地球のために今できること。
というようなことが最近よく言われるようになりました。
この「地球のため」ってつまりは何のためやろか?
たとえば、大気汚染が進んでいるといった場合、物理のレベルの
話をすれば、汚染といっても地球上にある原子のならび方が
変わっただけです。
このレベルで見れば、どんな現象にも善悪はないので、
「地球のため」というのがこのレベルの話ではないのはまず
いいと思います。
ということは、なんとなく生態系全体の話かな?と思ってしまう
わけですが、これもちょっとちがいそうです。
どんな形であれ生態系自身が生き残ることが生態系の意志だと
するなら、それは生物誕生以来ずっと失敗知らずの意志です。
「この意志をついえさせないために、人間が絶滅しなければいけない!」
みたいなことをいう人がときどきいるけど、それは生態系を
甘く見すぎです。
大型動物は殺しやすいかもしれないけど、細菌まで絶滅させるのは、
本気で取り組んでもできることではないです。
人間が、現世の大多数の生物にとっての毒を出しているとしても、
これまでの生態系はこれ以上のことを何度も経験してきています。
ほとんどの生物にとって酸素が毒だった時代に、光合成生物が
生まれたときもそうだし、氷河期や隕石衝突のときもそうです。
核戦争で人類が絶滅することがあっても、生態系が消えることは
ないでしょう。
放射能をエネルギー源にする生物が当たり前になる時代が来るかも
しれません。
生態系全体の話でいえば、今の状況は危機的状況でも何でもないと
思うわけです。
ということで「地球のため」って何かというと、「人間自身のため」
っていう意味だとみていいんじゃないかな?
もうちょっと広げても、「人間を含む現世の大型動物のため」かな。
新生代第四紀沖積世チームとしてがんばろう!
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