運び屋を頼まれる

モンゴル旅行記第1夜。
出発日(7月4日)の成田空港でのことです。

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Fくんが荷物のチェックインに並び、KくんとMくんが外貨の両替に行っている間、ひとりでモンゴルの入国カードを書いていました。

すると後ろから国籍不明の女の子に声をかけられました。

「今からモンゴルに行かれるんですか?」

アメリカから日本を経由してモンゴルに帰るところだけど、モンゴル航空の荷物の数の制限が厳しくて、荷物を全部チェックインできない。

お金を出すので、1つ荷物を代わりにチェックインしてくれませんか。

という話でした。

これってもしかして、よくある危険な頼まれごとの1つなんじゃない?自分の身を危険にさらさずに麻薬とかを運ばせたりっていう・・・

瞬間的にそう思ったので断ろうとしたんですが、ちょっと考えるとそれとはちがう気もしてきました。

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チェックインのときに中身を聞かれても答えられるように、そのスーツケースの中を見せてほしいというと、快く開けてくれました。

服と靴がいろいろ。

とりあえず拳銃とかは入ってなさそうやけど、これだけではよくわかりません。

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航空券とパスポートを見せてもらいました。確かに同じ便に乗るみたいです。

あと、写真も撮らせてもらいました。

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あ、これは大丈夫かも。

預け荷物なので、預けてしまえばモンゴルの空港でベルトコンベアから拾わなければいいだけの話。

仮に何かまずいものが入っていたとしても、自分がそれを持ってモンゴルの税関を通るわけではないので、引きとめられることはなさそう。

あとは日本でのチェックインさえ無事に通ればいいだけか。

ということで、その子の1つ前に並ばせてもらうことに。

あと、その子が自分でチェックインしようとした荷物と預かった荷物を交換してもらおうとも思ったけど、そこまでしなくても十分な気がしたのでやめときました。

自分の想像を超える何かが仕組まれていたら即アウトの危険な道を最初から選んでしまったけど、それはそれで自分の力のなさを呪うしかないです。

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列で待つ間にモンゴルのことをいろいろ教えてもらいました。

  • モンゴルでは日本語が通じることがある。
  • モンゴルでは日本より英語が通じる。

あと、いくつか使えそうなモンゴル語とか、町にATMがあるかとか。

「あそこにいるの、元スモウレスラーの旭鷲山よ。」

ということも。

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結局チェックインも無事に終わり、スーツケースに自分の氏名のタグが貼られてちょっと不安がよぎったけど、そのタグの割り符もその子に持ってもらいました。

そしてモンゴルの空港でも、その子がちゃんと税関を通るところまで見届けられて、ミッションコンプリート。

お代はこの緊張感だけで十分です。

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