すこし未来の国ノルウェー(21)-ノルウェーにならう

この続きです。これで終わりです。

2017年発表の幸福度ランキングで、ノルウェーが世界一だったそうです。

ブータンにしてもバヌアツにしても、幸福度が高いと言われてる国って、何かがすごく整っているというより、人自体が高望みをしていないというイメージがあったけれど、現地を見るにノルウェーについてはそういうわけではなさそうです。

ノルウェーが世界一幸せな国なら、世界中の国が全部ノルウェーみたいなことをすれば世界中が幸せになるんじゃないか?日本もノルウェーのまねをすればいいんじゃないか?

と思ったんですが、これはそう簡単にはいかなそうです。

ノルウェーは福祉国家として有名やけど、それを資金面で支えているのは石油・天然ガスといった天然資源。日本のようにないところにはないし、あるところにもいつまでもあるわけではない。

国内で使うエネルギーという点で言えば、ノルウェーでは電力はほとんど水力発電でまかなっています。化石燃料が枯渇しても、国内はこまらない。電気自動車率が高いのは、それを見越してのことなんかな?

日本で単純にこのまねができないのは、地形じゃなくて人口のせい。

ノルウェーは、面積は日本とほぼ同じやけど、人口が20分の1ぐらい。

日本では水力発電は全電力供給量の10%ぐらいやけど、もしも人口が20分の1で電力の消費量も20分の1だったら、今の水力発電で200%まかなえてしまいます。国内で使ってさらに輸出もできます。太陽光発電すら不要。

車を含めいろんなものを電化すれば、エネルギー資源を輸入する必要がなくなります。

天然資源や人口についてはなかなかどうしようもないけど、それ以外のしくみや考え方の部分については、大いに参考にできるところがありそうです。

たとえば日本人の異常ないそがしさと、オスロで3月までしかスケートリンクをやっていないことって、何か関係がありそうな気がしています。

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