中国中原の旅(11日目)-黄河沿岸最下流の都市@济南

济南(済南)4日目の朝です。

長江の河口には上海という都市がありますが、黄河の河口に都市はありません。

重庆や宜宾でも見たように、長江は川とすぐ隣接する形で市街地が形成されることも多いのですが、

黄河は上流部の兰州を除いて市街地から距離をおいて流れています。

たとえば洛阳は、一応黄河ぞいの町とされているんですが、市街地から25kmぐらい離れていて市バスとかでは黄河まで行けません。

黄土をめっちゃ堆積させるので、流路が安定せず暴れるから近くに住みづらいという事情があるようです。

で、黄河沿岸の最下流部に位置すると言えそうな都市がここ济南。宿のある济南站周辺からでも6kmぐらいで比較的アクセスしやすそうだったので、見に行ってみることにしました。

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ここは黄河の堤防が公園になってるんやねー。切符売り場はあるけれど、無料化されていて今は使われていません。お財布にやさしい中国あるある。

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やっぱり黄河は赤いなあ。でも川幅が意外とせまくて、荒川の方が広いぐらいかも。黄河ほどの大河が最下流域でこんなことって自然体ではありえないので、これは途中のダムがめっちゃがんばってるんやろなあ。

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黄河ではスーパー堤防的なものが標準化されているようです。

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いつどこまで水が来たかが線で引かれていて、一番の上の線は2000年の34.54m。ぎりぎりやん・・・

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ゆるキャラが川ににらみをきかせています。黄河神獣?

中国中原の旅(10日目)-そうめんは拉面である@济南

济南(済南)3日目の朝です。

华山

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水辺を求めてふらふらしていると、遠くにめっちゃ三角の山が見えました。

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あれ?あの山、公園の中にある?

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おおー。お寺になってるんかー。

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やっほー。

そうめんは拉面である

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拉面(拉麺)の「拉」は引くという意味です。引っぱって細くする麺。

うどんとかそばは包丁で切って細くするので拉面じゃないけど、そうめんは拉面に分類できるんじゃないかな?と思っていました。

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昨日入ってみた敦煌拉面のお店では、典型的な兰州拉面のお店と同じように麺の太さが選べました。敦煌は、兰州が省都になってる甘粛省の町やから系統が近いんかな?

細麺好きなので、一番細い「毛細」を注文。

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これまで兰州拉面で「毛細」を頼むと博多ラーメンのような麺で出てくる印象だったんですが、これは細さだけでなく麺質もほぼそうめんでした。これも拉面なんやなあ。

アースノーマット的なもの

西安では、11月になってもアースノーマット的なものがあちこちで売られていて、もういらへんのになあと思っていました。気候は日本とほぼ同じです。

ところが、ここ济南の宿には蚊がいて眠りを妨げてきます。めっちゃかゆい。

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济南では西安とちがって殺虫剤系が全然売ってなくて、10軒ほど回ってようやく見つけたのがここ。この季節に買うことになるとは思わなかったです。ブランドは枪手。

本体はラオスのぞうさん印とまったく同じに見えます。ボトルはちがうけど。

中国中原の旅(9日目)-再開発の遅れた町@济南

昨日洛阳(洛陽)から济南(済南)に移動してきて翌朝です。

济南は山東省省都なんですが、なんともいえず奇妙な町です。

济南の地下鉄路線図はこんな感じ。9号線+2系統までできる予定のところ、今のところ3号線までしかありません。

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今回高鉄で着いた济南西站あたりは新しく開発されているエリアだと思うんですが、あまり車が走っていないのに片側5車線ぐらいあったりします。

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対して济南站周辺がもともとの中心地あたりだと思うけれど、なかなかに薄汚れたごちゃつき感があります。

長らく再開発をほっとかれていて、やっと着手されたという感じみたいです。

中国中原の旅(8日目)-取捨選択@洛阳

洛阳(洛陽)4日目の朝です。これから次の町に移動します。

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洛阳散歩楽しかったです。

洛阳のショッピングモールって、どこも個人的に推している飲食チェーンが必ずいくつも入っていてびっくり。食文化的に、ここの人と趣味が合うのかも。

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しかも広東省以外ではまだ一度しか見たことのなかった竹升面もありました。

お店はここ。

行かないことにしたところ

中国のどこかにあることはわかっているけれど、具体的にどのあたりにあるのかよく知らない筆頭が、少林寺。

調べてみると、洛阳から東に50kmほど行ったところにあるようです。

簡単に行けるのなら行ってみようと思ったんですが、路線バスを乗り継いで片道4時間ほどで、途中1日数本しかない系統を使う必要あり。しかも同じルートを戻るのが最短なので、

これは福建土楼と同じぐらいの情熱がないと無理やなあ・・・

ということで、少林寺行きは断念しました。

この先のルート検討

今回30日間で河南省・山東省・湖北省を訪れるのが大目的で、すでにここ洛阳が河南省です。

緯度的には山東省が最北になるので、気候的に12月に近づく前の早い段階で訪れておきたい。ということで、今日さっそく山東省省都の济南に向かいます。

路線図的には、あと武昌(湖北省省都の武漢市の駅)に行けば大目的は達成で、最後に帰国便に乗るために上海に移動する必要があるというのが最低条件です。

济南の次は、キングダムに出てきた防御力高い町の邯郸(河北省)に行こうと思ったんですが、济南-邯郸が見た目近そうなのに路線的に高鉄での移動がスムーズにいかない。

それならということで、まったく予定になかった劉備ゆかりの徐州(江蘇省)に向かうことにしました。

今のところ決めているのはここまでです。

ビザ免除措置の延長

そして昨日こんなニュースが。今年の末までだと言われていたビザ免除措置が、来年末まで延びました!

例によって、中国大使館のサイトにはまだ出ていません。

もう日がないからと12月末までに詰め込もうとしていたけど、12月分どうしようかな・・・

中国中原の旅(7日目)-平安京第2のモデル@洛阳

洛阳(洛陽)3日目の朝です。

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洛阳は路面のいい2輪車専用車線が広域で確保されていて、サイクリングが気持ちいい町でした。地下鉄にもバスにも乗れる町ですが、まだどっちも使わずにすんでいます。

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でも惜しいのが川ぞいの遊歩道。めっちゃサイクリング向きに見えるんですが、

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自転車が乗り入れ禁止になっています。

自転車がだめでインラインスケートがOKというのは太原の逆パターンです。なんで禁止にしてるんやろ?

平安京第2のモデル

平城京と平安京のモデルは隋唐時代の長安(今の西安)でしたが、平安京は洛阳もモデルにしているそうです。京都で「洛南」とか「洛外」とか洛のつく用語が使われているのもその名残。

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隋唐時代、洛阳はサブ首都みたいな位置づけだったようで、今でも隋唐がらみのあれこれがたくさん残っています。

古都なのに、旧市街地(?)周辺まで道路がきれいに整備されているのも大同っぽいです。西安は道路がちゃんとメンテされてないようなところもちらほらあったけど。

シェアサイクル事情

洛阳のシェアサイクル事情はちょっと特殊で、黄(美团)・緑(滴滴)がなくて哈罗オンリーです。

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ちなみに黄・緑はスクーターのみ。

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哈罗はふつうの青もあるんですが、哈罗牡丹车というスマホホルダーつきのピンク色の車両もあります。
(洛阳は牡丹で有名な町のようで、牡丹園もあります。)

チャイルドシートつき(亲子车)や学生用(哈罗校园)の車両とちがって、牡丹车はシステム上ふつうの青と同じ扱いで、单车の乗り放題権の対象に含まれています。

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ただ、スクーターメインの土地柄だからか、シェアサイクルは若干見つけにくいです。アプリのマップで探さないといけないほどではないけれど。