選択肢

選択肢はないよりある方が幸せ。

とは必ずしも言えないと思います。

たとえば自分の身近な人がガンで余命1年だと宣告されたとします。そしてその人は1年で死んでしまった。

悲しいことやけど、その人が死んでしまったのは運命だったと言えます。

でもそうではなくて、

「あなたの両親のどちらかが余命1年のガンにならなければなりません。父親と母親のどちらにしますか?もし選択を拒否すれば、両方ガンになります。」

と選択権を与えられたら、どういう選択をしても、

「あのときこうしていれば、あの人には生きていてもらえたのに。」

と苦しみ続けることになると思います。

こんな極端な例でなくても、選択肢がある苦しみって、日常にあふれているのではないでしょうか。

勉強したくないのに、しろと言われる。

しないという選択ができてしまうから、どうしようか悩んでしまう。

ここで選択の余地がなければ、少なくとも「どうしようか」というところで悩むことはないわけです。せめぎ合う相手がいないわけですから。

日本人って、どう見ても幸せなシチュエーションにあるのに、なんでそれほど幸せそうじゃないんだろうとずっと考えていました。

その答えの1つがこれかな?と。

途上国の不幸は、できないことがあるという不幸。
先進国の不幸は、選択肢があるという不幸。

裏返すと、

途上国の幸せは、選択肢がないという幸せ。
先進国の幸せは、できないことがないという幸せ。

幸せなことに、どれでも選びたい放題です。

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