ネパールは神の手の上(21)-トレッキング用品の振り返り

この続きです。

今回は初の海外トレッキングということで装備が特殊だったので、その振り返りを。

マリポサトレール

登りでも下りでも足に馴染むし、いくら動いてもまったくゆるまない。

山小屋でトイレに行くときでも、手を使わずにすぽんとスリッパのようにはける。

脱ぐのもワンタッチなので、くつを脱いで通るタイプの金属探知ゲートもスムーズ。

自分にとって、これ以上のトレッキングシューズは今のところないと思います。

ストームゴージュアルパインパンツ

防水性能が高いのに伸縮性もよくて、足の上げ下ろしに抵抗がない。

暑くても、換気のためのスリット(ベンチレーター)がファスナーで開け閉めできるようになっていて、30℃近くでも蒸れない。

ポケットが、座った状態でもふつうに使える位置についている。
(このポケットも防水性が高そうなので、雨の中カメラを入れていても問題なさそう。)

別途ベルトがいらないので、金属探知機ゲートにひっかからない。

本来もっと厳しい環境で使うもので、ふつうの旅行では完全にオーバースペックになってしまうと思うけれど、暑い地域以外ではこれを標準装備にしてしまおうかと思っています。

プロトレック

トレッキング用の時計なのに、あろうことかトレッキングの聖地(?)ネパールの時差(日本-3時間15分)が世界時計になかったので・・・

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いつもの旅行通り安物の腕時計に時計を担当させて、プロトレックは高度計専用に。

しかたなしの対応やったけど、これはこれで意外と便利でした。

アンカミさんの装備

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アンナプルナの方には持ってきてはらへんかったけど、エベレストの方ではこの1000円ぐらいのプラスチックの樽(たる)?を物入れとして用意されていました。

ここに入れておけば、ぬれることもなく、ねずみも来ないので、お米やお酒とかいろんなものを入れるのに便利なのだそうです。コストパフォーマンスもよくて非常に合理的。

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上着はSherpa Outdoor?

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生地はゴアテックスではなく、シェルパテックス。え?そんなんあるん??

カトマンズの町で1500円ぐらいで買いはったそうなので、名前だけの品っぽいです。

弘法筆を選ばずとはこのことか・・・

シェルパの人が実際に使っているものということで、これ絶対買って帰ろうと本気で探したのですが、まったく見つかりませんでした。

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本家?のSherpa Adventure Gearのお店にも当然なく。

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あと、かばんはこれ。カトマンズの町で売っているTHE NORTH FACEのはほとんどが偽物だとあとで聞いたので、今思うとこれもどっちかな?

真贋はともかく、ネパールではTHE NORTH FACEが一番メジャーなトレッキング用品メーカーのようでした。

これで今回のネパール旅行記は終わりにしようと思っていたけど、やっぱりあと1回まとめを入れます。

ネパールは神の手の上(20)-シェルパ

この続きです。

「シェルパ」というのはもともとは民族の名前です。それが今では、登山のサポート役という職業の名前としても使われることがあります。でも今回の「シェルパ」はシェルパ族のこと。

本物のシェルパ族の人と話ができるなんてそうそうない経験だと思ったので、遅延遅延を繰り返した空港での待ち時間とかに、アンカミさんにいろいろ話を聞かせてもらいました。

宗教

ネパールはインドと同じくヒンズー教の人の多い国ですが、シェルパの人たちはチベット仏教を信仰しています。なので、いろいろとブータンの人たちと似ているところがありました。

肉食について

ブータンでは生き物を殺すことが禁止されていたけれど、外から輸入してきた肉や魚はめっちゃふつうに食べます。

それはシェルパの人も同じです。釣りとかしません。アンカミさんのご両親の世代は、食べることもしなかったそうです。

では、アンカミさんはいつ肉を食べるようになったのか?

アンカミさんは15歳のときにまずポーターになり、3年後にはキッチンボーイ(登山隊のコックのアシスタント)になりました。そこで日本の登山隊の人から、肉の缶詰をもらったのが最初だったそうです。

その後も各国の登山隊が持ち込んだいろんな肉を食べる機会があって、アンカミさんに限らずシェルパの人は「犬猫以外の肉は何でも食べる」という文化?になっていったようです。

あと、ブータンといっしょで基本的に激辛好き。

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この唐辛子の粉を「シェルパジャム」と呼んで、何にでもかけて食べるそうです。

「シェルパはクレイジーですから。」

仕事

シェルパの人が登山のサポートをするようになったのは比較的歴史が浅く、それまでは農業(主に酪農?)で生計を立てていたようです。

トレッキングのガイドは1日数百円の仕事だそうですが、それでも農業よりは割がいい。さらに登山のガイドだと1日100ドルぐらいのボーナスが出るそうです。

ちなみにトレッキングと登山のちがいは、ベースキャンプより向こうまで行くかどうか。標高でいえば6000mが目安になるようです。

お風呂

ブータンの人は、お風呂に月2~3回ぐらいしか入りません。

シェルパの人は冬場は2か月に1回、夏場は週1回程度。
(女の人は冬でも週1ぐらいで入るそうです。)

シェルパの村では水道代が無料やけど、ガスがあのロバが運んでたボンベで月1万円ぐらいかかるので、あまり大量にお湯はわかせないそうです。

エベレスト街道のトレッキングだと、ある程度標高が上がると、ぬるま湯しか手に入らないのだとか。そんなん風邪ひくわ~。

葬儀のしかた

チベットでは鳥葬が一般的だと聞くけれど、シェルパの人は鳥葬はせずに火葬をします。

鳥葬は、人を燃やす木がないときにしかたがなくやるものだそうです。

あれ?燃やす木があるなら、ガスそんなにいらんのちゃう?

ネパールは神の手の上(19)-ネパールで見かけたあれこれ

この続きです。
たぶんあと2回ぐらいで終わりです。

旅行のたびに必ず出てくる拾いもれの雑多なネタたちです。

マスク

カトマンズの町はほこりっぽくて、ごみごみしています。

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なのでマスクをしている人が多いです。

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カラーバリエーションも豊富。

電線

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カトマンズの電線はとてもだらしがなくて、歩くのにじゃまです。

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電柱のところでもごちゃっと。

ヘリ

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ネパールではよくヘリが飛んでいるのを見かけます。見かけた数だけ誰かが遭難してるってこと??

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小さいプロペラ機もよく飛んでいるし、こんなに空路が発達している・・・というか、陸路交通をあきらめている国ってほかに見たことがないです。

謎の日本語商品

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ちいさいきんくま。

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恋愛のはさみ心ケーキ。

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ここぞ。

バイク

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ずっと見ていて気がついたんやけど、ネパールのバイクには全部すねのガードがついています。

ぎりぎりですれちがいそこねて、足をけがするから?

マニ車(ぐるま)

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手で時計回りに1回まわすと、お経を1回読んだのと同じ効能があるという、チベット仏教ではおなじみのマニ車。
(これまでモンゴルとブータンで見かけました。)

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それがついにソーラーで自動回転するように!怠惰もここまでくると神々しいです。

その他

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ひとりトランプを楽しむポーターさん。やたらカードの枚数が多い気がするけど、どんな遊び!?

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これ一瞬キンチョールか何かのフィギュアかと思いました。奇跡の1枚です。

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ヒマラヤンアクティビティーズのラムさんは郷ひろみ似。

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お花。

ネパールは神の手の上(18)-ナンバー2の料理

この続きです。

今回のネパールで、訪問国は日本を含めてちょうど50か国。

これまで、一生その国の料理だけを食べ続けることになっても問題ないと思えた国は、日本・タイ・韓国の3つだけでした。

今回そこにネパールも殿堂入り。しかもトップの日本の次の位置に。

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ネパール料理として一番代表的なのがダルバート。地元の人も、昼・夜はだいたいこれを食べるそうです。
(インド料理のターリーみたいなもん?)

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モモという水餃子みたいな食べ物も一般的です。

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ネパールじゃなくてお隣のチベットの料理らしいけど、この鍋がめっちゃおいしい。

鍋系の料理は、地元の人はおめでたいときとかしか食べないそうやけど、いろんな食材が取れるのはポイントが高いです。

自分の中でネパールの料理の評価が高くなっているのには、ちょっと別の理由もありそうな気がします。

今回食べ物やさんを選ぶときには、ガイドブックやヒマラヤンアクティビティーズの人のおすすめも参考にしていました。しかも料理名と実物の対応もガイドブックを見てわかっている状態です。行き当たりばったりでお店を選び、当てずっぽうで料理を選んでいるいつもの旅行とは、仮に同じ国に行ったとしても出会うものの質が変わってきそう。

不確かさをお金で買うのが自分の旅行だと思っているけれど、「そんなにおいしくないものを食べた」というのは話のネタにもならないので、この部分に関しては確かさを求めるのもありかもしれへんなあとは思いました。

ネパールは神の手の上(17)-一本道の出会い

この続きです。
(時系列編は前回までで終わりです。)

今回の旅行では、トレッキングルートに集落が少ないせいか、ガイドブックがあるせいか、不思議なぐらい同じ人と何度も出会いました。

マリポサトレールおじさん

アンナプルナ自然保護区に入るための申し込みをふもとのポカラでしようとしたとき、日本人のおじさんに出会いました。

「あ、その靴いっしょ!今回のために買ったでしょ?」

その通り!もしかしておじさんもですか?奇遇!

2月ぐらいからネパール入りしてはって、今の宿にはほかにも長期滞在者がたくさんいるのだそうです。

インドから来たら、ネパールはめっちゃ楽園に感じるやろなあ・・・

このおじさんとは、翌日も出会いました。

北九州ハイパーおねえさん

このおねえさんには、トレッキング初日の宿で出会ったと前に書いたけれど、そういえばカトマンズの宿のチェックアウトで出会っていました。

その後ゴレパニで出会い、プーンヒルで出会い、カメラの写真消えのときも出会い、なんぼほど世界せまいねん!

学生時代にオーストラリアに留学してはったそうで、いろんな国の人とわけへだてなくしゃべるしゃべる。

同じ職場の部長さん(72歳の看護婦さん)といっしょに来てはって、こちらも大変お元気です。

ゴレパニおにいさん

北九州ハイパーおねえさんを上回る超遭遇頻度。

トレッキング初日の宿の近くでちらっと見かけたのを皮切りに・・・

2日目の宿が同じ。
3日目の昼食が同じ。
3日目の宿が同じ。
ポカラからの飛行機待ちでいっしょに。
カトマンズに戻ってからの宿も同じ。
そしてマウンテンフライト待ちでもいっしょに。
そのあとの火葬場でもいっしょ。
ストゥーパでもいっしょ。

どっちかがストーカー?と思うほどの赤い糸っぷりでした。

なのに、あいさつ以外なにも会話をしてないねんなあ・・・

アラレちゃん

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メガネの感じで命名。中国か韓国の子かな?

完全に町歩き用の格好なのに、あの急な下りを高速で下山します。その靴で大丈夫!?

トレッキング3日目と4日目に出会いましたが、2回とも一気に追い抜かれました。そして満面の笑顔であいさつしてくれます。

ほかにもいろいろ。

しゃべるしゃべらないに関わらず、このへんのトレッキングって自然といろんな人と顔なじみにはなります。