トサカのある白鳥を求めて

20221111_153900
20221117_125202

去年ベトナムで見たスワンボートには、ニワトリのようなトサカがついていました。ダラットでもハノイでも。

なのでベトナムにはこういう白鳥いてるんかなあと思っていたんですが、なにげなくGoogle画像検索で調べてみてもそれらしいものが見つかりません。

探し方が甘いんかなあ。

図鑑を調べる

国会図書館の技術・経済情報室には、鳥の図鑑が洋書含めていろいろそろっている棚があります。上のリンク先ページの図の「R」のところ。

そこには実家にある小学館の図鑑がなかったので、システムで注文して出してもらう閉架の方にもまだまだ別の図鑑が眠っているんだとは思うけど、とりあえずここにある分厚い世界の鳥類図鑑系を全部調べてみました。

・・・いないです。

ハクチョウはカモ科なので、カモ科全体に広げてもそれらしい鳥が見つかりません。

しいていえば、カンムリカイツブリが一番近いかなというぐらい。イワトビペンギン系の逆スネオヘアーなスタイルで、ニワトリのような肉感的なトサカではないです。冬場うちの近所(江戸川下流域)でも見かけます。

カモ科という縛りもはずして、東南アジアでニワトリのようなトサカを持った鳥で探すと

セキショクヤケイというのがいたんですが、これはもうほぼニワトリです。先祖。

各国のスワンボートを調べる

ということで、あのスワンボートのモデルは自然にいる鳥そのままとは思えないので、ペガサスとか鵺(ヌエ)みたいな合体系のご当地妖怪変化(へんげ)のたぐいなんかな?

だとすると、その文化圏ってどのぐらいの広さなんやろか。

こんなふうにGoogle画像検索で"swan boat (国名)“でいろいろ検索してみたんですが、周辺国だとトサカなしの画像ばかりで、逆にベトナムだとほぼ全部トサカあり。

なので、東南アジアではベトナムの中だけで閉じた文化のようです。そして南部ダラットと北部ハノイは両方トサカありだったので、旧北ベトナムと南ベトナムで断絶があるわけではなさそう。

で、おやっと思ったのが、少し離れたインドと台湾。

インド東部の別々のお店で売られている別デザインのスワンボートがどちらもトサカつきなんです。

そして台湾の鯉魚潭というところのが・・・顔が鴨っぽいけどこれは何??見ようによっては逆スネオヘアー系かも。ドラゴンもいるので、ここのは中華系空想生物の一種という可能性はありそう。

ベトナムの現地ツアー会社のサイトが、ハノイの西湖のボートを"like a … swan?“とはてなつきで表現していて特に説明もないので、ベトナムの人なら誰もが知ってる空想上の生き物という感じでもなさそうです。

ベトナムにはまた行くと思うので、そのときは現地できっちり決着をつけてきたいです。こんなに手こずるとは思わなかった・・・

追記 2025-03-10

ベトナムに接する中国の広西チワン族自治区のスワンボートにトサカはありませんでした。

コメント

読み込み中...