中南米でのトラブル対応準備(3)-スマホやSIMカードを取られた場合

たとえば傘を取られた場合は別の傘を買えば解決やけど、単純にそうもいかないのがスマホです。

その元凶はSIMカード。これに尽きます。現地で買ったプリペイドのデータSIMとかなら、なくしても傘と同じでもったいないなあで済むけれど、どこかに登録した電話番号を持ったものは現地では替えがきかないので。

SIMカードを物理的にどうするか

今のところSMS認証で利用しているSIMカードは以下の2枚。

  • 楽天モバイルの日本番号のSIM
  • エストニア番号のSIM

楽天モバイルはSMS受信できる国がメジャーな国に限られて、エストニア番号のSIMはこれまでの経験からするとSMS受信できなかった国がないです。

なのでSMS認証目的なら、可能な限りエストニア番号を登録していて、日本番号縛りのある金融機関系などでは楽天モバイルの番号を登録しています。

去年のおためし旅行1のときには、航空会社から直接航空券を買うときや政府系の申請にSMS認証が必要なケースがあったので、今回も既存のアカウント以外でSMS受信できるSIMが必要になる可能性があります。

そういうわけで、SMS受信用のSIMは、実際使うとき以外はスマホからはずしておく運用でいくことにしました。スマホを強盗に差し出す場合でも、巻き添えにしないように。

あと、楽天モバイルのSIMは、ネット申請でeSIMとして再発行もできるので、eSIM対応のスマホさえあれば、SIMを取られても現地で同じ番号を復元させることもできそうです。eSIMってこういう利点もあったんやね〜。物理SIMは家に置いておいて、非常事態で必要になったらeSIMとして手元にワープさせるみたいなこともできるわけか。

追記 2023-08-21

中南米から帰ってきたあとに、SMS受信用SIMとしてpovo2.0を導入してみました。日本番号かつ利用できる国が多いです。

SMS認証用SIMを取られた場合に備える

では、そのSMS認証用SIMが取られた場合にどうするか?

既存アカウントで、2段階認証のために電話番号を登録しているもののうち、いわゆるコード生成アプリ(Google Authenticatorのような)にも対応しているものはすべてその設定をしました。
(そして自分のスマホがなくなった状態からでも、コード生成アプリの設定は復元できるように準備してあります。)

これで対応したサービスについては、SIMがなくなっても影響なしです。

それでもどうしようもなかったのがRevolutアプリ。ログイン時にSMS認証が必須です。

幸いにしてRevolutのAndroidアプリは、LINEなんかとちがって同じアカウントで複数端末への同時ログインができるので、メインスマホ・サブスマホのほかにChromebookにもRevolutアプリを入れておきました。そして、日本にいるうちにログインを済ませておきます。

これで、3つ全部を取られない限りは、現地でRevolutの操作は可能なはず。チャージしたりカードを凍結したり。

既存アカウント以外でSMS認証が必要になった場合は、SMS対応の現地SIMを買って対応するしかないかな。

おまけ 〜 SMS受信環境のクラウド化

SMS受信環境が物理世界(?)に存在するからこんな面倒なことになるわけなので、いっそのことこのへんも全部クラウドに上げてしまえないか?持ち物が全部なくなっても失われない世界へ。

ということで調べてみると、やっぱり技術的には可能そうです。

銀行系のアカウントにも登録できそうな日本の電話番号を取得できるXoxzoというサービスは、

  • 初期費用:37500円
  • 月額基本料(30日):7500円
  • SMS受信料金:3円/通

ということで、めっちゃ高い(>_<)
本来は自動応答とかのビジネス向けのサービスなので、ふつう個人で契約するものではないようです。

もうひとつのTwilioというサービスをためしに使ってみたのですが、これは無料のトライアルでもアメリカの電話番号が1つもらえました。でもそこからSMS送信はできたのに、なぜか受信がうまくいかない。

調べてみると、課金すればSMS受信もできるようなのですが、それをSMS認証用に利用することは禁止なのだそうです。おしい(>_<)

追記 2024-12-05

香港にクラウドSMS送受信サービスがありました。

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