2023年はいろいろあったけど、ずっと手薄だった歴史のお勉強(?)も今年の大きなイベントになるかな。
最近移動やインラインスケートのときにポッドキャストでコテンラジオのバックナンバーを最初から聞いていて、今シリーズ15あたり。100回分ぐらい?
これでだいぶ歴史的な常識がインストールされてきたような気がします。
本もいろいろ読みました。
ヨーロッパ 繁栄の19世紀史
「収奪された大地」には収奪した側の事情も書かれてあったんですが、
もっと解像度高く定量的なデータも提示されてあったのがこの本。紹介してもらいました。

世界の主要地域の1人あたりGDP(1990年国際ドル) - Kindle位置No.517より
たとえばこの表、話の流れと関係なくめっちゃおもしろいです。全体的にいつどこで何が起こったかの知識と、それが数字にはどう反映されているのかがリンクするので。
流れの話でいえば、イギリスには職人より不労所得を得るような人を尊敬する文化があって、流通ルートを支配して手数料でもうけつづけるしくみを作ったというのが重要ポイントかも。このおいしいポジションがいろんな収奪システムに関わってきています。
ヨーロッパはヨーロッパで、収奪しないとやっていけないような混乱した状態だったというのは、この本以外からもいろいろと知りました。
ソ連史
この本も教えてもらいました。教科書でもほとんどふれられてない範囲だったので、これはけっこう新鮮。
社会主義の方が自由主義よりあとから生まれた考え方やけど、20世紀の初頭から1970年代半ばぐらいにかけて、世界的には社会主義がスタンダードになる方向で決まりのような状況だったようです。
世界史取ってなかったからかもしれへんけど、自由主義がそんなに負けそうになってたって知らんかったわー。
そこから自由主義の奇跡?の大逆転が起こるわけやけど、なんで逆転できたのかという分析は、そこに直接は書かれていません。
というようなことを前に書いていたけれど、「社会主義がスタンダードになる方向で決まり」というのは、ソ連がうまくいっているように見せかけていたから一時的にそう思われていただけで、実はそんなにうまくいっていなかったことがばれてきたということのように読み取れました。
計画経済が原理的にうまくいかないものなのか、ただソ連のやり方が悪かっただけなのかは自分にはまだよくわかっていません。
めっちゃかしこいAIが計画経済をやる実験、どこかでやらないかなあ。まずは仮想空間でもいいので。
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