出稼ぎのある風景

フィリピン旅行記第18夜。
次で終わりです。

行きの関空の光景

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出発日のフィリピン航空のチェックインカウンターの列。日本人よりもフィリピンの人の方が多そうな印象を受けました。

飛行機のおじさんの話

フィリピンではどんな仕事も6か月単位の契約になるので、収入が不安定になりがちです。だから安定した収入を得るために家族の誰かが海外に出稼ぎに行くというのはよくあることです。

これはカトリックの影響だと思うんですけど、豊かな人が貧しい人に施しを与えるという習慣が根づいているので、稼ぎに出た人が一時帰国するときにはおみやげを大量に買って帰るのが習わしになっています。周りに配るんです。

ただ、それだと負担が大きいので、家に帰らずこっそりとホテルに泊まって母親にだけ会うということもあるそうです。

初日にマニラで会った女の子の話

両親は離婚して、お母さんは日本人の男の人と再婚したの。

その何年後かに、お母さんから日本に呼ばれて軽井沢の中学に3年間通ってたんだけど、やっぱりフィリピンが好きだから帰って来ちゃった。

ときどきお母さんは日本のお父さんといっしょにこっちに来るんだけど、会うときはいつもホテルね。

日本のお父さんは優しくて好きよ。お母さんはバカだから嫌い。

あーあ、今のドーナツ屋のバイト、1月25日で6か月の期限が終わりなのよね。

サンフェルナンドで会った男の子の話

うちの父さんは大工なんだ。

父さんは前に一度サウジアラビアに出稼ぎに行って帰ってきたんだけど、2度目は書類がそろわなくて行けなくなってしまったんだ。

ぼくかい?ぼくはアメリカに行きたいな。アメリカで稼いでまたここに戻ってきたい。ぼくはサンフェルナンドの町と海が好きだから。

ポールさんの話

フィリピンは仕事の割に給料が安いんです。特に教師がそう。優秀な教師はみんな海外に出ていってしまっています。

今、フィリピンでは看護師を育てて日本に送り込むシステムができてきています。

看護師だけでなく、ほかの職種でもこのようなしくみが必要でしょうから、日本語を学ばせて日本への人材提供を支援するようなビジネスをこれから始めたいと考えています。

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