中国シルクロードの旅(24日目)-生の西夏文字@武威

武威4日目の朝です。これから次の町に移動します。

イスラム教の人たち

今回新疆ウイグル自治区の西端の喀什(カシュガル)から河西回廊の東端までやってきて、イスラム教の人たちの多いエリアを通ってきたはずなのに、ヒジャブ女性やイスラム帽の男性をこれまでまったく見かけてきませんでした。

が、昨日ここ武威でようやく。

IMG_20260612_102929

ここのモスクはめっちゃ中華の仏教寺院風でした。三日月マークが目印。イスラム帽の男性がいてはります。

IMG_20260612_102959

ヒジャブ女性も。

顔立ちは日本人とあまり変わらないので、回族の人たちかな?

ヒジャブとかイスラム帽とか、いかにもイスラムな格好の人たちを中国で見かけたのって、これまで西宁(青海省)・兰州(甘粛省)・银川(寧夏回族自治区)だけだったので、ほかの省では許されていないのかも。

実は今回最初の西安(陝西省)では回民街(イスラム人街)に宿を取っていたんですが、そこでも見た記憶がないです。

生の西夏文字

中国の宋の時代、このあたりに西夏という国がありました。

あったというか、西方の騎馬民族が河西回廊に攻め込んできてこのあたりに拠点を置いたというか。

最近読んだばかりの井上靖の敦煌がこの西夏の話でした。宋人の主人公が西夏軍に拉致されて西夏の漢人部隊として生きることになるというのが序盤のストーリーですが、トップは非情だけど合理的な判断をする新興国家として描かれています。

IMG_20260612_123901

首都は今の银川(寧夏回族自治区)にあったようなのですが、ここ武威で西夏の博物館を見かけたので入ってみました。

入場無料で、入口でパスポートを出して台帳に記帳するだけで入れます。

IMG_20260612_124206

敦煌読むときこのマップほしかった!各民族のイラストもイメージわきやすいです。

IMG_20260612_124524

漢字のようで漢字でない西夏文字に惹かれて宋人の主人公は西を目指すんですが、これがその文字の現物か〜。読めそうで1文字も読めません。

主人公は西夏で仏教の経典を西夏文字に訳すという仕事をするんですが、この西夏文字のお経がその物語のモデルになったんかな。

IMG_20260612_130332

文字のパーツを機械的に置き換えれば漢字になるってこと?

IMG_20260612_124424

「非情だけど合理的な判断をするトップ」の元昊さん載ってます。

敦煌を読んで敦煌に行くのもいいと思うけど、この武威の博物館に来るのもけっこういいと思います。ダイレクトに副読本的な感じなので。

コメント

読み込み中...