第3次中東遠征(15)-ユダヤ人と中国人

この続きです。
これで終わりです。

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ヨルダンの人たちはとても協力的で親切だったけれど、イスラエルに入ると急に人が冷たくなった気がしました。

特に子供の反応があからさまです。

「こんにちは!」とにこにこして手を振ってくれる子もいるけれど、通りすがりに「このチナ(China?)が!」と言われることも何度か。石をぶつけられそうにもなりました。

西アフリカのモーリタニアという国でも似たようなことがあったけれど、それは華僑の人が地元の人にひどいことをしていたからだと聞きました。

そして、南アフリカでのことも思い出しました。

どこかに食べに入ると、レジの白人女性は完全無視。通りで出会う黒人は、こちらを見るなり「ジャッキーシェン!ハッハー!」といった具合。

単に中国人が各地で嫌われているということなのか、差別を受け続けてきた人の住むところは、どこでもこうなってしまうということなのか。

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自分がこういう扱いを受けても特にどうとも思わないのは、自分が中国人じゃないからということもあるけど、こういう扱いを受けることのない祖国があるからというのも大きそうです。

もし同じだとすると、当の中国の人もどうとも思ってないかもしれません。

そういうところが、華僑の人たちと離散していたころのユダヤ人とで決定的にちがうところなんやろなあ。

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せっかくできたイスラエルという国ですが、もうあまり長くはもたないだろうともいわれています。

周囲は敵だらけ。味方だったアメリカにも見放されつつあり。国内のパレスチナ人は産めよ増やせよで、近いうちに民主的にもユダヤ人が主導権を取れなくなる。

そしてまた離散することになり、そこで華僑と商才を競って火花を散らすことになるのかもしれません。

「このチナが!」と言いながら。

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