パプアニューギニア旅行記(7)-アタック日その1

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2014.12.31(水) 入国4日目 登山2日目 アタック日

ピュンデ湖畔山小屋(標高3470m)にて朝1時起床。雨音と雷鳴が聞こえています。

「予定の2時になってもこんな状況なら、いったん出発を延期して様子を見ます。場合によってはアタック中止もありえます。」

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朝食はおなかにやさしいカップうどん。だしがしみるー。

サンドイッチとりんごはお弁当です。

そして2時ごろ。

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雨は霧雨ぐらいになっていて雷もやんでいたので、予定通り出発することに。

寝る前にはあった頭痛もおさまっていました。

暗闇をヘッドライトで照らしながら、稜線までの急勾配を登っていきます。

ぬかるみは昨日のルートまでのはずでしたが、連日の雨で今日のルートまでぬかるみに。今日もスパッツつけてきててよかった・・・

昨日は30分ごとぐらいで休憩があったのに、今回は急に標高を上げているのにしばらく休憩できるような場所がなく、最初の休憩は3時ごろ。

「これまで高所で足元がふらつくことはあったけれど、こんなふうに頭がふらつくことってなかったです。」

そう言って、桃太郎さんがリタイヤされました。

パプアニューギニア旅行記(6)-アタック前夜

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2014.12.30(火) 入国3日目 登山初日 ピュンデ湖畔

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ピュンデ湖畔に着いてからは、高山病予防のために周辺を軽く散歩する予定になっていましたが、天候が思わしくないのでそれは中止。

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高山病には昼寝もあまりよくないらしいです。

夕食のときに、指をクリップではさむような装置を使って全員の血中酸素濃度を測りました。

これは、自分の血液を酸素が乗る電車にたとえると、その乗車率みたいなもののようです。

低地での通常時はほぼ100。これが50台ぐらいになると、何の症状も出ていなくてもその時点で強制的に下山させられるのだそう。

自分は82。全員70~80台の数字におさまっていました。

自分は9月の健康診断でヘモグロビン値が低かったので、同じ乗車率でもそもそもの電車が小さいかもしれません。

「食べられなかったり眠れなかったりしても気にしないでください。それが体の自然な反応です。1食2食抜いても問題ないように体はできています。眠れなくても横にさえなっていれば問題ないです。」

酸素が薄くなると、酸素を消化器官に回せなくなるので、食欲がなくなったり吐き気がしたりという高山病の症状が出始めます。

年末ばたばたしていた関係で、出発前ちょっと体重が落ちてて、旅行当初はあまり食欲がなかったけれど、食欲に関して今は問題ない状態です。

ただ、ちょっと頭痛はしていて、これが歩いているときに今よりひどい状態になるようだと、明日の12時間の歩きは厳しいかなと思っていました。

夕食後すぐに就寝。翌朝1時起床予定です。

パプアニューギニア旅行記(5)-雨期の影響

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2014.12.30(火) 入国3日目 登山初日

季節で言えば、今は雨期の入り口あたり。

夕方から夜中にかけて雨が降って、朝昼は晴れか曇りというパターンを毎日規則正しく繰り返しています。

時間帯はともかく毎日雨が降っているので、地面はぬかるみ放題です。

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まず1人に1人ずつ現地ガイドさんがつきます。ガイドといっても案内役というより、ロープや鎖の代わりという意味あいが強いのだそう。

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自分の担当はジョーさん。18歳。おうちは大工さんをされているそうです。

よろしくお願いします!

誰もが自分で家を建てるスキルを持っているこの国で、大工さんにどんな役割があるのかというのは、後日知ることになります。

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富士山ではとっくに森林限界の高度ですが、まだまだ樹林帯です。

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この日は高度順応も兼ねていたので、だいたい30分に1回ぐらい休憩を入れていました。

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ぬかるみは長靴かスパッツがないとえらいことに。

自分はスパッツでしのいだけど、どちらの用意もなかったやっさんはアタック日を前にくつに泥が入って大ダメージ><

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滝の方にすべって落ちないようにと意識していると、逆に吸い込まれていってしまいそうになるのは不思議。

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予定より1時間ほど早い4時間ぐらいでピュンデ湖畔の山小屋に到着!

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もともとは途中で昼食をとる予定でしたが、天気がよくなくてゆっくり座れるところもないので、山小屋で遅い昼食を食べることになりました。

ここで標高3470m。富士山でいうと8合目よりちょっと高いぐらいのところです。

パプアニューギニア旅行記(4)-登頂率

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2014.12.29(月) 入国2日目 登山口ケグスグル

今回登るウィルヘルム山は、ずっと天気が悪いからか遠くから全景を捉えた写真を見た覚えたがなく、いまいち山のイメージというかルートの全体像がつかめていませんでした。

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Betty’s Lodgeの食堂の壁に、今回のルートのイラストが。最高峰なのに右奥にちょこんと控えめに描かれています。

まず明日は5時間ぐらいかけて、ここ(標高2700m)からピュンデ湖(標高3470m)ほとりの山小屋まで行って泊まります。ここは通常無人。

そして翌朝の2時(!)に山小屋を出発して、7時間ぐらいかけてウィルヘルム山頂(4508m)に登頂。

前半に標高を一気にかせぐ感じで、あとはなだらかな登り。

登頂後は5時間ほどかけて元来たルートを山小屋まで戻る。

・・・というのが今回のアタックの概要です。

「これまでこのツアーでの登頂率は半分ぐらいです。」

ここをツアー先に選ぶぐらいのメンバーが集まっても、半分は頂上まで行けないのか・・・

今回の参加者さんは11人なので、5人ぐらい・・・と。

パプアニューギニア旅行記(3)-登山口まで

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2014.12.29(月) パプアニューギニア2日目

ゴロカを離れるとミネラルウォーターが手に入らなくなるというので、昨日のうちにスーパーで買っておいていました。

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いまいち量の加減がわからないけど、ゴロカに戻ってくるまでの3泊分で400mlのを10本。

1.5リットルのを何本かという方も多かったのですが、こんなふうに小さいのをたくさんにした方が

  • 飲んだ分を細かく捨てられる
  • ポーターさんに預ける分と自分で持つ分を柔軟に分けられる

という点でよかったです。

そしてゴロカから登山口のケグスグルまで車で6時間。

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前半はそこそこいい感じの道ですが、

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後半がなかなか激しいです。ぬかるみにタイヤを取られたり、大きな石に乗り上げてジャンプしたり。

この国でパトカーや救急車までランドクルーザーなのにも納得です。

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そして到着したのがケグスグルの高いところにあるBetty’s Lodge。ベティさんのこういうおもてなしうれしい~。

ここが登山口になるところです。