アフリカの角の生え際(11)-ある決断

この続きです。

2013.05.01(水) エチオピア3日目 ジジガ

今後の動きを決めるために状況の整理をしておきます。

アジスアベバで買った地図からすると、ここジジガから国境のトゴチャレまでは約50km。そしてトゴチャレからハルゲイサも約50km。

アジスアベバからジジガまでは"Asphalt"という最上ランクの道路だったので1日で600kmも進めたけど、ジジガからトゴチャレまでの道はその1つ下の"Allweather Road"。「雨でも通行不能になるほどにはぬかるまない」という意味かな?

50kmとはいえ、すんなりとはいかないかもしれません。

そしてさらに心配なのが、トゴチャレとハルゲイサの間に道が描かれていないこと。

エチオピア外だから地図として手を抜いているとも考えられるけど、ソマリランド内でもほかのところには道が描かれています。

ジジガ-ハルゲイサ間は、距離はそんなでもないけど、移動にはまる1日かかると読んでおいたほうがいいかもしれません。国境の手続きでも時間かかるやろし。

その前提で日程を組んでみると・・・

5/1 ジジガ2泊目
5/2 ジジガ→ハルゲイサ
5/3 ハルゲイサ→ジジガ
5/4 ジジガ→アジスアベバ
5/5 早朝1:45発の飛行機でエチオピアを出国

未知の部分が多い中、この1日の猶予もない旅程は危険やなあ。どこかで飛行機を使えれば・・・

XAMDAホテルに荷物を置いて、情報収集に出かけました。

  • ジジガからアジスアベバに戻るバスは、こちら発も朝5時。値段もいっしょ。
  • ジジガには空港があって、毎日1便アジスアベバ行きの飛行機が飛んでいる。

ここまではいいです。こまったのが次の情報。

  • ジジガにはATMがない。そして航空券を買うのにもクレジットカードが使えない。

ざっくり高額紙幣だけ言えば、今財布の中には100Birr札が21枚入っています。
(1Birrは約6円なので12000円ちょいぐらい。)

両替屋も見かけないけど、あったとしても米ドルはあと1ドル札しか持ってないし、日本円はアジスアベバの空港でも取り扱っていなかったので、ジジガで両替できるはずがない。

ハルゲイサでもクレジットカードが使えることをあてにしない方がよさそうです。

とすると、100Birr札21枚でアジスアベバに戻るまで持たさないといけません。

以下ざっくり100Birr札の必要枚数。

アジスアベバへのバスで4枚。
アジスアベバへの飛行機で13枚。
XAMDAホテル1泊で4枚。(水シャワーホテルだと2枚。)

よくわからないけど、ハルゲイサまでの交通費が4枚で、ハルゲイサでの宿も4枚と見積もると・・・

5/2 ジジガ→ハルゲイサ・・・21枚-4枚(交通費)-4枚(宿代)=残13枚
5/3 ハルゲイサ→ジジガ・・・13枚-4枚(交通費)-4枚(宿代)=残5枚
5/4 ジジガ→アジスアベバ・・・5枚-4枚(交通費)=残1枚

ぎりぎりすぎる・・・

交通費や宿代の見積もりが甘かったり、国境である額以上の手数料を取られたりすれば、もうアジスアベバに戻れなくなります。

しかもソマリランドには日本大使館もなく、外務省が退避勧告を出しているエリアなので、何かあっても泣きつく先がないです。

すぐそこなんやけど・・・今回ハルゲイサ行きは断念することにしました。

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