中華圏おためし放浪大陸編(9日+帰国後振り返り9)-中国の人たち

これで終わりです。

中国人には、ふてぶてしい人が多いです。

多民族国家で暮らす人はそうなりやすいという話をどこだったかで聞いたことがあります。まわりに遠慮をして自分たちの権利の主張をしないでいると、集団として滅んでしまうから、自然淘汰の結果そうなってしまうと。

同じく多民族国家のインドの人たちも確かにそんな感じだったなあと思い出します。

中国人 vs 中国人

今回の滞在中、中国の人同士が対立する場面を何度か見かけました。

★動く歩道にて

駅構内の動く歩道を、女性の親子2人(20代と50代ぐらい?)が歩かず横に並んでしゃべっていて、追い越せない状態になっていました。それを後ろから急いでいた男性が「どけ」と手でどかして追い越して行きました。

ちなみにこの親子は、自分たちの後ろに列ができていたことを明らかに知っていた様子でした。

★鉄道にて

電車の車内で大音量でスマホ動画を見るというのは中国ではけっこうあるあるなんですが、ボックスシートでおばあさんがそれをやっていました。すると近くにいた(たぶん)知人でもないおじいさんが「ばあさんうるせえ」と指摘。しばらくはそのまま視聴していたんですが、そのうち静かになりました。

この2つのケースとも、文句を言われれた側が文句を言った側に悪態をつくような態度がほとんど感じられなかったように思います。とりあえず自分のわがままを通してみて、誰も何も言わなければもうけもの。言われれば、今回はそうだったかと引き下がる。そんな雰囲気に。

日本人的な目線だと子供か!と思うほどのわがままさなんやけど、果てしなくわがままかというとそこまででもないのかも?という印象でした。

でも、ルール的にもわがままを許容しようとしているかというと別にそういうわけではなさそうです。

たとえばエレベーターに乗るとき、ドアのまん前に立って降りる人より先に乗ろうとする人がよくいるんですが、そのドア自体には「降りる人を先に」と書いてあったりします。

地下鉄のホームドア前にも「列に並ぶことは文明の民の証」みたいな標語が書いてあったし、目指す規範としては日本と近いものを持ってはいそうです。

人あたり

中国を旅行するにあたって、人あたりがきつかったりそっけなかったりするとげんなりしてしまうかもと心配していたんですが、意外とそんなことはありませんでした。

食堂にいいキャラのおばちゃんがいたり、警察の人の物腰が思いのほか柔らかかったり、地元の人から「ただの他人」としてけっこう話しかけられたり、得体のしれなかった中国もふつうにアジアの一国なんだと実感しました。

とはいえここは多種多様な価値観の入り交じる国なので、一部を見て全部を語ってはいけないんだろうなとも思います。

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