中国中原の旅(16日目)-再びの河南省@郑州

昨日徐州から郑州(鄭州)に移動してきて翌朝です。先日訪れた洛阳(洛陽)のある河南省の省都です。

中原エリアはこの町で最後。でもここが中原のまん中。殷王朝の首都だったところです。

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今回は高鉄の郑州东站(つまり新駅?)の近くに宿を取っていて、まだこのあたりしか見ていないんですが、よく整った大都会です。

方角つきの高鉄駅の近くって、まだ町がちゃんと形成されていないことも多いんですが、ここはしっかり都市化されています。

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徐州とちがってシェアサイクルが使えるし、道もきれいなので暮らしやすそうかなーと思ったら、ネット回線が夕方になる前から重い(>_<)

宿のWi-Fiだけでなく、中国物理SIMの通信も重いのはめずらしいケースです。

サブスマホのLinkeSIMがいい感じなのが救いです。

中国中原の旅(15日目)-三国志前半の山場@徐州

徐州4日目の朝です。これから郑州(鄭州)に移動します。

徐州といえば、三国志前半の山場となる場所。曹操に攻められそうになったり、劉備が太守(県知事みたいな?)になったり、いろいろあって最後呂布が処刑されたりしたところ。

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劉備が最初に迎え入れられた徐州城があったのは、今の彭城广场あたり。めっちゃお買い物エリアです。

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刘备泉(劉備泉)。日本語の解説文にもあるけど、劉備あんまり関係ないです。

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刘家大院(劉家大院)。あ、これ劉備関連の何かや!と思って調べてみたら、全然関係なかったです。

董卓のいた洛陽・長安との距離感もなかなかのものやけど、劉備たちここから蜀(今の四川)まで行くの遠いわ!

中国中原の旅(14日目)-大暴れする黄河@徐州

徐州3日目の朝です。

黄河故道

徐州の中心部を流れている川は、地図では「黄河故道」だと書かれています。

黄河って、ここから250km以上北の济南あたりを流れている川やし、

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水も全然黄河色じゃないです。

長江と黄河をつないだ京杭大運河のことかな?とも思ったんですが、

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「京杭運河」は町の北の方に別の河川として存在していました。

大暴れする黄河

じゃあこの黄河故道って何?ということで、中華AIのQwen Chatに聞いてみました。

1194年〜1855年の間、暴れた黄河が流路をこっち側に変えていたのだそうです。そんなことあるんや・・・(>_<)

そして淮河に合流。黄河の運ぶ膨大な黄土で河床が上がったせいで、淮河の上流の水が下流方向に流れられなくなって淮河は出口を失います。黄河は淮河の河道を乗っ取ってここでも大暴れ。

1855年に今の北の流路に移ってからも、淮河の元の河口は使えないままで、淮河には人工的な流路が作られて海に出られるようになったそうです。

黄河暴力的すぎるなあ・・・

黄河が南側に来たことで、このあたりの京杭大運河は機能停止。西に迂回路が作られます。そして黄河が北に移ったことで、今度は運河の北部分が機能停止。これでもうこの運河は事実上使われなくなって、物流は海運・鉄道に移行することになったそうです。

中国中原の旅(13日目)-孔子の気配@徐州

昨日济南(済南)から徐州に移動してきて翌朝です。

孔子の気配

济南に孔子の像があったので、そういえば孔子ってどこの人だったっけ?と調べてみると、

济南と徐州のちょうど真ん中あたりの曲阜の人でした。魯の国ってこのへんかー。

・・・と、高鉄で通り過ぎながら思っていました。

シェアサイクル事情

哈罗には、自分がサービスエリア内にいるときに限り、マップをほかの町まで無理やりスクロールさせることで、その町での自転車の位置も見えるという裏技(?)があります。それで徐州ではシェアサイクルが使えそうだと事前に確認していました。

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お?

徐州では「单车」(ふつうの自転車)と「助力车」(電動アシストのペダルつきスクーター)の切り替えタブがなくて、よく見たらアイコンが全部スクーターです(>_<)

ほかの町から見たら「单车」モードでもアイコンが表示されたので、てっきり「单车」があるのかと思ってしまってました。

青(哈罗)以外では、黄色(美团)はなくて緑(滴滴)もスクーターだけです。

中国中原の旅(12日目)-湧き水とともにある町@济南

济南(済南)5日目の朝です。これから徐州に移動します。

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ごみごみした济南の中心街に、不自然なほどきれいな水が流れているところがありました。

赤レンガをけずってココアにしたような黄河とは対照的です。

中華AIのQwen Chatに聞いてみると、济南は古代から「泉城」と称されるほど湧き水で有名な町で、南の泰山という山で降った雨水や雪解け水がこのあたりで湧いてくるような地質になっているそうです。北側が黄河のせいで地下が常に水しみしみ状態になっていて、南から流れてきた地下水の逃げ場がなくてここで地上に噴き出すみたいな構造なんだとか。

さらにつっこんで掘り下げてみると、济南で2019年以降になるまで地下鉄の建設が始められなかったのは、このきれいな湧き水を守るためだったそうです。

なるほど、そうつながるのかー。

それで凍結工法・密封シールド・リアルタイム地下水モニタリング網などの技術革新やインフラ整備が積み上げられて、ようやく湧き水を守りつつ工事を始められるようになったというわけ。

日本でも、明石海峡大橋の建設で土木スキルがめっちゃ上がったみたいな話があった気がするけど、中国も広い国土にあるいろんな特殊環境で鍛えられてきたんかなあ。