟していたんですが、中は10℃ちょいぐらい。氷点下を歩ける格好なら、じっと座ってても大丈夫でした。

中国雲南の旅(19日目)-失われた地平線@香格里拉

香格里拉(シャングリラ)4日目の朝です。これから大理に移動します。

寒い中、無事に高鉄駅までたどり着けるかな?

失われた地平線

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香格里拉の町を歩いていると、

消失的地平线
LOST HORIZON

と書かれたモニュメントを見かけました。

日本語だと「失われた地平線」。「シャングリラ」という言葉の元ネタの小説のタイトルです。

丽江(麗江)にいるときにKindle版を買って、昨日読み終わりました。おもしろかった!香格里拉で電気グルーヴのShangri-Laを聞きながら、失われた地平線を読むというぜいたくな時間。

読む前はなんとなくネパールあたりの話なのかと思っていたんですが、めっちゃ中国出てきます。シャングリラは1930年代のチベット内にあるように描かれていて、雲南も登場します。

チベットと雲南境界の雲南側の町として稲城府という架空の地名が出てくるのですが、香格里拉ってシャングリラというより稲城府なんじゃないかな?

拾いもれた香格里拉

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立派な建物がいろいろ。

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ここは丽江より標高が高いけれど、まわりにあまり高い山はありません。

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お店の看板のカラーリングはだいたいこれで統一されています。中国語ベースでチベット語と英語併記が標準。

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丽江でもそうやったけど、ヤク(牦牛)は食材としてもメジャー。

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これもマニ車かな?めっちゃでっかいけど回せます。

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