中南米おためし放浪(29日目)-ややこしいアルゼンチンペソ@メンドーサ(アルゼンチン)

メンドーサ3日目の夕方です。

事前の情報

出発前の調べ物で、アルゼンチンペソには公定レートと闇レートがあるという話がありました。闇レートとは市場原理に基づいたレートのことですが、公定レートはその闇レートの半分ほどしか外貨の価値を認めないレートになっていると。

One of the most recent changes in exchange rate policies is to offer foreign tourists a better rate when they use their foreign credit cards locally, one of close to 333 pesos to the dollar. This has meant that fewer US$100 notes are exchanged at informal exchange houses and, in turn, fewer dollars are available for Argentines to buy.

(DeepL訳:最近の為替政策の変化として、外国人観光客が現地で外国のクレジットカードを使用する際に、1ドル=333ペソ近いレートが提示されるようになりました。このため、非公式の両替所で100米ドル札を両替する人が減り、アルゼンチン人が購入できるドルが少なくなっている。)

ふつう闇レートのある国では、クレジットカードを使うと公定レート換算で引き落とされるものですが、アルゼンチンでは政策として闇に近いレートを提示するという話もありました。

さて、現実はどうなっているのか?

Google検索で出てくる公定レートは、おととい時点で1アルゼンチンペソ=0.57円です。

ATMでのキャッシング

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メンドーサ到着日のおととい、バスターミナルにあったATMでキャッシングしてみようとしました。引き出し額はよくある選択式で、数字の手打ちもできるタイプです。

その選択肢の最高額が2000ペソ。公定レート換算だと1200円ぐらいです。お?少なすぎひん?ふつうだと2〜3万円相当ぐらいが最高額になってる気がするけど。

手入力でもっと大きい数字を入れようかとも思ったんですが、いやな予感もしたのでその2000を選択。すると「手数料が200かかるけどいい?」という確認があってOKをすると、

Invalid Amount

というエラーが出て何も出てきませんでした。2000ペソという選択肢を自分で出しておいて、その数字に自分でけちをつけるなんて・・・

あまりこの機械に関わりすぎてもいけない気もしたので、キャッシングはこれで切り上げました。

カード決済

宿代はチェックイン時に5泊分全額をRevolutで支払いました。

アルゼンチンペソで請求されたものをRevolutが日本円に換算してチャージから引き落としているのですが、このときRevolutアプリ上で見えていた実績換算レートは1アルゼンチンペソ=約0.57円。たぶん公定レートそのものです。

カード決済のレートって、現地政府がどう言っても最終的にはカード会社が決めることやからなあ。

あとで思いついてVISAやMastercardの公式サイトでレートをチェックしてみたんですが、どちらも公定レートっぽい数字が出ます。仮にRevolut以外のカードを使っていたとしても闇に近いレートにはならなそうです。

追記 2023-06-30

アルゼンチン出国後に気がつきましたが、カード決済した宿代の明細がいつの間にか書き換わっていて、換算レートが闇に近いレートになっていました。

現金の両替

サンティアゴの初日、チリで2回キャッシングをしなくていいように空港で多めにお金を下ろしていました。町への移動が高いタクシーになったり、毎食高い外食代を払わないといけなかったりも見越して。

結局町への移動はDiDiでカード払いできたり、食費もいろいろ節約する策があったりで、10000チリペソの札だけで8枚も残っていました。約14400円。

宿のおばちゃんに、このへんでチリペソを両替できるところがないか聞いてみると、

「あなたがさっき着いたバスターミナルでできるわよー。」

とのこと。え、あったかな!?

ということで昨日バスターミナルのツーリストインフォメーションで聞いてみると、

「チリ行きのバスを出している会社の窓口でならチリペソ両替してもらえますよ。」

と。ああ、それで両替やさんの看板が見つからなかったのか。

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2Fの一番東のはしっこのお店で両替してもらうと、80000チリペソが44000アルゼンチンペソになりました。あれ?多くない?1000の札44枚でけっこうな札束に。

あとで計算してみると、1アルゼンチンペソ=約0.32円。これ闇レートやわ。

今はざっくりアルゼンチンペソに0.6をかけたら公定レートで、0.3をかけたら闇レートで円になるという感じで計算すればよさそうです。

物価を評価する

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500mlのペットボトルの水が350ペソ。公定レートなら200円ぐらいで、闇レートなら100円ぐらい。

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この屋台のチキンサンドイッチが1000ペソ。公定レートなら600円ぐらいで、闇レートなら300円ぐらい。

チリ的な感覚を引きずってると、作りたてで温かくてめっちゃおいしいので、これに600円出すのは全然ありな気もします。

あと、今回の旅行でずっと値段を追っていたのが卵。中南米ではけっこう高くて、メキシコ・コロンビアでは12個300円ぐらいが最安のものの相場でした。チリでは12個500円ほど。それがここでは、公定レートなら600円、闇レートなら300円ほど。

ほかにもいろいろ見ていたんですが、全体的に公定レートだとチリより少し物価が高くて、闇レートだとコロンビアと同じぐらいというイメージです。

宿もBooking.comで出ている値段は公定レート換算なので、アルゼンチンペソの現金払いをしない限りここは「宿代の高い国」ということになりそうです。ちなみに今回の宿は米ドルの現金かカード払いしかできないようになっていました。そして値段の割にグレードが低いです。

追記 2023-12-16

大統領が替わって、アルゼンチンペソに大きな動きがあったようです。

リアルタイムレートのウィジェットをここにも貼っておきます。

▼公定レート

▼闇レート(通称「ブルーレート」)

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