パプアニューギニア旅行記(22)-バックパッカーとして行くなら

この続きです。

この国はバックパッカーに向かないとは聞いていたけど、もしツアーでなく個人で来ていたとしたら、どんな感じになるか想像していました。

移動手段

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この国に鉄道はなく、市内移動も長距離移動もバスが出ています。アフリカ諸国と同じく、満員にならないと出発しないというスタイルです。
(この国で車を買える人は一握りなので、たとえば集落で事業に成功した人が1台買って、それをその集落で共同のバスのように使っているということもあるそうです。)

今回首都のポートモレスビーからゴロカへは飛行機でやってきたけど、同じ島の中の移動なのに陸路ではつながっていないのだとか。

飛行機を使わないとすると、いったんラエまで船で行って、そこから陸路という行き方をしないといけないそうです。

宿泊施設

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ゴロカは東部山岳州の州都ですが、そのぐらいの町でもホテルは2つだけでした。

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モコモコの村の近くにゲストハウスと呼ばれているものはありました。

ずっとオープンしているわけではないらしく、市街地からずいぶん離れているので、予約なしでふらっと訪れるのはかなり危険。ふつうはどうやって行くんだろう・・・

食事

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食事は宿でも食べられるし、

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スーパーで何かを買ってもよさそうだし、

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レストランもあるので、ゴロカぐらいのところなら不自由はしなさそう。

バスは人が集まらないと出発しないので、事前に移動の予定が組みづらく、かといって行った先の宿を飛び込みにすると空いていなかったりするかもしれない。物価もそんなに安くなく、治安もあまりよくない。

今まで行った国にもそんなところがあった気がするので、なんとかなるのかもしれないけれど、なかなか覚悟はいりそうです。

パプアニューギニア旅行記(21)-マーケット

この続きです。

ツアーでゴロカのマーケットを回りました。

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貴重品は車の中に置いて、歩くときはマーケットのセキュリティの方が2人ついてくれます。

このどちらかの方が、「ニンジャ」と名乗られていました。

食料品とか古着とか、売るもののジャンルごとに区画が分かれていて、出店する場合にはお金を払って場所を取るしくみになっています。フリーマーケットに近いんかな?

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マーケットに限った話ではないですが、アジアよりアフリカに雰囲気が近い気がします。

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町でときどき見かける複合肥料(?)の袋を作り替えたバッグがこんなところに!

おみやげを入れるために買いました。

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油とか塩とか、1人分から小分けで売っているので、ひとり暮らしの人にも便利!

このあたりで生活していると、肉類以外の生活品はここでひととおりそろうそうです。
(電気が行き渡ってなくて冷蔵庫がないところも多く、肉類を保存できるところがない。)

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とはいえ子豚は売っていました。

パプアニューギニア旅行記(20)-ベティさん

この続きです。

山登り前に登山口のBetty’s Lodgeというところに泊まりましたが、そのベティさんはなかなかすごい方でした。

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長野県の松本でニジマスの養殖を3か月勉強されて、それをパプアニューギニアの高地で実践。ニジマスはもともとこの国にはいなかった魚です。

一度洪水で魚が全部流されたこともあるそうですが、その後無事復旧されたということも。

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香草焼きがめっちゃおいしい!

こんな魚がいっぱいとれたらみんな喜びはるやろなあ。

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お客さんにはとてもやさしいおばちゃんですが、現地ガイドさんたちに旅行社からのガイド料を配る様子は山賊の頭のよう。

「お前たち、今回の分け前だよ!」

このロッジでは前に人なつっこい犬を飼っていたことがあったのですが、一度何かの拍子にお客さんを噛んでしまったことがあったそうです。

するとベティさんは、みんなの目の前で槍でその犬を刺し殺してしまったのだとか。

今もスヌーピーと呼ばれている人なつっこい犬がいたのですが、それを聞くといろんな意味で近寄れなかったです。

パプアニューギニア旅行記(19)-現地の食べ物

この続きです。

今回のツアーでは、宿では西洋風の食事が出てきていたのですが、一度だけ現地食をいただく機会がありました。

お祝いごとのときだけ作るというムームーという料理です。

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食材をバナナの葉っぱで包んで、焼けた石といっしょに土をかぶせて蒸し焼きにします。鍋がいらんわけやね。

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穴を開けて水をかけて蒸すこともあれば、水をかけないドライムームーというのもあります。

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できあがり~。

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サツマイモ・タピオカ・カボチャ・シダ・鶏肉・パンノキの芽・・・・などなど。こちらではサツマイモが主食です。

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シュガーフルーツ。中はパッションフルーツに似ています。

このあたりは山岳地帯なので、塩が手に入りにくいところでした。なので、地元の方は塩を使いません。
(うちらは塩をかけて食べました。)

あと、今でこそ鶏や豚や牛を飼っていたりするけれど、これらは全部外から来たもので、もともとはいないものでした。

そうなるとたんぱく源は何だったのか?という話になりますが、このあたりの方は、芋を食べるとたんぱく質に変換できる体質なのだそうです。草食動物!?

あと、虫も食べます。セミ・クモ・イモムシ。パプアキンイロクワガタも。

赤道近くの国だと、だいたい辛い料理が多かったりしますが、こちらの方は辛いものが苦手なのだそうです。

パプアニューギニア旅行記(18)-部族闘争

この続きです。

パプアニューギニアでは、20世紀中ごろぐらいまで部族闘争が盛んでした。

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「戦いの前には豚を殺して食べて、ここでその豚の頭を精霊に捧げていました。」

戦いのとき、女性と子供は「女の洞窟」というところに、作物の種とかとともに隠れて、村が焼け野原になったあとに再生できるようにしたのだとか。

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そして男性は「男の洞窟」を砦にして戦ったのだそうです。

人間用の矢には「返し」がついていて、抜くと内臓が出るようになっています。

そして病院には、今でも弓矢専用の科があるのだそうです。

部族闘争は今では法律で禁止されていますが、法律より慣習が勝つということで、なくなってはいないようです。