アフリカの角の生え際(22)-エチオピア出国

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2013.05.04(土) エチオピア6日目 アジスアベバ

到着ターミナルに戻って、旅行案内所?の人に携帯を借りて、ルーシーゲストハウスに電話をかけました。

飛行機の出発が明日の朝になってしまったので、さっきのチェックアウトはなしにしてもらえますか?

「大丈夫ですよ。」

よかったー。でも送迎はもうないと。

まっ暗な道を歩いていると、野犬が近づいてきました。

途上国の野犬って、やせて疲れてるのが多い気がするけど、エチオピアの野犬はなんかでかくてワイルドです。よくわからないけど「なんとかハウンド」とかそういう系。

うわあ、どうしよう・・・

ちょうどそのとき向かいから車がやってきたので、それをうまいこと盾にして逃げ切りました。

こわかった><

そして途中水を買って宿に到着。

明日は4時ぐらいに出るつもりなので、バリケードドアの開け方の打ち合わせをして寝ました。

2013.05.05(日)

再び野犬に遭遇することもなく、無事にエチオピアを出国。23時ごろに北京に到着しました。

ここまでがエチオピア航空で、ここから先は中華航空なので、チェックインするためにいったん入国が必要とのこと。

行きも似たようなことがあったので、空港のつくりは覚えています。夜を明かすのに一番都合がよさそうなのは・・・

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このあたり!

入国審査の真後ろで、荷物受け取りよりも手前のエリアです。

税関よりも向こうに行ってしまうと、一般の人も来ることができてしまうけど、ここなら少なくとも国際線に乗れるぐらいお金を持った人しか通りません。

しかも入国審査の後ろは、いすに座って何かを待つようなエリアではそもそもないので、少々いすを占有してても誰もこまらないのです。今は夜で人通りも少ないし。

そしてセキュリティの人が常駐しているというのもポイント。
(居眠りしてはったけど。)

ここで明朝の便のチェックインまでひと眠りすることにしました。

アフリカの角の生え際(21)-ET604の気まぐれ

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2013.05.04(土) エチオピア6日目 アジスアベバ

今夜乗る予定のアジスアベバ発北京行きのET604便は、旅行前に何度か出発時刻変更のお知らせが来ていました。

1:30

0:25

1:45

こんな感じで。

1:45発のつもりで空港に行ったら、実はちょっと早くなってて乗り損ねた・・・なんてことにならないように、22時ごろには空港に着けるように宿を出ました。

送迎の車を出してくれはったのは、宿の従業員さんじゃなくてオーナーさんの弟さん。ふだん全然別の仕事をしてはるので、完全にボランティアです。昨日空港まで迎えに来てくれはったのもこの方。

歩いても行けなくはないけど、夜中は危ないということで乗せて行ってもらえることになりました。

一般的に国際線のチェックインは出発の2時間前が目安なのでちょっと早いかなと思ったけど、だめもとでチェックインカウンターにならんでみたら、22時ぐらいには搭乗券がもらえてしまいました。ラッキー。

そのあと出国手続きのカウンターにならんでいるとき改めて搭乗券を見てみると、なんかおかしい。

BOARDING TIME(搭乗時刻)が07:00になっています。

01:00のミスプリント?

まあいっか・・・とそのまま行きかけたけど、そういえばチェックインカウンターでeチケット(帰国までの全行程が載っている)を返してもらってなかったので、取りに戻りがてら聞いてみました。

「搭乗時刻は7時です。明日また来てください。」

・・・え?寝ぼけててあんまり理解できない。ええっと・・・

2013.05.05(日) 01:45 アジスアベバ発 ET604
2013.05.05(日) 17:30 北京着

↑これが5時間以上後ろにずれるっていうことは、

2013.05.05(日) 20:10 北京発 CA1699
2013.05.05(日) 21:25 大連着
2013.05.06(月) 11:20 大連発 CA953
2013.05.06(月) 14:10 福岡着

↑この乗り継ぎはどうなるん?

「確認してみます。」

あぶなー!ぼーっと出国してなくてよかった!

・・・ということで、

2013.05.06(月) 08:30 北京発 CA6651
2013.05.06(月) 13:05 成田着
2013.05.06(月) 17:00 成田発 CA6725
2013.05.06(月) 19:00 福岡着

↑この代替便の情報をeチケットの余白に手書きしてくれました。

ええっと、つまり・・・

もともと大連で半日以上待つ予定だったところを切り詰めて、その切り詰められた「待ち」を北京に持ってきた・・・と理解したらいいんかな。

ルートは変わってしまったけど、連休中に帰ってこられるなら問題ないか。

・・・で、こんな時間からまた町に戻らなあかんの!?

アフリカの角の生え際(20)-ネット解禁

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2013.05.04(土) エチオピア6日目 アジスアベバ

ルーシーゲストハウスでは、Wi-Fiでインターネットアクセスができました。

今日はエチオピアの実質最終日なので、「旅先ではネットで情報収集をしない制限」をやめて、TripAdvisorアプリとかで周辺のおすすめスポットを調べて行ってみることにしました。

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アジスアベバ周辺で一番評価の高い観光スポットだったのが"RED TERROR" MARTYRUS MEMORIAL MUSEUM。

アプリでは位置が全然わからなかったけど、マスカルスクエアの近くを通りがかったときにたまたま見つけました。

エチオピアで民主化運動を起こした人たちが、当時の権力者に大虐殺された歴史を紹介しています。

こんなことがあったんや・・・

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初日も来たナショナルミュージアム。

ルーシーがもうアメリカから戻ってきていると聞いて来てみたけど、展示は3日後から。残念><

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アジスアベバ周辺で一番評価の高いカフェTOMOCA。

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また別のレゲエにいさんと知り合って、いろいろ話を聞いたり。

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ローカルなカフェに連れて行ってもらってそこでまたいろいろ。

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日が暮れる前に、空港方面行きのミニバスを使って宿まで帰ります。

深夜発の飛行機に乗るために、バリケードドアのことについて宿の人と打ち合わせをしてから、部屋で仮眠を取りました。

アフリカの角の生え際(19)-ぜいたくなシャンプー

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2013.05.03(金) エチオピア5日目 アジスアベバ

ジジガを出た飛行機は、途中どこか(ディレダワ?)を経由してアジスアベバの空港に無事到着。

国内線の到着ターミナルにはATMも旅行案内所もなかったので、国際線の到着ターミナルまで歩きました。
(到着ターミナルには外から直接入れないので、国際線の出発ターミナルから入って、建物内のゲートを通って行きました。)

そこのATMで念願の現金を財布にチャージして、旅行案内所?の人に宿を紹介してもらいました。

ジジガのように空港までの移動ができるかどうかを心配事にしたくなかったので、徒歩でもなんとか行ける圏内で。

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雨の中、車で迎えに来てくれました。

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10分ぐらいでルーシーゲストハウスに到着。

今日はここに宿泊して、明日は深夜の便なので、夜まで休憩できるように2泊分払うことに。

これで帰国までの道筋は一応ついたはずでした。

もう最後やけど、ちゃんと頭を洗っておきたかったので、町でシャンプーを探します。

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シャンプーっぽいけどシャンプーじゃないのがけっこうあったり。

機内に持ち込みできる小さいのがないかとお店で聞いてまわったけど、これが全然ない。

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今日と明日の2回しか使わへんけど、このでかいボトルのを買いました。

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シャワーも即座にお湯の出るハイテクなタイプ。こんなん初めて見たわ~。

ただお湯が熱すぎて、微調整ができないのが玉にきずです。
(温度4段階調整とか書いてるけど、やり方がわからない。)

そこでヒーターのON・OFFを頻繁に切り替えるという力技でこの難局を乗り切りました。

これで完全にさっぱり!

シャンプーひとつでこんなに気分というか体の調子が変わるもんなんやね~。

アフリカの角の生え際(18)-シャトルサービス

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2013.05.03(金) エチオピア5日目 ジジガ

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朝起きて外に出てみると、いい天気になっていました。これなら飛行機は飛びそうです。

(もし飛ばなかったら、航空券代を払い戻して、そのお金で今日の宿代と明日の早朝のバス代にあてようかと考えていました。逆に言えば、もし飛ぶのなら、払い戻しをあてにすることができないということです。)

6時半ごろ、荷物をまとめて宿のチェックアウトをしようとすると、フロントに人がいません。やっぱりか・・・

近くを通りがかった掃除のおばちゃんに聞いてみたけど、言葉が通じないのか、無反応で何も動いてくれない。ほかの掃除の人もそんな感じ。

自分に与えられた役割以外にはまったく目もくれないといった雰囲気です。

支払いとかは済んでいるので、チェックアウトといっても鍵を返すだけなので、そのへんは最悪どうでもいいです。

シャトルサービスさえ出てくれれば。

フロントに張り紙を見つけました。

「口約束は果たされないことがあるので、予約は書面で行ってください。」

7:00に出たいのに、6:50をすぎても何かが来そうな気配がないです。書面で予約してたらほんまに何かちがったんやろか?

シャトルサービスをあてにせずに、イエロータクシーで行けないかと考えたけれど、通りをイエロータクシーが走っているのを見たことがないので、連絡を取ろうと思ったらフロントの人に頼むしかなさそうです。でもいない。

ちなみにそのへんを走っているバジャッジ(タイのトゥクトゥクみたいな3輪タクシー)では空港までは行ってくれないそうです。

7時直前ぐらいになって、昨日のドライバーのおじいさんが現れました。

これで出発やー!と思ったら、そのままカフェに入ってコーヒーを注文しはじめました。

ちょっとちょっと!

と手を振ってみると、手を振り返してくれました。

いやいやいや!

こちらが何かを言っても、通じているのかいないのかわからない状態です。

こまっていると、昨日のソマリア難民のモハメッドさんが通りがかりました。

「どうしたんですか?」

実は・・・と話すと、ドライバーのおじいさんと話をしてくれました。

「あなたと同じ飛行機に乗る人があと3人いて、今その人たちを待っているそうですよ。なので飛行機に乗り遅れる心配はないですね。」

ありがとうございます!こういうしっかりした人が従業員にいてほしかった!
(英語とソマリ語とアムハラ語が話せるということか・・・)

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結局シャトルが出たのは、チェックイン時刻を過ぎた8:06。

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16分で空港に着いたので、「空港まで30km」というエチオピア航空さんの情報もちょっと大げさだったみたいです。

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いろいろ取り越し苦労をしてしまったけど、なんとかお金が尽きる前にアジスアベバに戻れます!