2018年の中央アジア(8)-長距離鉄道

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2018.04.30(月) 旅行3日目 ウズベキスタン2日目

地下鉄を利用して、長距離鉄道駅のタシケント駅に行ってみました。
(鉄道駅は撮影禁止なので、写真なしです。)

ここからどこに行けるんかな?あと、自由席とか指定席とかどんなしくみになってるんやろ?

窓口はいっぱいあるけれど、書いてある言葉が読めないので、それぞれ何の窓口なのかわからない。しかもどこも列ができているので、気軽に質問できる雰囲気もないです。

行き先が決まっていたら、地名を叫んで突撃もできたかもしれへんけど、それ以前のふわっとした情報収集がむずかしいなあ・・・掲示物も不親切やし。

駅にあった自販機で飲み物を買おうとしたら、番号を押して商品を選択するような方式でした。

お金入れるん先かな?あとかな?2桁の数字を入れるときは、日本だと数字ボタン2つの後に確定ボタンを押したりするけれど、これは確定らしきボタンがない。どう押したらいいんやろ?

・・・とこまっていたら、近くにいた地元の方が、ジェスチャーで使い方を教えてくれました。

ありがとうございます!

この国、システムは不親切やけど、人は親切です。

2018年の中央アジア(7)-タシケントの地下鉄

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2018.04.30(月) 旅行3日目 ウズベキスタン2日目

タシケントの町には地下鉄が走っていて、宿の近くにも駅がありました。
(ウズベキスタンでは、空港も鉄道駅も軍事施設扱いで撮影禁止なので、写真がないです。)

地下への階段のところには必ず警備の人がいて、下りるときは毎回かばんの中身をチェックされます。
(地上に出るときにはチェックなし。)

交通量の多い道路を渡るために、その地下通路だけ使おうとしても荷物チェックがあるので、ちょっとめんどいです。

★切符を買う

地下に下りると窓口があって、そこには「1200スム」(約15円)と書かれた紙が貼り出されています。

利用者は無言でお金を払って、中の人も無言で切符代わりとおぼしきプラスチックのコインとお釣りを渡しています。

ふむふむ。行き先を言ってないところからしても、これはたぶんどこまで行っても定額なんやろなあ。

自分も窓口に2000スムを出してみると、プラスチックコインと800スムが出てきました。

窓口周辺には路線図も何もなく、パンフレットとかも置かれていないので、とりあえず改札に向かいます。

★プラットフォームに下りる

改札の手前ではまた荷物チェックがあって、改札にはプラスチックのコインを投入して通ります。プラスチックコインは回収されて出てきません。

ホームのたたずまいは、旧ソ連ゆかりのほかの国の地下鉄とだいたい同じ。薄暗くてちょっと古風なエレガントさがある感じ。

ただ、あの異様な深さがなくて、線路が比較的浅いところを走っているのがほかとちがいました。

★電車

時刻表はありませんが、雰囲気的には電車は5分間隔ぐらいで走っています。

車両は古びていて、旧ソ連時代から使っていそうなものに見えました。

車内には路線図があったので、これはメモメモ。

日本だと電車のドアって、閉まるときに最後ふわっとゆっくりになるけど、ここのは最後までためらいがないです。ギロチンかと思うような勢いで閉まるので、これ大根ぐらいなら切れるかも・・・(>_<)

★改札を出る

切符に相当するものは最初に回収されているので、改札を出るときはノーチェックです。

出口専用のドアを開けて出るのですが、このドアのバネが強いので、ぱっと手を離してしまうと後ろの人にぶつけてしまうので注意!

地下鉄は安いし、本数も多いし、行き先を考えずに気軽に乗れるので、今回かなりお世話になりました。

2018年の中央アジア(6)-現地通貨を手に入れる

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2018.04.29(日) 旅行2日目 ウズベキスタン初日

空港にあったATMでお金を下ろそうとすると、金額の選択肢にあったのは現地通貨のスムではなく米ドルでした。

なるほど、これなら闇レートのある国でも問題なく運用できそう。

でも前に書いたとおり、ボタンを押してもお金は出てきませんでした。
(エラーの内容は忘れてしまいました。)

宿のフロントの前にもATMがあったけれど、調子が悪いからということで、これも使えませんでした。

「両替は道路の向かいの銀行でできますよ。」

2018.04.30(月) 旅行3日目 ウズベキスタン2日目

米ドルの両替にはちょっと不安がありました。

以前の旅行であまった米ドルも200ドルほど持ってきているのですが、ソウルでの両替で手に入れた米ドル札はデザインがちがったのです。

米ドルは、偽札が出回ったときに新札を出します。もしかしたら持ち越しの200ドルは受け付けてもらえないかも・・・

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向かいの銀行は朝9時にオープン。

言葉は通じなかったけど、両替したいそぶりを見せると専用の窓口に案内されました。

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持ち越しの200ドルから100ドルを出してみると、無事に両替できました。80万4千スム。分厚い!

偽札を作られやすい高額な100ドル札じゃなくて、20ドル札だったから大丈夫やったんかな・・・?

2018年の中央アジア(5)-闇レート

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2018.04.28(土) 旅行初日

すこし戻ってソウルの話。

ウズベキスタンの通貨スムには闇レートがあるという話を聞いていました。そして最近その闇レートがなくなったとも。

あ、しまった。全然ノーマークだった。それはまずいかも・・・

そこで持っていた日本円ほぼ全額の3万円を、米ドルに両替しました。

「ちなみに手数料としては、円からウォンに替えてウォンから米ドルに替える分かかります。このあたりだとどこで替えてもそうなります。」

関空でやっておけばよかったけど、ここは安心を買います。2回分の手数料を引かれて、261ドルになりました。

★闇レートとは

軍事政権時代のミャンマーとか、ハイパーインフレ時代のジンバブエとかで体験していたけれど、日記さんでは書いてなかったので改めて整理しておきます。

闇レートとは、「闇」という後ろ暗い呼び名がついているけれど、実際には市場原理に基づいた健全なレートです。

どちらかというと、「闇」じゃないレートの方に闇があります。

かつてのジンバブエの場合、国の財政難をなんとかしようと、国は好き勝手にお札を刷りました。

たとえば100兆ジンバブエドル分の札を刷って、「1ジンバブエドルは1円とする!」と強引に宣言してしまえば、いとも簡単に100兆円分資産を増やすことができます。これが「闇」じゃない公定レートです。

実態として、昔のミャンマーやジンバブエでは公定レートで両替する人はおそらくほとんどおらず、闇両替が通常の両替として行われていたのでした。
(レート的に闇と公定では数倍〜数十倍の差があったので、公定レートで両替していたのでは旅行者としては生活が成り立ちませんでした。)

公定レートがいくら市場原理的に不当であっても、クレジットカード会社はその数字に従うしかないので、そういう国ではクレジットカードは実質使い物になりません。

利用者が使いたがらないので、クレジットカードを受け付けるしくみ自体もその国で発達しにくいのです。

ウズベキスタンで闇レートがなくなったというのは、闇レートというより強引な公定レートの方がなくなったということだと思います。

それが最近だということは、クレジットカードを受け付ける下地がまだ整っていない可能性が高そうに思いました。

ソウルであわてて米ドルの現金を手に入れておいたのは、そういう理由からでした。

2018年の中央アジア(4)-タシケントの町に出る

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2018.04.29(日) 旅行2日目 ウズベキスタン初日

入国して税関まで抜けたのが19時半。日本時間では23時半。

眠い時間帯に宿探しをするのはしんどいので、最初の宿は予約してあります。

空港にあったATMは使えなかったので、しかたなく両替屋さんに並んでいると、空港の職員さんがその列に向けて声をかけてきました。

「両替は町でやった方がレートがいいです!あと、タクシーは米ドルが使えて、ここから町まで2ドル以上は出さないで!」

めっちゃ営業妨害!でも旅行者としてはありがたい情報です。とりあえず現地通貨の入手は明日にしよう。

空港を出ると、タクシーの人たちが何人も待っていました。宿までは4kmぐらいです。

やっぱりちょっと高めの値段をふっかけられるけど、「2ドルで無理なら歩いて行くから」とあまり相手にしない感じですたすた宿に向かっていると、すでに1人お客さんを乗せて移動中のタクシーから声をかけられました。

「2ドルでいいよ。」

先に乗っていたお客さんはArt Hostelというところで下りました。

「ここ日本人も多くていいところみたいですよ。」

覚えておきます!

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そしてその後自分の泊まるところにも。

下りるとき2ドル渡そうとすると、「3ドルおくれ」と冗談ぽく言われました。

最初から3ドルという話だったかのように真顔で言われるパターンが世界的?には多いけれど、いかにもだめもとで言ってみたという感じだったのがちょっと好印象でした。

この国、いいところかも。