桃色パンダの行方

昨日市ヶ谷あたりを歩いていると、桃色パンダの四角い宅配バッグを後ろに乗せた自転車が走っているのを見かけました。

あ、ラオスでめっちゃ見たfoodpandaやん。日本にも上陸してたんやー。

それだけの話だと思ってたんですが、どこのお店で使えるんかなと調べてみると、

1年以上前のこんなニュースが。上陸してただけじゃなくて、すでに撤退もしてたん!?全然トレンドが追えてなかった・・・(>_<)

本家サイトのトップページの"CHOOSE YOUR LOCATION"の選択肢に日本はないし、

foodpanda Japanの公式Facebookページでもステータスが「閉店・閉鎖」になっているので、一度撤退したあと復活していたということもなさそう。

じゃああの自転車は・・・ただのファッション?

トサカのある白鳥を求めて

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去年ベトナムで見たスワンボートには、ニワトリのようなトサカがついていました。ダラットでもハノイでも。

なのでベトナムにはこういう白鳥いてるんかなあと思っていたんですが、なにげなくGoogle画像検索で調べてみてもそれらしいものが見つかりません。

探し方が甘いんかなあ。

図鑑を調べる

国会図書館の技術・経済情報室には、鳥の図鑑が洋書含めていろいろそろっている棚があります。上のリンク先ページの図の「R」のところ。

そこには実家にある小学館の図鑑がなかったので、システムで注文して出してもらう閉架の方にもまだまだ別の図鑑が眠っているんだとは思うけど、とりあえずここにある分厚い世界の鳥類図鑑系を全部調べてみました。

・・・いないです。

ハクチョウはカモ科なので、カモ科全体に広げてもそれらしい鳥が見つかりません。

しいていえば、カンムリカイツブリが一番近いかなというぐらい。イワトビペンギン系の逆スネオヘアーなスタイルで、ニワトリのような肉感的なトサカではないです。冬場うちの近所(江戸川下流域)でも見かけます。

カモ科という縛りもはずして、東南アジアでニワトリのようなトサカを持った鳥で探すと

セキショクヤケイというのがいたんですが、これはもうほぼニワトリです。先祖。

各国のスワンボートを調べる

ということで、あのスワンボートのモデルは自然にいる鳥そのままとは思えないので、ペガサスとか鵺(ヌエ)みたいな合体系のご当地妖怪変化(へんげ)のたぐいなんかな?

だとすると、その文化圏ってどのぐらいの広さなんやろか。

こんなふうにGoogle画像検索で"swan boat (国名)“でいろいろ検索してみたんですが、周辺国だとトサカなしの画像ばかりで、逆にベトナムだとほぼ全部トサカあり。

なので、東南アジアではベトナムの中だけで閉じた文化のようです。そして南部ダラットと北部ハノイは両方トサカありだったので、旧北ベトナムと南ベトナムで断絶があるわけではなさそう。

で、おやっと思ったのが、少し離れたインドと台湾。

インド東部の別々のお店で売られている別デザインのスワンボートがどちらもトサカつきなんです。

そして台湾の鯉魚潭というところのが・・・顔が鴨っぽいけどこれは何??見ようによっては逆スネオヘアー系かも。ドラゴンもいるので、ここのは中華系空想生物の一種という可能性はありそう。

ベトナムの現地ツアー会社のサイトが、ハノイの西湖のボートを"like a … swan?“とはてなつきで表現していて特に説明もないので、ベトナムの人なら誰もが知ってる空想上の生き物という感じでもなさそうです。

ベトナムにはまた行くと思うので、そのときは現地できっちり決着をつけてきたいです。こんなに手こずるとは思わなかった・・・

追記 2025-03-10

ベトナムに接する中国の広西チワン族自治区のスワンボートにトサカはありませんでした。

中南米の陸路移動ルート

この前こんな記事を見かけました。楽しそうやなあ・・・

アラスカからアルゼンチンまで自転車で行ったっていうことは、この間通った国では出国の航空券を求められなかったってことやろなあ。

そして今アルゼンチンから歩いてロサンゼルスに帰り中だそうなので、

最後のアルゼンチンからの帰りの航空券を錦の御旗に、途中の国で出国の航空券の代わりにしたということでもなさそう。空路での入国だと出国航空券を求められる国でも、陸路国境だと求められへんってことかな。

もうひとつ気になったのが、パナマ-コロンビア国境のダリエン地峡をどうやって越えたのかということ。中米の細い陸地と南米大陸とのつなぎの部分です。

道がなくて、冒険家が何か月もかけてなんとか通り抜けられるかどうかという密林地帯を一般の方が自転車で抜けられたとは考えにくいです。仮に力押しで行けたとしても、国境施設がないと思うので、出入国スタンプとか押してもらえへんやろし。密入国。

ガーナーさん(この17歳少年)のTikTokアカウントをチェックしてみると、ダリエン地峡についてずばりの情報は見つからなかったけど、

@liamtheimpaler The boat from El Salvador to Nicaragua 🤝 #fyp #elsalvador #nicaragua #travel #boat ♬ Miami - Will Smith
エルサルバドル-ニカラグア国境をボートで越えている動画があったので、人力移動にストイックにこだわっているというわけではなさそうでした。パナマ-コロンビアもやっぱり船かな?

国会図書館の図書別室にある本

2月末に初めて国会図書館に行ったときから

この本をアカウントのマイリストに入れていたんですが、ずっと「作業中」になっていて借りられなくなっていました。

今月に入ったぐらいに見ると、その作業が4/16までという情報に更新されていたので、今日やっと借りてみました。

いつものシステムで注文すると、本館3Fの図書別室という特別な部屋で準備されていて、ここで借りた本はその部屋から持ち出せないようになっていました。

「この本、保存状態がよくないので、複写はできません。」

特にぼろぼろには見えなかったけど、もともと図鑑のような装丁で、ページの紙が一部はずれそうにはなっていました。4/16までやってた作業って、デジタルアーカイブに収蔵するための撮影かなとなんとなく思ってたけど、形を保たせるための修復作業だったりしたんかな?

脳での記憶の保存のされ方

池谷裕二さんの脳科学の本は、出たらだいたい読んでいます。

でもなぜかこの本だけ(?)はずっとKindle版が出なくて、Amazonのほしい物リストの底に最初期からずっと居座り続けていました。

それを今週国会図書館で連日借り続けて、ようやく読み終わることができました。おもしろかったー!これKindle版出たら買うわー。

この本は中高生とのやり取りを収録したものということで、一般向けの本よりもやさしい内容なのかと思ったら、現役ばりばりで化学や生物を勉強している人たちとの対話ということで、逆にいつもより専門的なところまで掘り下げられた話になっていました。

記憶って、なんとなく脳の中では電気的な動きの中に保持されているというイメージを持っていました。パソコンでたとえると、RAMに入っているような。なので、一度全停電のようなことが起こると、動きがなくなってしまうので全部失われるのかなと。

でもこの本によると、脳の最小単位の神経細胞は、ごく単純なルールに従ってお互いのつながりを強くするか弱くするかを変化させていて、そのつながりの強弱自体に記憶情報が含まれているということでした。
(「興味ある人はこのあと残って」のくだりから続く巻末付録の数学の行列の話より。何度も経験したことはしっかり思い出せて、経験の浅いことはふわっとしか思い出せないということも、ごく簡単な数学モデルでシミュレーションできてしまうという実験。)

ここからは勝手に思ったことやけど、死んだ人からフレッシュな状態で脳を取り出して保存できれば、たとえまったく動いてなくても、それぞれの神経細胞のつながりの太さから全記憶が吸い出せるということになりそう。原理的には。

確かアインシュタインの脳ってどこかに保存されてたと思うけど、あれから何か記憶が取り出せてしまったりするんかな。