妹の結婚式と披露宴の振り返り(2)

昨日の続きです。

妹は大学で演劇部に所属していました。
(だんなさんはそこでの先輩で、座長もつとめていた人です。)

今回披露宴を開いたのは、自分の結婚を祝ってもらいたかったというより、結婚を名目にして自分の親しい人を一堂に集めてただ楽しんでもらう場を作りたかったんじゃないかと今は思います。監督・主演自分、しかも自分はピエロで。

この「楽しんでもらう」というのも、映画や本のような「一方的な受け身の楽しさ」ではなく、「自分が自分として認識されていると実感する楽しさ」を目指したんじゃないかというところが、この披露宴の一番のポイントだと思います。
(結婚式のあとは妹としゃべっていないので、このへんはただの推測です。でも妹ならこういうところに目をつけてもおかしくなさそう。)

そういうわけで、義理で職場関係の人を呼ぶこともいっさいせず、親戚も本当に近しい6人ずつだけ。

プロの人が司会をしてはったと思うけど、今から思い返すとどうもせりふ回しに妹のセンスが入っていた気がします。

ゲスト紹介

事前に配られる2人のプロフィールや座席表が書かれている冊子に、「ゲスト紹介」ということで参加者全員の人物評が書かれてありました。

「演劇人の見本みたいな人。私生活が芝居以上に非凡。大先輩過ぎて逆に雑に扱われがち。奇抜な物件に住む。」
「優等生の頑張り屋さんタイプ。トイレのスリッパを並べそうな人ランキング1位だったが、全然並べない。」
「静岡に転勤になり、友達作りのために演劇界に復帰。チャラさが昭和。」

上下関係なく歯に衣着せぬもの言いは見るからに妹の筆。

「芸大卒業と共に、まさかの芸術からも卒業。二十歳の段階で電話で父と間違われること数度。」
「鉄人専業主婦。食べるのも歩くのも異様に早く、風邪もひかず髪型も変わらない。趣味・交友関係も基本不明。」

以上姉と母。そうくるか!でも何もまちがってはいない。

これが配られていることで、全員が自分はちゃんと見られているという意識を持ったと思うし、こういう人たちの間で新郎新婦は生きてきたのだという自己紹介にもなっているし、さらには面識のない参加者同士が話をするきっかけにもなります。

これは考えたなあと、始まる前から思いました。

長い話にするつもりはなかったけど、もうちょっと続きます。

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