何ごとも自分で経験するのが一番身になるけれど、
生きている時間には限りがある。
生より格段に質が落ちるのは覚悟の上で、限られた
時間に多くの仮想経験をつめこむ手段が、読書だ。
みたいなことを誰かが言っていた気がするけど、
ものを選ぶときでも似たようなことが言えそうです。
この前あとまわしにしていた「選び方の選び方」のこと。
・・・
たとえば、最近体の調子がよくないのでマッサージいすを
買おうとしているとします。
選択肢は5000種類。
このうち2411番のが、自分の体を本当の意味でもっとも
調子よくしてくれるいすです。
そして4870番のが、自分にとって「一番効いている」と
短期的に錯覚させられるいすだとします。
全部を10分使い続けると、4870番が一番いいと勘違いします。
全部を24時間使い続けると、2411番が一番いいとわかります。
さて、どうすれば自分は2411番にたどりつくことができるのか?
2411番にたどりつくために、どのぐらいの犠牲まで払えるのか?
・・・
もしも選択肢が3つだけなら?
マッサージいすじゃなくて、包丁だったら?
そんな問いを出すという選択肢を選びたくなりました。
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