「暑い」は「寒い」の対義語で、「熱い」は「冷たい」の対義語です。
(「暖かい」も「寒い」の対義語で、「温かい」も「冷たい」の対義語ですが。)
気温の話なのか、その他の温度なのかのちがいです。
「暑い」と「熱い」の発音が同じということは、もともと日本での話し言葉では区別がなかったんだと思います。
そこに中国から漢字が輸入されてきて、文字としてだけ区別されるようになった・・・という流れなのかと思っていました。
でも中国語では、部屋が暑いのもお茶が熱いのも「热」(「熱」の簡体字)でした。
(ついでに言えば、部屋が寒いのもお茶が冷たいのも「冷」でした。)
え、この区別中国から来たんじゃないの!?
「寒い」と「冷たい」はなぜ読みもちがうのか?
イヌイットの言語では、雪を表す言葉が状態ごとにたくさんあるという話を聞きます。日本語でも、“rice"を「稲」「お米」「ごはん」などで訳し分けるように、暮らしと関わりの深いものを表す言葉は解像度が上がる傾向にあるようです。
それで「あつい」「さむい」「つめたい」の例を見てみると、日本の話し言葉は低温側の解像度が高そうです。
そういえば日本語って、アルタイ諸語というグループに含まれるみたいで、モンゴルとかシベリアとかの寒い地域がルーツっぽいので、その名残なんかな?
と思って調べてみたんですが、同じアルタイ諸語でも、モンゴル語では「寒い」「冷たい」に区別がなくて、韓国語では別の言葉でした。
えー、全然わからん(>_<)
さらに調べてみると、「暑い」「熱い」もモンゴル語だとどちらも同じ言葉で、韓国語だと別の言葉でした。
うーん、すっきりしないなあ・・・日本と朝鮮半島が周りからちょっと浮いてる状態ってこと?
大陸側はたくさんの民族がくんずほぐれつしてて「ずっと漢民族の王朝が続いていた」みたいなわかりやすい状態ではなかったようなので、「言葉の分布が荒らされてすっきりしなくなった」みたいなことはありそうやけど。
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