ブータン見聞録(7)-「ブータン」の由来

できごと編はちょっと休憩。

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ブータンは日本語では「ブータン」というけれど、クサナギくんはいつも「タ」にアクセントを置いて「ブタン」と発音していることに気がつきました。

それって英語の読み方やんね?

これまでも、バングラデシュが地元でも「バングラディッシュ」ではなく「バングラデシュ」と呼ばれていることを確認したり、ツバルが「トゥバル」でないことを生で聞いたりしてきました。

で、地元ではこの国のことをどう呼んでいるんですか?

「『ル・イル(龍の土地)』です。」

おおー!ジャパンの人がジャパンのことをニホンと呼ぶように、インドの人がインドのことをバーラトと呼ぶみたいに。

「今でもチベットの人からは『南の国』という意味の言葉で呼ばれているし、昔はここで採れるヒノキや薬草の名前で呼ばれてもいたんです。」

ってことは「ブータン」って何なんですか?

「『ブタン」(『タ』にアクセント)は今のインドでの呼び方ですね。」

えーっと、じゃあ「ブー」って伸ばすのは日本だけ?

「イギリス領になる前のインドでは『ブ・ウタン』と呼んでいたんです。」

なるほどなるほど。「ブ・ウタン」をまねたなら「ブータン」でいいわな。

今ブータンの人は、外国人向けには「ブタン」と自分の国を呼ぶけれど、日本では昔のなごりの呼び方をしてるってわけやろね。

きっと世界には今でも日本のことを「ジパング」と呼んでいる国があるにちがいありません。

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