NHKの「独裁者の部屋」という8回シリーズの番組を見終わりました。
世間から隔離された架空の独裁体制の環境で、8人の若者が8日間生活する様子を追ったスウェーデンのドキュメンタリー番組です。
そこでは、
- 外出禁止令を守れ!
- 労働は人生だ!
- 互いに監視せよ!
という3つスローガンが掲げられていて、勝てば賞金150万円ぐらいがもらえるということになっています。
その勝利条件は不明ながら、手首に巻かれた紙の?リストバンドを切ってしまうと脱落ということは知らされています。
(そしたら自分以外の人のリストバンドをこっそり切って回ったら勝ち決定じゃない?・・・と思ったけど、そういう展開にはならず。)
この参加者の人たちは、この環境をかなり嫌がっていたけれど、自分だったらそこまで気にはならないです。
それは自分だけじゃなくて、Twitterとかでも「日本人だったらあんな簡単に脱落しない」という話がちらほら。
それは単純に「日本人ってすごいぜ!」という話じゃなくて、日本では文化なのか空気なのかに独裁社会の成分が混ざっていることの表れなんじゃないかな。
全体としておもしろい試みやとは思ったけれど、ルール的に独裁体制を表現しきれなかった部分もいろいろ気になりました。
まず、仮に参加者がクーデターを起こしたからといって、参加者に何のメリットもない点。独裁者側にも何のダメージもないです。
「互いに監視せよ!」は、本当の独裁体制ではクーデター防止の策やと思うけど、番組中監視のエピソードがまったく出てこなかったのは、このルールの中ではクーデターを起こす意味がそもそもないからです。
言論の自由の制限の話もちらっと出てきて実際にはなかったけれど、これをやるとしたら、それは単なるいやがらせじゃなくてクーデターの防止が目的になるはずです。
クーデターのメリットのない中では、言論の自由を制限する意味もなくなってしまっています。
なので続編を作るとしたら、ボードゲーム制作とかに詳しい人がルール監修すると、もっとリアルでおもしろいものができるんちゃうかなあ。
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