独自ドメインで無料でメール送受信する環境を作る

独自ドメインを使ってGoogle Workspaceをおためししていましたが、そろそろ無料期間が終わるので解約することにしました。

Google SitesのHTTPSでのwwwなしアクセスもGoogle Workspaceなしで無料でできることがわかったし、独自ドメインでのメール送受信も無料でできることがわかったので。

無料でのメール送受信

メール受信(転送)は、CloudflareのEmail Routing機能を使えば無料でできるということにはこの前ふれました。

で、無料での送信はどうやるか。

これにはMailgunというサービスを使うことにしました。このサービスの提供するSMTPサーバを使って送信する設定をGmailに入れて使います。1日100通までの送信なら無料。広告配信とかするのでなければこれで十分かな。

Mailgunは無料アカウントだと1ドメインしか管理できないので、生ドメインとそのサブドメインをいっしょに扱うことはできません。
(アカウント作成時にSMS認証があるので、2アカウント作る場合は電話番号が2つ必要かも。SMS認証しなくても各種設定はできるけど、実際のメール送信はできませんでした。)

さっきのプラン比較のページによると、“Authentication Protocols (SPF, DKIM, CNAME, DMARC, BIMI, etc.)“はFreeプランだと使えないことになっているんですが、SPF・DKIM・DMARCはなぜか問題なく使えて、受信側の検証もちゃんと通っています。

SPF・DKIM・DMARC非対応ドメインのブロックがGmailで始まったから、広く開放することにしたんかな?

しかもDKIMは2048ビットの鍵長にも対応しているので、そのあたりもGoogle Workspaceと遜色ないです。

ちなみに上位プランでしか使えないほかの機能へのアクセスにはちゃんとUpgradeの案内が出るので、おためし期間中だから全機能利用できてるみたいな感じではないです。そもそもおためし期間じゃないし。

DNS設定

DNS側の設定ですが、送信だけの目的なら、Mailgunの管理ページの

Send > Sending > Domains > (ドメイン名) > DNS Records

に書かれてあるSending recordsの2レコードだけ書けばいいです。
(わかりにくいけど、1つ目がDKIMで、2つ目がSPFです。)

SPF・DKIMレコードはSimpleLoginのと共存可能なので、Mailgunの設定を入れても送信はSimpleLoginでも問題なくできます。
(SPFはちゃんと1行に混ぜて書く必要があるけれど。)

Receiving recordsはMXレコード。受信メールをどのサービスに受け取らせるか。今回受信はCloudflareがやるので使いません。サブドメイン運用なしなら、Cloudflareでなくこっち使うのもありかも。正規表現でのメールの振り分けとか、複数宛先転送もできるみたいやし。

Tracking recordsって何やろ?と思ったんですが、送信メールに埋め込む既読検知用のビーコンとかUnsubscribeリンクとかのURLがこのドメインで書かれるみたいです。自分は使わないけど。

ちなみにこの送信メールに埋め込むUnsubscribeリンク、クリックされるとその後その宛先に一切メール送信ができなくなります。

「まちがってクリックしてしまった人のために戻す方法を提供してほしい!」というリクエストが2017年にフォーラムに出ていたんですが、まだ対応されてないようです。

このせいで、送信テスト用に使っているアドレスにまったく送れなくなってこまったので、Mailgunの設定でドメイン自体を消して登録しなおしたら送れるようになりました。DKIMキーも作り直し。

なぜかそれでも、Dashboardの統計データとかは消えずに引き継がれました。

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