中国満洲の旅(19日目)-満洲エリアの終わり@沈阳

沈阳(瀋陽)5日目の朝です。これから山海关(山海関)に移動します。

山海关はぎりぎり河北省で、これで満洲エリア(黒龍江省・吉林省・遼寧省)を出ることになるので、満洲で拾いもれた話を。

中国語の地域差

今回の旅行で気になったのが、こちらの人がピンインのzをはっきり濁って発音するということ。

たとえばスプーンとかれんげのことを勺子(Sháozǐ)というけれど、Super ChineseとかGoogleとかの機械音声に発音してもらうと「しゃおつ」のように聞こえます。最後の「つ」は「づ」っぽい雰囲気もちょっとありつつ。

でもこっちの人ははっきり「しゃおず」に聞こえる発音をしています。

駅のことを站(zhàn)というけれど、機械音声だと「ぢゃん」と「ちゃん」の間ぐらいに聞こえます。これが、地下鉄の駅名アナウンスでもはっきり「じゃん」に聞こえる読み方をしています。

これは東北地方特有の話なのか、もしかしたら北京あたりまでそうなのかは個人的注目点です。

宿のデポジット

中国では、宿に泊まるときにデポジット(あとで返してもらえる一時金)を払う必要があるという話を聞いたことがあったんですが、これまで一度もそういう宿にあたったことがありませんでした。

ところが今回丹东の宿で初めてデポジットを要求されました。100元(約2000円)。

QRコード決済にも対応していたのでWeChat Payで払ったんですが、チェックアウトのときには現金で返ってきました。

しまった。それなら現金で払うんだった(>_<)

このときにATMでおためしで下ろした現金が未使用のまま残っていて、そこに今回100元が積み増しされた形に。

鱼你在一起の代わり

中国の飲食チェーンで一番のお気に入りが鱼你在一起なんですが、最初の哈尔滨の宿の近くで見かけて油断していたら、その後の町ではぱったりなくなりました。

しかたがないので、手に入りやすいジェネリック鱼你在一起を探すことに。

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李先生の老坛酸菜鱼と大米饭。

酸菜鱼もごはんも本家(?)には劣るけど、李先生は満洲ではあちこちにあって安いので、これはこれでありがたいです。ごはんのおかわりは無料ではできません。

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喜家德の鱼片鲜蔬锅套餐。

酸菜鱼ではないけど、魚と野菜がとれる鍋料理。こっちはこっちで完成度が高いです。ごはんは鱼你在一起の方がおいしいけど、喜家德もわりとたくさん見かけて安いので、これもブックマーク対象に。

ごはんはつけてもつけなくても同料金だけど、おかわりは無料ではできないかも?

中国満洲の旅(18日目)-ここにもサイクリングロード@沈阳

沈阳(瀋陽)4日目の朝です。明日次の町に移動します。

长春ほどサイクリングにいい町にはもう出会えないだろうと思っていたんですが、沈阳にもいいサイクリングロードがありました。大きく2エリア。

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ひとつは浑河滨水慢道。浑河という大きな川の両岸。こちらはインラインスケートで滑っている人も見かけました。路面もいいです。

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もうひとつは浑北环城水系慢道。浑河の支流(?)の小さな川の周辺。

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浑河滨水慢道ぞいにちょくちょくトイレはあるんですが、水際の自転車道は哈罗の駐輪可能エリアに入っていないので、トイレに入るときに自転車がロックできないので注意。

これ、ロックせず離れたすきに乗っていかれたらどうなるんやろ・・・?

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宿のある沈阳故宫周辺エリアがごみごみしてて自転車で走りにくい道だったので、町の道は全部いまいちなのかと思っていたんですが、

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離れるとめっちゃいい感じに。

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ちなみにシェアサイクルは、台数比率的には黄色(美团)4割・青(哈罗)4割・緑(滴滴)2割ぐらい?

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ここでは青の10台に1台ぐらいにゴム式のスマホホルダーがついているので、

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壊れてしまったマイスマホホルダーの下半分のケブラーストラップを命綱にしつつ利用させてもらっています。地下鉄の駅前にはだいたい自転車がぎっしり止まっているので、何台かはスマホホルダーつきのが見つかります。

中国満洲の旅(17日目)-社会科の復習@沈阳

沈阳(瀋陽)3日目の朝です。

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今回の宿は沈阳故宫の近くでした。清朝の首都が北京に移る前の王宮。

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清朝は漢民族でなく女真族(満洲族)の王朝だからか、漢字以外に縦書きの文字も書かれています。

これ、呼和浩特(フフホト)で見たのと同じモンゴル文字かと思ったんですが、こっちは満洲文字だそう。コテンラジオのヌルハチ編で出てきたなあ。もともと満洲族は文字を持っていなかったけど、統治に必要だったので、モンゴル文字をベースに独自の文字を作ったとかだったかな。

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そしてこの故宫の近くのエリアは、建物や道路がくたびれていてほこりっぽいです。

重工業とかで早くに発展したけれど、その後産業構造が変わってメンテが十分にされていないみたいな事情かな?と思いつつ、天気の確認のためになにげなくWindyの地図を眺めていたら、

鞍山(アンシャン)と撫順(抚顺:フーシュン)という地名をここ瀋陽(沈阳)のすぐ近くで見つけました。

アンシャン鉄山とかフーシュン炭田とか社会で習った!このへんか!で、沈阳は社会ではシェンヤンとして習った町かー。重工業都市。

そして大慶(大庆:ターチン)油田は黒竜江省で哈尔滨(ハルビン)の北西にあると。なるほど位置関係把握。

中国満洲の旅(16日目)-日本との距離感@沈阳

昨日大连(大連)から沈阳(瀋陽)に移動してきて翌朝です。

沈阳は辽宁省(遼寧省)の省都で、緯度は函館と同じぐらい。かつて奉天と呼ばれていた町で、満洲事変の起こった場所でもあります。

9月18日に関する中国東北3省(遼寧省、吉林省、黒竜江省)での注意事項

中国政府は「中国人民抗日戦争及び世界反ファシズム戦争勝利80周年」の年としており、9月18日の柳条湖事件(満州事変)の日には(1)瀋陽市他での防空サイレンの実施、(2)瀋陽市「九・一八歴史博物館」での記念式典開催、(3)映画「731」の上映開始を含め別途の注意喚起のとおり、関連の映画の放映が予定されております 。過去の日中間の歴史にかかわる日においては、反日感情の高まりに特に注意する必要があるため、外出時には周囲の状況を常に注意し、可能な限りの安全対策に努めてください。

と在瀋陽日本国総領事館から以前注意喚起のメールがありました。

日本との距離感

バス停に英語の案内のあった国際都市(?)大连でも、宿の人は中国語だったんですが、ここ沈阳では宿の人がいきなり英語で、零食やさんのレジの人もちょっと英語でした。

ほかの町よりも、こちらが中国人ではないことを敏感に察知されている感じです。それで差別しようとかいうわけではなく、気をつかわれているような気がします。ほかの町だと、地元の人からめっちゃ中国語で「写真撮ってよ」とか「それ辛いの?」とか話しかけられるのに。

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スーパーには日式料理のコーナーがありました。

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ほかの町ではなかなか見かけないぷっちょも。日系メーカーもの自体が中国ではわりとめずらしいです。

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日系メーカーではないと思うけど、日本語ネーミングの商品も。

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の。

少なくとも「日本的なものは存在させるべからず」みたいな雰囲気は感じません。中国のほかの町と同じか、むしろちょっと日本色濃いめぐらいにも感じます。

中国満洲の旅(15日目)-開けている(?)町@大连

大连(大連)4日目の朝です。これから沈阳(瀋陽)に移動します。

開けている(?)町

大连って、ちょっとほかの町と雰囲気というか勝手がちがいます。

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まず洋風の建物がちらほら。洋風の建物自体は哈尔滨や长春にもあったので、これは帝政ロシアから人が来た名残かな?

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そしてバス停の路線ごとの停留所リストの片面が英語になっています。裏は中国語。こういうのはほかの町では見たことがないです。

昨日夕食で入ったお店で、埋まっていた8テーブルのうち4テーブルが白人さんグループでした。在住の方か旅行者の方かは判別つかず。中国でこんな密度で外国の人を見かけたのは初めてです。経済特区の厦门(アモイ)や深圳でもこんなことはなかったです。

自分が元いた会社も大连の会社とつながりがあったし、この町が外国に対して開けた政策をとっているということはあるのかも。

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ただちょっと気になったのは、ハラル(清真)のお店のアラビア文字が塗りつぶされていたこと。何かがあったんかな。

親日(?)の町

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大连の人は親日だという話をかつて職場の人から聞いたことがあったけど、確かにそうなのかなと思うことはありました。

ここではわりと気軽に「日本人ですか?」って聞かれます。ゆうても満洲エリア内やし、うかつに日本人だと明かすのはまずいんじゃないかと一瞬構えてしまうけれど、相手のリアクションからするとあまり心配はなさそう。

これから向かう沈阳(瀋陽)はどうなんかな?