たとえば、町のエンブレムを何か作ろうということになったとき、
「以前この町は津波に飲まれたから津波をモチーフにしたエンブレムに
しよう。」
なんてことは、今の日本ではなかなか考えられなそうです。
でも、こんなふうな負の記憶をシンボルに仕立ててしまって、
それが広く長く残っている有名な例があることに気がつきました。
それはキリスト教の十字架。
処刑法をその人のシンボルにするなんて、海賊の旗のドクロよりも
ロックなセンスです。
ガスボンベの爆発でなくなった人のお墓をガスボンベの形に作るような
ものなので。
「シンボルは十字架にしようか。」
「それいいね。」
という流れになった(?)のは、今の日本で失われつつある寛容さの
たまものなのか、ある意味自虐ネタみたいなものだったのか。
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