飛行機の中で「お客さまの中にお医者さまはいらっしゃいますか?」とお呼びがかかることを一般にドクターコールというそうです。
ちょうど1年ぐらい前の青春リアルの6期で知りました。
道具も薬もそろわない環境で診察しなければならず、失敗すれば訴えられて医師としての生命を断たれてしまうかもしれないということで、手を挙げないと決めているお医者さんもいるという話でした。
6期の番外編か何かの放送のとき、NHKの調査では、実際に失敗して訴訟になったケースは国内では確認できなかったとしめくくられていたと思います。
年末年始の旅行で出会ったお医者さんとの話の中で、ドクターコールの話がたまたま出てきました。
「これまで呼ばれたくなくて、職業を『自営業』として飛行機に乗っていたんですけど、今回の渡航ではコーディネーターの方が私を『医師』として登録してしまっていたようなんです。」
そしてたまたまカタール航空の機内で誰かが体調を悪くしはって、アナウンスなしで直接声がかかったのだとか。
これでカタール航空だけじゃなく、スターアライアンス全体のデータベースに「ドクターコールに応じた医者」として登録されてしまい、もう身分を隠せなくなってしまったそうです。
国内に訴訟事例はなくても、海外にはあるかもしれない。
国際線の場合、患者の容態によっては途中の国の空港に緊急着陸しなければならない場合も実際あるそうで、自分の判断ひとつでほかの乗客の人にもえらい迷惑がかかってきてしまいます。
「着陸しなくていいのにしてしまったり、しなければいけないのにしなくて助からなかったり。判断があまりにも重いんです。」
それを聞くと、そういう場で自分から手を挙げられるってものすごいことなんやなあ・・・
「飛行機の航行システムに異常が発生いたしました。お客さまの中にシステムエンジニアの方はいらっしゃいますか?」
・・・
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