アフリカの角の生え際(4)-海を失った国

この続きです。

エチオピアは今でこそ内陸国ですが、20年ぐらい前までは海がありました。


大きな地図で見る もちろん地殻変動とかではなくて、紅海に面していた地域がまるごとエリトリアとして独立してしまったのです。

そのあたりのことは高校の地理で習ったので知っていたけど、実際地元でどんな感じなのか聞いてみました。

ここからエリトリアって行けるんですか?

「エチオピアからは国境が閉鎖されていて直接は行けません。」

エリトリアって、どういうところなんですか?エチオピアと宗教がちがったりするんですか?

「宗教は同じで、民族も同じです。私の両親はエリトリアに住んでいますし。エリトリアは失敗国家です。エリトリアの独立でエチオピアは25%のものを失いましたが、エリトリアは75%のものを失いました。」

ほかに、エリトリアがまたエチオピアに併合されるだろうという話も聞きました。

エチオピアは海がなくなって、何か問題とかないんですか?


大きな地図で見る 「ジブチにお金を払って港を使わせてもらっているので、海運が途絶えているということはないです。」

そしてこのことで、エチオピアの農家の人がもうかっているといいます。

外国からの輸入品にはジブチの港の利用料が上乗せされて高くなるので、国内の農産品が値段を少し上げてもちゃんと売れるからということのようです。

「2年後には青ナイルにダムが完成します。そこで作った電力を輸出したもうけがジブチの港代にあてがわれる予定なので、この状態も今のうちですね。」

ちなみにエチオピアは今でも水力電力がメインで、それには日本の会社が関係しているそう。

電力供給は各地で安定していて、停電は落雷のときなどに限られるそうで、今回の旅行中でも確かにその通りでした。

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