- 日記さん ラオス横断バスの24時間(1)-プロローグ
- 日記さん ラオス横断バスの24時間(2)-超高密度バス
- 日記さん ラオス横断バスの24時間(3)-対立
- 日記さん ラオス横断バスの24時間(4)-完全停止
この続きです。
2000.9.15(金) ラオス(クロンとサバナケットの間)
ダナンを出発してから足かけ3日目。
前の晩は、もともとの席が窮屈すぎたので、一度外で寝ようとしてみました。
でもだんだん気温が下がって寝られなくなってきたので、バスのドアの可動域のあたりに居場所を確保。
明るくなって見えてきた外は霧でした。
・・・
トラックのはまっているところはバスの何百メートルか先やけど、いつしかそこを「前線」と呼ぶようになっていました。
朝から前線調査。相変わらずトラックははまったまま。
そういえばこのトラックはいつからはまっているんだろう。
バスとこのトラックの間に別のバスはないので、1本前の月曜発のバスはここを無事に越えているみたい。
うちらの水曜発の次は木曜発なので、まもなくこの列に加わることになるのかな。
・・・
いろいろ情報収集していると、15km先に町があるらしいことがわかりました。
もしかして歩ける距離じゃない!?
さらにいろいろと聞いてみると、前線の向こう側を往復しているトラックがある模様。
そしてなんとそのトラックをつかまえました。
サバナケットまで行けないか聞いてみると、5ドルで荷台に乗せてもらえることに。
まさかこんな形で出られるなんて!!
バスに荷物を取りに戻って、このバスを降りることを運転手さんほか、乗客の方たちにも伝えました。
オオカワさん率いる4人グループも、
「はやしさん、俺たちも出ることにしました。」
といっしょのトラックに乗ることに。
ベトナムの人が、餞別にウイスキーを振る舞ってくれました。
みなさんお元気で!
・・・
前線を出発したのが朝の11時ぐらい。
車がバウンドするぐらいの悪路で、途中タイヤがはずれたりもしたけれど、幸い6輪のうちの1つ。そのまま荷台に積み込んで走り続けました。
10時間ほど走って深夜近くになると、今までの悪路がうそのように、道が平らに変わりました。
「サバナケットの近くの道路は日本の会社が作ったんだよ。」
一時は存在しないかとも思った町が、もうそこにありました。
それはダナンを出発してから53時間後のことでした。
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