原点の暮らし

旅先で出会った志の高い方たちの中には、田舎暮らしにこそ人間の原点があるというような人がいてはります。

その気持ちはなんとなくわかります。

でも真の原点はどこにあるのかという話になると、本当にそこかなという気もします。

そういう人たちの田舎暮らしのイメージって、だいたい20世紀の暮らしです。

江戸時代でも鎌倉時代でもなく、20世紀。

目指す先を新しくデザインしなくても、実績のあるお手軽な選択肢として見えていたのが、1つ前の時代だったってことなんじゃないかな。

「今どきの若い者は」というせりふは古文書にも出てくるということやけど、

それから考えると、1つ前の時代がよかったという考え方はいつの時代にもあったんじゃないかなあ。

そして原点って、今までのどの時代にもなかったんじゃないかな。

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