日本では、英語はかっこいいものというイメージを持たれているように思います。
ポップスを聞いていても、頻繁に英語のフレーズが差し込まれていたりするし、製品やグループに名前をつけるときでも、なんとなく和風の名前は色もの扱いを受けていたりする気がします。
そんなふうになっているのには、
- 意思疎通の手段としての英語が日常に根づいていない。
- 日本の人ははっきりとした意思表示を嫌う傾向にある。
この2つのことが関係していると思います。
英語にすれば、気持ちが生々しくは伝わらない。
つまり、日本風の気持ちを表すには、日本のものより外国のものを使った方が都合がいいというおもしろい関係になっているように思うわけです。
フィリピン旅行記第11夜。
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フィリピンの公用語はタガログ語と英語。
地元の人同士はタガログ語で話すけど、英語は3~4歳の子でもすでにぺらぺらで負けます。
サンフェルナンドの海岸で、警察署で食事を作る仕事をしているという男の子に出会ったので、そのとき話の中で聞いてみました。
英語とタガログ語はどっちがかっこいいと思う?
「タガログ語だね。ぼくがタガログ語を好きだというのもそうだけど、タガログ語もぼくのことが好きなんだ。」
おお~!言うね~!このせりふが聞けただけでもサンフェルナンドに来たかいがあったわ。
じゃあ自分も試しにちょっとだけ・・・
日本語もぼくのことが好きなんだ。
って、照れるわ~(^-^)
パタリロのエンディングテーマ思い出すわ><
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フィリピンの人の性格としては、スペイン統治下にあった影響か、メキシコと同じラテン系のノリをやや感じます。
だから、同じ島国だけど、日本人のようにはっきりとした意思表示を嫌う傾向はたぶんない。
もしあったとしても、英語はすでに手あかのついた単なる日用道具として扱われているようなので、生活感のない飾り物としてのイメージももっていない。
だから英語よりタガログ語の方がかっこいいと即答できたんじゃないかと想像します。
今から思えば、英語がそれほど浸透してなくて、性格もシャイなモンゴルの人たちにも聞いてみたかったです。また日本人とはちがった答えが返ってきそう。
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