カメに乗った少年の言い伝え

GWのミクロネシア連邦旅行記。 第8回です。

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ポナペ語は文字がアルファベットです。

スワヒリ語やベトナム語もそうやったけど、西洋から伝わった文字を借りてる言語って、たぶんそれまで話し言葉しかなかったんだと思います。

いつ文字が伝わったのかはわからないけど、それほど大昔ではないはず。だからわりと最近のことでも記録ではなく言い伝えになっているんじゃないかと想像します。

そんなことを思っていたところ、スーパーでミクロネシアの民間伝承の本を発見。これはおもしろそう!と買って読んでいました。

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大だこに導かれて最初の人間がポナペ島に行き着いた話。

食べすぎで大きくなりすぎた人が倒れてパラオの島々になったという話。

何度も腰みのの色を変えて登場して、何人も巨人がいると思わせて村を守ったかしこい巨人の話。

おもろ~!なんかでかい人よう出てきます。

「ナンマドール竜宮城説」のことは聞いていたので、こっちにも浦島太郎みたいな話があるかなーと思ったら、カメに乗る少年のお話が。

どれどれ・・・

~ カメと恩知らずの少年 (ややショートバージョン) ~

ポナペ島にある少年が住んでいました。

ある日少年は親切なカメと出会い、遠くに行きたいとカメに頼んで乗せてもらいます。

少年はおなかがすいたので、ヤシの実を甲羅で割らせてくれないかと頼むと、カメはうなづきました。

しかしその少年はヤシの実をカメの頭にぶつけました。

怒ったカメは、そのまま海に潜ると、少年はおぼれてしまいました。かわいそうに思ったカメは、また少年を甲羅に乗せてやりました。

カメと少年はやがて島につきました。

そこで少年は悪魔を呼び集め、このカメの肉を食べていいぞと話します。悪魔たちはさっそく宴の準備を始めました。

悪魔はカメをとらえ、内臓を切ろうとしました。

カメは「内臓を切るなら散らからないように水辺でやった方がいい」と訴え、悪魔はカメを水辺に連れて行きます。

そのときカメはひれをたたきつけて海に逃げました。

怒った悪魔たちは、代わりにその少年を食べました。

ずっと不思議に思っていたけど、浦島太郎ってカメを助けるといういいことをしたのに、結末がなぜかハッピーエンドではありません。

もしかしたら、本当はバッドエンドとなるにふさわしいエピソードが消されているのかも。

・・・それが「裏」島太郎の物語。

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