丽江(麗江)5日目の朝です。
これまで中国の省レベル行政区33のうち31を見てきましたが、雲南料理は中国の食文化の中でも存在感のある一分野です。
省の名前のついた料理の中では、四川料理と広東料理に並ぶトップ3じゃないかと勝手に思っています。
たとえば四川料理だと麻婆豆腐、広東料理だとワンタンのような全国区のキラーコンテンツを持っていて、それだけでなくジャンル全体が大衆化して全国で受け入れられているというのがほかのローカル料理より突出しているように思います。
それでいうと、雲南料理のキラーコンテンツは米线(米線)。中国人の主食の選択肢の一角をなす米粉の麺です。
逆にそうでないローカル料理としては山東料理があると思うけど、ほかの省ではまったく見かけたことがなくて、省都济南でもショッピングモールの上層階に高級店があるのみみたいな状態でした。
雲南の麺のバリエーション
中国語で面(麺)というと、主に小麦の麺を指す言葉やけれど、ここでは日本語的に使います。

たとえばこのごはんやさんでは、麺が米线/面条/饵丝の3択になっていました。
面条は小麦の麺のこと。小麦は寒いところで育つ植物なので、ルーツは北方。もっとたどるとシルクロードを経て中央アジアの方やけど。雲南でもメジャーではないけど栽培されてはいるようです。

雲南で一番メジャーなのは米线(みーしえん)。断面が直径2〜3mmぐらいの円になりそうな、米粉のしらたきみたいなの。ベトナム料理でいうブンかな。

今気になっているのが饵丝(あるす)という米粉の麺。見かけはうどんっぽいんですが、お餅を麺にしたような食感です。米线とちがってスープの吸いがいいので、麺としてはこっちの方が好き。

雲南ではなく、前回の合肥で見かけたのが瑞丽饵丝(るいりあるす)。雲南省のミャンマー国境の町の瑞丽の饵丝。食べた印象は、平たくないフォー。個人的には米粉の麺ではこれが一番好きです。
瑞丽には高鉄が通ってなくて今回さすがに行けないけれど、どこか雲南の中で食べられないか探し中です。

さらに昨日は卷粉(じゅあんふん)という選択肢も見かけました。

ほー!幅広やけど、きしめんというよりくず餅の米粉版みたいな食感でした。味ちゃんとしみてます。
きのこ料理

きのこやさんもちらほら。松茸に"Matsutake"とふられています。中国産の松茸の多くがここ雲南省で採れたものなのだそう。

きのこスープ(羊肚菌炖鸡枞菌)をいただきました。うまみが凝縮されててめっちゃおいしいです。
日本的なものを求めて
そういえば蕎麦の原産地がこのあたりだということでしたが、こちらではまだ見かけていません。
あと、味噌や納豆のようなものもあるという話も聞いていたんですが、こちらもまだ出会えていません。


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