千葉豪雨でなぜ行徳島はほぼ無傷だったのか?

今日はもう夏は終わったんじゃないかという気候だったので、ひさびさに江戸川の東岸側まで自転車で回ってみました。

それでやっぱり気になっていたのが、8/13の千葉豪雨のこと。

あのとき市川市にもレベル5大雨特別警報が出ていて、江戸川の東側にはけっこうな被害が出ていたところがあるのに、西側がほぼ無傷だったのはなんでなんやろ?

なんとなく見えてきたことはありました。

立地

市川市のうち江戸川の西側は、ローカルで「行徳島」と呼ばれているエリアの中にあります。東は江戸川、北と西は旧江戸川で周りから隔離されています。

江戸川も旧江戸川もどちらも河口堰的なものより下流側に位置していて、水位はほぼ海面。上流側がいくら増水しても、堤防を水が越えたりはしにくい立地にはなっていそうです。

土地のフラットさ

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江戸川の東側って、一見フラットに見えているところにも、意外とゆるやかなアップダウンがあったりします。この影響はけっこう大きそう。

たとえば1時間に50mmの雨が降ったとして、排水溝とかもない完全にフラットな地形であれば、全域に50mm水がたまるだけです。

でもアップダウンがあって、水が全体の10%のエリアに集まるようなことがあれば、そのエリアは500mmの水位アップになるわけなので。

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対して行徳島はまったくといっていいほどアップダウンがない平坦な地形に見えます。どっち方向に行くにしても、自転車はこがないと進まないです。

国土地理院の赤色立体地図で見ても、ディズニーランドのビッグサンダーマウンテン(?)あたりにしか傾斜が見えないです。

排水能力

東側の排水能力がどのぐらいだったかはわからないけれど、西側の情報は一部見つかりました。

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旧江戸川ぞいにはいくつか排水機場があって、たとえばこの本行徳排水機場は本行徳・本塩という地区を担当しているようです。看板にも書いてあるけれど、排水は自然にはほとんどされないそうなので、こういった施設頼み。

そして時間雨量50mmまで排水できる能力があるそうです。

千葉豪雨では、時間雨量50mmを超えたのは8/13の19時までの1時間だけ。

つまり、それ以外の時間帯このエリアに関しては、この排水機場が稼働していれば水はたまらない。そして時間雨量110mmぐらい降った1時間でも、処理オーバー分の60mmしかたまらないし、しかも地形がフラット。そのあとは時間雨量50mmを切っているので、たまっていたとしても減っていくだけ。

厳密ではないにしても、ざっくりこんな感じだったってことかな。なるほどねー。

排水が排水機場頼みということは、このあたりが停電してたらまたちょっとちがったのかも。

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