5年ぐらい前に、資本主義と社会主義の戦いって結局なんなんだろうと自分の中で整理をしていたけれど、その続き。
ホモ・デウスには、自由主義と社会主義の戦いの流れについてもふれられていました。
(資本主義は、自由主義の実現手段の一部みたいなものだと思ったらいい?)
Kindleだと位置No.5390〜5501あたり。
社会主義の方が自由主義よりあとから生まれた考え方やけど、20世紀の初頭から1970年代半ばぐらいにかけて、世界的には社会主義がスタンダードになる方向で決まりのような状況だったようです。
世界史取ってなかったからかもしれへんけど、自由主義がそんなに負けそうになってたって知らんかったわー。
そこから自由主義の奇跡?の大逆転が起こるわけやけど、なんで逆転できたのかという分析は、そこに直接は書かれていません。
逆転した自由主義では、教育・医療・福祉サービスの一般大衆への提供といった社会主義側の制度や考え方が取り入れられていたということはあったようです。自由主義の方が社会主義より、まちがった理論を採用してしまったときに修正されやすいということも別の章の例え話で出てきたりはします。
なんでも淘汰にさらされる環境にあると、生き物なら自分の種(厳密には遺伝子?)が残りやすいような進化をするし、社会のしくみもそのしくみが生き残りやすいような進化をします。
しくみの生き残りにとっての「よかれ」が、必ずしも人にとっての「よかれ」とは限らないわけで、「多くの人が不幸だけどしくみとしては安定してて残りやすい」というパターンもいろいろとありそう。
何億年と続く「淘汰にさらされる環境」というしくみそのものがその総元締めだったりするのかな。
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