中国雲南の旅(20日目)-香格里拉の町から高鉄駅までの移動@大理

昨日香格里拉(標高約3300m)から大理(標高約2000m)に移動してきて翌朝です。

IMG_20251219_160850

だいぶ暖かくなって、酸素も濃くなりました。

香格里拉の町から高鉄駅までの移動

★市バス10路にはご用心

高鉄駅(香格里拉站)と旧市街地(独克宗古城)を結ぶ10路という市バスがあります。今回高鉄駅に戻るのに使おうかと思ったんですが、これけっこう要注意です。

まず、高德地图で出る香格里拉10路は経路がぜんぜんまちがってます。かすりもしていません。

掌上公交のミニアプリで見えるこちらの方が実際に近いです。

10路はミニアプリ上で始発・終点とも「火车站」(つまり高鉄駅)となっていて、

IMG_20251218_152234

バス停の案内でもそうなっているんですが、これが誤解を生むというかまちがいだと言ってしまって差し支えないと思います。

実態としては、

(1) 火车站→古城商业街
(2) 古城商业街→火车站

の2方向があって、(1)は古城エリアではおそらく下車専用。

IMG_20251218_152205~2

古城商业街に向かう側のバス停には10路の案内がないので。

そして古城商业街のあとは緑線の通りに火车站に戻ることなく、線からはずれて車庫に入っているのか、そのうちマップからバスアイコンが消えてしまいます。何本か見ていましたが、朝夕関係なくこの動きをしています。

(2)はマップ上、突然古城商业街から現れるように見えます。(1)でマップから消えたバスが折り返してきているのかも?だとしてもすぐ戻ってきているわけではないです。

とにかくどっち方向でも10路をつかまえてしまえば高鉄駅に行けるかというとそうではないということです。

★市バス16路にもご用心

もともと目をつけていた16路ですが、毎日アプリで監視していたところ、8時から10時の間に2本来るというぐらいは決まっているようですが、それがいつになるかは日によってまちまちです。その日1本目のバスですら出現の時間がちゃんと定まっていないので、道路事情の話とかではないです。

昨日は8時台に20分間隔で2本来て、その後ずっと来ないというパターンになりました。

9時すぎにもう1本来るならそれに乗ろうと思ったのですが、宿を9時に出てその気配がなかったので高鉄駅まで歩くことにしました。

★徒歩移動

IMG_20251219_101004

香格里拉站へは、高德地图のナビ通りの道を歩くとたどりつけました。この間、温湿度ロガーで記録されている最低気温は-3.3℃。

IMG_20251219_093559

高鉄の線路をくぐるところもナビ通りでした。

バスルートより2kmほど近道になるので、本当にこの経路が存在するのか不安でしたが、ちゃんとあってよかったです。百度地图のストリートビューでは、高鉄開通(2023年11月)以前の今は存在しない道しかなかったので。

IMG_20251219_102105

もうひとつ心配だったのが、2時間待つ駅の建物内が寒くないか。歩いて大丈夫な気温でも、座って待つのは耐えられなかったりするので。

入口の気密性が高くないので、ほぼ外気温みたいな状態も覚悟していたんですが、中は10℃ちょいぐらい。氷点下を歩ける格好なら、じっと座ってても大丈夫でした。

中国雲南の旅(19日目)-失われた地平線@香格里拉

香格里拉(シャングリラ)4日目の朝です。これから大理に移動します。

寒い中、無事に高鉄駅までたどり着けるかな?

失われた地平線

IMG_20251218_102419

香格里拉の町を歩いていると、

消失的地平线
LOST HORIZON

と書かれたモニュメントを見かけました。

日本語だと「失われた地平線」。「シャングリラ」という言葉の元ネタの小説のタイトルです。

丽江(麗江)にいるときにKindle版を買って、昨日読み終わりました。おもしろかった!香格里拉で電気グルーヴのShangri-Laを聞きながら、失われた地平線を読むというぜいたくな時間。

読む前はなんとなくネパールあたりの話なのかと思っていたんですが、めっちゃ中国出てきます。シャングリラは1930年代のチベット内にあるように描かれていて、雲南も登場します。

チベットと雲南境界の雲南側の町として稲城府という架空の地名が出てくるのですが、香格里拉ってシャングリラというより稲城府なんじゃないかな?

拾いもれた香格里拉

IMG_20251216_145311

IMG_20251216_144346
IMG_20251218_145853

立派な建物がいろいろ。

IMG_20251218_111702

IMG_20251218_122157
ここは丽江より標高が高いけれど、まわりにあまり高い山はありません。

IMG_20251218_104659

お店の看板のカラーリングはだいたいこれで統一されています。中国語ベースでチベット語と英語併記が標準。

IMG_20251216_151652

丽江でもそうやったけど、ヤク(牦牛)は食材としてもメジャー。

IMG_20251217_122204

これもマニ車かな?めっちゃでっかいけど回せます。

IMG_20251218_074212

IMG_20251217_114412

中国雲南の旅(18日目)-寒さと空気のうすさ@香格里拉

香格里拉3日目の朝です。

実際の香格里拉の気温

▼墨迹天气の予報

▼Windyの予報

もともと香格里拉はこういう予報でしたが、実際にどんな感じだったか?

IMG_20251217_072920

今回の宿は朝食つきにしていたんですが、朝食の場所は駐車場をはさんだ別の建物でした。しかも日の出前で、予報で1日の最低気温になりそうな7時半開始。そしてまさかのドア開きっぱなし。

寒いのは寒いけど、-10℃とかではないような気がします。

朝ごはんを食べたあと、しばらく外を散歩してみました。

墨迹天气は、現在気温は-8℃だと言っています。

Windyは-5℃だと言っています。

IMG_20251217_081413

30分ほど歩いていると温湿度計の数値の下がりが安定しました。-3.2℃。シャッターを切る直前は-3.3℃だったので、これが底かな。温湿度ロガーの方では、最低気温は-2.6℃と記録されていました。

この気温だったら、高鉄駅までの6km弱を歩ききれそうに思いました。バスいらず。

IMG_20251217_163258

そして夕方には予報通り雪になりました。

空気のうすさ

ここの空気がうすいのは、初日に高鉄から出たときにすぐわかりました。これまでと同じ息のしかただと酸素が足りないです。

IMG_20251216_162618

袋がぱんぱん。

IMG_20251216_163718

宿のフロントの横で酸素缶が売っていました。1本19.9元(約440円)。

IMG_20251216_164002

なんと客室には酸素吸入器まで。

IMG_20251217_124937

町では8元の酸素缶も。

IMG_20251217_121112

IMG_20251217_122309
高いところにきんきらなお寺があったので登ってみました。

途中階段でへばっている人もちらほらいてはったけど、自分は十分に高度順応日を取っていたからかへばらず上がれました。

到着日の夜はうっすら頭痛があったけど、もうなんともないです。

中国雲南の旅(17日目)-市バスのシステム@香格里拉

昨日丽江(標高約2400m)から香格里拉(標高約3300m)に移動してきて翌朝です。

香格里拉站のこまった構造

香格里拉は市街地も観光的なエリアも高鉄の線路の東側に集中しています。なのに香格里拉站は出入り口が西側にしかありません。

それでいて線路を渡る道が近くにないので、東側に歩いて行こうとすると4kmほど回り込む必要があります。

香格里拉站に東口さえあれば宿から1.5kmぐらいなので、たとえ-5℃でもがんばって歩いて行けそうなんですが、プラス4kmは厳しいです(>_<)

ということでバス移動です。

市バスのシステム

気をつけないといけないのは町を出る日。

高鉄駅へのバスを寒い中延々と待ち続けるみたいなことが一番こわい。香格里拉の市バスは高德地图でも現在位置がわからないので。

ということで、市バスの運行間隔も現在位置もわからないのはめっちゃこまるので、情報収集がんばることにしました。

★バスの現在位置

IMG_20251216_132933

高鉄駅のバス停に、バスの現在位置がわかるとのふれこみのQRコードが出ていました。助かる!

WeChatアプリでスキャンすると、「掌上公交」というミニアプリが開きます。

バス停と系統を選ぶと、その系統のバスの現在位置が。これ実際のバスの位置とちゃんと合ってました。いい感じ。

でもいろいろ見ていて気になったのが、載っていない路線があるということ。特に宿のまん前のバス停から香格里拉站につながる1路が出ていないのが痛いです。どうも1桁の路線が全滅しているような印象です。

実際走ってないから載ってないのかもとも思ったんですが、4路のバスは一度見かけたので、1桁の古い系統(?)の車体にはGPSが積まれてないみたいなことなのかも?

バス位置が見えて香格里拉站まで行く16路のバス停が宿から1kmほどのところにあるので、1路をあてにせずこの16路にタイミングを合わせて宿を出るのがいいんかなあ。1路って、走ってるのまだ見たことないし。
(今回香格里拉站から市街地までは16路に乗ってきました。)

IMG_20251216_144012

ちなみにバス位置が見えるQRコード、市街地の方のバス停ではまだ見かけていません。

追記 2025-12-20
QRコードは独克宗古城の近くのバス停にはありませんでしたが、市街地でも少し北の方のにはありました。

★料金の払い方

香格里拉ではAlipayのQRコード切符がそもそも存在しなくて、どうやってバス代を払えばいいかという話がありましたが、丽江からの高鉄で隣の席になった親切な深圳のおじさんに教えてもらえました。

「WeChat Payでコンビニで払うのと同じ方法で払えますよ。」

え、そんな方法で!?スマホで支払い用のQRコードを表示させて、バス側のリーダーにかざすと。

IMG_20251216_133753

半信半疑だったんですが、やってみると本当に払えました。DeepSeekの言っていたように、スマホ側でQRコードをスキャンするわけではないので、料金入力は不要。
(13路というプレートが見えていますが、車外向きには16路と出ています。)

もしかして、これまでAlipayのQRコード切符が取得できなかった町でもこの方法使えたんやろか?これはどこかで要検証です。

だとしたらなんでAlipayでは町ごとにQRコード切符のシステムが分離されてて、わざわざ個別に個人認証させられるんやろ・・・

追記 2025-12-17
AlipayのQRコード切符の対象エリアとして「香格里拉」は存在しませんが、香格里拉を含む「迪庆藏族自治州」は存在していて、外国人でもバスのQRコード切符を取得することができました。

中国雲南の旅(16日目)-高度順応@丽江

丽江(麗江)6日目の朝です。これから標高約3300mの香格里拉(シャングリラ)に移動して3泊します。

▼墨迹天气の予報

▼Windyの予報

墨迹天气の最低気温は、ここ数日丽江との900mの標高差の逓減率と合わない10℃差ぐらいを指しているので、Windyの方が実態に近そうな気はするけど、どっちにしてもこの寒さはこわいです。そして明日天気いまいちそう(>_<)

高度順応

1週間ほど前、標高約1900mの昆明3日目に云南民族村を歩いていると、頭がうっすら痛くなってきました。この感じは酸素薄いときのやなあ。知ってる知ってる。でも2000mを切るような標高でなったのは初めてかも。

その翌日、午前中歩いたり自転車をこいだりしていると、午後猛烈な眠気がおそってきました。

その後標高約2400mの丽江に移動してきて5泊。自転車で坂を登ったりしてもなんともなくなりました。これまでいきなり2400mだと風邪みたいな症状が出ることが多かったんですが、それもないです。

これで今日からの3300m3泊も大丈夫かな・・・?

前にこれより標高の高いところが大丈夫だったからといって、その後も大丈夫だという保証にならないということは

ウィルヘルム山のときに間近で見ているので油断は禁物。

IMG_20251214_114300

丽江の町では酸素缶が売っていました。1本19元(約420円)。これをザックの横ポケットに入れている旅行者も見かけました。

ちょっと心配ではあるけど、いったんこういうのには頼らないことに。

もし高山病の症状が出て標高を下げないといけないとなったら、香格里拉の宿の予約を途中で捨ててでもこの丽江に下りてこようと思います。

長居しても悪化しかしないので。