保育器の中の東ティモール(9)-道の途中

この続きです。
東ティモール編はこれで終わりです。

東ティモールは、ダイビングをする人の間ではわりと有名なところだとどこかの国で聞きました。

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PADIもあります。

十分暑かったけど、シーズンじゃないからか、ダイビングの人も見ませんでした。

ディリの町には美術館や博物館は見当たりませんでした。地図にはWAR MUSEUMというものが描かれてあったけれど、そのあたりにそれらしきものは見つかりませんでした。

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“Join us for this historic event”
おっ。ガイドつきツアーか何かかな?

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でもよく読むと、観光客向けというより、観光客を受け入れる人向けのセミナーみたいに見えます。

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町では新しいホテルを建設中でした。

まだ国ができて10年もたっていないからか、何もかもが途中です。

ひたすら前に向かって進んでいるというより、どこに向かえばいいのかすらまだ定まっていないような印象。

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でもこの水びたし公園、嫌いじゃないです。

保育器の中の東ティモール(8)-痛いできごと(その2)

この続きです。

宿の近くの大通りの脇の歩道を町の方に歩いていると、後ろからバイクが近づいてきました。

「おまえどこから来た?」

振り返ると、目の血走ったヤンキー風のにいちゃんがバイクを乗り捨てて近づいてきていました。

何の用かな?と思っていると、突然左回し蹴りを胸のあたりに受けました。

なに・・・それ・・・?

麻薬常習者が被害妄想で暴れたということなのか、華僑に反感を持った若者がそれらしい人を片っ端から襲っているのか。

あのできごとが一体何だったのかはいまだにわかりません。

保育器の中の東ティモール(7)-痛いできごと(その1)

この続きです。

天気がいいのはいいけれど、熱帯の日差しで夏ばてぎみです。

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宿の敷地内のプールで涼もうと思い、町で海パンを買いました。15ドル(1200円ぐらい)。

ほかにもスーパーで買い物をしたりしたけど、物価は日本とそんなに変わらないです。缶ジュース1本で1ドル(80円ぐらい)。国内で作れなくて輸入してるからかな?

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町の方の海岸はビーチになっているけれど、宿で着替えて出かけるには遠いです。

部屋で着替えて、鍵だけ持ってプールへ。サンダルも持ってきてないので、はだしです。

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プールまるごとひとりじめ。

じゅうぶんプールで涼んだので、部屋に戻ろうと鍵を鍵穴に入れて回そうとすると・・・

じーんと指に電気が走りました。痛いのとはちょっとちがうけど、しびれて鍵をつかんでいられません。

このプレハブ、どっか漏電してるんやわ~><
で、全身濡れた状態ではだしで地面に立っているから、ドアノブから体を伝って地面に電気が流れてしまうんやね。

体をふけばいいんやろけど、タオルも部屋の中。

まさか世の中にこんなはまりパターンがあるなんて><

でもこれはきっと試練です。持てる知識と智恵を総動員してこの鍵を開けてみよと地の精霊が言っているのです。

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地の精霊(想像図)。

なんか使えるもんないかな~ときょろきょろしていると、宿のおばちゃんが通りがかって、「あんた何やってんのよ?」と鍵をカチャッと開けてくれました。

保育器の中の東ティモール(6)-マイクロレットに挑戦する

この続きです。

ディリを走る車たち

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ディリの町は意外に交通量が多くて、道路を渡るのに難儀します。

一番多いのがタクシー。道路を見ると視界に2台はいます。

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なぜかドアを開けながら走るタクシーが。威嚇?それとも求婚?

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そして次に多いのが、こちらではマイクロレット(MICROLET)と呼ばれているミニバス。

感覚的には、この2つだけでディリの交通量の半分ぐらいを占めてそうです。

あれに乗ってみたいよう><

マイクロレットデビュー

マイクロレットには、車体に番号が書いてあって、どうもこれは路線番号を表しているよう。

3番と10番が、空港近くの宿の前とディリの中心地の両方で見かける番号。これに乗ることができれば、町と宿の間の移動に使えそう。毎回徒歩1時間はしんどいし><

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空港近くのロータリーで、10番のマイクロレットが数台集まって休憩していました。ここが10番の終点かな?

ここから町の中心地までいくらですか?

「50セント(40円ぐらい)だよ。」

タクシーの4分の1ぐらいの値段です。乗せてください!

というと、特等席の(?)助手席に乗せてすぐに出発してくれました。

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あれは何ですか?

「デモをやってるんです。」

何のデモですか?

・・・こういう話になると、英語が通じなくなります。

なにはともあれ、これをきっかけに、ためらいなくマイクロレットに乗れるようになりました。

マイクロレットまとめ

マイクロレットにはバス停のようなものはなく、タクシーと同じくどこでも手を挙げて拾うことができる。

料金は交渉制ではなくて、距離によってちゃんと決まっているらしく、おりるときに払う。どこから乗ったとかは混んでいても覚えてくれていて、適当に1ドル札なり50セントコインでも出せば、ほどよくおつりがもらえる。ぼったくりはない(と思う)。

乗っているマイクロレットを止めたいときは、コインなどの固いもので車内の金属部を叩いて音を出したり、奇声を発したりすればよい。大音量でガンガン音楽を流しているマイクロレットもあるので、運転手さんに聞こえるようにがんばってアピール!

見た目からシステムから止め方まで、タンザニアのミニバスとそっくり。東ティモールって、アジアにありながらなんかアフリカっぽいねんなあ。

長距離(?)バス

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ほんまたまーにやけど、ディリじゃない町に行っているんじゃないかというちょっと大きめのバスも見かけました。

残念ながら今回の滞在ではこの実態がわからず。

最初に宿を固定していなければ、行き先もわからないまま荷物を持って適当に乗り込んでいたかもしれません。

保育器の中の東ティモール(5)-人と言葉

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多民族国家?

この国で見かける警察の人は多国籍やということを昨日は書いたけど、地元の人も多民族っぽく見えます。

  • マレー系っぽい人たち(ほとんどの人がここ?)
  • アフリカ系っぽい人たち(ごく少数)
  • 日本人顔の人たち(たまに)

宿の受付の中華系のおばちゃんもインドネシアから来たと言っていたし、実際のところどこまでが地元の人なのかもはた目からはよくわかりません。

外国から来た人が多いからか、ここの公用語ではない英語もけっこう通じます。

英語の話せる生粋の東ティモール人に聞いてみたところ、

「自分は少しは英語ができるけど、家族は話せません。この国にはお金がないので、英語教育が行き届いていないんです。」

というようなことも言っていました。その人も、ちょっと込み入った話になると通じなくなったり。

気質

こちらでは空港のタクシー以来、客引きというものを見ていません。

もともといろんな民族の人がいるからなのか、国民性なのか、外国人だからということで声をかけられるということがあまりありません。それは大人だけじゃなくて、子供もそんな感じ。いまいち正体不明の言葉やけど、「島国気質」と言ってしまっていいんかな?

でもたまに、うれしそうに近づいてきてハイタッチをしてくれる子もいたりします。

あまり干渉されないということで、日本人が「老後に住むなら」ということでは向いているかもしれません。

奇(く)しくもカーボベルデもここと同じく元ポルトガル領。

どこが?と言われるとこまるけど、なんとなく雰囲気が似てる気がするねんなあ。