ラオス横断バスの24時間(4)-完全停止

この続きです。

2000.09.14(木) ラオス(クロンとサバナケットの間)

20分ぐらいたっても動き出さないので、みんなまたバスから降りました。

前の様子を見に行ってみると、トラックがぬかるみにはまって動けなくなっています。

じゃりでぬかるみを埋めて、2台のけん引車で引っ張り上げていました。

一度はチェーンが切れて失敗したものの、再チャレンジで成功。

結局停車から2時間ぐらいで動き出しました。12時ぐらい。

ここまではまだいいです。

そこから1時間ぐらい走ってまた動かなくなりました。

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ラオスで残っている唯一の写真。今度は対向のトラックがさっき以上のぬかるみにタイヤを取られていました。

ぬかるみの深さといい、トラックのでかさといい、引っ張ってなんとかなる気がしないです。

・・・

うっかりしている間にバスが発車して・・・なんて雰囲気がまったくなかったので、車の列を後ろの方にたどっていきました。

トラックとトラックの間にハンモックをかけたり、ござをしいてトランプをしていたり、なんか慣れた感じ。

朝もお昼もまともに食べてなくておなかをすかせていると、トラックのおっちゃんたちが、バナナとか、酢でしめた魚をくれました。おいしい!

川を発見して、そこでタオルを洗ったり。

・・・

夕方バスに戻ってくると、ベトナムの人たちが、持っていたお鍋と食料で炊事を始めていました。

もの珍しそうに調理のしかたを観察しているうちに、魚ラーメンごはんが完成。鍋敷きはパイプとレンチ。

驚いたことに、朝にけんかしていた日本人の学生さんや西洋の人たちにも、その魚ラーメンごはんはふるまわれたのです。

最初に怒鳴りかかった男の子も、「今日はごめん」とあやまっていました。

なんかじーんときてしまいました(;_;)

・・・

こうしてバスが動かないまま、予定の24時間は過ぎていきました。

本当はサバナケットなんて町は実在しないんじゃないかという気さえしてきました。

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